短Ⅳ20〖妻と彼と夫〗第3話
短Ⅳ20〖妻と彼と夫〗第3話
第2話
「だから妻の紗季とデートをしてもらいたいんだ。」
〔え・・っと。要するに僕が奥さんとデートしたりするとあなたが興奮するってことですか?〕
「まぁそういう事になるかな。」
名高岳(なだか・がく:20歳)はまだ困惑しているようでしたが、旦那公認でデートに誘っていいという事に安心もしていたようです。
「だだし1つ条件があるんだ。」
〔条件ですか?〕
「紗季との事はすべて隠さずに話してほしい。」
〔はい・・わかりました。〕
途中、妻(中嶋紗季:なかじま・さき:37歳)のどこがいいのか聞いたところ、可愛くてタイプだという事です。胸も大きいところがすごくいいと言うので私(中嶋孝之:なかじま・たかゆき:41歳)は異常に興奮しました。名高岳には再度デートに誘ってもらい、私の方からもアシストするといい、彼と連絡先を交換して別れます。
次の日の夜でした。
「紗季。そう言えば例の大学生はまだデートに誘ってくるのか?」
『今日も誘われたけど、断ったよ。』
「そうなんだ。断ったのか?」
『うん。OKした方が良かったの?』
紗季がいじわるそうに聞いてきます。
「たまにはいいんじゃないか? 息抜きとして。」
『え?』
「デートのことだよ。」
『いいの?』
「紗季が行きたいならいいんじゃないか?」
『えーどうしようかな?』
妻の紗季はまんざらでも無さそうだった。 第4話へ続く
2018/07/09
第2話
「だから妻の紗季とデートをしてもらいたいんだ。」
〔え・・っと。要するに僕が奥さんとデートしたりするとあなたが興奮するってことですか?〕
「まぁそういう事になるかな。」
名高岳(なだか・がく:20歳)はまだ困惑しているようでしたが、旦那公認でデートに誘っていいという事に安心もしていたようです。
「だだし1つ条件があるんだ。」
〔条件ですか?〕
「紗季との事はすべて隠さずに話してほしい。」
〔はい・・わかりました。〕
途中、妻(中嶋紗季:なかじま・さき:37歳)のどこがいいのか聞いたところ、可愛くてタイプだという事です。胸も大きいところがすごくいいと言うので私(中嶋孝之:なかじま・たかゆき:41歳)は異常に興奮しました。名高岳には再度デートに誘ってもらい、私の方からもアシストするといい、彼と連絡先を交換して別れます。
次の日の夜でした。
「紗季。そう言えば例の大学生はまだデートに誘ってくるのか?」
『今日も誘われたけど、断ったよ。』
「そうなんだ。断ったのか?」
『うん。OKした方が良かったの?』
紗季がいじわるそうに聞いてきます。
「たまにはいいんじゃないか? 息抜きとして。」
『え?』
「デートのことだよ。」
『いいの?』
「紗季が行きたいならいいんじゃないか?」
『えーどうしようかな?』
妻の紗季はまんざらでも無さそうだった。 第4話へ続く
2018/07/09
超短Ⅱ10〖パートの妻〗その3
超短Ⅱ10〖パートの妻〗その3
その2 2018/07/05
妻(岡部咲奈:おかべ・さな:31歳)も女としての部分がくすぐられ嬉しい気持ちが素直に返信文に現れ始めていきます。そんな頃、〔今度の水曜日、青山町の田中縫製会社に行く時に同行してくださいね。〕と専務(門倉裕也:かどくら・ゆうや:44歳)からメールが来ていました。仕事上、同業者に行くことやそれに事務員が随行することもそんなに変なことではありません。妻が門倉専務と相手先に・・・。僕(岡部和人:おかべ・かずと:31歳)も少し興奮しましたが、《何もあるわけないはず。》との思いでそんなやり取りを見ていました。咲奈も普通に『分かりました。』って返事をしています。
その水曜日がやってきました。いよいよ専務と妻の咲奈が得意先に同行する日です。僕は仕事をしていても手につかず、《今頃は一緒の車で同行しているんだろうか? 同じ車という密室の空間で何を話しているのか?》と、気にし始めたらキリがありませんでした。それで終業時間が来ると残業もせず急いで家に帰ると。早い帰りに少し驚いた妻がいつもと同じ雰囲気です。
《僕の考え過ぎだったのか?・・・》
夜に妻のメールをチェックするとある程度のことはわかるはずと思いました。いつものように咲奈が風呂に入っている隙に覗いてみると専務からのメールが届いています。ドキドキしながら開けてみると、業務の話の後で〔あのときハンドルを左に切れば入れたのにね・・。〕と書いてありました。妻は『あそこでハンドル切ったらダメですよ(笑)。』って返信しています。
こうした意味不明のやり取りがあったわけですが、後日、僕が調べてみると意味が分かりました。どうやら、得意先の青山町から会社に帰る途中にラブホテルが数軒あるのです。そこを通りすぎる時に、専務が運転しながら〔ここで左にハンドル切ればホテルに行けるよ。〕というような事を話していたのを、翌日妻と専務のメールで確認しました。
まだ誘いに咲奈は乗ってはいないのですが、門倉専務がいよいよ本格的に、妻を冗談交じりですが口説き始めています。こうして実際に専務が口説いているのを読むと、ほかの男が妻をそんな目で見ているのがわかり興奮しながら読む毎日でした。しかし、咲奈の方は真面目というか奥手というか、なかなか専務の言葉には乗ってはきません。
妻は専務の気持ちを逆なでしないように適当に返事をしている印象です。そんなやりとりが長く続いていましたが、あるときのメールに今までにない専務からの過激なメールが届いてました。 その4へ続く
2018/07/08
その2 2018/07/05
妻(岡部咲奈:おかべ・さな:31歳)も女としての部分がくすぐられ嬉しい気持ちが素直に返信文に現れ始めていきます。そんな頃、〔今度の水曜日、青山町の田中縫製会社に行く時に同行してくださいね。〕と専務(門倉裕也:かどくら・ゆうや:44歳)からメールが来ていました。仕事上、同業者に行くことやそれに事務員が随行することもそんなに変なことではありません。妻が門倉専務と相手先に・・・。僕(岡部和人:おかべ・かずと:31歳)も少し興奮しましたが、《何もあるわけないはず。》との思いでそんなやり取りを見ていました。咲奈も普通に『分かりました。』って返事をしています。
その水曜日がやってきました。いよいよ専務と妻の咲奈が得意先に同行する日です。僕は仕事をしていても手につかず、《今頃は一緒の車で同行しているんだろうか? 同じ車という密室の空間で何を話しているのか?》と、気にし始めたらキリがありませんでした。それで終業時間が来ると残業もせず急いで家に帰ると。早い帰りに少し驚いた妻がいつもと同じ雰囲気です。
《僕の考え過ぎだったのか?・・・》
夜に妻のメールをチェックするとある程度のことはわかるはずと思いました。いつものように咲奈が風呂に入っている隙に覗いてみると専務からのメールが届いています。ドキドキしながら開けてみると、業務の話の後で〔あのときハンドルを左に切れば入れたのにね・・。〕と書いてありました。妻は『あそこでハンドル切ったらダメですよ(笑)。』って返信しています。
こうした意味不明のやり取りがあったわけですが、後日、僕が調べてみると意味が分かりました。どうやら、得意先の青山町から会社に帰る途中にラブホテルが数軒あるのです。そこを通りすぎる時に、専務が運転しながら〔ここで左にハンドル切ればホテルに行けるよ。〕というような事を話していたのを、翌日妻と専務のメールで確認しました。
まだ誘いに咲奈は乗ってはいないのですが、門倉専務がいよいよ本格的に、妻を冗談交じりですが口説き始めています。こうして実際に専務が口説いているのを読むと、ほかの男が妻をそんな目で見ているのがわかり興奮しながら読む毎日でした。しかし、咲奈の方は真面目というか奥手というか、なかなか専務の言葉には乗ってはきません。
妻は専務の気持ちを逆なでしないように適当に返事をしている印象です。そんなやりとりが長く続いていましたが、あるときのメールに今までにない専務からの過激なメールが届いてました。 その4へ続く
2018/07/08
短Ⅳ20〖妻と彼と夫〗第2話
短Ⅳ20〖妻と彼と夫〗第2話
第1話
私(中嶋孝之:なかじま・たかゆき:41歳)はその日以降凄く気になったのですが自分が女々しくその大学生(名高岳:なだか・がく:20歳)の事を聞くことも出来ずに悶々とした毎日を送っていました。何日か経った時、私は居ても経ってもいられなくなり、妻(中嶋紗季:なかじま・さき:37歳)には残業で遅くなると嘘の連絡して、スーパーの終わる時間に店の通用口で待つことにします。
スーパーの営業が終わり、何人か従業員らしき人が出てきました。幸いにも若い男性は1人だったのでその人物が名高岳だとわかります。彼が一人になるのも見計らって声をかけました。
「こんばんわ。名高岳くん・・かな?」
〔え・・あ・・はい。〕
彼は驚いたように返事をします。
「急にすいません。こちらで働いている中嶋紗季の旦那です。」
そういうと名高岳は驚いた顔をしました。
〔え? あっ! スイマセン。〕
と頭を下げます。
「今から少し時間あるかな?」私がそう訊くと〔はい。〕と答えたので近くの珈琲店に入りました。明るい所で改めて名高岳を見ると、今時のようなブラウンの髪をワックスで動きを付けているイケメンの部類に入る爽やかな青年です。名高岳は深刻そうな表情で、〔奥様に何か聞かれましたか?〕と聞いてきました。
「まぁ。デートに誘われていると・・・。」
私が正直にそう答えると怒られると思ったみたいです。
〔すいませんでした。もうしないので許してください。〕
と彼が頭を下げました。
「違うんだ。少し私の話を聞いてほしい。」
私はそう言うと今回ここに来た経緯を説明します。実は私は妻との夜の営みが減ったころから、紗季が他の男に抱かれる妄想をして、1人で抜いたりしていました。今回実際に自分がそれに近い状況に置かれ、居ても経ってもいられなくなったのです。その性癖を名高岳に話すとかなり驚いた顔をしていました。
第3話に続く
