短Ⅲ1<妻の微笑み>第1回
短Ⅲ1<妻の微笑み>第1回
(原題:妻に浮気をしてもらう 投稿者:ぐるぐる夫 投稿日:2014/03/14)
《妻に浮気をしてもらいたい》僕(高瀬實:たかせ・みのる:29歳)がそんな妄想に取り憑かれたのは一年ほど前のことになります。それからはセックスの際にディルドを使ったり、別の男の名前を呼ばせながらしたりしていたのですが、やはり物足りなさがありました。幸い…というか、妻(高瀬由紀:たかせ・ゆき:27歳)は割とあっけらかんとした開放的な性格で、僕の性癖についても『みのるって変態だなあ。』と笑うものの、ディルド等のプレイ自体には付き合ってくれていました。
こうしたやや倒錯したセックスの後、僕は口癖のように「由紀が浮気をしてくれたら、嫉妬と興奮ですごくドキドキするだろうなあ。」などと言っていました。妻はそうした僕のことをいつも、笑うか、呆れるかしていたのですが、つい先日、『そんなに言うなら本当に浮気しちゃうよ!』と言い出します。
僕は今まで口癖のように“浮気”を薦めておきながら、由紀のセリフにビックリしました。と、いうのも妻はセックスにはそれほど積極的な方ではなく、むしろ僕の性癖について戸惑うことのほうが多かったからです。とはいえそうした変化は僕をとても興奮させました。
いままで妄想にすぎなかったことが、急にリアルに感じられるようになったからです。「ねえいつ、する?」って興奮を抑えて聞く僕に、妻の由紀は『でもね。やるとなったらしっかり下準備が必要だから、そんなにすぐはできないよ。』と笑います。
《本気ではなくて、からかわれているのかな?》とも思いましたが、逆に由紀の『下準備』というのが妙に説得力があって、「誰か候補がいるの?」と訊くと、『最近ネットゲームで知り合った人かな。』とのこと。
そういえば、《最近スマホでネットゲームをしていることが多いな》とは気づいていた。《もしかしたら、僕の性癖を利用して、本当に浮気するつもりなのか?》という考えも浮かんだが、《それでもいい》と思ってしまうあたり、自分の性癖(変態性)の重症さが…。これからどうなるかわかりませんが、嫉妬と興奮で胸が張り裂けそうで、楽しみなのに怖いという気持ちです。でも、不思議なことに、やめようという気持ちにはならないのです。
ある夜、僕が仕事が遅くなって、帰ったら由紀はもう寝ていました。それは別に、そういう日もあるので全然普段通りなのですが、クローゼットや衣装ケースを動かしたあとが・・・しばらく着ていなかった服を出してきたりとか、新しい服を買ったりしてきたようです。さきほど寝顔を見たら、髪も少しカットした様子。『浮気をする』と宣言した妻の“本気度”が伝わってくるようで、心臓がバクバクして眠れません(汗)。 第2回へ
2016/03/26
(原題:妻に浮気をしてもらう 投稿者:ぐるぐる夫 投稿日:2014/03/14)
《妻に浮気をしてもらいたい》僕(高瀬實:たかせ・みのる:29歳)がそんな妄想に取り憑かれたのは一年ほど前のことになります。それからはセックスの際にディルドを使ったり、別の男の名前を呼ばせながらしたりしていたのですが、やはり物足りなさがありました。幸い…というか、妻(高瀬由紀:たかせ・ゆき:27歳)は割とあっけらかんとした開放的な性格で、僕の性癖についても『みのるって変態だなあ。』と笑うものの、ディルド等のプレイ自体には付き合ってくれていました。
こうしたやや倒錯したセックスの後、僕は口癖のように「由紀が浮気をしてくれたら、嫉妬と興奮ですごくドキドキするだろうなあ。」などと言っていました。妻はそうした僕のことをいつも、笑うか、呆れるかしていたのですが、つい先日、『そんなに言うなら本当に浮気しちゃうよ!』と言い出します。
僕は今まで口癖のように“浮気”を薦めておきながら、由紀のセリフにビックリしました。と、いうのも妻はセックスにはそれほど積極的な方ではなく、むしろ僕の性癖について戸惑うことのほうが多かったからです。とはいえそうした変化は僕をとても興奮させました。
いままで妄想にすぎなかったことが、急にリアルに感じられるようになったからです。「ねえいつ、する?」って興奮を抑えて聞く僕に、妻の由紀は『でもね。やるとなったらしっかり下準備が必要だから、そんなにすぐはできないよ。』と笑います。
《本気ではなくて、からかわれているのかな?》とも思いましたが、逆に由紀の『下準備』というのが妙に説得力があって、「誰か候補がいるの?」と訊くと、『最近ネットゲームで知り合った人かな。』とのこと。
そういえば、《最近スマホでネットゲームをしていることが多いな》とは気づいていた。《もしかしたら、僕の性癖を利用して、本当に浮気するつもりなのか?》という考えも浮かんだが、《それでもいい》と思ってしまうあたり、自分の性癖(変態性)の重症さが…。これからどうなるかわかりませんが、嫉妬と興奮で胸が張り裂けそうで、楽しみなのに怖いという気持ちです。でも、不思議なことに、やめようという気持ちにはならないのです。
ある夜、僕が仕事が遅くなって、帰ったら由紀はもう寝ていました。それは別に、そういう日もあるので全然普段通りなのですが、クローゼットや衣装ケースを動かしたあとが・・・しばらく着ていなかった服を出してきたりとか、新しい服を買ったりしてきたようです。さきほど寝顔を見たら、髪も少しカットした様子。『浮気をする』と宣言した妻の“本気度”が伝わってくるようで、心臓がバクバクして眠れません(汗)。 第2回へ
2016/03/26
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