短Ⅱ22《大好きっ!》3話
短Ⅱ22《大好きっ!》3話
俺(篠田和臣40歳)は独身だから、大きな部屋には住んでない。2DKのマンションを借りている。峰岸千春ちゃんがこの日(土曜日)に来るのは知っていたが、気乗りしなかった為、部屋は何も片付けていなかった。一つの部屋は寝室で、もう一つの部屋はリビング兼物置だ。つまり、千春ちゃんの寝る部屋がない。
それを告げると、千春ちゃんは、『大丈夫です。わたし、気にしませんから。』って言うが、俺は気にするってば。娘(まだ本当の娘ではない)とは言え、年頃の娘と、同じ部屋には寝る事は出来ないだろ。
今頃そう思い、俺は“リビング兼物置”を片付けようと思ったが・・・パソコンはあるし、体を鍛える為のトレーニングマシンもある。釣り竿もあるし、ゴルフバッグに野球道具も・・・ おまけに掃除をさぼっているせいで、埃まみれだ・・・(汗)。
『いいですよ、私・・・こっちで寝ますから・・。』と千春ちゃんは早々と大きなバッグを置き、『この辺で寝ます。』と部屋の隅っこを指さした。ん?ちょっと待て・・・「千春ちゃん、布団は? 」と尋ねる。“へ?”って顔の千春ちゃんが 、『持って来てないです・・・。』と答えた。
そうか・・・俺、今夜布団なしだな。でも、とりあえずは今夜を乗り切らないとな・・・明日にでも布団は買いに行こう。俺はそう思い直し、千春ちゃんを歓迎会の夕食に誘った。と言ってもファミリーレストラン(ファミレス)です。実は、俺、ファミレスなんか殆ど行った事がない。もしも結婚していて、千春ちゃんみたいな娘がいたら、もっと行っているんだろうな・・・でも結婚する前に、娘が先に出来てしまった。そう思うと、不思議と笑えてきた。
『篠田さ・・・いや、お父さんですね。』
「別に、どっちでもいいよ。」
『いえ、お父さんです!えっと・・・お父さん?お父さんはどうして結婚してないんです?』
ずばり鋭い質問だ。まさか俺を“あっち系”と疑っているのか?
「そりゃ・・・もてないから・・・まぁ女の人は好きだけどな。」
さりげなく、“あっち系”を否定する。
『ウソですよ!わたしのお父さん・・・いえ・・・前の父よりも、絶対・・・。』
俺だってこの年齢(40歳)だ。今までに結婚を考えた女が、何人もいた。けど上手くいかな・・・でも、中学生の千春ちゃんに、そんな話しをマジになってしたって・・・。
「お世辞でもうれしいよ。ありがとう。」
俺はそう答えて、その話しを締めた。
夕食後、家に帰って風呂を沸かす。千春ちゃんに勧めると、『スミマセン・・・。』と先に入る。 やがて風呂から上がった千春ちゃんが、脱衣室(兼洗面所)で着替えるのだが・・・部屋との間の戸は閉まっている。しかし、戸はすりガラスになっており、裸体の影が・・・。生で見るより想像力が増し、余計に興奮してしまう。
明日はカーテンも買わなきゃ・・・見ないように、見ないようにと心がけるが、気にすると余計に・・・。『お父さん、どうぞ・・・。』と千春ちゃんが入って来たが、俺は恥ずかしくてまともに顔が見られない。参ったな・・・風呂に入ると、軽く勃起をしていた(汗)。
2015/09/28
俺(篠田和臣40歳)は独身だから、大きな部屋には住んでない。2DKのマンションを借りている。峰岸千春ちゃんがこの日(土曜日)に来るのは知っていたが、気乗りしなかった為、部屋は何も片付けていなかった。一つの部屋は寝室で、もう一つの部屋はリビング兼物置だ。つまり、千春ちゃんの寝る部屋がない。
それを告げると、千春ちゃんは、『大丈夫です。わたし、気にしませんから。』って言うが、俺は気にするってば。娘(まだ本当の娘ではない)とは言え、年頃の娘と、同じ部屋には寝る事は出来ないだろ。
今頃そう思い、俺は“リビング兼物置”を片付けようと思ったが・・・パソコンはあるし、体を鍛える為のトレーニングマシンもある。釣り竿もあるし、ゴルフバッグに野球道具も・・・ おまけに掃除をさぼっているせいで、埃まみれだ・・・(汗)。
『いいですよ、私・・・こっちで寝ますから・・。』と千春ちゃんは早々と大きなバッグを置き、『この辺で寝ます。』と部屋の隅っこを指さした。ん?ちょっと待て・・・「千春ちゃん、布団は? 」と尋ねる。“へ?”って顔の千春ちゃんが 、『持って来てないです・・・。』と答えた。
そうか・・・俺、今夜布団なしだな。でも、とりあえずは今夜を乗り切らないとな・・・明日にでも布団は買いに行こう。俺はそう思い直し、千春ちゃんを歓迎会の夕食に誘った。と言ってもファミリーレストラン(ファミレス)です。実は、俺、ファミレスなんか殆ど行った事がない。もしも結婚していて、千春ちゃんみたいな娘がいたら、もっと行っているんだろうな・・・でも結婚する前に、娘が先に出来てしまった。そう思うと、不思議と笑えてきた。
『篠田さ・・・いや、お父さんですね。』
「別に、どっちでもいいよ。」
『いえ、お父さんです!えっと・・・お父さん?お父さんはどうして結婚してないんです?』
ずばり鋭い質問だ。まさか俺を“あっち系”と疑っているのか?
「そりゃ・・・もてないから・・・まぁ女の人は好きだけどな。」
さりげなく、“あっち系”を否定する。
『ウソですよ!わたしのお父さん・・・いえ・・・前の父よりも、絶対・・・。』
俺だってこの年齢(40歳)だ。今までに結婚を考えた女が、何人もいた。けど上手くいかな・・・でも、中学生の千春ちゃんに、そんな話しをマジになってしたって・・・。
「お世辞でもうれしいよ。ありがとう。」
俺はそう答えて、その話しを締めた。
夕食後、家に帰って風呂を沸かす。千春ちゃんに勧めると、『スミマセン・・・。』と先に入る。 やがて風呂から上がった千春ちゃんが、脱衣室(兼洗面所)で着替えるのだが・・・部屋との間の戸は閉まっている。しかし、戸はすりガラスになっており、裸体の影が・・・。生で見るより想像力が増し、余計に興奮してしまう。
明日はカーテンも買わなきゃ・・・見ないように、見ないようにと心がけるが、気にすると余計に・・・。『お父さん、どうぞ・・・。』と千春ちゃんが入って来たが、俺は恥ずかしくてまともに顔が見られない。参ったな・・・風呂に入ると、軽く勃起をしていた(汗)。
2015/09/28
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