中12 《我儘と公認》 №05
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№04
№04へ
土曜日、いつもの様に子供達を送り出すと妻(小野寺文香:ふみか)はウキウキと支度に掛かります。朝からシャワーを使い、あの勝負下着を身に纏い、念入りに化粧をする文香に《どうせ直ぐ取れるんだろ!》とイヤミの一つでも言いたくなりますが、私(小野寺宏一)はぐっと我慢をします。それで友人の朝井仁志との待ち合わせする駅前で降ろし、また脱力感が襲って来ました
この前のような≪今から行って来ます。≫とのメールも無く、何か取り残された気分です。子供達が帰る前に妻はデパートの袋を下げ帰って来ました。出来合いの食材が並びます。子供達は 美味しい美味しいと言いながら食べていますが、私には妻っが朝井に抱かれる時間の引換にデパートの食材で済ます事が分かっているので、食べる気にもならず、ビールばかりです。
その夜は、『聞きたいのでしょう?』と妻から話し始めました。
『この前はファミレスで、お昼を済ませて行ったけど、今日はね そのままホテルへ行ったの・・。』
「(午前)11時には ホテルの中だね。」
『そうね。もう少し早かったかも?』
「入ってから、どうしたの?」
『あの人(朝井仁志)ね。ホテルへ入ると、直ぐに下だけ脱がすと前戯も無しに、入れ
て来るのよ。もう待てないって感じで・・わたしも、すぐ一度目の絶頂が来たの・・。』
「オイ! 直ぐって言ったけどゴムは?」
『正直に言うね。わたし生理が近いから、その日は生で中にいいよって言っちゃたの。』
妻の文香は他人の精液を膣の中に出されて帰って来たのです
「それからどうした?」と訊くと
『お風呂でフェラチオをして上げたら、また大きくなって来たの。風呂でやりたいって言われたけどベッドでお願いって言ったわ。』
すると朝井が〔文香さん。後ろから。〕とお願いされバックでします。二人のセックスでバックは初めてだったそうです。私(小野寺宏一)は《朝井に後ろから・・肛門も見られたのか》と思うと、妬ける気持ちと興奮が交差し複雑な気分でした。
妻の話を聞く内、私は知らぬ間にペニスを勃起させていました。全開までとは行きませんが七分起ち位です。挿入しようと思えば出来ましたが朝井と比べられるのが嫌で我慢してしまいました。やはり後ろからも『中出しだった。』そうです。
月曜日、昼休みに朝井と連絡をとる。何も隠さず朝井は話してくれました。〔お前の奥さん、凄いよな。あの腰使い、下からゴイゴイ突き上げてくるんだ。いつもああなのか?〕それで私は違うとは言えず。「ああ、そんなもんだ。」と嘘を吐く。文香はほとんど腰など使いません。騎乗位も嫌がります。身体の相性が合うのか?それとも今までの欲求不満を彼にぶつけているのか?何にしろ文香はすっかり朝井の虜だと確信しました。
《妻と朝井のセックスを見てみたい。間近で見たい。》と思い、朝井にその事を告げるが
〔それは絶対ダメだよ。〕と断られてしまいました。それではと「ビデオカメラで撮ってくれないか。」と頼みこみますが、それも拒否されてしまいます。女房を他人抱かせるという〖寝取らせ〗の現実をこの目でみたかったのですが、〔それだけは勘弁してくれ。〕と最後まで実現出来ませんでした。
朝井とは一年半ほど続きましたが、結局朝井の体力の低下と共に新鮮味と言うか刺激が
減少すると二人のデート回数も次第に減って行きます。妻(小野寺文香:ふみか)も朝井への情熱が少しずつ冷めていったようです。言葉が違うかも知れませんが自然消滅でした。
2016/02/07
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土曜日、いつもの様に子供達を送り出すと妻(小野寺文香:ふみか)はウキウキと支度に掛かります。朝からシャワーを使い、あの勝負下着を身に纏い、念入りに化粧をする文香に《どうせ直ぐ取れるんだろ!》とイヤミの一つでも言いたくなりますが、私(小野寺宏一)はぐっと我慢をします。それで友人の朝井仁志との待ち合わせする駅前で降ろし、また脱力感が襲って来ました
この前のような≪今から行って来ます。≫とのメールも無く、何か取り残された気分です。子供達が帰る前に妻はデパートの袋を下げ帰って来ました。出来合いの食材が並びます。子供達は 美味しい美味しいと言いながら食べていますが、私には妻っが朝井に抱かれる時間の引換にデパートの食材で済ます事が分かっているので、食べる気にもならず、ビールばかりです。
その夜は、『聞きたいのでしょう?』と妻から話し始めました。
『この前はファミレスで、お昼を済ませて行ったけど、今日はね そのままホテルへ行ったの・・。』
「(午前)11時には ホテルの中だね。」
『そうね。もう少し早かったかも?』
「入ってから、どうしたの?」
『あの人(朝井仁志)ね。ホテルへ入ると、直ぐに下だけ脱がすと前戯も無しに、入れ
て来るのよ。もう待てないって感じで・・わたしも、すぐ一度目の絶頂が来たの・・。』
「オイ! 直ぐって言ったけどゴムは?」
『正直に言うね。わたし生理が近いから、その日は生で中にいいよって言っちゃたの。』
妻の文香は他人の精液を膣の中に出されて帰って来たのです
「それからどうした?」と訊くと
『お風呂でフェラチオをして上げたら、また大きくなって来たの。風呂でやりたいって言われたけどベッドでお願いって言ったわ。』
すると朝井が〔文香さん。後ろから。〕とお願いされバックでします。二人のセックスでバックは初めてだったそうです。私(小野寺宏一)は《朝井に後ろから・・肛門も見られたのか》と思うと、妬ける気持ちと興奮が交差し複雑な気分でした。
妻の話を聞く内、私は知らぬ間にペニスを勃起させていました。全開までとは行きませんが七分起ち位です。挿入しようと思えば出来ましたが朝井と比べられるのが嫌で我慢してしまいました。やはり後ろからも『中出しだった。』そうです。
月曜日、昼休みに朝井と連絡をとる。何も隠さず朝井は話してくれました。〔お前の奥さん、凄いよな。あの腰使い、下からゴイゴイ突き上げてくるんだ。いつもああなのか?〕それで私は違うとは言えず。「ああ、そんなもんだ。」と嘘を吐く。文香はほとんど腰など使いません。騎乗位も嫌がります。身体の相性が合うのか?それとも今までの欲求不満を彼にぶつけているのか?何にしろ文香はすっかり朝井の虜だと確信しました。
《妻と朝井のセックスを見てみたい。間近で見たい。》と思い、朝井にその事を告げるが
〔それは絶対ダメだよ。〕と断られてしまいました。それではと「ビデオカメラで撮ってくれないか。」と頼みこみますが、それも拒否されてしまいます。女房を他人抱かせるという〖寝取らせ〗の現実をこの目でみたかったのですが、〔それだけは勘弁してくれ。〕と最後まで実現出来ませんでした。
朝井とは一年半ほど続きましたが、結局朝井の体力の低下と共に新鮮味と言うか刺激が
減少すると二人のデート回数も次第に減って行きます。妻(小野寺文香:ふみか)も朝井への情熱が少しずつ冷めていったようです。言葉が違うかも知れませんが自然消滅でした。
2016/02/07
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