壊れかけた二人 第21章⑦
名A壊れかけた二人 第21章⑦
妻の詩織はすぐに両腕を友人の翔太の首に回して下から抱きつく。当然のようベロチューをする二人。〔どこに出す?〕って翔太が訊くと、詩織は『・・・す、好きなところで・・・いいよ。』って応える。〔このままでも良いのか?〕詩織はコンマ数秒の逡巡の後、これが返事とばかりに翔太を抱きしめる両手足を、さらにきつく力を入れたようだった。(詩織がピルを飲んでいたのは後から知った。)
『・・・す、好きに、なっちゃうよ?』
〔いいよ。〕
『でも・・・絶対、秘密、だからね?』
二人は沈黙の中で見詰め合うと、ちゅっとキスをした。そして翔太が激しいピストンを開始。
『あっ!あっ!あっ!あっ!』
〔あー、詩織の中、まじ気持ちいい。〕
『あっ、あっ!あ、あたしも、翔、す、すごっ、すごいよっ。』
〔ああ駄目だ。イク。あ、やば~あああっ。〕
最後にさらに激しくなる翔太のピストン。詩織はさらに、翔太に抱きついた。
『きてっ、きてっ・・・あっ・・・あたし、もう・・・。』
〔あっ出る!〕
詩織に密着した翔太の身体が小さく痙攣した。それに呼応して、詩織の身体は翔太を受け止めるように丸まり、そして翔太を抱きしめていた。
翔太が射精をしている間、詩織はずっと翔太の顔をじっと見つめていた。切なそうな、愛おしそうな顔だった。それを覗いている俺は凹みまくる。〔う、あー〕と翔太が辛そう顔を歪めて射精している様子を詩織が下からじっと見つめていた。片手で翔太の後頭部を、慰めるように撫でながら、じっと見ていた。『翔・・・気持ち良かった?』と、やはり切ない表情のまま尋ねる詩織。翔太はまだ射精の最中なのか、返事が出来ない。
そんな翔太の頬を優しくキスしたり舐めながら、詩織は、『・・・びゅっ、びゅっ・・・ってしてる~』と呟きつつ、慰めるように、翔太の背中をさする。『・・・・・・すごく、熱い・・・・・・翔の。』少し落ち着いたのか翔太が、〔・・詩織、・・わかんの?〕って聞く。
詩織が“うん”とコクリ頷くと、『だって・・・すごい、から・・・翔の・・・。』一度、啄(つい)ばむようなキス。翔太は、〔マジで、詩織も、すげえから。〕ようやく余裕を取り戻して笑うと、釣られて詩織も笑顔になった。そしてさらに、詩織はぎゅっと両手両足で抱きしめ直す。
『・・・いっぱい出た?』と詩織、〔なんで?〕って翔太に、『・・・まだビクビクしてるもん・・・あたしの中で、翔太君・・・・・・。』その言葉に興奮したのか、残りを搾り出すように翔太はゆっくりとピストンをした。ぐじゅ、ぐじゅ、と音がした。『あ、あ・・・・・・・ん、いいよ。いっぱい・・・出して、ね?』それが終わると、二人は示し合わせたようにキスをした。抱き合って繋がったまま、熱くて濃厚なキスをした。
2014/12/25
妻の詩織はすぐに両腕を友人の翔太の首に回して下から抱きつく。当然のようベロチューをする二人。〔どこに出す?〕って翔太が訊くと、詩織は『・・・す、好きなところで・・・いいよ。』って応える。〔このままでも良いのか?〕詩織はコンマ数秒の逡巡の後、これが返事とばかりに翔太を抱きしめる両手足を、さらにきつく力を入れたようだった。(詩織がピルを飲んでいたのは後から知った。)
『・・・す、好きに、なっちゃうよ?』
〔いいよ。〕
『でも・・・絶対、秘密、だからね?』
二人は沈黙の中で見詰め合うと、ちゅっとキスをした。そして翔太が激しいピストンを開始。
『あっ!あっ!あっ!あっ!』
〔あー、詩織の中、まじ気持ちいい。〕
『あっ、あっ!あ、あたしも、翔、す、すごっ、すごいよっ。』
〔ああ駄目だ。イク。あ、やば~あああっ。〕
最後にさらに激しくなる翔太のピストン。詩織はさらに、翔太に抱きついた。
『きてっ、きてっ・・・あっ・・・あたし、もう・・・。』
〔あっ出る!〕
詩織に密着した翔太の身体が小さく痙攣した。それに呼応して、詩織の身体は翔太を受け止めるように丸まり、そして翔太を抱きしめていた。
翔太が射精をしている間、詩織はずっと翔太の顔をじっと見つめていた。切なそうな、愛おしそうな顔だった。それを覗いている俺は凹みまくる。〔う、あー〕と翔太が辛そう顔を歪めて射精している様子を詩織が下からじっと見つめていた。片手で翔太の後頭部を、慰めるように撫でながら、じっと見ていた。『翔・・・気持ち良かった?』と、やはり切ない表情のまま尋ねる詩織。翔太はまだ射精の最中なのか、返事が出来ない。
そんな翔太の頬を優しくキスしたり舐めながら、詩織は、『・・・びゅっ、びゅっ・・・ってしてる~』と呟きつつ、慰めるように、翔太の背中をさする。『・・・・・・すごく、熱い・・・・・・翔の。』少し落ち着いたのか翔太が、〔・・詩織、・・わかんの?〕って聞く。
詩織が“うん”とコクリ頷くと、『だって・・・すごい、から・・・翔の・・・。』一度、啄(つい)ばむようなキス。翔太は、〔マジで、詩織も、すげえから。〕ようやく余裕を取り戻して笑うと、釣られて詩織も笑顔になった。そしてさらに、詩織はぎゅっと両手両足で抱きしめ直す。
『・・・いっぱい出た?』と詩織、〔なんで?〕って翔太に、『・・・まだビクビクしてるもん・・・あたしの中で、翔太君・・・・・・。』その言葉に興奮したのか、残りを搾り出すように翔太はゆっくりとピストンをした。ぐじゅ、ぐじゅ、と音がした。『あ、あ・・・・・・・ん、いいよ。いっぱい・・・出して、ね?』それが終わると、二人は示し合わせたようにキスをした。抱き合って繋がったまま、熱くて濃厚なキスをした。
2014/12/25
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