長G〖救いの手を〗第21回
長G〖救いの手を〗第21回
ここまでの段階で、妻の彩矢(あや)は間違い無く私(高坂正文)の事を舐めきって、油断している筈です。勿論、浮気相手と思われる望月統括部長もです。だからこそ、その油断を盾に、アドバンテージは私にある事だけは確かです。
ならば…ならばです。いにしえからの諺にも【急(せ)いては事を仕損(しそん)じる(何事も焦ってやると失敗しがちだから、急ぐときほど落ち着いて行動せよという戒め。)】と言う素晴らしい格言があります。一気に全てを片付けるには、まだまだ調べなくてはならない事もあります。そして、段取りしなくてはならない事も・・・。
私は妻の彩矢が帰って来て、ボイスレコーダーや下着の件などを思惑通り処理出来たとしても、私自身は馬鹿で間抜けな、お人善しな亭主をとことん演じきり、その間に積み重ねた物証を元にあの二人に、ぐうの音の出ない程に制裁を…社会的制裁を与えてやりたいと考えたのです。
私は妻の日常の習性、体質、少なくとも私と結婚してからの彩矢の行動パターンなどを思い返していました。彩矢は、ある種類のアルコールに弱く、それを一定量越えて摂取して
しまうと、一気に酔いが回り、睡魔が襲うのです。
その味や香りなどは大好きなようですが、彩矢は何故かそれを摂取すると睡魔が襲い、眠りについたら最後、ちょっとやそっとでは眠りから覚める事はありませんでした。私は妻のこの体質に着目したのです。そう…ワインに弱い妻の体質をです。
明日帰宅した妻の彩矢に、友人から貰ったとでも理由をつけて、高級ワインを飲ませて、酔い潰してしまおうとの作戦です。在り来りで単純な作戦ですが、最も効果的であると思われました。
用心の為に明日、掛かり付けのドクターの元へ行き、不眠を理由に睡眠剤を処方して貰い、それをすり鉢を使い細かく砕いて、二杯、三杯と杯を重ね、妻が酔いが回った頃にワインに混入させて確実に眠らせようと思います。これはある種の犯罪かも知れませんが、これはこれで致し方ない事と割り切りました。
【ズルッッ…ズボッ…ッ…ズボッ…ッッ…ズルッッ…】
『あん…っ… いぃ…あっ…あっ…大きいぃ…当たるぅ…当たるのぉぉ…もっとぉぉ …。』
【グチュッ…ッ…グチュッ…ッ…グチョッ…】
〔彩矢っ…何が好きなんだ…えっ?聞こえないな…言わないなら抜くぞ?…いいのか?…〕
『いやっ…いやん…部長の…部長の…。』
【ズルッ…ルッルッ… 】
〔何?…聞こえないな…ほら…抜けるぞ…。〕
正常位で望月の巨大なペニスを余す事なく根元まで受け入れて、ヨガり狂う彩矢が、その巨大なペニスを抜かれそうになり、苦悶の表情で懇願するように抜かれてはたまらないとばかりに、下から腰を持ち上げ気味にして、より深く、より奥へと、巨大なペニスを追い掛け、離すまいと締め付けている…。『いやん…抜かないでぇ…ぶ、部長の大きいチンポが好き…チンポが好き…。』
「止めろ…止めろ!お前達、俺の前で何をやっているんだ! ふざけるな!彩矢…。」
“ハァ…ハァ…ハァ…” 私は荒い呼吸と共に、跳ねるように起きた。《あぁ…これは夢か?…夢なのか…》どうやら私は、これからの方策を練っているうちにリビングのソファで寝てしまってようです。額は脂汗でギトギトになり、着ていたTシャツは汗でベタベタになり背中に張り付いていました。それにしてもリアルで鮮明な夢でした…。
2015/06/20
ここまでの段階で、妻の彩矢(あや)は間違い無く私(高坂正文)の事を舐めきって、油断している筈です。勿論、浮気相手と思われる望月統括部長もです。だからこそ、その油断を盾に、アドバンテージは私にある事だけは確かです。
ならば…ならばです。いにしえからの諺にも【急(せ)いては事を仕損(しそん)じる(何事も焦ってやると失敗しがちだから、急ぐときほど落ち着いて行動せよという戒め。)】と言う素晴らしい格言があります。一気に全てを片付けるには、まだまだ調べなくてはならない事もあります。そして、段取りしなくてはならない事も・・・。
私は妻の彩矢が帰って来て、ボイスレコーダーや下着の件などを思惑通り処理出来たとしても、私自身は馬鹿で間抜けな、お人善しな亭主をとことん演じきり、その間に積み重ねた物証を元にあの二人に、ぐうの音の出ない程に制裁を…社会的制裁を与えてやりたいと考えたのです。
私は妻の日常の習性、体質、少なくとも私と結婚してからの彩矢の行動パターンなどを思い返していました。彩矢は、ある種類のアルコールに弱く、それを一定量越えて摂取して
しまうと、一気に酔いが回り、睡魔が襲うのです。
その味や香りなどは大好きなようですが、彩矢は何故かそれを摂取すると睡魔が襲い、眠りについたら最後、ちょっとやそっとでは眠りから覚める事はありませんでした。私は妻のこの体質に着目したのです。そう…ワインに弱い妻の体質をです。
明日帰宅した妻の彩矢に、友人から貰ったとでも理由をつけて、高級ワインを飲ませて、酔い潰してしまおうとの作戦です。在り来りで単純な作戦ですが、最も効果的であると思われました。
用心の為に明日、掛かり付けのドクターの元へ行き、不眠を理由に睡眠剤を処方して貰い、それをすり鉢を使い細かく砕いて、二杯、三杯と杯を重ね、妻が酔いが回った頃にワインに混入させて確実に眠らせようと思います。これはある種の犯罪かも知れませんが、これはこれで致し方ない事と割り切りました。
【ズルッッ…ズボッ…ッ…ズボッ…ッッ…ズルッッ…】
『あん…っ… いぃ…あっ…あっ…大きいぃ…当たるぅ…当たるのぉぉ…もっとぉぉ …。』
【グチュッ…ッ…グチュッ…ッ…グチョッ…】
〔彩矢っ…何が好きなんだ…えっ?聞こえないな…言わないなら抜くぞ?…いいのか?…〕
『いやっ…いやん…部長の…部長の…。』
【ズルッ…ルッルッ… 】
〔何?…聞こえないな…ほら…抜けるぞ…。〕
正常位で望月の巨大なペニスを余す事なく根元まで受け入れて、ヨガり狂う彩矢が、その巨大なペニスを抜かれそうになり、苦悶の表情で懇願するように抜かれてはたまらないとばかりに、下から腰を持ち上げ気味にして、より深く、より奥へと、巨大なペニスを追い掛け、離すまいと締め付けている…。『いやん…抜かないでぇ…ぶ、部長の大きいチンポが好き…チンポが好き…。』
「止めろ…止めろ!お前達、俺の前で何をやっているんだ! ふざけるな!彩矢…。」
“ハァ…ハァ…ハァ…” 私は荒い呼吸と共に、跳ねるように起きた。《あぁ…これは夢か?…夢なのか…》どうやら私は、これからの方策を練っているうちにリビングのソファで寝てしまってようです。額は脂汗でギトギトになり、着ていたTシャツは汗でベタベタになり背中に張り付いていました。それにしてもリアルで鮮明な夢でした…。
2015/06/20
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