短23【これでよかったの?】 《読み切り》
短23【これでよかったの?】 《読み切り》
(原題=貸し出される私 原作者・投稿日=不詳)
先日、主人(片岡英俊:36才)に「他の男に抱かれてみないか?」と言われ、私(凜子:34才)は正直驚きました。結婚して8年目。子どもも一人授かり、それなりに夫婦関係はありました。困惑する気持ちと冗談だろうと言う気持ちが半分半分。どう表現すればよいのか分からない気持ちでいっぱいでした。だから最初は拒否していましたが、主人の強引さに押され、つい『会うだけなら・・・。』と承諾してしまいました。
『どこで知り合ったの?』、「凜子のまったく知らない男性だよ。」としか、主人は教えてくれません。日にちも決まり少しずつ緊張していく私…。それを知ってか知らずか、主人も興奮しているようでした。
約束の日になります。私たちはあらかじめ主人が打ち合わせていたホテルのロビーに行きました。相手の方はすでに到着されており、私たち二人を見つけると手を上げて合図してくれました。
40代半ばの、どちらかと言うと細身のその人は〔國貞さん〕と言う方で話題の豊富な方です。会話も進み次第に私の緊張もほぐれていきました。そして、主人に「どう?」と訊かれた時には、國貞さんにお会いした理由を忘れかけていたほどです。
私が、『うん。』とうなずくと、主人は緊張した面持ちで、「じゃ、部屋へ…。」と、國貞さんに告げました。國貞さんが私たちを誘導し予約していたのであろうツインルームに入りました。國貞さんは手馴れた様子で、受話器をとりルームサービスに飲み物の注文をしています。しばらくしてお酒が運ばれてきました。
〔どうぞ。〕と言って、グラスに注いでくれました。〔稟子さん、どうしましょうか?もし、迷いがあるなら止めておきますが?〕優しく國貞さんが尋ねてくれます。ふと横を見ると主人の顔が赤く上気しています。(私が他の人に抱かれると、主人はどうなるんだろう・・・?)そんな興味がわいてきました。
主人と顔を見合わせ、どちらからともなく頷きました。今度は、私の意志です。『お願いします。』と國貞さんに返事をしました。主人と結婚する以前に他の男性との経験がなかったわけではないのですが、この瞬間は初めてのエッチの時のように緊張していました。
國貞さんがシャワーを使い、続いて私・・・。そして、ベッドに入りました。私の緊張が伝わったのでしょうか。國貞さんは優しくキスをしてくれました。最初は、ちょっとふざけたように軽いキスです。それから、ゆっくりと舌が入ってきました。このあいだに右手が私のバスローブを脱がせます。(いいのかな?本当に、いいのかな?主人は?恥ずかしい・・・。見ないで・・・。)
ゆっくりと乳房へ手が下りてきます。國貞さんの愛撫で、我慢していた声が漏れてしまいます。(英俊さん、見ないで・・・お願い・・・でも気持ちいい・・・感じちゃう・・・どうしよう・・・。)そんな気持ちが私の頭の中でグルグル回っています。また横を見ると主人が一層上気した顔で私を見つめています。それにジーンズの上からでもふくらみが分かるくらい大きくなっていました。
(私が、抱かれる所を見て感じてくれているの?)主人の性癖を理解できた瞬間でした。そして私の中で、何かが吹っ切れました。(主人が、他の男に私が抱かれるのを見て感じるなら・・・)我慢することを、止めました。國貞さんの愛撫に導かれ、反応する私を見てますます主人は興奮しているようでした。(そうだ英俊さんに見せ付けてあげよう。もっと感じてくれるのかな?)