2018/07/08
第1話
私(中嶋孝之:なかじま・たかゆき:41歳)はその日以降凄く気になったのですが自分が女々しくその大学生(名高岳:なだか・がく:20歳)の事を聞くことも出来ずに悶々とした毎日を送っていました。何日か経った時、私は居ても経ってもいられなくなり、妻(中嶋紗季:なかじま・さき:37歳)には残業で遅くなると嘘の連絡して、スーパーの終わる時間に店の通用口で待つことにします。
スーパーの営業が終わり、何人か従業員らしき人が出てきました。幸いにも若い男性は1人だったのでその人物が名高岳だとわかります。彼が一人になるのも見計らって声をかけました。
「こんばんわ。名高岳くん・・かな?」
〔え・・あ・・はい。〕
彼は驚いたように返事をします。
「急にすいません。こちらで働いている中嶋紗季の旦那です。」
そういうと名高岳は驚いた顔をしました。
〔え? あっ! スイマセン。〕
と頭を下げます。
「今から少し時間あるかな?」私がそう訊くと〔はい。〕と答えたので近くの珈琲店に入りました。明るい所で改めて名高岳を見ると、今時のようなブラウンの髪をワックスで動きを付けているイケメンの部類に入る爽やかな青年です。名高岳は深刻そうな表情で、〔奥様に何か聞かれましたか?〕と聞いてきました。
「まぁ。デートに誘われていると・・・。」
私が正直にそう答えると怒られると思ったみたいです。
〔すいませんでした。もうしないので許してください。〕
と彼が頭を下げました。
「違うんだ。少し私の話を聞いてほしい。」
私はそう言うと今回ここに来た経緯を説明します。実は私は妻との夜の営みが減ったころから、紗季が他の男に抱かれる妄想をして、1人で抜いたりしていました。今回実際に自分がそれに近い状況に置かれ、居ても経ってもいられなくなったのです。その性癖を名高岳に話すとかなり驚いた顔をしていました。
第3話に続く
2018/07/08
中Ⅱ32〖寝取らせの結末〗VOL.02
中Ⅱ32〖寝取らせの結末〗VOL.02
VOL.01 2018/05/14
僕(村上浩之:むらかみ・ひろゆき:32歳)は飲み過ぎて手元が定まらないと言い訳をして審判にまわります。二人の勝負は、妻(村上真歩:むらかみ・まほ:27歳)が勝ち長谷川(翼:はせがわ・つばさ:24歳)君が負けた。彼は何をしたらいいか聞くのですが
真歩が『何もないよ~』ってなかなか言わないので、長谷川君が財布を出し千円を妻の前に置く。『お金はいらない。』って返そうとしましたが、〔一度出したのはいらない。〕と、次始める用意をしだした。
妻も仕方なくお金を置いたまま始めましたが、また真歩が勝ち長谷川君が負け、また妻がなかなか言わないので長谷川君が財布を出そうとすると、『ダメダメ!』って長谷川君の手を押さえるから、僕は「それだったらマッサージしてもらったら。」と進言した。真歩は悪いからとか言って逃げて(まあ基本、男に触られるのが嫌いですから美容院も女の人だけの所に行っているので)無理かなと思っていましたが、「長谷川君、マッサージ上手だからしてもらいなよ!」としつこく言うと、妻は『じゃあ、お願いします』ってやっと返事した。
10分くらいマッサージして、何事もなく妻も『気持ちいいわ。』っていいながら、まんざらでもなさそうな顔をしています。『もう十分ありがとうございます。』そう言って体を横に向いた時に長谷川君が妻の手を取り、手のマッサージをはじめました。それまで普通に気持ちいいと言っていた真歩が、正面に座ってマッサージをする長谷川君に対して、あきらかに照れています。しかし、この日はこれで終わりました。
数日後、また家で飲んでいると長谷川君がジェンガで、前回のリベンジをしたいと言いだします。今日は三人でしますが、何回か罰ゲームをしますがマッサージばかりなので、僕が勝った時に面白くないから、真歩へ「僕にキスをするよう。」に言いました。当然、恥ずかしがって『え~!』っていう反応です。「嫌なら長谷川君とキスね!」と私が言うと『無理無理。』って渋々僕にチュッとし、「それだけ?」と言っても、真歩に『キスしたから。』って言われジェンガをまた続けました。
僕が勝つとキスを要求し、真歩はマッサージが何回かあり、そして長谷川君が勝った時に
「長谷川君、マッサージでいいのか? 違う事でもいいぞ!」
〔えっ! あのー?〕
「長谷川君らしくないな。はっきり物を言う君が遠慮するなよ。」
しばらく沈黙した後です。
〔はっきり言います。ぼくも奥様とキスがしたいです。〕
と言うと長谷川君は下を向いてしまいました。 VOL.03に続く
2018/07/07
VOL.01 2018/05/14
僕(村上浩之:むらかみ・ひろゆき:32歳)は飲み過ぎて手元が定まらないと言い訳をして審判にまわります。二人の勝負は、妻(村上真歩:むらかみ・まほ:27歳)が勝ち長谷川(翼:はせがわ・つばさ:24歳)君が負けた。彼は何をしたらいいか聞くのですが
真歩が『何もないよ~』ってなかなか言わないので、長谷川君が財布を出し千円を妻の前に置く。『お金はいらない。』って返そうとしましたが、〔一度出したのはいらない。〕と、次始める用意をしだした。
妻も仕方なくお金を置いたまま始めましたが、また真歩が勝ち長谷川君が負け、また妻がなかなか言わないので長谷川君が財布を出そうとすると、『ダメダメ!』って長谷川君の手を押さえるから、僕は「それだったらマッサージしてもらったら。」と進言した。真歩は悪いからとか言って逃げて(まあ基本、男に触られるのが嫌いですから美容院も女の人だけの所に行っているので)無理かなと思っていましたが、「長谷川君、マッサージ上手だからしてもらいなよ!」としつこく言うと、妻は『じゃあ、お願いします』ってやっと返事した。
10分くらいマッサージして、何事もなく妻も『気持ちいいわ。』っていいながら、まんざらでもなさそうな顔をしています。『もう十分ありがとうございます。』そう言って体を横に向いた時に長谷川君が妻の手を取り、手のマッサージをはじめました。それまで普通に気持ちいいと言っていた真歩が、正面に座ってマッサージをする長谷川君に対して、あきらかに照れています。しかし、この日はこれで終わりました。
数日後、また家で飲んでいると長谷川君がジェンガで、前回のリベンジをしたいと言いだします。今日は三人でしますが、何回か罰ゲームをしますがマッサージばかりなので、僕が勝った時に面白くないから、真歩へ「僕にキスをするよう。」に言いました。当然、恥ずかしがって『え~!』っていう反応です。「嫌なら長谷川君とキスね!」と私が言うと『無理無理。』って渋々僕にチュッとし、「それだけ?」と言っても、真歩に『キスしたから。』って言われジェンガをまた続けました。
僕が勝つとキスを要求し、真歩はマッサージが何回かあり、そして長谷川君が勝った時に
「長谷川君、マッサージでいいのか? 違う事でもいいぞ!」
〔えっ! あのー?〕
「長谷川君らしくないな。はっきり物を言う君が遠慮するなよ。」
しばらく沈黙した後です。
〔はっきり言います。ぼくも奥様とキスがしたいです。〕
と言うと長谷川君は下を向いてしまいました。 VOL.03に続く
2018/07/07
短Ⅳ20〖妻と彼と夫〗第1話
短Ⅳ20〖妻と彼と夫〗第1話
(原題:すずとアキくん 投稿者:へたれ夫 投稿日:2016/03/27)
私たち夫婦は、私(中嶋孝之:なかじま・たかゆき)が4つ年上で、紗季が20歳の時に子供が出来、結婚します。幸い両方の親からの援助もあり子供が大きくなるまで妻は専業主婦としてやってくれていました。やっと子供も大きくなり、手も掛からなくなってから、近くのスーパーでパートをするようになりました。
妻(中嶋紗季:なかじま・さき)は身長が156㎝、顔が童顔で小動物的な可愛さがあり37歳になった今でもお客さんに声をかけられるくらい可愛らしい容姿を保っています。しかも、着痩せするタイプで実は胸が大きいのです。
ある日16歳になる娘と三人で夕飯を食べている時、私が「最近パートどうだ?」と妻に何気なく聞きました。
[そうそう! お母さん大学生の子にデート誘われてるんだよ!]
『もう! そんなこと言わないの。』
「へぇ。お前もまだまだ捨てもんじゃないんだな。」
内心は少し焦っていましたが私はそう答えました。
正直私たち夫婦は娘が高校生でもあり夜の営みはかなり少なくなっています。それでも37になる妻にそういった魅力があるのかと驚いた気持ちもありました。その日の夜。娘が寝てから妻に話しかけます。
「さっきの話し本当なのか?」
『さっきって?』
「大学生からデートに誘われてるって。」
『うん。本当だけどからかってるだけよ。』
「ほんとに?」
『何? そんなに気になるの?』
そんな感じの会話だったのですが、その日分かった事は大学生の名前が名高岳(なだか・がく:20歳)という事と彼が遅番で入ることが多いから妻とは交代の時間くらいしか会う事が無いという事だけでした。しかし、そんな若い大学生からデートに誘われているのだと思うと私は妙に胸がドキドキしました。 第2話へ続く
2018/07/07
(原題:すずとアキくん 投稿者:へたれ夫 投稿日:2016/03/27)
私たち夫婦は、私(中嶋孝之:なかじま・たかゆき)が4つ年上で、紗季が20歳の時に子供が出来、結婚します。幸い両方の親からの援助もあり子供が大きくなるまで妻は専業主婦としてやってくれていました。やっと子供も大きくなり、手も掛からなくなってから、近くのスーパーでパートをするようになりました。
妻(中嶋紗季:なかじま・さき)は身長が156㎝、顔が童顔で小動物的な可愛さがあり37歳になった今でもお客さんに声をかけられるくらい可愛らしい容姿を保っています。しかも、着痩せするタイプで実は胸が大きいのです。
ある日16歳になる娘と三人で夕飯を食べている時、私が「最近パートどうだ?」と妻に何気なく聞きました。
[そうそう! お母さん大学生の子にデート誘われてるんだよ!]
