短Ⅲ2〖ずっと抱きしめて〗第1回
短Ⅲ2〖ずっと抱きしめて〗第1回
(原題:ああ、妻よ、愛しき妻よ 投稿者・投稿日:不明)
ある日突然妻(大原未央:みお:29歳)から『あつしさん・・・お話が・・・・聞いてください。』と告白されます。最初その深刻な雰囲気から[浮気だな!]と直感しました。[好きな男が出来ました。体の関係があります。愛してしまいました。別れてください。エトセトラ、エトセトラ・・。]という言葉が頭の中を渦巻きます。確かにこの頃は倦怠期の真っ只中にいるという状況で、ほとんどセックスレス状態でした。気になってはいたのですが・・。
私(大原篤志:あつし:34歳)は思わず問い詰める。
「男が出来たのか? 浮気しているのか?」
『・・・・いいえ、違います・・違うと思います・・。』
「思うとはどういうことだ! そいつを好きになったんだろう?」
『いいえ!そんな事は絶対ありません。体の関係なんて・・ありません。』
妻の未央は今日あったという驚愕の体験を話し始めました。
未央は、今日用事があって自宅から私鉄で三駅目、その駅から少し離れた場所にある市役所までいったそうです。その帰り何気なくいつもの広い道ではなく初めての下町風の狭い道を歩いたそうです。民家のあいだに随分古ぼけた薄汚れた古本屋があった。そして、なぜか妻はその古本屋に吸い寄せられるように入ったそうです。
『自分でも何故その店に入ったのかわかりません。』
店は、入り口が二つならんでいて突き当たりにレジがあるU字の形をしていました。いまはその一方の入り口はその内側にヒモでくくられた劇画などの全集物が積み上げられ塞がれていて入り口から入りレジの前でくるりと方向転換して進むと完全に周囲から見えない行き止まりのスペースになっているという構造です。
店内は風が通らないためにムッと夏の熱気と古本独特のにおいてむせるようだった。そのレジには頭の禿げ上がった腹の突き出たいかにも助平そうで下品な風貌の店主がランニングに膝までの短パン姿で据わっていたそうです。その店主は何もいわずジロジロと無遠慮に妻の全身をいかにもいやらしい目つきで舐めるようにみつめていたそうです。
『でも何故か全然嫌な気はしなかったの。店を出て行く気もしなかったの。』
それで妻はそのいやらしい視線を意識しながら本棚を眺める振りをしながら店主の前を通り、行き止まりのスペースにはいっていったそうです。そこはそれまでとは様子が一変してSMなどアダルト物で埋め尽くされていた。でもなぜか未央はそのスペースの中頃の位置までいき適当に棚の本を手に取ったそうです。
その本の題名は、〖SM大全(編集した書物)Ⅱ 凄かった!気が狂いそうな緊縛!〗だった。全裸の女性が後ろ手に両乳房を絞り出すように雁字搦(がんじがら)めに縛られ天井から吊られ更にその片足を足首を縛った縄で高々と吊り上げられているという写真だった。更に妻も本当にショックを受けたのですが、股間にはガムテープが貼り付けられ股縄が食い込んでいたそうです。
普段の妻(大原未央:みお:29歳)だったら例え一人の時でさえ絶対にそんな本を見ることはなかったと思います。しかし妻はなぜかその本を投げ出すことなくさりげなくページをめくった。そのページは両面見開きになっていて表紙の女性が縛めはそのままで畳に腰を落とし、両足首を縛る縄で大股開きに股間をむき出しにされて固定されている写真だった。
2016/06/07
(原題:ああ、妻よ、愛しき妻よ 投稿者・投稿日:不明)
ある日突然妻(大原未央:みお:29歳)から『あつしさん・・・お話が・・・・聞いてください。』と告白されます。最初その深刻な雰囲気から[浮気だな!]と直感しました。[好きな男が出来ました。体の関係があります。愛してしまいました。別れてください。エトセトラ、エトセトラ・・。]という言葉が頭の中を渦巻きます。確かにこの頃は倦怠期の真っ只中にいるという状況で、ほとんどセックスレス状態でした。気になってはいたのですが・・。
私(大原篤志:あつし:34歳)は思わず問い詰める。
「男が出来たのか? 浮気しているのか?」
『・・・・いいえ、違います・・違うと思います・・。』
「思うとはどういうことだ! そいつを好きになったんだろう?」
『いいえ!そんな事は絶対ありません。体の関係なんて・・ありません。』
妻の未央は今日あったという驚愕の体験を話し始めました。
未央は、今日用事があって自宅から私鉄で三駅目、その駅から少し離れた場所にある市役所までいったそうです。その帰り何気なくいつもの広い道ではなく初めての下町風の狭い道を歩いたそうです。民家のあいだに随分古ぼけた薄汚れた古本屋があった。そして、なぜか妻はその古本屋に吸い寄せられるように入ったそうです。
『自分でも何故その店に入ったのかわかりません。』
店は、入り口が二つならんでいて突き当たりにレジがあるU字の形をしていました。いまはその一方の入り口はその内側にヒモでくくられた劇画などの全集物が積み上げられ塞がれていて入り口から入りレジの前でくるりと方向転換して進むと完全に周囲から見えない行き止まりのスペースになっているという構造です。
店内は風が通らないためにムッと夏の熱気と古本独特のにおいてむせるようだった。そのレジには頭の禿げ上がった腹の突き出たいかにも助平そうで下品な風貌の店主がランニングに膝までの短パン姿で据わっていたそうです。その店主は何もいわずジロジロと無遠慮に妻の全身をいかにもいやらしい目つきで舐めるようにみつめていたそうです。
『でも何故か全然嫌な気はしなかったの。店を出て行く気もしなかったの。』
それで妻はそのいやらしい視線を意識しながら本棚を眺める振りをしながら店主の前を通り、行き止まりのスペースにはいっていったそうです。そこはそれまでとは様子が一変してSMなどアダルト物で埋め尽くされていた。でもなぜか未央はそのスペースの中頃の位置までいき適当に棚の本を手に取ったそうです。
その本の題名は、〖SM大全(編集した書物)Ⅱ 凄かった!気が狂いそうな緊縛!〗だった。全裸の女性が後ろ手に両乳房を絞り出すように雁字搦(がんじがら)めに縛られ天井から吊られ更にその片足を足首を縛った縄で高々と吊り上げられているという写真だった。更に妻も本当にショックを受けたのですが、股間にはガムテープが貼り付けられ股縄が食い込んでいたそうです。
普段の妻(大原未央:みお:29歳)だったら例え一人の時でさえ絶対にそんな本を見ることはなかったと思います。しかし妻はなぜかその本を投げ出すことなくさりげなくページをめくった。そのページは両面見開きになっていて表紙の女性が縛めはそのままで畳に腰を落とし、両足首を縛る縄で大股開きに股間をむき出しにされて固定されている写真だった。
2016/06/07
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