『よければフェラチオさせてもらえますか?』と國貞さんのペニスに手を添えました。受身だった私から言い出すとは思ってなかったのでしょう。國貞さんは驚いたようでしたが、私のお願いを聞いてくれました。もともとフェラチオが好きな私です。わざと主人に見えるように根元まで口に含みました。
私が音を立ててフェラチオをしていると、主人もたまらなくなったのかジーンズを脱ぎました。私と國貞さんはそのまま、69へ。指と舌の巧みな愛撫です。〔稟子さん、ここがもうびちょびちょだよ。〕そう言って、指を私の中へ入れます。クリトリスを舌で、中を指で刺激され狂いそうに感じてしまいます。
そして、私は、そのまま逝ってしまいました。(ごめんね。他の人の愛撫で逝っちゃった。)そう思い、主人を見るとニコニコして私を見つめてくれていました。(英俊さんも感じているの?私も、感じていいの?)
それで國貞さんのペニスを受け入れることへの不安もなくなりました。〔稟子さん、入れてもいいかな?〕と優しく聞いてくれ、私が頷くのを待ってくれました。返事の変わりにキスをすると、私の秘所にコンドームを着けたペニスをあてゆっくりと入ってきました。(他の人の、入っちゃうよ・・・?英俊さん、見てる?見てる?)
先ほどのフェラチオでかなりの大きさであることがわかっていました。全部が入ると、私の中がムギュっと押されたようになります。正常位でゆっくりと腰を動かしながら乳房や、うなじの愛撫を続けてくれました。主人が私たちの足元側に回り、結合部を見ているようです。
「稟子・・・感じているんだね?気持ちいいの?がまんしなくていいんだよ?」と英俊さんが話しているのが微かに聞こえました。「凜子のおマンコがヒクヒクして國貞さんのを咥えているよ?ほら、稟子の気持ちいいところに当ててもらってごらん?」
主人の声と同時に國貞さんのペニスが奥深く突き刺さります。思わず私の口から喘ぎ声が漏れます。セックスの気持ちよさと、英俊さんに見られているという興奮。そして他人に抱かれている私を見て感じている主人。
私は國貞さんの背中に手を回し、自分から腰を振りはじめていました。(逝っていい?もう・・・逝っちゃいそうなの・・・。)今までに感じたことのない絶頂を迎えました。気がつくと枕元に主人が来ていて、髪をなでてくれています。『あなた・・・。ごめんなさい。逝っちゃったの。』主人は黙ってキスしてくれました。
「もっと、してもらってごらん。そばで見ているから・・・。」それから英俊さんは國貞さんに「稟子は、バックが好きなんです。」と話していました。いつのまにか主人の下半身は裸でした。國定さんが〔凜子さん、今度はバックでしますよ。〕と言いながら私の背後から入ってきました。優しく、激しくリズムよく突かれながら、私は主人のペニスをフェラチオします。(いつもより、大きくなってる・・・。3Pに英俊さんも興奮している。)そして、主人が私の口の中に、たくさん射精をしてくれました。(私で感じてくれている・・・うれしい。)
次は詳しい体位は分かりませんが、正常位のような不思議な形でした。(それにしても國貞さんの持続力は・・・これ以上されると・・・。)キスしながらの挿入。國貞さんのペニスが子宮に当たるのが分かります。(また逝きそう・・・。)私は國貞さんにしがみつきました。〔稟子さん、わたしも逝きますよ?〕
私は返事する代わりに両手を國貞さんの腰に回し、奥まで押しつけました。彼は激しく腰を打ちつけ、私と同時に逝ってくれました。その後、身体を離した國貞さんはシャワーに向かったようです。
横で見ていた主人に、『いいの?これでよかったの?あのひと凄いよ・・・。』と訊きました。身も心も満足して裸のまま起き上がれない私に、「稟子、ありがとう。お前がいいならまたしようか?」静かに主人はそういうと、私にキスをしてくれました。 《完》
2015/02/26
(原題=貸し出される私 原作者・投稿日=不詳)