『もう! そんなこと言わないの。』
「へぇ。お前もまだまだ捨てもんじゃないんだな。」
内心は少し焦っていましたが私はそう答えました。
正直私たち夫婦は娘が高校生でもあり夜の営みはかなり少なくなっています。それでも37になる妻にそういった魅力があるのかと驚いた気持ちもありました。その日の夜。娘が寝てから妻に話しかけます。
「さっきの話し本当なのか?」
『さっきって?』
「大学生からデートに誘われてるって。」
『うん。本当だけどからかってるだけよ。』
「ほんとに?」
『何? そんなに気になるの?』
そんな感じの会話だったのですが、その日分かった事は大学生の名前が名高岳(なだか・がく:20歳)という事と彼が遅番で入ることが多いから妻とは交代の時間くらいしか会う事が無いという事だけでした。しかし、そんな若い大学生からデートに誘われているのだと思うと私は妙に胸がドキドキしました。 第2話へ続く
2018/07/07
中Ⅱ31『しかし今だけは』第2回
中Ⅱ31『しかし今だけは』第2回
第1回 2018/05/11
山口剛史(やまぐち・つよし:22歳)と片倉樹里(かたくら・じゅり:22歳)の出会いはお互い社会人一年目の時である。いわゆる合コンと呼ばれる集団行動に、数合わせのために強引に連れられてきた二人が出会う。剛史は早く帰って、作りかけのジオラマを作りたかったし、樹里は樹里で、下心の透けた男と女のおべんちゃら合戦にうんざりとしていた。どこか輪に入りきれなかった二人が、ぽつぽつと喋りだし、そして連絡先を交換するに至ったのはまさに僥倖といえる。
その日の合コンでは、他の男性にとっても樹里は断トツの上物だったため、後日嫉妬のからかいを彼が受けたのは言うまでも無かった。それまで女性と交際経験が無かった剛史だったが、樹里のあまり女性を意識させない性格が、彼のような朴念仁には居心地が良かったのだろう。樹里もまた、そんな少し変わった、しかし誠実で優しい彼を気に入り、最初は友達感覚で続いていたメール交換は、やがて二人で遊びに出かけるまでに発展する。(こんなに楽しい休日の過ごし方があったのだろうか)と、剛史は感激すらした。そして樹里も、そんな彼を変な人と笑いながらもいつの間にか、彼と会える休日を楽しみに思うようになっていく。
そんな二人が恋に落ち、そして愛し合うまでにはゆっくりとした時間が流れた。最初は嫉妬をしていた剛史の同僚や、そしてまた樹里の友人も、そんな彼らにやきもきしてか、野次同様の応援をしだす。本人達としては、ぎゃーぎゃー五月蝿い周りなどお構いなしに、居心地の良い友達付き合いを、マイペースで続けていた。
剛史が、人生初の告白をしたのは、樹里と出会ってから半年後である。彼女の返事はあっさりとしたもので、何を今更、そんな空気すら漂っていたくらいであった。そしてプロポーズに至っては、剛史の冷蔵庫が壊れたので、二人で家電売り場を見ていて、『どうせなら大きいのを買って結婚しようよ。』って、まるで晩御飯に回転寿司を誘うくらいの軽さで、ついつい樹里が口から漏らしてしまう。剛史も剛史で、「それもそうだな。」と、何のてらいもなく返事をしていた。
そして昨年に結婚、22歳から始まった彼らの付き合いは、今年で5年になる。二人の未来に、一体何の障害があろうかと、誰もが思った。しかしそんな楽観的な未来予想図は、いとも簡単に崩れる。剛史の勤めていた会社が倒産したのだ。その事態に直面した当初、二人は慌てふためる事はなく。彼はこんな時だからこそ、どっしりと構えなければならないと覚悟を決めていた。そして樹里も、そんな夫を支えなければと、新婚気分そっちのけで気を引き締める。
しかし、この世の中、何かを捨てなければ、得る事は中々に難しい。そして独身ならともかく、守らなければならない家族がいる彼には、希望職種で我侭を言う口など有りはしなかったのだ。 第3回へ続く
2018/07/06
第1回 2018/05/11
山口剛史(やまぐち・つよし:22歳)と片倉樹里(かたくら・じゅり:22歳)の出会いはお互い社会人一年目の時である。いわゆる合コンと呼ばれる集団行動に、数合わせのために強引に連れられてきた二人が出会う。剛史は早く帰って、作りかけのジオラマを作りたかったし、樹里は樹里で、下心の透けた男と女のおべんちゃら合戦にうんざりとしていた。どこか輪に入りきれなかった二人が、ぽつぽつと喋りだし、そして連絡先を交換するに至ったのはまさに僥倖といえる。
その日の合コンでは、他の男性にとっても樹里は断トツの上物だったため、後日嫉妬のからかいを彼が受けたのは言うまでも無かった。それまで女性と交際経験が無かった剛史だったが、樹里のあまり女性を意識させない性格が、彼のような朴念仁には居心地が良かったのだろう。樹里もまた、そんな少し変わった、しかし誠実で優しい彼を気に入り、最初は友達感覚で続いていたメール交換は、やがて二人で遊びに出かけるまでに発展する。(こんなに楽しい休日の過ごし方があったのだろうか)と、剛史は感激すらした。そして樹里も、そんな彼を変な人と笑いながらもいつの間にか、彼と会える休日を楽しみに思うようになっていく。
そんな二人が恋に落ち、そして愛し合うまでにはゆっくりとした時間が流れた。最初は嫉妬をしていた剛史の同僚や、そしてまた樹里の友人も、そんな彼らにやきもきしてか、野次同様の応援をしだす。本人達としては、ぎゃーぎゃー五月蝿い周りなどお構いなしに、居心地の良い友達付き合いを、マイペースで続けていた。
剛史が、人生初の告白をしたのは、樹里と出会ってから半年後である。彼女の返事はあっさりとしたもので、何を今更、そんな空気すら漂っていたくらいであった。そしてプロポーズに至っては、剛史の冷蔵庫が壊れたので、二人で家電売り場を見ていて、『どうせなら大きいのを買って結婚しようよ。』って、まるで晩御飯に回転寿司を誘うくらいの軽さで、ついつい樹里が口から漏らしてしまう。剛史も剛史で、「それもそうだな。」と、何のてらいもなく返事をしていた。
そして昨年に結婚、22歳から始まった彼らの付き合いは、今年で5年になる。二人の未来に、一体何の障害があろうかと、誰もが思った。しかしそんな楽観的な未来予想図は、いとも簡単に崩れる。剛史の勤めていた会社が倒産したのだ。その事態に直面した当初、二人は慌てふためる事はなく。彼はこんな時だからこそ、どっしりと構えなければならないと覚悟を決めていた。そして樹里も、そんな夫を支えなければと、新婚気分そっちのけで気を引き締める。
しかし、この世の中、何かを捨てなければ、得る事は中々に難しい。そして独身ならともかく、守らなければならない家族がいる彼には、希望職種で我侭を言う口など有りはしなかったのだ。 第3回へ続く
2018/07/06
名M 『先生が喜ぶことなら』 第33回
名M 『先生が喜ぶことなら』 第33回
第32回 2018/06/14
『最初は痛かったけど・・・。だんだん奥の方が痺れてきて・・・。初めて、じ、自分でした時みたいな・・・。何とも言えない気持ちよさが・・・。』
「自分でって、オナニーって事?」
『先生のバカッ! 恥ずかしいこと聞かないで!』
「いや・・。意外だったから・・。オナニーしたことあるんだ・・。」
妻(浅野美咲:あさの・みさき:28歳)は、セックスに関して、どちらかといえば消極的だし、潔癖な感じもあったので、オナニーなんてしたことがないと思っていた。
『それは・・。あるよ・・・。』
「いつから? 初めてしたのはいつ?」
『もういいじゃん!! そんな話、関係ないでしょ?』
「いや、聞きたい!二人の間に、秘密はなしじゃなかったっけ?」
『うぅ・・。じゃあさ、先生はどうなの?』
なぜか、この状況でも夫(浅野幸也:あさの・ゆきや:37歳)である俺を先生と呼んでくる美咲。でも、それが妙に興奮をあおる・・・。
「俺は、小5の時に初めてしたよ! ヤングジャンプ見ながら!」
即答すると、美咲は一瞬たじろいだ。
『・・小学6年の時・・・。』
「へぇ、そうなんだ(笑)。俺が一生懸命勉強教えてたのに、美咲はエッチなことばっかり考えてたんだね(笑)。」
『そんな事ないもん!! せ、先生のこと考えて・・・。したんだよ・・・。』
耳が、真っ赤を通り越して燃え上がりそうな感じになっている。
俺は、単純に嬉しかった。
美咲のファーストキスも、処女も、それどころか初デートに至るまで、すべて俺がもらうことが出来た。
その上、初オナニーまで俺だったなんて、男冥利に尽きる・・・。
「そうなんだ(笑)。 どういう風にしてたの?」
『言えないよ! そんなの言えるわけないじゃん!』
「じゃあ、言わなくても良いから、見せてよ」
『無理っ! 言うより無理だよぉ!』
「見せてくれないと、嫌いになっちゃうよ。」
『そんなぁ! うぅ・・。わかった・・・。』
美咲は、耳を灼熱色にしたまま了承すると、俺の方を振り返り、風呂の縁に腰掛けた。湯船につかっている俺の、目線のところに美咲のアソコがある。 第34回へ
2018/07/06
第32回 2018/06/14
『最初は痛かったけど・・・。だんだん奥の方が痺れてきて・・・。初めて、じ、自分でした時みたいな・・・。何とも言えない気持ちよさが・・・。』
「自分でって、オナニーって事?」
『先生のバカッ! 恥ずかしいこと聞かないで!』
「いや・・。意外だったから・・。オナニーしたことあるんだ・・。」
妻(浅野美咲:あさの・みさき:28歳)は、セックスに関して、どちらかといえば消極的だし、潔癖な感じもあったので、オナニーなんてしたことがないと思っていた。
『それは・・。あるよ・・・。』
「いつから? 初めてしたのはいつ?」
『もういいじゃん!! そんな話、関係ないでしょ?』
「いや、聞きたい!二人の間に、秘密はなしじゃなかったっけ?」
『うぅ・・。じゃあさ、先生はどうなの?』
なぜか、この状況でも夫(浅野幸也:あさの・ゆきや:37歳)である俺を先生と呼んでくる美咲。でも、それが妙に興奮をあおる・・・。
「俺は、小5の時に初めてしたよ! ヤングジャンプ見ながら!」
即答すると、美咲は一瞬たじろいだ。
『・・小学6年の時・・・。』
「へぇ、そうなんだ(笑)。俺が一生懸命勉強教えてたのに、美咲はエッチなことばっかり考えてたんだね(笑)。」
『そんな事ないもん!! せ、先生のこと考えて・・・。したんだよ・・・。』
耳が、真っ赤を通り越して燃え上がりそうな感じになっている。
俺は、単純に嬉しかった。
美咲のファーストキスも、処女も、それどころか初デートに至るまで、すべて俺がもらうことが出来た。
その上、初オナニーまで俺だったなんて、男冥利に尽きる・・・。
「そうなんだ(笑)。 どういう風にしてたの?」
『言えないよ! そんなの言えるわけないじゃん!』
「じゃあ、言わなくても良いから、見せてよ」
