中Ⅲ1【嫁の経験】その1話
中Ⅲ1【嫁の経験】その1話
(原題:他人棒公認妻 投稿者:ゆう 投稿日:2012/01/19)
1次会~2次会~3次会・・・。京都支店に単身赴任で異動してきた支店長の名倉雄司(なぐら・ゆうじ:41歳)は新しく部下となった僕(本条英俊:ほんじょう・ひでとし:33歳)に気をかけてくれ、親睦を深めようといろいろな話をしてくれます。もう、お開きとなろうとしていた頃に嫁(本条靖子:ほんじょう・やすこ:31歳)から『タクシーで帰るつもりなら迎えに行くよ。』ってラインがありました。僕は店の名前(バー[サンセット])と住所を返します。
隣にいた名倉支店長が〔奥さんから?〕と訊いてきました。今夜の会話で支店長は僕の自宅の帰り道にマンションを借りた様だったので「嫁が迎えに来てくれるので、ご一緒にいかがですか? お送りします。」と言うと〔そうかい悪いね。お願いするよ。〕と支店長が応える。他の社員はそれぞれに帰り、店で支店長と二人で嫁を待っていると『もうすぐ着くよ。』って電話があった。支店長が電話にかわり、自己紹介をすると〔ここのパスタが美味しくて! 是非、御馳走したいので駐車場に止めて中に入ってきてください。〕と言います。
店に嫁が入ってきます。夜中なのにお化粧をして服もそれなりの格好でした。実は、よく僕が飲んだ日には迎えに来てくれ帰り際にラブホテルでというパターンがありましたので、その日もそのつもりだった様です。
カウンターに嫁を間に挟み3人が会話する中で次第に嫁の名倉支店長に対するボディータッチが増えてきました。僕はそのことに気付きます。《酔ってないのに・・・。どうしたのか?》と軽い嫉妬心に襲われました。結局、店のラストまで居ます。その後、名倉支店長をお送りしてから自宅へ戻りました。僕はもやもや感があり寝室に入るなり嫁を求めます。嫁も積極的でした。
数週間が経った週末、靖子が友人と飲みに行きます。その日の帰りは午前4時でした。名倉支店長と3人で飲んだバーから、カラオケボックスに行ったそうです。滅多に夜は出歩かない嫁が、それ以後約1カ月に3度飲みに行き、いつもバーに寄ったと言いました。そんな時、「まさか名倉支店長と飲みに行ってるとか?」と冗談で靖子に言うと『支店長さんじゃないわよ~。』ってこれも嫁は冗談ぽく答えます。『でも面白い人だよね~支店長さん。』って言う嫁は本心からだと感じ、また嫉妬感が湧いてしました。
ある日の昼間に嫁の靖子からラインが、『今夜、飲み会に誘われたけど、いいかな?』って、僕は「わかった。浮気したら教えてね。」と冗談でラインを送ります。それから数時間、返信がなかった。《悪い冗談を言ってしまったかな?》かと思います。結局、靖子からは終業時間の間際にラインで『了解。』っていう簡単な返事でした。 その2話に続く
2018/08/03
(原題:他人棒公認妻 投稿者:ゆう 投稿日:2012/01/19)
1次会~2次会~3次会・・・。京都支店に単身赴任で異動してきた支店長の名倉雄司(なぐら・ゆうじ:41歳)は新しく部下となった僕(本条英俊:ほんじょう・ひでとし:33歳)に気をかけてくれ、親睦を深めようといろいろな話をしてくれます。もう、お開きとなろうとしていた頃に嫁(本条靖子:ほんじょう・やすこ:31歳)から『タクシーで帰るつもりなら迎えに行くよ。』ってラインがありました。僕は店の名前(バー[サンセット])と住所を返します。
隣にいた名倉支店長が〔奥さんから?〕と訊いてきました。今夜の会話で支店長は僕の自宅の帰り道にマンションを借りた様だったので「嫁が迎えに来てくれるので、ご一緒にいかがですか? お送りします。」と言うと〔そうかい悪いね。お願いするよ。〕と支店長が応える。他の社員はそれぞれに帰り、店で支店長と二人で嫁を待っていると『もうすぐ着くよ。』って電話があった。支店長が電話にかわり、自己紹介をすると〔ここのパスタが美味しくて! 是非、御馳走したいので駐車場に止めて中に入ってきてください。〕と言います。
店に嫁が入ってきます。夜中なのにお化粧をして服もそれなりの格好でした。実は、よく僕が飲んだ日には迎えに来てくれ帰り際にラブホテルでというパターンがありましたので、その日もそのつもりだった様です。
カウンターに嫁を間に挟み3人が会話する中で次第に嫁の名倉支店長に対するボディータッチが増えてきました。僕はそのことに気付きます。《酔ってないのに・・・。どうしたのか?》と軽い嫉妬心に襲われました。結局、店のラストまで居ます。その後、名倉支店長をお送りしてから自宅へ戻りました。僕はもやもや感があり寝室に入るなり嫁を求めます。嫁も積極的でした。
数週間が経った週末、靖子が友人と飲みに行きます。その日の帰りは午前4時でした。名倉支店長と3人で飲んだバーから、カラオケボックスに行ったそうです。滅多に夜は出歩かない嫁が、それ以後約1カ月に3度飲みに行き、いつもバーに寄ったと言いました。そんな時、「まさか名倉支店長と飲みに行ってるとか?」と冗談で靖子に言うと『支店長さんじゃないわよ~。』ってこれも嫁は冗談ぽく答えます。『でも面白い人だよね~支店長さん。』って言う嫁は本心からだと感じ、また嫉妬感が湧いてしました。
ある日の昼間に嫁の靖子からラインが、『今夜、飲み会に誘われたけど、いいかな?』って、僕は「わかった。浮気したら教えてね。」と冗談でラインを送ります。それから数時間、返信がなかった。《悪い冗談を言ってしまったかな?》かと思います。結局、靖子からは終業時間の間際にラインで『了解。』っていう簡単な返事でした。 その2話に続く
2018/08/03
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