先日、主人(片岡英俊:36才)に「他の男に抱かれてみないか?」と言われ、私(凜子:34才)は正直驚きました。結婚して8年目。子どもも一人授かり、それなりに夫婦関係はありました。困惑する気持ちと冗談だろうと言う気持ちが半分半分。どう表現すればよいのか分からない気持ちでいっぱいでした。だから最初は拒否していましたが、主人の強引さに押され、つい『会うだけなら・・・。』と承諾してしまいました。
『どこで知り合ったの?』、「凜子のまったく知らない男性だよ。」としか、主人は教えてくれません。日にちも決まり少しずつ緊張していく私…。それを知ってか知らずか、主人も興奮しているようでした。
約束の日になります。私たちはあらかじめ主人が打ち合わせていたホテルのロビーに行きました。相手の方はすでに到着されており、私たち二人を見つけると手を上げて合図してくれました。
40代半ばの、どちらかと言うと細身のその人は〔國貞さん〕と言う方で話題の豊富な方です。会話も進み次第に私の緊張もほぐれていきました。そして、主人に「どう?」と訊かれた時には、國貞さんにお会いした理由を忘れかけていたほどです。
私が、『うん。』とうなずくと、主人は緊張した面持ちで、「じゃ、部屋へ…。」と、國貞さんに告げました。國貞さんが私たちを誘導し予約していたのであろうツインルームに入りました。國貞さんは手馴れた様子で、受話器をとりルームサービスに飲み物の注文をしています。しばらくしてお酒が運ばれてきました。
〔どうぞ。〕と言って、グラスに注いでくれました。〔稟子さん、どうしましょうか?もし、迷いがあるなら止めておきますが?〕優しく國貞さんが尋ねてくれます。ふと横を見ると主人の顔が赤く上気しています。(私が他の人に抱かれると、主人はどうなるんだろう・・・?)そんな興味がわいてきました。
主人と顔を見合わせ、どちらからともなく頷きました。今度は、私の意志です。『お願いします。』と國貞さんに返事をしました。主人と結婚する以前に他の男性との経験がなかったわけではないのですが、この瞬間は初めてのエッチの時のように緊張していました。
國貞さんがシャワーを使い、続いて私・・・。そして、ベッドに入りました。私の緊張が伝わったのでしょうか。國貞さんは優しくキスをしてくれました。最初は、ちょっとふざけたように軽いキスです。それから、ゆっくりと舌が入ってきました。このあいだに右手が私のバスローブを脱がせます。(いいのかな?本当に、いいのかな?主人は?恥ずかしい・・・。見ないで・・・。)
ゆっくりと乳房へ手が下りてきます。國貞さんの愛撫で、我慢していた声が漏れてしまいます。(英俊さん、見ないで・・・お願い・・・でも気持ちいい・・・感じちゃう・・・どうしよう・・・。)そんな気持ちが私の頭の中でグルグル回っています。また横を見ると主人が一層上気した顔で私を見つめています。それにジーンズの上からでもふくらみが分かるくらい大きくなっていました。
(私が、抱かれる所を見て感じてくれているの?)主人の性癖を理解できた瞬間でした。そして私の中で、何かが吹っ切れました。(主人が、他の男に私が抱かれるのを見て感じるなら・・・)我慢することを、止めました。國貞さんの愛撫に導かれ、反応する私を見てますます主人は興奮しているようでした。(そうだ英俊さんに見せ付けてあげよう。もっと感じてくれるのかな?)
『よければフェラチオさせてもらえますか?』と國貞さんのペニスに手を添えました。受身だった私から言い出すとは思ってなかったのでしょう。國貞さんは驚いたようでしたが、私のお願いを聞いてくれました。もともとフェラチオが好きな私です。わざと主人に見えるように根元まで口に含みました。
私が音を立ててフェラチオをしていると、主人もたまらなくなったのかジーンズを脱ぎました。私と國貞さんはそのまま、69へ。指と舌の巧みな愛撫です。〔稟子さん、ここがもうびちょびちょだよ。〕そう言って、指を私の中へ入れます。クリトリスを舌で、中を指で刺激され狂いそうに感じてしまいます。
そして、私は、そのまま逝ってしまいました。(ごめんね。他の人の愛撫で逝っちゃった。)そう思い、主人を見るとニコニコして私を見つめてくれていました。(英俊さんも感じているの?私も、感じていいの?)