『無理っ! 言うより無理だよぉ!』
「見せてくれないと、嫌いになっちゃうよ。」
『そんなぁ! うぅ・・。わかった・・・。』
美咲は、耳を灼熱色にしたまま了承すると、俺の方を振り返り、風呂の縁に腰掛けた。湯船につかっている俺の、目線のところに美咲のアソコがある。 第34回へ
2018/07/06
超短Ⅱ10〖パートの妻〗その2
超短Ⅱ10〖パートの妻〗その2
その1
友人(斎藤孝之:さいとう・たかゆき:31歳)から[気を付けろ]と注意されたものの、僕(岡部和人:おかべ・かずと:31歳)は何をすればいいのか? それに妻(岡部咲奈:おかべ・さな:31歳)には何も変わった点も見られない。そういえば、斎藤が[携帯を覗いてみたら意外と秘密があるもんだよ。]との言葉を思い出し、咲奈の入浴中にこっそり見ることにします。
いざ見ようとすると、こんなにドキドキするものかと実感しましたが、意を決して見てみました。僕とは違う機種のため、使い方に戸惑ってしまいますが、なんとかメールのところを開き、最近の送受信のところを見てみると、僕からのメールや共通の知人からのもの以外に、門倉(裕也:かどくら・ゆうや:44歳)専務という名前が数回混ざっています。いきなりでビックリしましたが、業務的なものというか仕事でメールを交わしているものばかりで内容に心配するようなものはありませんでした。
しかし考え過ぎかもしれませんが、僕の知らないところで、いくら業務用とはいえ時々専務とメールをしている事実、何かのタイミングでアドレスを交換したのかと思うと、それだけで興奮するのが分かります。妻の携帯を覗くことや操作にも慣れ、簡単にメールを開けるようになりました。
毎日のように、妻の咲奈が携帯から離れた隙に、主に風呂に入っている時ですが・・読むようにしています。当分の間は、さほど気にすることもないメールでしたが、ある日のメールで、あの門倉専務から〔あれはセクハラになるのかな?〕と気になる文章がありました。
急いで妻の返信を見てみると、『はい、完全なセクハラだと思います(怒)。』僕は《一体セクハラとは何をされたのか?》という思いと、妻がセクハラされたのに(怒)マークを返すということは、そこまで怒ってないよ!という咲奈の態度に怒りが起こりましたが、冷静に考えてみると、《そんなにもセクハラをされてないんでは?》という思いがないまぜになります。
そんなことを妻に聞けるわけもなく、僕は悶々として朝を迎えました。どんなセクハラか? 期待と不安があったのですが、なぜか期待の方が強くなっている自分に少し不思議な感じがしてきました。その日から、欠かさず携帯チェックが始まりましたが、専務は咲奈に〔可愛い!〕、〔頭がいいよ。〕、〔品があるね。〕等々、褒め言葉の毎日です。
妻もそんなことを言われて嫌な気がしなかったのでしょうか、その返信に少しづつ変化が見られてきました。最初のうちは、専務からの半分口説きのような言葉には直接答えず、仕事のことだけに答えるような文面だったのが、やがて、『ありがとうございます。そんなことは久しく言われたことがありません。』とか、『主人は今では絶対言ってくれません。』というふうにちゃんとコメントを返すようになっていました。 その3に続く
2018/07/05
その1
友人(斎藤孝之:さいとう・たかゆき:31歳)から[気を付けろ]と注意されたものの、僕(岡部和人:おかべ・かずと:31歳)は何をすればいいのか? それに妻(岡部咲奈:おかべ・さな:31歳)には何も変わった点も見られない。そういえば、斎藤が[携帯を覗いてみたら意外と秘密があるもんだよ。]との言葉を思い出し、咲奈の入浴中にこっそり見ることにします。
いざ見ようとすると、こんなにドキドキするものかと実感しましたが、意を決して見てみました。僕とは違う機種のため、使い方に戸惑ってしまいますが、なんとかメールのところを開き、最近の送受信のところを見てみると、僕からのメールや共通の知人からのもの以外に、門倉(裕也:かどくら・ゆうや:44歳)専務という名前が数回混ざっています。いきなりでビックリしましたが、業務的なものというか仕事でメールを交わしているものばかりで内容に心配するようなものはありませんでした。
しかし考え過ぎかもしれませんが、僕の知らないところで、いくら業務用とはいえ時々専務とメールをしている事実、何かのタイミングでアドレスを交換したのかと思うと、それだけで興奮するのが分かります。妻の携帯を覗くことや操作にも慣れ、簡単にメールを開けるようになりました。
毎日のように、妻の咲奈が携帯から離れた隙に、主に風呂に入っている時ですが・・読むようにしています。当分の間は、さほど気にすることもないメールでしたが、ある日のメールで、あの門倉専務から〔あれはセクハラになるのかな?〕と気になる文章がありました。
急いで妻の返信を見てみると、『はい、完全なセクハラだと思います(怒)。』僕は《一体セクハラとは何をされたのか?》という思いと、妻がセクハラされたのに(怒)マークを返すということは、そこまで怒ってないよ!という咲奈の態度に怒りが起こりましたが、冷静に考えてみると、《そんなにもセクハラをされてないんでは?》という思いがないまぜになります。
そんなことを妻に聞けるわけもなく、僕は悶々として朝を迎えました。どんなセクハラか? 期待と不安があったのですが、なぜか期待の方が強くなっている自分に少し不思議な感じがしてきました。その日から、欠かさず携帯チェックが始まりましたが、専務は咲奈に〔可愛い!〕、〔頭がいいよ。〕、〔品があるね。〕等々、褒め言葉の毎日です。
妻もそんなことを言われて嫌な気がしなかったのでしょうか、その返信に少しづつ変化が見られてきました。最初のうちは、専務からの半分口説きのような言葉には直接答えず、仕事のことだけに答えるような文面だったのが、やがて、『ありがとうございます。そんなことは久しく言われたことがありません。』とか、『主人は今では絶対言ってくれません。』というふうにちゃんとコメントを返すようになっていました。 その3に続く
2018/07/05
短Ⅳ14[心の叫び]第6話
短Ⅳ14[心の叫び]第6話
第5話 2018/07/04
『ア~ン、あなた、ダメよ、お風呂に入ってからにして・・。』
乳首をチューチューと吸い、舌で乳首を舐めまわします。フ~っと妻(秦野志保里:はたの・しほり:40歳)が大きく息を吐きます。夫(秦野謙二:はたの・けんじ:35歳)の手がパンスト越しに、志保里の下腹部に触れます。
『イヤ~、汚いから。』
「大丈夫だよ、志保里に汚い所なんか無いよ~。」
『でも、あなた・・・。』
徐々に志保里の身体にも、快感が襲って来ました。謙二は、妻のパンストを脱がしに掛かります。スベスベした太腿を撫ぜ、足首から外しました。
『もう、こんなに明るい所で、恥ずかしいわ・・。』
妻のパンティーの中心部が、色を変えて行きます。そこからは、雌の匂いが・・・。
「今日は、志保里を感じさせて上げるよ。」
志保里は、ブラウスの前を開け、ブラジャーをずらされて、乳首を露出した格好。パンストは片足に絡まり、自分でも卑猥と思える姿です。
謙二は手を後ろに回して、お尻からパンティーを脱がそうとしました。志保里も観念したのか、腰を上げて協力してます。パンティーが片足だけ脱がされて、赤いペティキュアをした爪が、謙二を誘うように見えました。綺麗に刈り揃えられた陰毛が、既に愛液で濡れ始めています。
乳首から口を外して、お臍、脇腹と進み、愛撫を続けて行きました。
『ア~ァ、あなた、今日は凄く感じるの~。』
妻の眉間に皺が寄り、快感を味わっています。謙二は、ゆっくりと志保里の脚を拡げて、中央にある部分に頭を進めます。いつもは、パンティーからの匂いですが、今夜は、直接匂いの素を、舐め始めた。
志保里の足の指が反り返り、快感に耐えています。謙二の舌が、一番大事な部分を捉えた時に、思わず志保里が謙二の頭を押さえていました。
『あなた、お願い、もっと激しくして!』
頭を押さえつけられている謙二は、舌を伸ばして、そのぬかるんだ部分に、鼻を挿入します。妻の身体は、ピクピクと震え出し、謙二の頭に置いた手に、更に力が加わりました。
一日中隠されていた妻の匂いが、強烈な淫臭となり、謙二を包んで行きます。
「志保里、四つん這いになってご覧。」
『ダメよ、そんなの恥ずかし過ぎる。』
「お願いだ~。志保里の全てを見たいんだよ~。」
妻は、仕方なく四つん這いになり、目をじっと瞑りました。 第7話へ続く
2018/07/05
第5話 2018/07/04
『ア~ン、あなた、ダメよ、お風呂に入ってからにして・・。』
乳首をチューチューと吸い、舌で乳首を舐めまわします。フ~っと妻(秦野志保里:はたの・しほり:40歳)が大きく息を吐きます。夫(秦野謙二:はたの・けんじ:35歳)の手がパンスト越しに、志保里の下腹部に触れます。
『イヤ~、汚いから。』
「大丈夫だよ、志保里に汚い所なんか無いよ~。」
『でも、あなた・・・。』
徐々に志保里の身体にも、快感が襲って来ました。謙二は、妻のパンストを脱がしに掛かります。スベスベした太腿を撫ぜ、足首から外しました。
『もう、こんなに明るい所で、恥ずかしいわ・・。』
妻のパンティーの中心部が、色を変えて行きます。そこからは、雌の匂いが・・・。
「今日は、志保里を感じさせて上げるよ。」
志保里は、ブラウスの前を開け、ブラジャーをずらされて、乳首を露出した格好。パンストは片足に絡まり、自分でも卑猥と思える姿です。
謙二は手を後ろに回して、お尻からパンティーを脱がそうとしました。志保里も観念したのか、腰を上げて協力してます。パンティーが片足だけ脱がされて、赤いペティキュアをした爪が、謙二を誘うように見えました。綺麗に刈り揃えられた陰毛が、既に愛液で濡れ始めています。
乳首から口を外して、お臍、脇腹と進み、愛撫を続けて行きました。
『ア~ァ、あなた、今日は凄く感じるの~。』
妻の眉間に皺が寄り、快感を味わっています。謙二は、ゆっくりと志保里の脚を拡げて、中央にある部分に頭を進めます。いつもは、パンティーからの匂いですが、今夜は、直接匂いの素を、舐め始めた。
志保里の足の指が反り返り、快感に耐えています。謙二の舌が、一番大事な部分を捉えた時に、思わず志保里が謙二の頭を押さえていました。
『あなた、お願い、もっと激しくして!』
頭を押さえつけられている謙二は、舌を伸ばして、そのぬかるんだ部分に、鼻を挿入します。妻の身体は、ピクピクと震え出し、謙二の頭に置いた手に、更に力が加わりました。
一日中隠されていた妻の匂いが、強烈な淫臭となり、謙二を包んで行きます。
「志保里、四つん這いになってご覧。」
『ダメよ、そんなの恥ずかし過ぎる。』
「お願いだ~。志保里の全てを見たいんだよ~。」
