特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第13節7章 89
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第13節7章 89
〖帰宅後の葵の報告〗
帰宅すると、妻の葵は俺(福山大輔)の胸に飛び込んできた。「泣いているの?」と優しく訊ねると、葵は突然、号泣する。(俺は葵につらい思いをさせていることに一層の罪悪を感じた。)「もう止めようか?」と言うと、葵が泣きながらも『・・ううん・・違うの・・。』、「なにが?」、『あとで話してもいい?お風呂に入ってくる。』、「分かった。待っているよ。」、『ベッドで待っていてね。』
30分程して葵は寝室に来た。「落ち着いた?」、『ごめんね。心配をさせて。』、「話をしてくれる。」、『もちろんよ。聞いてくれる。』そして今日あったことを、かなりダイジェスト(省略)して報告をしてくれた。(僕は8割弱については把握をしていたが・・・・)
「それで?」、『あのね。大輔君、絶対に怒らない?』、「当たり前じゃないか。このプレイで、1度でも怒ったことある?」、『ないけど・・・でも絶対に嫌いにならない?』、「なるわけないだろう。」、『そうだね。』葵は静かに話し出した。
『二人がね私にアイマスクをしたの。当然に真っ暗でしょ。すごく怖いと思った。』、「でも向井さんたちだよね?」、『そうなんだけどね。でも私・・・裸でしょ?!・・』俺は場を和まそうと、「え? 葵、裸だったの?」、『もう(笑)なに言ってるの!馬鹿ね。』
「それでどうされたの?」、『ほんとうに怒らないよね?絶対だよ。』真剣な眼差しに、俺は「怒らないから、話してみて」『あのね・・・・。』
こうして、葵はかなりプレイの内容は報告してくれるのですが、体位とか回数、会話などの詳細は語りません。それに写真のことも“秘密”にしています。
火照った躰をクールダウンするように葵は俺に優しく抱かれた。『大輔君がいい。やっぱり大輔君が一番よ。愛してる。』、「俺もだ。葵を愛してる。いつまでもだよ・・。」
葵の独白
バイブは本当に初めての体験でした。しかも呆気なく逝かされてしまったことは相当なショックでした。最後にアイマスクと耳栓を外してもらい少し落ち着いたけど、あそこの痙攣(けいれん)が治まらず、ピクン、ピクンと身体が勝手に動きました。
呆然としている私に〔そんなに良かったんだ。いやらしいね。〕と向井さんが言うと、淳平君も〚よかったの葵さん。次は、もっと感じさせてあげるよ。〛と続けました。私は『おかしくなりそうで怖い。』と答えましたが、向井さんに〔最後にセックスをしようよ。〕と言われ、途端に身体が疼(うず)きました。
最近は、向井さんからも〔葵ちゃん、プレイのことを少しは大輔に報告してやる方がいいぞ。あいつ喜ぶぞ。〕と勧められていた。しかし、プレイのあらましは大輔君に言えても、どう感じたとか、どんな体位でのセックスをしたなどは恥ずかしく、それと夫に対する背徳感で言えなかった。
2015/11/28
〖帰宅後の葵の報告〗
帰宅すると、妻の葵は俺(福山大輔)の胸に飛び込んできた。「泣いているの?」と優しく訊ねると、葵は突然、号泣する。(俺は葵につらい思いをさせていることに一層の罪悪を感じた。)「もう止めようか?」と言うと、葵が泣きながらも『・・ううん・・違うの・・。』、「なにが?」、『あとで話してもいい?お風呂に入ってくる。』、「分かった。待っているよ。」、『ベッドで待っていてね。』
30分程して葵は寝室に来た。「落ち着いた?」、『ごめんね。心配をさせて。』、「話をしてくれる。」、『もちろんよ。聞いてくれる。』そして今日あったことを、かなりダイジェスト(省略)して報告をしてくれた。(僕は8割弱については把握をしていたが・・・・)
「それで?」、『あのね。大輔君、絶対に怒らない?』、「当たり前じゃないか。このプレイで、1度でも怒ったことある?」、『ないけど・・・でも絶対に嫌いにならない?』、「なるわけないだろう。」、『そうだね。』葵は静かに話し出した。
『二人がね私にアイマスクをしたの。当然に真っ暗でしょ。すごく怖いと思った。』、「でも向井さんたちだよね?」、『そうなんだけどね。でも私・・・裸でしょ?!・・』俺は場を和まそうと、「え? 葵、裸だったの?」、『もう(笑)なに言ってるの!馬鹿ね。』
「それでどうされたの?」、『ほんとうに怒らないよね?絶対だよ。』真剣な眼差しに、俺は「怒らないから、話してみて」『あのね・・・・。』
こうして、葵はかなりプレイの内容は報告してくれるのですが、体位とか回数、会話などの詳細は語りません。それに写真のことも“秘密”にしています。
火照った躰をクールダウンするように葵は俺に優しく抱かれた。『大輔君がいい。やっぱり大輔君が一番よ。愛してる。』、「俺もだ。葵を愛してる。いつまでもだよ・・。」
葵の独白
バイブは本当に初めての体験でした。しかも呆気なく逝かされてしまったことは相当なショックでした。最後にアイマスクと耳栓を外してもらい少し落ち着いたけど、あそこの痙攣(けいれん)が治まらず、ピクン、ピクンと身体が勝手に動きました。
呆然としている私に〔そんなに良かったんだ。いやらしいね。〕と向井さんが言うと、淳平君も〚よかったの葵さん。次は、もっと感じさせてあげるよ。〛と続けました。私は『おかしくなりそうで怖い。』と答えましたが、向井さんに〔最後にセックスをしようよ。〕と言われ、途端に身体が疼(うず)きました。
最近は、向井さんからも〔葵ちゃん、プレイのことを少しは大輔に報告してやる方がいいぞ。あいつ喜ぶぞ。〕と勧められていた。しかし、プレイのあらましは大輔君に言えても、どう感じたとか、どんな体位でのセックスをしたなどは恥ずかしく、それと夫に対する背徳感で言えなかった。
2015/11/28
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