中10〚新しい夫婦の形〛2章第8話 15
中10〚新しい夫婦の形〛2章第8話 15
三人目の男は企画部リーダーの三宅昭夫だった。三宅の歳は40代半ばで、色黒で顔のとがった印象だ。比較的頭がきれるので、次期企画部の部長に一番近い男だと聞いている。三宅と妻の希美(のぞみ)が初めて関係をもったのは2年半前の松本への出張の時だった。
その日妻は朝から風邪で体調が悪く、プレゼンが終わった後は熱がかなり上がってきていた。仕事が終わり、食事でもしようかと三宅が誘ってきたが、妻は体調がすぐれないと言ってホテルに戻った。ホテルのベッドで一人横になっていると、三宅が薬と栄養剤を持って来てくれたと言う。次の日の朝、すっかり体調が戻り、シャワーを浴びて髪を乾かしている時に三宅が心配して部屋にやってきた。
『おかげさまで、もう熱も下がりました。』と、ドア越しに希美が答えると、〔ちょっと顔色だけ見せて欲しい。〕と、三宅が言ったという。仕方なしに妻がドアを開けると、三宅は〔熱が下がったか確認するね。〕と言って自分の額を妻の額に当ててきたと言う。
希美は三宅の行動に一瞬びっくりしたが、『その後の行動は予想がついた。』と言っていた。三宅は妻の予想通りそのまま妻に口付けをしてきた。三宅の口付けはとても情熱的で妻は『すぐに力を失いなすがままにされてしまった。』という。
ベッドに寝かされると、やさしく愛撫され妻はそのまま大人のセックスの世界へ入って行ったようだった。三宅はきちんと避妊具(コンドーム)まで用意しており、自分で後始末までして帰ったようだ。それから三宅と出張で同行した時は、『きまって早朝に(妻の)部屋に三宅が来るようになった。』と言う。
「じゃあ昨日までの出張は三宅さんもいたようだけどどうだったの?」
僕は三宅との関係を聞き終わってから妻に質問をしてみた。
『・・・ごめんなさい・・・。』
やはり昨日までの出張でも希美は三宅に抱かれていたのだ。
「3日間連続で抱かれたのか?」妻の希美は黙って頷いた。つい昨日の朝まで妻は三宅に抱かれていた。しかも3日間の朝に連続で。普通の亭主であれば怒りで逆上するところだが、しかし何故だが今日の僕は怒りがこみ上げてこない。僕は妻を自分の隣に呼び寄せるとたまらず唇を奪った。あわただしく希美の下着を取るとソファの上で全身を愛撫した。すでに乳首は堅く尖り、あそこは愛液で溢れていた。
『あなた・・・カーテンを・・。』
「いいさ、もし誰かに見られたとしても、もう君は僕だけのものじゃないんだ1」
『そんな・・お願い、わかって・・・あなたを一番愛しているの・・・でも、身体が言うことをきかなくなって・・・。』
「わかってるさ、全然怒ってないよ。僕はこうやってきみと他の男とのセックスを聞き、そして興奮し、きみを抱く・・・そうやって今回のことを消化しようとしているんだ・・・だから、正直に話してもっと僕を興奮させて欲しい!」
《僕は今まで妻の希美はセックスがあまり好きではないと勝手に思い込んでいたようだ。》不倫によって妻の女としての本能は明らかに開発させられていた。それに、希美が“寝取られた”ということで自分がこんなにも興奮するということも新しい発見だった。
2015/05/13
三人目の男は企画部リーダーの三宅昭夫だった。三宅の歳は40代半ばで、色黒で顔のとがった印象だ。比較的頭がきれるので、次期企画部の部長に一番近い男だと聞いている。三宅と妻の希美(のぞみ)が初めて関係をもったのは2年半前の松本への出張の時だった。
その日妻は朝から風邪で体調が悪く、プレゼンが終わった後は熱がかなり上がってきていた。仕事が終わり、食事でもしようかと三宅が誘ってきたが、妻は体調がすぐれないと言ってホテルに戻った。ホテルのベッドで一人横になっていると、三宅が薬と栄養剤を持って来てくれたと言う。次の日の朝、すっかり体調が戻り、シャワーを浴びて髪を乾かしている時に三宅が心配して部屋にやってきた。
『おかげさまで、もう熱も下がりました。』と、ドア越しに希美が答えると、〔ちょっと顔色だけ見せて欲しい。〕と、三宅が言ったという。仕方なしに妻がドアを開けると、三宅は〔熱が下がったか確認するね。〕と言って自分の額を妻の額に当ててきたと言う。
希美は三宅の行動に一瞬びっくりしたが、『その後の行動は予想がついた。』と言っていた。三宅は妻の予想通りそのまま妻に口付けをしてきた。三宅の口付けはとても情熱的で妻は『すぐに力を失いなすがままにされてしまった。』という。
ベッドに寝かされると、やさしく愛撫され妻はそのまま大人のセックスの世界へ入って行ったようだった。三宅はきちんと避妊具(コンドーム)まで用意しており、自分で後始末までして帰ったようだ。それから三宅と出張で同行した時は、『きまって早朝に(妻の)部屋に三宅が来るようになった。』と言う。
「じゃあ昨日までの出張は三宅さんもいたようだけどどうだったの?」
僕は三宅との関係を聞き終わってから妻に質問をしてみた。
『・・・ごめんなさい・・・。』
やはり昨日までの出張でも希美は三宅に抱かれていたのだ。
「3日間連続で抱かれたのか?」妻の希美は黙って頷いた。つい昨日の朝まで妻は三宅に抱かれていた。しかも3日間の朝に連続で。普通の亭主であれば怒りで逆上するところだが、しかし何故だが今日の僕は怒りがこみ上げてこない。僕は妻を自分の隣に呼び寄せるとたまらず唇を奪った。あわただしく希美の下着を取るとソファの上で全身を愛撫した。すでに乳首は堅く尖り、あそこは愛液で溢れていた。
『あなた・・・カーテンを・・。』
「いいさ、もし誰かに見られたとしても、もう君は僕だけのものじゃないんだ1」
『そんな・・お願い、わかって・・・あなたを一番愛しているの・・・でも、身体が言うことをきかなくなって・・・。』
「わかってるさ、全然怒ってないよ。僕はこうやってきみと他の男とのセックスを聞き、そして興奮し、きみを抱く・・・そうやって今回のことを消化しようとしているんだ・・・だから、正直に話してもっと僕を興奮させて欲しい!」
《僕は今まで妻の希美はセックスがあまり好きではないと勝手に思い込んでいたようだ。》不倫によって妻の女としての本能は明らかに開発させられていた。それに、希美が“寝取られた”ということで自分がこんなにも興奮するということも新しい発見だった。
2015/05/13
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