妻は、仕方なく四つん這いになり、目をじっと瞑りました。 第7話へ続く
2018/07/05
名O【怒りと嫉妬と興奮の寝取らせ】第10話
名O【怒りと嫉妬と興奮の寝取らせ】第10話
第9話
「そのあとどうしたの?」
『フェラチオしていたら、教授(皆川誠一郎:みながわ・せいいちろう:51歳)がうまくなったねって、頭をいいこいいこしてくれて、ものすごく甘えたくなって、もう我慢できなくなって、抱いてっていっちゃったの。』
「それでやったわけか。あ、最初に風呂に入ってだよね。」
『ううん。そのままベッドに倒れ込んですぐしちゃった・・。』
「ぼくには絶対シャワーを浴びさせるくせに、教授となら平気なんだね。」
『・・・・・・』
「どうだった? 久々の昔の男とのHは。」
『すごかったよ・・・。』
「どんなことしたの? ぼくのHとは違うの?」
『たっぷり全身をなめてくれて、愛撫してくれた。シックスナインとかもしあって、したのは正常位と後背位よ。』
「逝ったの?」
『うん・・・いっぱい・・・。』
「葉月って何回も逝くんだ。ぼくとの時はほとんど逝かないし、逝っても1回だよね。」
『なんか変・・・。夫とさっきした浮気の話してるなんて(笑)。ホントにまさ君平気なんだ。』
「あ、そうだ、愛人になりたいって・・・どういう意味?」
『・・・・愛人ていうか・・教授はまたわたしを調教したいんだって。やり残したこといっぱいあるっていうの。』
「やり残したことって?」
『まずアナルとかいってた。お尻のことだよね。』
「葉月、知ってるの? 興味あるの?」
『全くなくはないけど・・・。よくわからない。ねえ。また逢っていいの? 愛人になっていいの?』
妻(湯田葉月:ゆだ・はづき:27歳)は甘えるようにすり寄りながら、僕(湯田匡克:ゆだ・まさかつ:27歳)の股間を愛撫しながらそう迫りました。
その夜、僕は我慢できず、そのまま妻を抱きます。さっきまで他の男に抱かれていた自分の妻をだ。裸にしたとき、ここも、そこも、あそこも奴になめられたんだという思いと挿入したとき、いつもと違う感覚がして、ゾクッとしました。明らかにゆるくてヌルヌルなのです。《ああ・・ここに他の男のものが入ったんだ。そして、教授のペニスの大きさに合うように広げられたんだ。》と思って腰を動かしていると、葉月が息を荒くして、またもやいいました。
『ねえ、いいの? 愛人になってもいいの?』
「そんなにまた調教されたいのか?」
『調教されたい。』
「じゃあ、ちゃんといって。」
『されたい! わたしは教授にまた調教されたい! 愛人になりたい! 奴隷になりたい! 逢いたい! 逢いたい! また抱かれたい!』
「おまんこしたいんだろ?」
『うん。おまんこ! おまんこ! 教授といっぱいおまんこしたい!』
それを聞きながら僕はあっけなく射精していました。 第11話に続く
2018/07/04
第9話
「そのあとどうしたの?」
『フェラチオしていたら、教授(皆川誠一郎:みながわ・せいいちろう:51歳)がうまくなったねって、頭をいいこいいこしてくれて、ものすごく甘えたくなって、もう我慢できなくなって、抱いてっていっちゃったの。』
「それでやったわけか。あ、最初に風呂に入ってだよね。」
『ううん。そのままベッドに倒れ込んですぐしちゃった・・。』
「ぼくには絶対シャワーを浴びさせるくせに、教授となら平気なんだね。」
『・・・・・・』
「どうだった? 久々の昔の男とのHは。」
『すごかったよ・・・。』
「どんなことしたの? ぼくのHとは違うの?」
『たっぷり全身をなめてくれて、愛撫してくれた。シックスナインとかもしあって、したのは正常位と後背位よ。』
「逝ったの?」
『うん・・・いっぱい・・・。』
「葉月って何回も逝くんだ。ぼくとの時はほとんど逝かないし、逝っても1回だよね。」
『なんか変・・・。夫とさっきした浮気の話してるなんて(笑)。ホントにまさ君平気なんだ。』
「あ、そうだ、愛人になりたいって・・・どういう意味?」
『・・・・愛人ていうか・・教授はまたわたしを調教したいんだって。やり残したこといっぱいあるっていうの。』
「やり残したことって?」
『まずアナルとかいってた。お尻のことだよね。』
「葉月、知ってるの? 興味あるの?」
『全くなくはないけど・・・。よくわからない。ねえ。また逢っていいの? 愛人になっていいの?』
妻(湯田葉月:ゆだ・はづき:27歳)は甘えるようにすり寄りながら、僕(湯田匡克:ゆだ・まさかつ:27歳)の股間を愛撫しながらそう迫りました。
その夜、僕は我慢できず、そのまま妻を抱きます。さっきまで他の男に抱かれていた自分の妻をだ。裸にしたとき、ここも、そこも、あそこも奴になめられたんだという思いと挿入したとき、いつもと違う感覚がして、ゾクッとしました。明らかにゆるくてヌルヌルなのです。《ああ・・ここに他の男のものが入ったんだ。そして、教授のペニスの大きさに合うように広げられたんだ。》と思って腰を動かしていると、葉月が息を荒くして、またもやいいました。
『ねえ、いいの? 愛人になってもいいの?』
「そんなにまた調教されたいのか?」
『調教されたい。』
「じゃあ、ちゃんといって。」
『されたい! わたしは教授にまた調教されたい! 愛人になりたい! 奴隷になりたい! 逢いたい! 逢いたい! また抱かれたい!』
「おまんこしたいんだろ?」
『うん。おまんこ! おまんこ! 教授といっぱいおまんこしたい!』
それを聞きながら僕はあっけなく射精していました。 第11話に続く
2018/07/04
短Ⅳ14[心の叫び]第5話
短Ⅳ14[心の叫び]第5話
第4話
「志保里、こっちへおいでよ。」
妻(秦野志保里:はたの・しほり:40歳)が、夫(秦野謙二:はたの・けんじ:35歳)に寄り添います。謙二はその手を取り、自分のペニスを持たせました。
『あなた、もうこんなに・・・。』
志保里は、謙二のズボンを脱がして、直接、ペニスを握り、上下に動かします。
「志保里、ダメだよ、逝ってしまうよ~。」
『まだよ、まだダメよ~、私のにも・・・。』
そう言おうと思った瞬間に、志保里の手に、熱い感触が。
「ごめん。」
謙二は申し訳なさそうに、志保里を見ました。
この時の行為が、志保里の心を決定付けたのは、言うまでも有りません。そして、あの夜を境に、今まで以上に、謙二の性欲は増して行きました。それは志保里も同じで、謙二が洗濯前に確認する下着の汚れが、立証されています。
謙二は、ワザと実行に移すのを遅らせていました、そうする事で、妻の身体の疼きをドンドンと増やして行き、実行時の変貌を大きくする為です。志保里は、なかなか謙二が実行に移さない事に、苛立ちを覚え、自分自身で慰める回数も増えて行きました。仕事中に唇に指が触れただけで、下着を濡らす程、欲情しています。
その日は、珍しく志保里の帰宅が早かった為、二人で出前を取り、まったりとお酒を飲んでいました。
「やっぱりゆったり出来るのは良いよね。」
『ゴメンね。いつも私が遅いからバタバタして・・・。』
「仕方ないよ、仕事だから。」
『本当に優しいわね。あなたは。』
そう言って志保里が謙二を胸に抱きしめます。謙二はこうされると、無性に甘えたくなりました。どちらかと言うと、男女逆転夫婦かも知れません。妻の胸に顔を埋めていると、良い匂いがして来ます。謙二は胸に顔を埋め乍ら、志保里のブラウスのボタンを外そうとしました。
『あなた、ダメよ。まだお風呂に入ってないから・・。』
しかし謙二は構わずに、ボタンを外してしまいます。ブラジャーに包まれた豊満な胸が、露になり、香水の匂いと、志保里自身の匂いが、謙二の鼻腔を刺激しました。それから謙二は、ブラジャーをずらして、乳首に唇を付けました。 第6話へ続く
2018/07/04
第4話
「志保里、こっちへおいでよ。」
妻(秦野志保里:はたの・しほり:40歳)が、夫(秦野謙二:はたの・けんじ:35歳)に寄り添います。謙二はその手を取り、自分のペニスを持たせました。
『あなた、もうこんなに・・・。』
志保里は、謙二のズボンを脱がして、直接、ペニスを握り、上下に動かします。
「志保里、ダメだよ、逝ってしまうよ~。」
『まだよ、まだダメよ~、私のにも・・・。』
そう言おうと思った瞬間に、志保里の手に、熱い感触が。
「ごめん。」
謙二は申し訳なさそうに、志保里を見ました。
この時の行為が、志保里の心を決定付けたのは、言うまでも有りません。そして、あの夜を境に、今まで以上に、謙二の性欲は増して行きました。それは志保里も同じで、謙二が洗濯前に確認する下着の汚れが、立証されています。
謙二は、ワザと実行に移すのを遅らせていました、そうする事で、妻の身体の疼きをドンドンと増やして行き、実行時の変貌を大きくする為です。志保里は、なかなか謙二が実行に移さない事に、苛立ちを覚え、自分自身で慰める回数も増えて行きました。仕事中に唇に指が触れただけで、下着を濡らす程、欲情しています。
その日は、珍しく志保里の帰宅が早かった為、二人で出前を取り、まったりとお酒を飲んでいました。
「やっぱりゆったり出来るのは良いよね。」
『ゴメンね。いつも私が遅いからバタバタして・・・。』
「仕方ないよ、仕事だから。」
『本当に優しいわね。あなたは。』
そう言って志保里が謙二を胸に抱きしめます。謙二はこうされると、無性に甘えたくなりました。どちらかと言うと、男女逆転夫婦かも知れません。妻の胸に顔を埋めていると、良い匂いがして来ます。謙二は胸に顔を埋め乍ら、志保里のブラウスのボタンを外そうとしました。
『あなた、ダメよ。まだお風呂に入ってないから・・。』
しかし謙二は構わずに、ボタンを外してしまいます。ブラジャーに包まれた豊満な胸が、露になり、香水の匂いと、志保里自身の匂いが、謙二の鼻腔を刺激しました。それから謙二は、ブラジャーをずらして、乳首に唇を付けました。 第6話へ続く
2018/07/04
超短Ⅱ15〖刺激〗第2回
超短Ⅱ15〖刺激〗第2回
第1回 2018/07/02
そのワインバーは落ち着いた内装の趣があるお店のマスターが、優しくワインについて語ってくれて、お薦めのワインを傾けているうちに、私(三村彩子:みむら・あやこ:30歳)も友人(吉村美桜:よしむら・みお:30歳)もほんのりと目元を赤く染め上げていました。
声を掛けてきた若いサラリーマン風の二人連れと言葉を交わしていた私は、浮かない表情の美桜に気づきます。
『どうしたの? 気分でも悪くなったの?』
〚彩子・・あれはダメよ。〛
『えっ?』
〚あんな若いのは問題外だからね。〛
彼女は私にそっと耳打ちをしました。そして言葉を続けます。
〚目標はロマンスグレーよ。女とやりたいだけのがっついた男なんて、絶対に相手にしちゃダメなの。〛
