長L〖ダメージ〗第2章その1 13
長L〖ダメージ〗第2章その1 13
こんな時に勃起してはいけない事はよく分かっていたのですが隠せるものではありませんでした。妻(川原未央:みお:34歳)が私(川原誠治:34歳)を興奮させるために話したのか、いつか話そうと思っていてそれがたまたま私を興奮させたのか・・。
『・・・・すごい、逝っちゃった・・・。』
オルガスムから戻ってきた未央が、いつもよりも重そうに身体を起こします。
両肘をついて上体を起こして、逝くときにきつく私の頭を挟み込んだ太腿を緩めます。私はまだうつ伏せのまま、妻の股間でクリトリスに吸い付いたまま、勃起を隠していました。つい今しがた2人が口にした言葉の数々が波紋となって少し長い沈黙を作ります。
「・・・・・・」
『・・・ねえ、怒ってない?』
「うん・・大丈夫・・・。」
『ごめん・・・。』
「正直に言ってくれたから・・・。」
『でも、ごめんね。』
「うん・・・いいよ。」
妻は興奮に駆られて明かし過ぎた、過去の浮気の告白を少し後悔しているような雰囲気でした。それは私も同じです。調子に乗ってあれこれ聞き過ぎました。聞きたかったのは事実ですが寝取られて興奮する性癖は内緒にしておきたかったのです。あの会話の後で急に勃起したことを隠したくて、うつ伏せで収まるのを待ちましたが、こんな時に限って一向に萎えません。そして、未央のクリトリスも大きくなったままです。
『アアン・・吸わないで・・また感じてきちゃうって。今度は未央が舐めてあげるね。ほら、せいちゃん、仰向けになって。』
「いいよお、未央も疲れたでしょ。」
『大丈夫、大丈夫、ほらァ・・。』
妻は妻で、照れ隠しのような気持ちもあったのかも知れません。《ああ、言い出すタイミングを失ってしまった》だけど、私が勃起しているのを知って未央はどう思うのだろう?
『ほーらー、早くー。もう、コチョコチョ。』
私は未央に脇をくすぐられて、思わず、うつ伏せから側臥位のようになってしまいました。
それで、跳ねるように飛び出した私のペニスが、妻の目に写ります
『あれ?せいちゃん勃ってるー?』
「・・・・」
『すごーい!』
「・・・うん・・・。」
妻は私のリアクションが鈍いことの理由が初めは分からなかったようでした。そんなに隠すべきではなかったのかも知れません。発見したときの無邪気に喜ぶような表情が、つぎは意味を計りかねたような顔になりました。そして次の瞬間、状況の意味が妻の頭の中で繋がったようです。未央はそれまで見たこともないような顔をしました。
『・・・ふーん・・・。』
「・・・・」
『ねえ、せいちゃん、それってさー・・。』
「・・・べ、別に・・・・違うよ・・・。」
『ねえ、ねえ、こういうのが好きなの?』
《なんだかヤバイことになってきたな・・・》
「・・・こういうのって・・・別に・・・。」
『こういうのせいちゃんは好きなのかな?って・・・思うことがあったんだけど。』
「どういうのか分からないよ・・・。」
『分かんなくないよー・・・せいちゃん、未央が笠井君と浮気したときのこと話したので凄く興奮したんでしょ?』
「そんなこと無いよ。浮気はやだもん。」
『えー! だけどちょっと・・・・やっぱりって感じかも・・。』
ついさっき謝る側だった妻の未央が今度は私を追及するような雰囲気になってきました。この時に開き直ってしまえれば良かったのですが、出来ませんでした。苦しい言い訳で状況を悪くしていきます。
『せいちゃんが違うっていうならいいけどね・・・でもなんか・・。』そうこうしているうちに、ペニスの勃起はいつの間にか消え去っていました。妻もそれ以上は言わず、『とにかく勃ってよかったね。未央心配しちゃっていたもん。明日は出来るかな。』そんなことを言いながら寝てしまいました。
2016/03/15
