長Ⅱ6〔償い〕第1回
長Ⅱ6〔償い〕第1回
(原題:CRの妻 投稿者:洋子 投稿日:2008/03)
プロローグ(作品の意図などを暗示する前置きの部分)
主人(木内啓吾:48歳)が書いた〖水遣り(溺れる)〗を読み、読者の皆様のご感想を読ませて頂き、主人が皆様の暖かいご意見に支えられていた事を感じました。主人の物語のタイトルは水遣り、投稿者の名前はCRになっています。CR、多分、Christmas Rose(クリスマスローズ)の略なのですね。私(木内翔子:46歳)への思いが伝わってきました。
主人は私が投稿するのを最初は反対しました。私の気持ちの深いところまでは知らなくてもいい、逆に知ってしまうと私への気持ちが揺らぐかも知れないと申しております。主人が余計な事をこれ以上知りたくないと言う気持ちは痛いほど解ります。でも主人がつく溜息、寂しそうな顔、時々私を見る氷のような視線、私も居たたまれない思いでいます。私が居たたまれないのは仕方が無い事だと思っています。
主人の愛情を以前のように取り戻したい、なにも無かった頃に戻るのはもう無理かもわか
りません。でも一歩でもそこに近づきたいたいのです。それには郷原信一との事を全て主人に知ってもらうことが必要だと思いました。でも面と向かって話しますと主人は激高(激しく怒って興奮する)してしまうかも知れません。話したい事も話せないかも知れません。今は投稿する事の了解をもらっています。
これを主人が読んで、私に愛情をかけてくれるのか、それとも突き放されるのか正直言って怖い気持ちがあります。私の物語の中で、主人のもの〖溺れる〗とは多少違っているところがあると思います。主人は私から、郷原さんから聞いた事と想像を織り交ぜて書いているはずです。私と郷原の絡みの部分は私自身の経験から書いています。
私は主人以外の男の方にのめり込んでしまった。主人を愛しながらどうして郷原と関係をもってしまったのか、出きるだけ主人のストーリーにそって綴らせて頂きます。ストーリーそのものは重複しますので、主人の物語に出てきた部分は出来るだけ割愛させて頂きます。私の気持ちは、私ともう一人の“翔子”との対話で表現したいと思います。
私(木内翔子:しょうこ:46歳)の物語〔償い〕は料亭萩乃に部長(郷原俊夫)さんに誘われた時から始まります。〔打合せがあるから。〕と告げられ、その場所を〔料亭萩乃だからね。〕と言われた時、なんとなく胸騒ぎがしたのを覚えています。
2016/03/24
(原題:CRの妻 投稿者:洋子 投稿日:2008/03)
プロローグ(作品の意図などを暗示する前置きの部分)
主人(木内啓吾:48歳)が書いた〖水遣り(溺れる)〗を読み、読者の皆様のご感想を読ませて頂き、主人が皆様の暖かいご意見に支えられていた事を感じました。主人の物語のタイトルは水遣り、投稿者の名前はCRになっています。CR、多分、Christmas Rose(クリスマスローズ)の略なのですね。私(木内翔子:46歳)への思いが伝わってきました。
主人は私が投稿するのを最初は反対しました。私の気持ちの深いところまでは知らなくてもいい、逆に知ってしまうと私への気持ちが揺らぐかも知れないと申しております。主人が余計な事をこれ以上知りたくないと言う気持ちは痛いほど解ります。でも主人がつく溜息、寂しそうな顔、時々私を見る氷のような視線、私も居たたまれない思いでいます。私が居たたまれないのは仕方が無い事だと思っています。
主人の愛情を以前のように取り戻したい、なにも無かった頃に戻るのはもう無理かもわか
りません。でも一歩でもそこに近づきたいたいのです。それには郷原信一との事を全て主人に知ってもらうことが必要だと思いました。でも面と向かって話しますと主人は激高(激しく怒って興奮する)してしまうかも知れません。話したい事も話せないかも知れません。今は投稿する事の了解をもらっています。
これを主人が読んで、私に愛情をかけてくれるのか、それとも突き放されるのか正直言って怖い気持ちがあります。私の物語の中で、主人のもの〖溺れる〗とは多少違っているところがあると思います。主人は私から、郷原さんから聞いた事と想像を織り交ぜて書いているはずです。私と郷原の絡みの部分は私自身の経験から書いています。
私は主人以外の男の方にのめり込んでしまった。主人を愛しながらどうして郷原と関係をもってしまったのか、出きるだけ主人のストーリーにそって綴らせて頂きます。ストーリーそのものは重複しますので、主人の物語に出てきた部分は出来るだけ割愛させて頂きます。私の気持ちは、私ともう一人の“翔子”との対話で表現したいと思います。
私(木内翔子:しょうこ:46歳)の物語〔償い〕は料亭萩乃に部長(郷原俊夫)さんに誘われた時から始まります。〔打合せがあるから。〕と告げられ、その場所を〔料亭萩乃だからね。〕と言われた時、なんとなく胸騒ぎがしたのを覚えています。
2016/03/24
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