名P〖彼女の恋(修正版)〗その28
その27 20190308
今野奈々(こんの・なな:22歳)が顔を真っ赤にして声をあげるなか、パンッパンッと肉打つ音。
「奈々、逝くよ!!!」
『来てぇ・・・、来てぇぇぇ・・・。』
僕(周防久志:すおう・ひさし:25歳)は奈々の中でコンドームの先をふくらませます。奈々のふくよかな胸に頬をつけて、余韻に浸りました。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・。」
聞こえるのは二人の息づかい。・・・・すると、
『・・・ハァ・・・ハァ・・・・・・久志くん、ありがとう。大好きだよ・・・。』
奈々は僕の頭を優しく撫でながら、笑顔を僕に向けます。その夜は二人抱き合いながら眠りました。
その日から僕と奈々は空白の2年間を埋めるかのように逢っては繋がります。僕は奈々の
白くてスベスベのカラダに溺れ、ほぼ24時間と言っていいほど奈々のことを考えていました。そんな日々が過ぎて行き、あの男(熊野)のことなんかも考えなくなっていきます。
そんな時でした。〔先輩、今週末なんですけど、奈々ちゃんや(住谷)杏奈(すみたに・あんな:22歳)とウチで飲みませんか?〕最近小さな焼酎サーバー(焼酎を熟成させる壷)を購入したと自慢気味の後輩、村瀬健次(むらせ・けんじ:23歳)の家での飲み会に誘われました。週末に奈々の最寄り駅で待ち合わせて僕達は健次の住むアパートに向かいます。
胸の前に柄の入った白のワンピースに赤のカーディガンを羽織り、髪をシュシュで一つにまとめ、僕の要望で今夜はコンタクトから黒ブチメガネに代えて奈々は待ち合わせ場所に来ました。遠くからでもすぐ奈々が来たのがわかり、あまりの可愛らしさにドキドキしてしまいます。
『お待たせ・・・。メガネはやっぱりちょっと恥ずかしいなぁ・・・。』
人前でのメガネ姿にちょっと抵抗があるらしく、恥ずかしがる仕草がまた可愛らしく僕は幸せになりました。健次のアパートに着くと二人が出迎えてくれます。
健次はメガネ姿の奈々を見て目をまん丸にしました。
〔・・・うわっ、どうしたんですか?・・・奈々ちゃんめちゃ可愛い・・・。〕
嬉しい反応の健次に気を良くした僕はこの後いつも以上のペースで飲んでしまいます。それで帰るタイミングを逃したので、奈々と一緒に健次のアパートに泊めてもらうことにしました。 その29に続く
20190402
- 関連記事
-
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その21 (2018/12/26)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その22 (2019/01/21)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その22 (2019/01/22)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その24 (2019/02/06)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その25 (2019/03/06)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その26 (2019/03/07)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その27 (2019/03/08)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その28 (2019/04/02)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その29 (2019/04/29)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その30 (2019/05/01)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その31 (2019/05/05)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その32 (2019/05/27)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その33 (2019/05/28)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その34 (2019/05/29)
- 名P〖彼女の恋(修正版)〗その35 (2019/05/30)