中K〖歩美と剛司 第30話〗
中K〖歩美と剛司 第30話〗
第29話
結局、次の出張まで歩美(あゆみ:24歳)を抱く事は無かった。(と云うより抱けなかった。)僕(遥人:はると:27歳)は東京での仕事を終えて東北へ向かう新幹線の中でその事に気付き、少しだけブルーな気持ちになった。そしてタイミングよく剛司(たけし:27歳)から電話が掛かってきた。デッキに移動して電話を耳に押し当てた。
〔遥人今日からまた一週間出張だよな。今週もおれがボディガードする?〕その声に邪(よこしま)な考えが浮かぶ僕。いや、その時は少なくとも「邪な」とは思っていなかった。単に夜の相手をしてあげられなかった歩美への罪滅ぼし程度にしか考えていなかったと思う。
「ボディガードの件はまた頼むわ。それで、あとあっちの話なんだけどさ・・・。」
〔え! いいのか?〕
「あ~、うん。」
僕は一週間歩美を抱いて無かった事を話すと、剛司は信じられない、といった感じだったけど、二度返事で承諾していた。
〔今日これからもあり?〕既に時計は午後9時を回っていたのに、性欲の塊のような剛司の提案は拒否しなかった。「コンドームはしろよ!」と一応釘をさす。思えば歩美と付き合い始めた頃の自分もそうだった。歩美の処女を破ってから、殆ど猿のように会う度にセックスしていた。何度してもの足りなかった。今の剛司はあの時の僕だと思った。
結局、僕が出張に行っている間は、なんと剛司は毎日歩美を抱いたのです。暗黙の了解と言うか、歩美と電話で話す事があっても剛司の事には一切触れなかった。やや饒舌でいつもよりも明るい歩美の声を聞いて、僕はそれまで抱えていた一抹の不安が取越し苦労であり、剛司のお陰で僕達二人の関係は益々良い方向に向かっているとさえ感じる。
週の中頃、剛司が歩美の中のM属性を確信し、〔調教のし甲斐がある。〕なんて事を言っていた。僕はそれを拒まなかったし、剛司自身によって剛司が二人に付け入る隙がどんどん無くなっていると思っていた僕は、「調教できるもんならやってみろ(笑)。落とせるもんなら落としてみろ(笑)。」と笑いながら挑発する。仕事の疲れから、夜剛司からかかってくる報告の電話にも二回に一度は出なくなった僕は、歩美との絆を強く感じ、全てがうまくいっている、と思っていた。
金曜日に戻った夜、僕は歩美を抱く。ほぼ二週間ぶりの歩美の身体、大きな胸は寝ていても僅かに横に流れるだけで殆ど形を崩さず、ウエストのラインは綺麗に括れ、肉付きの良いお尻からスラッとした脚までのラインは相変わらず、いや、以前にも増して官能的で、僕は五分と持たずに射精してしまった。
歩美の細く“むちっ”とした太腿に、ドロドロに粘性のある精液を射精すると、歩美は潤んだ目で僕を見つめながら、人差し指で太腿の上に散らされた精液を丸く円を描くようにかき混ぜると、それを僕の亀頭にぬらぬらと擦り付ける。そして人差し指と親指でカリの下の凹に集中的に塗りたくられると思わず腰が引けた。
今まで歩美にそんな事をされた事のない僕は、亀頭への刺激もありすぐに復活、妊娠の心配が頭をよぎったものの、我慢できずに精液まみれのペニスをそのまま歩美のあそこに挿入しようとする。それを歩美はやんわり両手で僕の腰を押しながら挿入を拒否すると、起き上がってフェラをし始めた。 第31話に続く
2016/12/25
第29話
結局、次の出張まで歩美(あゆみ:24歳)を抱く事は無かった。(と云うより抱けなかった。)僕(遥人:はると:27歳)は東京での仕事を終えて東北へ向かう新幹線の中でその事に気付き、少しだけブルーな気持ちになった。そしてタイミングよく剛司(たけし:27歳)から電話が掛かってきた。デッキに移動して電話を耳に押し当てた。
〔遥人今日からまた一週間出張だよな。今週もおれがボディガードする?〕その声に邪(よこしま)な考えが浮かぶ僕。いや、その時は少なくとも「邪な」とは思っていなかった。単に夜の相手をしてあげられなかった歩美への罪滅ぼし程度にしか考えていなかったと思う。
「ボディガードの件はまた頼むわ。それで、あとあっちの話なんだけどさ・・・。」
〔え! いいのか?〕
「あ~、うん。」
僕は一週間歩美を抱いて無かった事を話すと、剛司は信じられない、といった感じだったけど、二度返事で承諾していた。
〔今日これからもあり?〕既に時計は午後9時を回っていたのに、性欲の塊のような剛司の提案は拒否しなかった。「コンドームはしろよ!」と一応釘をさす。思えば歩美と付き合い始めた頃の自分もそうだった。歩美の処女を破ってから、殆ど猿のように会う度にセックスしていた。何度してもの足りなかった。今の剛司はあの時の僕だと思った。
結局、僕が出張に行っている間は、なんと剛司は毎日歩美を抱いたのです。暗黙の了解と言うか、歩美と電話で話す事があっても剛司の事には一切触れなかった。やや饒舌でいつもよりも明るい歩美の声を聞いて、僕はそれまで抱えていた一抹の不安が取越し苦労であり、剛司のお陰で僕達二人の関係は益々良い方向に向かっているとさえ感じる。
週の中頃、剛司が歩美の中のM属性を確信し、〔調教のし甲斐がある。〕なんて事を言っていた。僕はそれを拒まなかったし、剛司自身によって剛司が二人に付け入る隙がどんどん無くなっていると思っていた僕は、「調教できるもんならやってみろ(笑)。落とせるもんなら落としてみろ(笑)。」と笑いながら挑発する。仕事の疲れから、夜剛司からかかってくる報告の電話にも二回に一度は出なくなった僕は、歩美との絆を強く感じ、全てがうまくいっている、と思っていた。
金曜日に戻った夜、僕は歩美を抱く。ほぼ二週間ぶりの歩美の身体、大きな胸は寝ていても僅かに横に流れるだけで殆ど形を崩さず、ウエストのラインは綺麗に括れ、肉付きの良いお尻からスラッとした脚までのラインは相変わらず、いや、以前にも増して官能的で、僕は五分と持たずに射精してしまった。
歩美の細く“むちっ”とした太腿に、ドロドロに粘性のある精液を射精すると、歩美は潤んだ目で僕を見つめながら、人差し指で太腿の上に散らされた精液を丸く円を描くようにかき混ぜると、それを僕の亀頭にぬらぬらと擦り付ける。そして人差し指と親指でカリの下の凹に集中的に塗りたくられると思わず腰が引けた。
今まで歩美にそんな事をされた事のない僕は、亀頭への刺激もありすぐに復活、妊娠の心配が頭をよぎったものの、我慢できずに精液まみれのペニスをそのまま歩美のあそこに挿入しようとする。それを歩美はやんわり両手で僕の腰を押しながら挿入を拒否すると、起き上がってフェラをし始めた。 第31話に続く
2016/12/25
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