私が若い男性とはしゃいでいたように見えたのか、美桜は釘を刺すように言ったのです。
〚おじさまとのセックスを経験したら、彩子もすっかり夢中になるわよ。〛
美桜の大きな瞳に妖艶な光が宿っていました。
〚見て、カウンターの右端の二人・・。〛
彼女に言われた方に眼をやると、50歳前後の男性と部下と思しき若干年下の男性が、にこやかに談笑しながら呑んでいます。
〚あの二人なら絶対に安全よ、何の問題もないわ。〛
二人連れの様子を窺いながら独り言のように呟いた美桜は、私の方に振り向いて言いました。
〚あの人たちとセックスするとしたら、あなたはどっちの男にする?〛
突然そんなことを訊かれても私には答えることができません。
《だって・・結婚以来夫以外の男性とそんな風になった事がありませんから。》
『美桜・・。』
〚今夜は私にとことん付き合いなさい。旦那とはずいぶんしてないんでしょ?〛
それも私から美桜に話していたことですから、彼女は私の夫婦生活を誰よりも熟知していました。
『でも、そんな・・知らない人となんて・・。』
口ではそう言いながら私は身体の中に熱いものを感じています。
〚彩子、覚悟を決めなさい、あなたは今夜初めて夫以外の男に抱かれるのよ。〛
まるで死刑宣告でもするかのように、美桜が毅然として私に言い放ったのです。もう考える余裕など全然ありませんでした。 第3回へ続く
2018/07/03
第1回 2018/07/02
そのワインバーは落ち着いた内装の趣があるお店のマスターが、優しくワインについて語ってくれて、お薦めのワインを傾けているうちに、私(三村彩子:みむら・あやこ:30歳)も友人(吉村美桜:よしむら・みお:30歳)もほんのりと目元を赤く染め上げていました。
声を掛けてきた若いサラリーマン風の二人連れと言葉を交わしていた私は、浮かない表情の美桜に気づきます。
『どうしたの? 気分でも悪くなったの?』
〚彩子・・あれはダメよ。〛
『えっ?』
〚あんな若いのは問題外だからね。〛
彼女は私にそっと耳打ちをしました。そして言葉を続けます。
〚目標はロマンスグレーよ。女とやりたいだけのがっついた男なんて、絶対に相手にしちゃダメなの。〛
私が若い男性とはしゃいでいたように見えたのか、美桜は釘を刺すように言ったのです。
〚おじさまとのセックスを経験したら、彩子もすっかり夢中になるわよ。〛
美桜の大きな瞳に妖艶な光が宿っていました。
〚見て、カウンターの右端の二人・・。〛
彼女に言われた方に眼をやると、50歳前後の男性と部下と思しき若干年下の男性が、にこやかに談笑しながら呑んでいます。
〚あの二人なら絶対に安全よ、何の問題もないわ。〛
二人連れの様子を窺いながら独り言のように呟いた美桜は、私の方に振り向いて言いました。
〚あの人たちとセックスするとしたら、あなたはどっちの男にする?〛
突然そんなことを訊かれても私には答えることができません。
《だって・・結婚以来夫以外の男性とそんな風になった事がありませんから。》
『美桜・・。』
〚今夜は私にとことん付き合いなさい。旦那とはずいぶんしてないんでしょ?〛
それも私から美桜に話していたことですから、彼女は私の夫婦生活を誰よりも熟知していました。
『でも、そんな・・知らない人となんて・・。』
口ではそう言いながら私は身体の中に熱いものを感じています。
〚彩子、覚悟を決めなさい、あなたは今夜初めて夫以外の男に抱かれるのよ。〛
まるで死刑宣告でもするかのように、美桜が毅然として私に言い放ったのです。もう考える余裕など全然ありませんでした。 第3回へ続く
2018/07/03
短Ⅳ17「一度味わった快楽」その6話
短Ⅳ17「一度味わった快楽」その6話
その5話 2018/07/02
私(須田俊哉:すだ・としや:32歳)はいつにもなく理性が崩れていました。私に抱かれながら、よその男性について話をさせられている嫁(須田香保里:すだ・かほり:28歳)もいつもと違う感覚だったと思います。躊躇することなく、事の始まりの原因となる事を香保里に話しかけていました。
「飲みに誘われるだけかな~?」
『意地悪ね~。』
嫁も私の言う意味を理解しています。声は完全に吐息交じりでした。私の息遣いも荒れて
います。
「香保里、飲みに行くだけで終わらなかったらどうする?」
『そんな事絶対無いよ。』
嫁としては、精一杯の答でした。
「でも、そうなるよ・・・。」
『そうなるの?』
「ああ、そうなるんだよ。」
『どうしよ・・・。』
「その人でもいいの?」
『いやじゃないよ・・・。』
「なんというんだい?」
『なまえ・・・?』
「そう。名前だよ・・・。」
『皆は、新井さんって・・・呼んでる・・・。』
「そうか。もし今、新井さんに抱かれているって思うと、どうだ?」
『おかしくなるよ・・・。そんなのダメだよ・・・。』
「想像できないか?」
私は、嫁を追い込んでいました。香保里も理性を保とうと必死だったと思います。
『これ以上言われたら、わたし変になっちゃうよ・・・。』
「いいよ。想像して。」
『新井さんが・・・。今ね・・・新井さんが・・・。』
「それでいいよ。新井さんがどうした?」
『わたしを抱いて・・・くれた・・・。』
嫁を抱きながら、初めて感じる興奮にそのまま二人で逝き果てました。 その7話へ
2018/07/03
その5話 2018/07/02
私(須田俊哉:すだ・としや:32歳)はいつにもなく理性が崩れていました。私に抱かれながら、よその男性について話をさせられている嫁(須田香保里:すだ・かほり:28歳)もいつもと違う感覚だったと思います。躊躇することなく、事の始まりの原因となる事を香保里に話しかけていました。
「飲みに誘われるだけかな~?」
『意地悪ね~。』
嫁も私の言う意味を理解しています。声は完全に吐息交じりでした。私の息遣いも荒れて
います。
「香保里、飲みに行くだけで終わらなかったらどうする?」
『そんな事絶対無いよ。』
嫁としては、精一杯の答でした。
「でも、そうなるよ・・・。」
『そうなるの?』
「ああ、そうなるんだよ。」
『どうしよ・・・。』
「その人でもいいの?」
『いやじゃないよ・・・。』
「なんというんだい?」
『なまえ・・・?』
「そう。名前だよ・・・。」
『皆は、新井さんって・・・呼んでる・・・。』
「そうか。もし今、新井さんに抱かれているって思うと、どうだ?」
『おかしくなるよ・・・。そんなのダメだよ・・・。』
「想像できないか?」
私は、嫁を追い込んでいました。香保里も理性を保とうと必死だったと思います。
『これ以上言われたら、わたし変になっちゃうよ・・・。』
「いいよ。想像して。」
『新井さんが・・・。今ね・・・新井さんが・・・。』
「それでいいよ。新井さんがどうした?」
『わたしを抱いて・・・くれた・・・。』
嫁を抱きながら、初めて感じる興奮にそのまま二人で逝き果てました。 その7話へ
2018/07/03
超短Ⅱ15〖刺激〗第1回
超短Ⅱ15〖刺激〗第1回
(原題::秘密の共有 投稿者:Saeko 投稿日:不明)
〚あ~ぁ なんか強烈な刺激が欲しいわねぇ!〛
金曜日の混雑しているカフェで、突然突拍子もない言葉を口に出した吉村美桜(よしむら・みお:30歳)に、私(三村彩子:みむら・あやこ:30歳)は思わず周りを見渡していた。
『やだ、美桜ったら、声が大きいわよ。』
彼女は学生時代から私の大の仲良しで、唯一親友と呼び合える仲です。私の名前は彩子、大学を卒業して3年ほどお勤めした後に結婚したのですが、子どもには恵まれず夫(三村正敏:みむら・まさとし:36歳)と二人暮らしの専業主婦。一方、美桜は一度結婚したのですが、2年足らずで別れて今はお仕事だけに没頭しているキャリアウーマン。
〚彩子は刺激が欲しくないの? 毎日が退屈だって言ってたじゃない。私たちもう30歳になっちゃったのよ。今のうちに色んなことをしておかないと、直ぐに誰にも相手にされなくなっちゃうのよ。〛
『確かに美桜の言う通りだけど…。あなたはどんな刺激を望んでるの?』
〚そりゃあやっぱり男よ。〛
『結婚はもう充分だって言ってたくせに・・。』
〚ばかねぇ、もう結婚する気なんて全然無いわよ。でも肉体的な欲求は別物なの。』
美桜のあからさまな表現に私は頬が熱くなる思いでした。
『聞こえるわよ。』
〚聞かれたって平気よ、それに彩子だって旦那に不満があるって言ってたじゃない。〛
何でも話し合える彼女に私は愚痴をこぼしたことがありますから、夫との夫婦生活に対する私の不満について、彼女は理解してくれていました。
『そりゃあ確かにそう言ったけど、だからといってどうにかなる問題じゃないでしょ。』
〚そうだっ! 美桜、今日は二人でナンパしない? 男を逆ナンするのよ!〛
『ええ~っ? 何を言い出すのよ!』
学生の頃から行動派の美桜は、思い立ったら直ぐに実行に移すタイプでした。仕事柄出張が多い夫は明後日に帰宅する予定でしたから、今日は何の支障もなく美桜と行動を共にすることが出来ます。
『でも逆ナンなんて・・。』
〚大丈夫よ、私に任せておきなさい!〛
夕方の早い時間から私たちは、美桜が2、3度訪れたことがあるというワインバーに繰り出しました。 第2回に続く
2018/07/02
(原題::秘密の共有 投稿者:Saeko 投稿日:不明)
〚あ~ぁ なんか強烈な刺激が欲しいわねぇ!〛
金曜日の混雑しているカフェで、突然突拍子もない言葉を口に出した吉村美桜(よしむら・みお:30歳)に、私(三村彩子:みむら・あやこ:30歳)は思わず周りを見渡していた。
『やだ、美桜ったら、声が大きいわよ。』
彼女は学生時代から私の大の仲良しで、唯一親友と呼び合える仲です。私の名前は彩子、大学を卒業して3年ほどお勤めした後に結婚したのですが、子どもには恵まれず夫(三村正敏:みむら・まさとし:36歳)と二人暮らしの専業主婦。一方、美桜は一度結婚したのですが、2年足らずで別れて今はお仕事だけに没頭しているキャリアウーマン。
〚彩子は刺激が欲しくないの? 毎日が退屈だって言ってたじゃない。私たちもう30歳になっちゃったのよ。今のうちに色んなことをしておかないと、直ぐに誰にも相手にされなくなっちゃうのよ。〛
『確かに美桜の言う通りだけど…。あなたはどんな刺激を望んでるの?』
〚そりゃあやっぱり男よ。〛
『結婚はもう充分だって言ってたくせに・・。』
〚ばかねぇ、もう結婚する気なんて全然無いわよ。でも肉体的な欲求は別物なの。』
美桜のあからさまな表現に私は頬が熱くなる思いでした。
『聞こえるわよ。』
〚聞かれたって平気よ、それに彩子だって旦那に不満があるって言ってたじゃない。〛
何でも話し合える彼女に私は愚痴をこぼしたことがありますから、夫との夫婦生活に対する私の不満について、彼女は理解してくれていました。
『そりゃあ確かにそう言ったけど、だからといってどうにかなる問題じゃないでしょ。』
