短18『香織(かおり)と僕』3話
短18『香織(かおり)と僕』3話
この時の僕は、最悪な事を想像していた。いや、実はうすうす気づいていた。最近の様子を見て、たぶんあの日、香織の身に何か起きたのだろうと。僕は何があっても動揺しないよう自分に言い聞かせた。
小一時間もすると、落ち着いてきた香織はポツリポツリと話し始めた。それは、あの旅行の晩、水本課長にされてしまったという内容だ。覚悟していたとはいえ、相当ショックを受ける。《僕の香織が?あの水本に?》凄まじい怒りがこみ上げてきたが、香織の手前、ぐっと堪えた。
そのあと僕は、「香織を愛してる。結婚もしたいと思ってる。この気持ちはどんな事があっても変わらない。」「だから、どうしてそうなったか全部聞かせてほしい。」と告げる。何度も何度も「一回だけの過ちなら、気にしない。」と繰り返した。気にしないというのは嘘だけど、香織を失いたくないと言う気持ちは本当だった。
香織は最初、首を横に振るだけだった。「水本が知っていて僕が知らないというのが我慢できないんだ。僕の事を好きだと思っているなら、教えてほしい。・・・覚悟はできている。」と言う僕の言葉に、徐々にだが、あの晩のいきさつを話し始めた。それは要領を得ない説明だったが、詳細をまとめると以下のようになった。
香織曰く:あの日、宴会でたくさんお酒を飲まされた。特に水本課長がすすめてきた。しばらくすると気分が悪くなったので部屋に戻ろうとすると水本が介抱してくれた。歩いているうちに、さらに酔いがまわってくる。それで部屋に着くとトイレで吐いた。その時も水本が背中をさすりながら〔大丈夫か?飲ませすぎて悪かったな。〕と声をかけてきた。
私が吐き終わると、今度は頭がクラクラしてきて、ベッドに倒れこんだ。よく覚えてないけど、ベッドまでは水本が運んでくれた気がする。〔苦しくないか?苦しくないか?〕としきりに尋ねる水本に『大丈夫です、大丈夫です。』と答えていた。
気がつくと浴衣の前がはだけていて、オッパイがでていた。Tシャツとブラジャーがいつのまにか上にずらされていた。水本に〔こうしたほうが苦しくないだろ?〕と言われた。私はとっさにそれを隠そうとするが、水本に押さえつけられた。
そして無理やりキスをされる。頭がぼーっとしていたから分からなかったけど、しばらくして裸にされていた。自分でも信じられなかった。水本がしつこくオッパイを揉んでくる。形が変るくらい強くされて、痛かった。そして、いつのまにか下のほうを指で愛撫されていた。すごく抵抗すると、またキスされて、もっといじくられる。
それから水本が足首を掴んできて、むりやり足を広げられた。そしてアソコを舐めてきた。抵抗をしたけれど力では全然敵わない。ずっと舐められているうちに、頭がボーっとしてきて、何がなんだか分からなくなってきた。
いきなり水本が上にのしかかってきたから、びっくりして押しのけようとしても〔いいから、いいから。〕と取り合ってくれない。そして、水本が入ってきた。何回も『いや!いや!』って抵抗をしたけど、その度に強く突かれる。それを何度も繰り返されているうちに、私は抵抗ができなくなっていた。
2015/02/14
この時の僕は、最悪な事を想像していた。いや、実はうすうす気づいていた。最近の様子を見て、たぶんあの日、香織の身に何か起きたのだろうと。僕は何があっても動揺しないよう自分に言い聞かせた。
小一時間もすると、落ち着いてきた香織はポツリポツリと話し始めた。それは、あの旅行の晩、水本課長にされてしまったという内容だ。覚悟していたとはいえ、相当ショックを受ける。《僕の香織が?あの水本に?》凄まじい怒りがこみ上げてきたが、香織の手前、ぐっと堪えた。
そのあと僕は、「香織を愛してる。結婚もしたいと思ってる。この気持ちはどんな事があっても変わらない。」「だから、どうしてそうなったか全部聞かせてほしい。」と告げる。何度も何度も「一回だけの過ちなら、気にしない。」と繰り返した。気にしないというのは嘘だけど、香織を失いたくないと言う気持ちは本当だった。
香織は最初、首を横に振るだけだった。「水本が知っていて僕が知らないというのが我慢できないんだ。僕の事を好きだと思っているなら、教えてほしい。・・・覚悟はできている。」と言う僕の言葉に、徐々にだが、あの晩のいきさつを話し始めた。それは要領を得ない説明だったが、詳細をまとめると以下のようになった。
香織曰く:あの日、宴会でたくさんお酒を飲まされた。特に水本課長がすすめてきた。しばらくすると気分が悪くなったので部屋に戻ろうとすると水本が介抱してくれた。歩いているうちに、さらに酔いがまわってくる。それで部屋に着くとトイレで吐いた。その時も水本が背中をさすりながら〔大丈夫か?飲ませすぎて悪かったな。〕と声をかけてきた。
私が吐き終わると、今度は頭がクラクラしてきて、ベッドに倒れこんだ。よく覚えてないけど、ベッドまでは水本が運んでくれた気がする。〔苦しくないか?苦しくないか?〕としきりに尋ねる水本に『大丈夫です、大丈夫です。』と答えていた。
気がつくと浴衣の前がはだけていて、オッパイがでていた。Tシャツとブラジャーがいつのまにか上にずらされていた。水本に〔こうしたほうが苦しくないだろ?〕と言われた。私はとっさにそれを隠そうとするが、水本に押さえつけられた。
そして無理やりキスをされる。頭がぼーっとしていたから分からなかったけど、しばらくして裸にされていた。自分でも信じられなかった。水本がしつこくオッパイを揉んでくる。形が変るくらい強くされて、痛かった。そして、いつのまにか下のほうを指で愛撫されていた。すごく抵抗すると、またキスされて、もっといじくられる。
それから水本が足首を掴んできて、むりやり足を広げられた。そしてアソコを舐めてきた。抵抗をしたけれど力では全然敵わない。ずっと舐められているうちに、頭がボーっとしてきて、何がなんだか分からなくなってきた。
いきなり水本が上にのしかかってきたから、びっくりして押しのけようとしても〔いいから、いいから。〕と取り合ってくれない。そして、水本が入ってきた。何回も『いや!いや!』って抵抗をしたけど、その度に強く突かれる。それを何度も繰り返されているうちに、私は抵抗ができなくなっていた。
2015/02/14
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