こんな時に勃起してはいけない事はよく分かっていたのですが隠せるものではありませんでした。妻(川原未央:みお:34歳)が私(川原誠治:34歳)を興奮させるために話したのか、いつか話そうと思っていてそれがたまたま私を興奮させたのか・・。
『・・・・すごい、逝っちゃった・・・。』
オルガスムから戻ってきた未央が、いつもよりも重そうに身体を起こします。
両肘をついて上体を起こして、逝くときにきつく私の頭を挟み込んだ太腿を緩めます。私はまだうつ伏せのまま、妻の股間でクリトリスに吸い付いたまま、勃起を隠していました。つい今しがた2人が口にした言葉の数々が波紋となって少し長い沈黙を作ります。
「・・・・・・」
『・・・ねえ、怒ってない?』
「うん・・大丈夫・・・。」
『ごめん・・・。』
「正直に言ってくれたから・・・。」
『でも、ごめんね。』
「うん・・・いいよ。」
妻は興奮に駆られて明かし過ぎた、過去の浮気の告白を少し後悔しているような雰囲気でした。それは私も同じです。調子に乗ってあれこれ聞き過ぎました。聞きたかったのは事実ですが寝取られて興奮する性癖は内緒にしておきたかったのです。あの会話の後で急に勃起したことを隠したくて、うつ伏せで収まるのを待ちましたが、こんな時に限って一向に萎えません。そして、未央のクリトリスも大きくなったままです。
『アアン・・吸わないで・・また感じてきちゃうって。今度は未央が舐めてあげるね。ほら、せいちゃん、仰向けになって。』
「いいよお、未央も疲れたでしょ。」
『大丈夫、大丈夫、ほらァ・・。』
妻は妻で、照れ隠しのような気持ちもあったのかも知れません。《ああ、言い出すタイミングを失ってしまった》だけど、私が勃起しているのを知って未央はどう思うのだろう?
『ほーらー、早くー。もう、コチョコチョ。』
私は未央に脇をくすぐられて、思わず、うつ伏せから側臥位のようになってしまいました。
それで、跳ねるように飛び出した私のペニスが、妻の目に写ります
『あれ?せいちゃん勃ってるー?』
「・・・・」
『すごーい!』
「・・・うん・・・。」
妻は私のリアクションが鈍いことの理由が初めは分からなかったようでした。そんなに隠すべきではなかったのかも知れません。発見したときの無邪気に喜ぶような表情が、つぎは意味を計りかねたような顔になりました。そして次の瞬間、状況の意味が妻の頭の中で繋がったようです。未央はそれまで見たこともないような顔をしました。
『・・・ふーん・・・。』
「・・・・」
『ねえ、せいちゃん、それってさー・・。』
「・・・べ、別に・・・・違うよ・・・。」
『ねえ、ねえ、こういうのが好きなの?』
《なんだかヤバイことになってきたな・・・》
「・・・こういうのって・・・別に・・・。」
『こういうのせいちゃんは好きなのかな?って・・・思うことがあったんだけど。』
「どういうのか分からないよ・・・。」
『分かんなくないよー・・・せいちゃん、未央が笠井君と浮気したときのこと話したので凄く興奮したんでしょ?』
「そんなこと無いよ。浮気はやだもん。」
『えー! だけどちょっと・・・・やっぱりって感じかも・・。』
ついさっき謝る側だった妻の未央が今度は私を追及するような雰囲気になってきました。この時に開き直ってしまえれば良かったのですが、出来ませんでした。苦しい言い訳で状況を悪くしていきます。
『せいちゃんが違うっていうならいいけどね・・・でもなんか・・。』そうこうしているうちに、ペニスの勃起はいつの間にか消え去っていました。妻もそれ以上は言わず、『とにかく勃ってよかったね。未央心配しちゃっていたもん。明日は出来るかな。』そんなことを言いながら寝てしまいました。
2016/03/15
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