〚そうだっ! 美桜、今日は二人でナンパしない? 男を逆ナンするのよ!〛
『ええ~っ? 何を言い出すのよ!』
学生の頃から行動派の美桜は、思い立ったら直ぐに実行に移すタイプでした。仕事柄出張が多い夫は明後日に帰宅する予定でしたから、今日は何の支障もなく美桜と行動を共にすることが出来ます。
『でも逆ナンなんて・・。』
〚大丈夫よ、私に任せておきなさい!〛
夕方の早い時間から私たちは、美桜が2、3度訪れたことがあるというワインバーに繰り出しました。 第2回に続く
2018/07/02
短Ⅳ17「一度味わった快楽」その5話
短Ⅳ17「一度味わった快楽」その5話
その4話
翌日も嫁(須田香保里:すだ・かほり:28歳)は店に出ました。そして土曜日は私(須田俊哉:すだ・としや:32歳)が店まで送って行きます。昨日の事もあり家に戻った私は、一人で家飲みをしながら、少し酔ってくると香保里の妄想をしました。《今日は、どんな衣装を着ているんだ? 勤め出して1カ月半も経ったし、嫁にもなじみの客が付いてるだろうな? 嫁目的で店に来るお客も居るのだろうか?》そんな事を考え嫁を待っているつもりが寝てしまっています。
目が覚めたのは、嫁が戻りリビングのソファで寝てしまっていた私を起こしてくれたからでした。半分寝ぼけていたと思います。少し続けてウトウトしていました。また嫁の声で目が覚めます。香保里はシャワーを浴び、出て来たばかりの恰好でした。『ベッドに行くよ。』って手を引っ張られて行かれたと思います。
ベッドに移動する間に少し目も覚め、嫁が隣に居る事を実感しました。寒かったのか、私の腕に抱きついています。少しお酒の匂いも嫁が吐く息からしていました。自然と嫁を抱き寄せています。そのまま、嫁の抵抗も無く嫁を抱いていました。抱きながら店での出来事など話した事もありませんでしたが、その時は、溜まっていた私の気持ちが口に出てしまいます。更に、普段でも今まででも言った事も無い事を嫁に言っていました。
「もう客の中で仲良くなった人はできたの?」
『何人かできたよ。』
「良かったね。どんな人?」
『一人は、私より年下の子。』
「他には?」
『としや君よりも上のオジサン。』
「それだけ? もしかして、気になる客とか、出来たりしてない?」
『気になる人はないけど、優しくしてくれる人は居るかな?』
「どんな人なの?」
『来るたびにね・・・。お土産を持って来てくれるの。』
「お土産?」
『うん。食べる物だよ・・・。』
「もし、その人に食事に誘われたらどうする?」
『どうしようかな・・・?』
「行きたい?」
『としや君は怒るでしょ・・・。』
「いいよって言ったら?」
『それなら行ってもいいかもね。』
「店が終わって飲みに行こうって言われたらどうする?」
『それも、としや君がいいって言うなら行ってくるよ。』
「誘われた事あるの?」
『正直、今日誘われた。けどちゃんと帰ってきたよ。』
「次、誘われたら行ってくる?」
『いいの? 来週も来るって・・・。クリスマスだし・・・。』
「サンタさんだな。」
『クリスマスだよ・・・。帰ってくるよ・・・。』
「いいよ。行っておいでよ。」
『本当にいいの? 今日のとしや君少しおかしいね・・・。』 その6話に続く
2018/07/02
その4話
翌日も嫁(須田香保里:すだ・かほり:28歳)は店に出ました。そして土曜日は私(須田俊哉:すだ・としや:32歳)が店まで送って行きます。昨日の事もあり家に戻った私は、一人で家飲みをしながら、少し酔ってくると香保里の妄想をしました。《今日は、どんな衣装を着ているんだ? 勤め出して1カ月半も経ったし、嫁にもなじみの客が付いてるだろうな? 嫁目的で店に来るお客も居るのだろうか?》そんな事を考え嫁を待っているつもりが寝てしまっています。
目が覚めたのは、嫁が戻りリビングのソファで寝てしまっていた私を起こしてくれたからでした。半分寝ぼけていたと思います。少し続けてウトウトしていました。また嫁の声で目が覚めます。香保里はシャワーを浴び、出て来たばかりの恰好でした。『ベッドに行くよ。』って手を引っ張られて行かれたと思います。
ベッドに移動する間に少し目も覚め、嫁が隣に居る事を実感しました。寒かったのか、私の腕に抱きついています。少しお酒の匂いも嫁が吐く息からしていました。自然と嫁を抱き寄せています。そのまま、嫁の抵抗も無く嫁を抱いていました。抱きながら店での出来事など話した事もありませんでしたが、その時は、溜まっていた私の気持ちが口に出てしまいます。更に、普段でも今まででも言った事も無い事を嫁に言っていました。
「もう客の中で仲良くなった人はできたの?」
『何人かできたよ。』
「良かったね。どんな人?」
『一人は、私より年下の子。』
「他には?」
『としや君よりも上のオジサン。』
「それだけ? もしかして、気になる客とか、出来たりしてない?」
『気になる人はないけど、優しくしてくれる人は居るかな?』
「どんな人なの?」
『来るたびにね・・・。お土産を持って来てくれるの。』
「お土産?」
『うん。食べる物だよ・・・。』
「もし、その人に食事に誘われたらどうする?」
『どうしようかな・・・?』
「行きたい?」
『としや君は怒るでしょ・・・。』
「いいよって言ったら?」
『それなら行ってもいいかもね。』
「店が終わって飲みに行こうって言われたらどうする?」
『それも、としや君がいいって言うなら行ってくるよ。』
「誘われた事あるの?」
『正直、今日誘われた。けどちゃんと帰ってきたよ。』
「次、誘われたら行ってくる?」
『いいの? 来週も来るって・・・。クリスマスだし・・・。』
「サンタさんだな。」
『クリスマスだよ・・・。帰ってくるよ・・・。』
「いいよ。行っておいでよ。」
『本当にいいの? 今日のとしや君少しおかしいね・・・。』 その6話に続く
2018/07/02
長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その6
長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その6
その5
今井沙羅(いまい・さら:21歳)が早坂哲朗(はやさか・てつろう:43歳)さんと初めてのランチに行きます。たかがランチながら僕(森山大志:もりやま・たいし:28歳)はいろんな妄想を繰り返し、そわそわとしながら日中を過ごしました。何度見ても、進まない時計。ペットボトルのお茶を飲んでも、なぜか潤わない口内。食べても味が薄く感じる、板チョコ・・・などなど。
15時前、沙羅からLINEが・・・。
『酔神(バイト先の飲み屋)に到着。これから頑張ります。』
「やっと連絡きたなー(笑)。お仕事頑張ってね。ちなみに、ランチはどうだった? 早坂さんは一緒?」
ストレートに訊くのがもったいないというか、怖いというか、なんとなくモゴモゴした質問になってしまいます。
『ランチは普通に美味しかった(笑)。早坂さんにおごってもらっちゃった。』
結果・・・・・・。この日はただの食事のみ。この後、沙羅のバイト先に行きましたが、早坂さんは来ておらず、僕の妄想は妄想で終わりました・・・。この夜、沙羅を早坂さんになったつもりで激しく突きます。
早坂さんからの報告メールでは、〔沙羅ちゃんはガードが固いので、初めは何もせず、信頼度を上げてから口説く作戦にします。〕とのこと。それでも、偉大な一歩と、ものすごい興奮でした。
そして初めてのランチから2カ月ちょっと・・・。その間、ランチを3回、僕の代わりでディナーを一回、早坂さんと沙羅は二人きりで行きます。全て、沙羅からも早坂さんからも報告がありました。《そろそろ次のステップに行って欲しい!》と考えていたころ、早坂さんとの4回目のランチの時です。
仕事の最中、携帯にメールが・・・、沙羅とランチをしているはずの早坂さんからでした。
〔大志くん、ついに念願の、沙羅ちゃんの唇をいただきました(笑)。流れ次第ですが、このまま進めそうだと思います。覚悟はできていますか?〕
思わず僕は携帯を落としそうになりました。《まさか! まさか! まさか!》の急展開です。《早く次のステップへ!》なんて考えていたのがいけなかったか? 沙羅とキスしたことも大興奮でしたが、その先までいくのか・・・・・・・・・。
吐きそうな程の興奮と、泣きそうな程の期待と後悔のなか、僕は震える手で、「よろしくお願いします。」とだけ、送り返しました・・・。それからは、沙羅からも早坂さんからも連絡が来ません。いつもなら、『ランチ終わったよ。』って元気良く沙羅からLINEが来る時間も過ぎます。僕は同僚に「気分が悪い。」と席を離れ、一人になれる場所を求め歩きまわりました。 その7に続く
2018/07/02
その5
今井沙羅(いまい・さら:21歳)が早坂哲朗(はやさか・てつろう:43歳)さんと初めてのランチに行きます。たかがランチながら僕(森山大志:もりやま・たいし:28歳)はいろんな妄想を繰り返し、そわそわとしながら日中を過ごしました。何度見ても、進まない時計。ペットボトルのお茶を飲んでも、なぜか潤わない口内。食べても味が薄く感じる、板チョコ・・・などなど。
15時前、沙羅からLINEが・・・。
『酔神(バイト先の飲み屋)に到着。これから頑張ります。』
「やっと連絡きたなー(笑)。お仕事頑張ってね。ちなみに、ランチはどうだった? 早坂さんは一緒?」
ストレートに訊くのがもったいないというか、怖いというか、なんとなくモゴモゴした質問になってしまいます。
『ランチは普通に美味しかった(笑)。早坂さんにおごってもらっちゃった。』
結果・・・・・・。この日はただの食事のみ。この後、沙羅のバイト先に行きましたが、早坂さんは来ておらず、僕の妄想は妄想で終わりました・・・。この夜、沙羅を早坂さんになったつもりで激しく突きます。
早坂さんからの報告メールでは、〔沙羅ちゃんはガードが固いので、初めは何もせず、信頼度を上げてから口説く作戦にします。〕とのこと。それでも、偉大な一歩と、ものすごい興奮でした。
そして初めてのランチから2カ月ちょっと・・・。その間、ランチを3回、僕の代わりでディナーを一回、早坂さんと沙羅は二人きりで行きます。全て、沙羅からも早坂さんからも報告がありました。《そろそろ次のステップに行って欲しい!》と考えていたころ、早坂さんとの4回目のランチの時です。
仕事の最中、携帯にメールが・・・、沙羅とランチをしているはずの早坂さんからでした。
〔大志くん、ついに念願の、沙羅ちゃんの唇をいただきました(笑)。流れ次第ですが、このまま進めそうだと思います。覚悟はできていますか?〕
