中10〚新しい夫婦の形〛3章第1話 17
中10〚新しい夫婦の形〛3章第1話 17
結婚前は希美(のぞみ)に言い寄ってくる男はいるのかと、目を光らせていた僕(益岡健人)も、結婚後何年か経過したのちやがて僕は妻の行動にすら興味がなくなってしまっていた。でも、今僕のとなりにいる妻の身体はまだ充分に魅力的で、この乳房や腰、そしてヘアーの奥には男を満足させるには充分な機能が備わっている。こうして愛撫をすると、妻の身体はすぐに男を受け入れる準備を始めてしまう。これから先も希美はどれだけの男を満足させてしまうのだろうか。そう思うと僕のペニスはまた希美の熱い身体の中に入って行くのだった。
その日、結局僕たちは一歩も外には出ず、二人で何度となくセックスを楽しんだ。新婚時代でもこんなことはなかった。僕は自分でもどうしてしまったのかと思うほど精力が沸いてきた。
日中に二度ほど宅配やセールスなどの来客があり、《希美を裸のまま対応させようか》といじわるな考えを起こしたが、さすがにまだ僕にはそこまでさせる勇気はなく、妻の希美はその時だけ服を着た。妻が戻ってくると、また彼女を裸にしてどんなセックスをしたのかと聞く。
日が暮れてくると僕たちはベッドルームにその場所を移した。少し体力が萎えてくると、希美はその口で僕に元気を与えてくれた。さらには僕の前立腺を直接刺激してくる。『(最初の浮気相手)植村一雅から教え込まれた。』と言っていた。
「フェラチオは好きじゃなかったんじゃないか?」
献身的に僕のペニスを口に含む妻に訊いてみる。
『・・・あまり見ないで・・・恥ずかしいから・・・今でも抵抗はあるのよ・・。』
「これまでの人にもしてあげたのか?」
希美はどんなにつらい質問でもきちんと答える約束をしていた。
『・・・望む人だけはね・・・でも、天野さん以外はみんなして欲しいと言ってきたけど・・・。』
《ということは4人の男のペニスを口に含んだということか。それも結婚してからだ・・・。》
『・・わたし・・・あなたが最初の人だったでしょ・・・だから、あまりこういうことを知らなくて・・あなたのことを傷つけることを言ってしまったとずっと思っていたのよ・・・・。』
そう言うと希美は僕のペニスに再び絶妙な刺激を与えてくれ、僕は活力をみなぎらせていった。今日の希美は僕の言うことを何でも従ってくれた。前から後ろから、その日僕は何度も妻を絶頂に導くことが出来た。
こんな日々が永遠と続くのか、また数カ月もすれば淡白な毎日に戻ってしまうのか今の僕にはわからない。ただ妻には今日の日のようにいつまでも艶のある妖艶な女の香りを残しておいて欲しいと真剣に思った。すでに午前になろうとしている。もう何時間もベッドの中に僕たちはいた。
『わたしたちはこの後どうなっていくのかしら?』と不安そうな顔で希美が呟いてくる。
「きみはどうしたいんだ?」
『もう、後戻りは出来ないことはわかっているわ・・・私はあなたが決めたことに従います・・・別れたいというなら・・・それでも・・・。』
希美は裸のまま僕に寄り添ってそう言う。妻の体温を感じながら《手放せるものか》と心の中で思った。
「最初に言ったろ、僕はきみを愛おしくてたまらないと・・・だから決してきみと別れたりはしないよ。」
妻が不思議そうに僕を覗き込む。そんな妻の表情までもが今日は愛おしく感じられる。
『でも、私がしてしまったことは・・・もう消せないわ・・。』
「消すことなんてないさ。今のままの希美が好きなんだよ、これからもずっとそのままでいいのさ。」
『どういうこと?』
「今までどおり、きみは年に数回、出張などのときに他の男に抱かれる・・・そして、そのことを僕に話してくれればいい。」
『そ、そんなこと・・・もう出来ないわ・・。』
「出来ないと言うなら、それでもいいさ・・・きみがしたくないのならしなくていいし、したくなったら我慢しなくてもいい・・・僕たちの夫婦関係はこれから新しく作っていけばいいのさ。」
『・・あなた・・・。』
これから自分たちがいったい何処に向かっていくのか、僕(益岡健人)にも全くわからなかった。これで妻の不倫は終わりを告げるのか、あるいは僕たちの新しい生活の序章に過ぎないのか。ただ、僕の妻、希美(のぞみ)が愛おしくて、かわいくてしかたがない。そんな妻が僕以外の男に抱かれる。僕は嫉妬心で胸が張り裂けそうになるけど、それ以上に妻がどのような表情で悶えるのかを知りたい。そして、もしその場を目の当たりにしてしまったら、僕はどんな風になってしまうのだろうか?そんな思いでその日の長い一日は終わっていった。
2015/05/25