それで國貞さんのペニスを受け入れることへの不安もなくなりました。〔稟子さん、入れてもいいかな?〕と優しく聞いてくれ、私が頷くのを待ってくれました。返事の変わりにキスをすると、私の秘所にコンドームを着けたペニスをあてゆっくりと入ってきました。(他の人の、入っちゃうよ・・・?英俊さん、見てる?見てる?)
先ほどのフェラチオでかなりの大きさであることがわかっていました。全部が入ると、私の中がムギュっと押されたようになります。正常位でゆっくりと腰を動かしながら乳房や、うなじの愛撫を続けてくれました。主人が私たちの足元側に回り、結合部を見ているようです。
「稟子・・・感じているんだね?気持ちいいの?がまんしなくていいんだよ?」と英俊さんが話しているのが微かに聞こえました。「凜子のおマンコがヒクヒクして國貞さんのを咥えているよ?ほら、稟子の気持ちいいところに当ててもらってごらん?」
主人の声と同時に國貞さんのペニスが奥深く突き刺さります。思わず私の口から喘ぎ声が漏れます。セックスの気持ちよさと、英俊さんに見られているという興奮。そして他人に抱かれている私を見て感じている主人。
私は國貞さんの背中に手を回し、自分から腰を振りはじめていました。(逝っていい?もう・・・逝っちゃいそうなの・・・。)今までに感じたことのない絶頂を迎えました。気がつくと枕元に主人が来ていて、髪をなでてくれています。『あなた・・・。ごめんなさい。逝っちゃったの。』主人は黙ってキスしてくれました。
「もっと、してもらってごらん。そばで見ているから・・・。」それから英俊さんは國貞さんに「稟子は、バックが好きなんです。」と話していました。いつのまにか主人の下半身は裸でした。國定さんが〔凜子さん、今度はバックでしますよ。〕と言いながら私の背後から入ってきました。優しく、激しくリズムよく突かれながら、私は主人のペニスをフェラチオします。(いつもより、大きくなってる・・・。3Pに英俊さんも興奮している。)そして、主人が私の口の中に、たくさん射精をしてくれました。(私で感じてくれている・・・うれしい。)
次は詳しい体位は分かりませんが、正常位のような不思議な形でした。(それにしても國貞さんの持続力は・・・これ以上されると・・・。)キスしながらの挿入。國貞さんのペニスが子宮に当たるのが分かります。(また逝きそう・・・。)私は國貞さんにしがみつきました。〔稟子さん、わたしも逝きますよ?〕
私は返事する代わりに両手を國貞さんの腰に回し、奥まで押しつけました。彼は激しく腰を打ちつけ、私と同時に逝ってくれました。その後、身体を離した國貞さんはシャワーに向かったようです。
横で見ていた主人に、『いいの?これでよかったの?あのひと凄いよ・・・。』と訊きました。身も心も満足して裸のまま起き上がれない私に、「稟子、ありがとう。お前がいいならまたしようか?」静かに主人はそういうと、私にキスをしてくれました。 《完》
2015/02/26
- 関連記事
-
- 短17《妻は上司に抱かれる?》Vol.2 (2015/02/07)
- 短18『香織(かおり)と僕』2話 (2015/02/08)
- 短18『香織(かおり)と僕』3話 (2015/02/14)
- 短15『陽菜子の恋』その4話 (2015/02/14)
- 短15『陽菜子の恋』その5話 (2015/02/20)
- 短16『彼女?』第2話 (2015/02/21)
- 短21《妻とのリストラ》第1回 (2015/02/23)
- 短23【これでよかったの?】 《読み切り》 (2015/02/26)
- 短21《妻とのリストラ》第2回 (2015/02/28)
- 短17《妻は上司に抱かれる?》Vol.3 (2015/03/05)
- 短18『香織(かおり)と僕』4話 (2015/03/13)
- 短15『陽菜子の恋』その6話 (2015/03/15)
- 短18『香織(かおり)と僕』5話 (2015/03/16)
- 短18『香織(かおり)と僕』6話 (2015/03/21)
- 短21《妻とのリストラ》第3回 (2015/03/21)
コメント
コメントの投稿