長P『目覚めていく妻』 第30話
長P『目覚めていく妻』 第30話
第29話
私(清水一成:しみず・かずなり:48歳)は、《しまったいつの間にか寝てしまった》と寝室の時計を見ると7時を少し過ぎた頃でした。慌てて、寝室からリビングに行くと娘達はまだ起きていません。妻(清水瑞穂:しみず・みずほ:44歳)はリビングに置かれたソファの上で帰ってきたままのベージュのタイトスカートに黒のニット姿のまま寝ていました。
妻の顔を見ると、きっとあれから泣きすぎたのか、眼の周りが真っ赤に成り、鼻まで赤く成ったままスヤスヤと眠っています。その顔を見ると私は、ここまで妻を辛い目にあわせて私はいったい何をしているのかと自分を責めました。自分の性癖の為に妻を煽り、私が嫌なら辞めるとまで言った妻に会ってきてもいいと言ってしまったことに後悔しています。
私の気配に気が付いたのか、瑞穂が目を覚ましました。
『あ・・いつの間にか眠っちゃった・・・。』
妻はそう言って起き上がろうとする。
「瑞穂・・・一緒に朝風呂でもどうだ?」
私のその言葉に妻は一瞬躊躇したかのようですが、どこか覚悟を決めたようだ。
『いいよ・・・。』
妻は少しニコりとし、浴室へと向かいます。私は瑞穂の後を追うように、浴室へと行き、妻が服を脱いでいるところをじっくりと見ていました。瑞穂は何も言わずに着ているモノを全て脱ぎます。そしてドアを開けて勢いよくシャワーを頭から浴びました。
私の目に飛び込んで来たのは淡い紫のパンティです。それを手にとり、私は妻の大事な部分があたるところを触って見てみるとそこはまだ湿ったように濡れているのでした。まさかと思い鼻をその部分に押し当てて匂いを嗅いでみると男の匂いはしません。ほっとしたような残念だったような・・複雑な気持ちでした。しかし、ほっとした気持ちの方が大きかったのでしょう。
私も着ているものを脱ぎ捨てて浴室へと入ると、振り返った瑞穂の首筋には真っ赤になった江崎学(えざき・まなぶ:57歳)がまるで私にいただきましたとでも言いたいかのような唇の刻印が押されていました。私は直ぐに妻の身体を確認しようとすると瑞穂が嫌がる素振りをしたので無理やり私の方をむかすと、江崎の刻印が妻のいたるところに押されているのです。
「瑞穂、わざとこんなにキスマーク付けられて来たのか? 江崎がこんなに付けても、瑞穂は拒まなかったのか?」
私が少し動揺しながら大きな声での問いかけに、妻は答えました。
『嫌って言ったよ・・・。』
「じゃぁどうしてこんなに?」
『・・・・・』
妻の瑞穂は何も答えようとはしませんでした。 第31話に続く
2018/03/07
第29話
私(清水一成:しみず・かずなり:48歳)は、《しまったいつの間にか寝てしまった》と寝室の時計を見ると7時を少し過ぎた頃でした。慌てて、寝室からリビングに行くと娘達はまだ起きていません。妻(清水瑞穂:しみず・みずほ:44歳)はリビングに置かれたソファの上で帰ってきたままのベージュのタイトスカートに黒のニット姿のまま寝ていました。
妻の顔を見ると、きっとあれから泣きすぎたのか、眼の周りが真っ赤に成り、鼻まで赤く成ったままスヤスヤと眠っています。その顔を見ると私は、ここまで妻を辛い目にあわせて私はいったい何をしているのかと自分を責めました。自分の性癖の為に妻を煽り、私が嫌なら辞めるとまで言った妻に会ってきてもいいと言ってしまったことに後悔しています。
私の気配に気が付いたのか、瑞穂が目を覚ましました。
『あ・・いつの間にか眠っちゃった・・・。』
妻はそう言って起き上がろうとする。
「瑞穂・・・一緒に朝風呂でもどうだ?」
私のその言葉に妻は一瞬躊躇したかのようですが、どこか覚悟を決めたようだ。
『いいよ・・・。』
妻は少しニコりとし、浴室へと向かいます。私は瑞穂の後を追うように、浴室へと行き、妻が服を脱いでいるところをじっくりと見ていました。瑞穂は何も言わずに着ているモノを全て脱ぎます。そしてドアを開けて勢いよくシャワーを頭から浴びました。
私の目に飛び込んで来たのは淡い紫のパンティです。それを手にとり、私は妻の大事な部分があたるところを触って見てみるとそこはまだ湿ったように濡れているのでした。まさかと思い鼻をその部分に押し当てて匂いを嗅いでみると男の匂いはしません。ほっとしたような残念だったような・・複雑な気持ちでした。しかし、ほっとした気持ちの方が大きかったのでしょう。
私も着ているものを脱ぎ捨てて浴室へと入ると、振り返った瑞穂の首筋には真っ赤になった江崎学(えざき・まなぶ:57歳)がまるで私にいただきましたとでも言いたいかのような唇の刻印が押されていました。私は直ぐに妻の身体を確認しようとすると瑞穂が嫌がる素振りをしたので無理やり私の方をむかすと、江崎の刻印が妻のいたるところに押されているのです。
「瑞穂、わざとこんなにキスマーク付けられて来たのか? 江崎がこんなに付けても、瑞穂は拒まなかったのか?」
私が少し動揺しながら大きな声での問いかけに、妻は答えました。
『嫌って言ったよ・・・。』
「じゃぁどうしてこんなに?」
『・・・・・』
妻の瑞穂は何も答えようとはしませんでした。 第31話に続く
2018/03/07
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