結婚前は希美(のぞみ)に言い寄ってくる男はいるのかと、目を光らせていた僕(益岡健人)も、結婚後何年か経過したのちやがて僕は妻の行動にすら興味がなくなってしまっていた。でも、今僕のとなりにいる妻の身体はまだ充分に魅力的で、この乳房や腰、そしてヘアーの奥には男を満足させるには充分な機能が備わっている。こうして愛撫をすると、妻の身体はすぐに男を受け入れる準備を始めてしまう。これから先も希美はどれだけの男を満足させてしまうのだろうか。そう思うと僕のペニスはまた希美の熱い身体の中に入って行くのだった。
その日、結局僕たちは一歩も外には出ず、二人で何度となくセックスを楽しんだ。新婚時代でもこんなことはなかった。僕は自分でもどうしてしまったのかと思うほど精力が沸いてきた。
日中に二度ほど宅配やセールスなどの来客があり、《希美を裸のまま対応させようか》といじわるな考えを起こしたが、さすがにまだ僕にはそこまでさせる勇気はなく、妻の希美はその時だけ服を着た。妻が戻ってくると、また彼女を裸にしてどんなセックスをしたのかと聞く。
日が暮れてくると僕たちはベッドルームにその場所を移した。少し体力が萎えてくると、希美はその口で僕に元気を与えてくれた。さらには僕の前立腺を直接刺激してくる。『(最初の浮気相手)植村一雅から教え込まれた。』と言っていた。
「フェラチオは好きじゃなかったんじゃないか?」
献身的に僕のペニスを口に含む妻に訊いてみる。
『・・・あまり見ないで・・・恥ずかしいから・・・今でも抵抗はあるのよ・・。』
「これまでの人にもしてあげたのか?」
希美はどんなにつらい質問でもきちんと答える約束をしていた。
『・・・望む人だけはね・・・でも、天野さん以外はみんなして欲しいと言ってきたけど・・・。』
《ということは4人の男のペニスを口に含んだということか。それも結婚してからだ・・・。》
『・・わたし・・・あなたが最初の人だったでしょ・・・だから、あまりこういうことを知らなくて・・あなたのことを傷つけることを言ってしまったとずっと思っていたのよ・・・・。』
そう言うと希美は僕のペニスに再び絶妙な刺激を与えてくれ、僕は活力をみなぎらせていった。今日の希美は僕の言うことを何でも従ってくれた。前から後ろから、その日僕は何度も妻を絶頂に導くことが出来た。
こんな日々が永遠と続くのか、また数カ月もすれば淡白な毎日に戻ってしまうのか今の僕にはわからない。ただ妻には今日の日のようにいつまでも艶のある妖艶な女の香りを残しておいて欲しいと真剣に思った。すでに午前になろうとしている。もう何時間もベッドの中に僕たちはいた。
『わたしたちはこの後どうなっていくのかしら?』と不安そうな顔で希美が呟いてくる。
「きみはどうしたいんだ?」
『もう、後戻りは出来ないことはわかっているわ・・・私はあなたが決めたことに従います・・・別れたいというなら・・・それでも・・・。』
希美は裸のまま僕に寄り添ってそう言う。妻の体温を感じながら《手放せるものか》と心の中で思った。
「最初に言ったろ、僕はきみを愛おしくてたまらないと・・・だから決してきみと別れたりはしないよ。」
妻が不思議そうに僕を覗き込む。そんな妻の表情までもが今日は愛おしく感じられる。
『でも、私がしてしまったことは・・・もう消せないわ・・。』
「消すことなんてないさ。今のままの希美が好きなんだよ、これからもずっとそのままでいいのさ。」
『どういうこと?』
「今までどおり、きみは年に数回、出張などのときに他の男に抱かれる・・・そして、そのことを僕に話してくれればいい。」
『そ、そんなこと・・・もう出来ないわ・・。』
「出来ないと言うなら、それでもいいさ・・・きみがしたくないのならしなくていいし、したくなったら我慢しなくてもいい・・・僕たちの夫婦関係はこれから新しく作っていけばいいのさ。」
『・・あなた・・・。』
これから自分たちがいったい何処に向かっていくのか、僕(益岡健人)にも全くわからなかった。これで妻の不倫は終わりを告げるのか、あるいは僕たちの新しい生活の序章に過ぎないのか。ただ、僕の妻、希美(のぞみ)が愛おしくて、かわいくてしかたがない。そんな妻が僕以外の男に抱かれる。僕は嫉妬心で胸が張り裂けそうになるけど、それ以上に妻がどのような表情で悶えるのかを知りたい。そして、もしその場を目の当たりにしてしまったら、僕はどんな風になってしまうのだろうか?そんな思いでその日の長い一日は終わっていった。
2015/05/25
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