思わず僕は携帯を落としそうになりました。《まさか! まさか! まさか!》の急展開です。《早く次のステップへ!》なんて考えていたのがいけなかったか? 沙羅とキスしたことも大興奮でしたが、その先までいくのか・・・・・・・・・。
吐きそうな程の興奮と、泣きそうな程の期待と後悔のなか、僕は震える手で、「よろしくお願いします。」とだけ、送り返しました・・・。それからは、沙羅からも早坂さんからも連絡が来ません。いつもなら、『ランチ終わったよ。』って元気良く沙羅からLINEが来る時間も過ぎます。僕は同僚に「気分が悪い。」と席を離れ、一人になれる場所を求め歩きまわりました。 その7に続く
2018/07/02
中Q〖あの時に変わった?〗第13話
中Q〖あの時に変わった?〗第13話
第12話 2017/01/30
体をくねらせる妻(立花真紀:たちばな・まき:32歳)を上にし、私(立花慶一:たちばな・けいいち:39歳)は限界を感じる。
「真紀、もう出ちゃうよ・・・・。」
『ああんっ・・・・。あなた、まだ駄目っ・・・・。』
妻は目を閉じたまま、私にキスを求め、そう声を漏らした。
「真紀っ・・・・。」
『あんっ!・・・・・・駄目っ・・・・。』
決断をした私は、下から腰を突きあげ、一気にスパートを始める。激しく浴槽内が波打ち、湯が外に飛び散った。
「真紀、いいか!」
『いいっ・・・・・いいわっ!・・・・』
「ああっ、いくぞ!」
『あんっ・・・・まだっ・・・・。』
「ああっ、真紀!」
私はそう叫ぶと、妻の中に、それを激しく放出する。妻を取り残したまま、私は、一人、満ち足りた状態で妻を抱いたまま、湯船に沈んだ。
[あれじゃ、あの奥さんは満足できないですねえ。]
下方で繰り広げられた光景の一部始終を眺め終わり、薮内は神林にそう声をかける。
〔いや、そうでしょうなあ・・・。〕
部下である立花真紀の裸体に興奮を隠しきれない神林雅夫(かんばやし・まさお:52歳)が、努めて冷静に薮内公博(やぶうち・きみひろ:44歳)に反応した。
[おや、どうしました? 神林さん。]
神林の声色から、その隠しきれない興奮が、薮内にも伝わってしまったようである。
〔いや、普段目の前で見ている女性ですからなあ。あんな風に乱れる光景を見てしまうと、
さすがに興奮してしまいますわ。〕
照れを隠すような表情で素直に神林はそう白状し、そして話を続けた。
〔何となくですが、あの奥さんからは聞いておったんですよ、私は・・。〕
[ほう。]
〔どうも、夜の営みはほとんどしていない様子でしてね。しかも旦那の行為で『満足したことないわ』って、仕事の合間に冗談めかすので、何とか聞き出しただけなんですが・・。〕
[あれを見れば、それは事実でしたね。]
〔ご主人があれほど早くちゃね、奥さんも満足はできないですなあ。〕
狭い屋根裏のスペースに腰をかがめるようにしゃがみこみ、先程から薮内と神林の2人は、下の岩風呂の様子を一部始終手に取るように観察をしていた。 第14話へ続く
2018/07/01
第12話 2017/01/30
体をくねらせる妻(立花真紀:たちばな・まき:32歳)を上にし、私(立花慶一:たちばな・けいいち:39歳)は限界を感じる。
「真紀、もう出ちゃうよ・・・・。」
『ああんっ・・・・。あなた、まだ駄目っ・・・・。』
妻は目を閉じたまま、私にキスを求め、そう声を漏らした。
「真紀っ・・・・。」
『あんっ!・・・・・・駄目っ・・・・。』
決断をした私は、下から腰を突きあげ、一気にスパートを始める。激しく浴槽内が波打ち、湯が外に飛び散った。
「真紀、いいか!」
『いいっ・・・・・いいわっ!・・・・』
「ああっ、いくぞ!」
『あんっ・・・・まだっ・・・・。』
「ああっ、真紀!」
私はそう叫ぶと、妻の中に、それを激しく放出する。妻を取り残したまま、私は、一人、満ち足りた状態で妻を抱いたまま、湯船に沈んだ。
[あれじゃ、あの奥さんは満足できないですねえ。]
下方で繰り広げられた光景の一部始終を眺め終わり、薮内は神林にそう声をかける。
〔いや、そうでしょうなあ・・・。〕
部下である立花真紀の裸体に興奮を隠しきれない神林雅夫(かんばやし・まさお:52歳)が、努めて冷静に薮内公博(やぶうち・きみひろ:44歳)に反応した。
[おや、どうしました? 神林さん。]
神林の声色から、その隠しきれない興奮が、薮内にも伝わってしまったようである。
〔いや、普段目の前で見ている女性ですからなあ。あんな風に乱れる光景を見てしまうと、
さすがに興奮してしまいますわ。〕
照れを隠すような表情で素直に神林はそう白状し、そして話を続けた。
〔何となくですが、あの奥さんからは聞いておったんですよ、私は・・。〕
[ほう。]
〔どうも、夜の営みはほとんどしていない様子でしてね。しかも旦那の行為で『満足したことないわ』って、仕事の合間に冗談めかすので、何とか聞き出しただけなんですが・・。〕
[あれを見れば、それは事実でしたね。]
〔ご主人があれほど早くちゃね、奥さんも満足はできないですなあ。〕
狭い屋根裏のスペースに腰をかがめるようにしゃがみこみ、先程から薮内と神林の2人は、下の岩風呂の様子を一部始終手に取るように観察をしていた。 第14話へ続く
2018/07/01
長4〔公認デート〕 その19
長4〔公認デート〕 その19
その18
別れ際、高階健吾(たかしな・けんご:24歳)が〔奥さん、すげえ抱き心地いい身体だったんで、またそのうちムラムラしたら呼び出して良いですか?〕と言ってきたので、俺(斎藤裕樹:さいとう・ひろき:29歳)はその場で妻(斎藤詩穂:さいとう・しほ:29歳)の連絡先を消させた。それから「出るとこ出るって話を聞いてなかったのかよ・・・ まぁ冗談で言ったのかもしれないけどさ・・・・ このまま弁護士雇いにいくぞ!」と脅すように言うと渋々俺に携帯を渡して、ラインの内容や、写メとか(そんなエロいのは無かった・・・・)、とにかく詩穂に関連したものは全て消して、「もし今後詩穂に連絡取ったら会社にも言うからな!」と再度脅すと観念したように帰っていきます。その際、〔お互いただの遊びなんすから、大丈夫ですって。〕と捨て台詞を吐いていきました。
それで妻はパートを即日辞めています。そういう社会的に非常識なことは俺も詩穂もすごく心苦しいのですが、事情が事情なだけに今回はお店の人に申し訳無いと思いつつ、詩穂は嘘をついて辞めました。それと、俺は現在失業中で、だからただでさえ詩穂が他の男としちゃっているのに、旦那が無職とか本気で愛想を尽かされそうで怖かったのです。しかしそれは杞憂で、今では2人とも無職なので、文字通り朝から晩まで子作りに励んでいます。高階の言うとおり、結婚後は淡白だったので、今回の件は良い刺激になった。
生活の方は、当分困らないくらいの貯蓄はあるので、詩穂が『しばらくはこのままでも良いじゃん!』ってハローワークに行く俺の背中に抱きついてきて甘えてくるのですが、まぁそういうわけにも行きません。詩穂も働くのは好きなんでやはりパートは探すそうです。その際『男の人がいないとこにするね!』って言いました。浮気云々のことを考えても、家に閉じこもっているよりかは、そっちのが良いかもしれないし、別に反対はしませんでした。
ただ詩穂は、今でも何でも無いふとした時に泣きそうな顔になり謝ってきます。そして『あたしで良いの?』ってしつこいくらい聞いてきました。俺はその度に「お前じゃないとダメなんだ。」と答えます。詩穂もその度に『本当に馬鹿だよね。』って俺の膝や肩に頭を乗せてきました。
その時冗談で、あくまで場を和ませるために「俺も一回の浮気はOKだよね?」と言ったらガチで『はぁ!?』って睨まれます。『目が本気だったよ。』って言われました。『あたしはあなたが浮気したら絶対許さないから。一緒に死んでもらうからね。』って本気顔で告げられます。こんな詩穂がすごく可愛かった。それで俺は素直に「ごめん。」と謝る。そしてここ数日の二人の流行は、正常位か騎乗位でゆっくりとつながりながら、産まれてくる子供の名前とか育て方を話し合うことでした。 その20へ
2018/07/01
その18
別れ際、高階健吾(たかしな・けんご:24歳)が〔奥さん、すげえ抱き心地いい身体だったんで、またそのうちムラムラしたら呼び出して良いですか?〕と言ってきたので、俺(斎藤裕樹:さいとう・ひろき:29歳)はその場で妻(斎藤詩穂:さいとう・しほ:29歳)の連絡先を消させた。それから「出るとこ出るって話を聞いてなかったのかよ・・・ まぁ冗談で言ったのかもしれないけどさ・・・・ このまま弁護士雇いにいくぞ!」と脅すように言うと渋々俺に携帯を渡して、ラインの内容や、写メとか(そんなエロいのは無かった・・・・)、とにかく詩穂に関連したものは全て消して、「もし今後詩穂に連絡取ったら会社にも言うからな!」と再度脅すと観念したように帰っていきます。その際、〔お互いただの遊びなんすから、大丈夫ですって。〕と捨て台詞を吐いていきました。
それで妻はパートを即日辞めています。そういう社会的に非常識なことは俺も詩穂もすごく心苦しいのですが、事情が事情なだけに今回はお店の人に申し訳無いと思いつつ、詩穂は嘘をついて辞めました。それと、俺は現在失業中で、だからただでさえ詩穂が他の男としちゃっているのに、旦那が無職とか本気で愛想を尽かされそうで怖かったのです。しかしそれは杞憂で、今では2人とも無職なので、文字通り朝から晩まで子作りに励んでいます。高階の言うとおり、結婚後は淡白だったので、今回の件は良い刺激になった。
生活の方は、当分困らないくらいの貯蓄はあるので、詩穂が『しばらくはこのままでも良いじゃん!』ってハローワークに行く俺の背中に抱きついてきて甘えてくるのですが、まぁそういうわけにも行きません。詩穂も働くのは好きなんでやはりパートは探すそうです。その際『男の人がいないとこにするね!』って言いました。浮気云々のことを考えても、家に閉じこもっているよりかは、そっちのが良いかもしれないし、別に反対はしませんでした。
ただ詩穂は、今でも何でも無いふとした時に泣きそうな顔になり謝ってきます。そして『あたしで良いの?』ってしつこいくらい聞いてきました。俺はその度に「お前じゃないとダメなんだ。」と答えます。詩穂もその度に『本当に馬鹿だよね。』って俺の膝や肩に頭を乗せてきました。
その時冗談で、あくまで場を和ませるために「俺も一回の浮気はOKだよね?」と言ったらガチで『はぁ!?』って睨まれます。『目が本気だったよ。』って言われました。『あたしはあなたが浮気したら絶対許さないから。一緒に死んでもらうからね。』って本気顔で告げられます。こんな詩穂がすごく可愛かった。それで俺は素直に「ごめん。」と謝る。そしてここ数日の二人の流行は、正常位か騎乗位でゆっくりとつながりながら、産まれてくる子供の名前とか育て方を話し合うことでした。 その20へ
2018/07/01