長P『目覚めていく妻』 第11話
長P『目覚めていく妻』 第11話
それからの私達は以前よりはセックスをする回数も増えて、セックスの時は江崎のことを持ち出しては二人で興奮していました。ある土曜日、私(清水一成:かずなり48歳)と妻(瑞穂:みずほ44歳)の二人だけで昼食をとっている最中に瑞穂から『今日スポーツクラブに行ってもいいかな?』と言うので私は「行ってくればいいよ。けど休日にって珍しいね?」と訊くと『少し身体を動かしたくなったの。パパが二人で何処かに行こうと思っていれば行かなくってもいいよ。』と答えた。
私は日ごろの仕事の疲れもあり、1日のんびり過ごしたい気分だった。瑞穂は簡単に掃除を済ませてスポーツクラブへ行く用意をして『行ってきまぁ~す。』とニコニコしながら家を出て行きます。出かけたのは昼3時を過ぎた頃でした。
家でゆっくりとテレビを見ながらビール片手にくつろいでいると、午後5時過ぎに妻から私の携帯に電話があります。
「もしもし。」
『パパ?これからみんなで食事に行ってもいいかな?今夜は香奈と理奈も外で食事するって言っていたから。ごめんね。パパは何処かで食事してくれる?』
瑞穂の電話の向こうから聞こえてくるいろんな音や話し声から、妻はスポーツクラブから電話をかけているようでした。
「大丈夫だよ。俺はコンビに弁当でも買って適当にしているから。」
『ごめんね。パパ じゃあお願いします。』
「もしもしママ?江崎も行くんだろう?」
『えっ?・・うん。』
「うまくいけばしてもいいよ(笑)。」
『もう・・バーーカ!!みんな待っているから切るね。』
そう言って妻は電話を切りました。
《瑞穂はして来るかな?いやそんなことはないだろぉ・・・》何度も何度も同じことの繰り返
しが私の頭の中でグルグルと回りながら浮かんでは消えていき、テレビを見てはいますが一向に頭の中には全然入って来ませんでした。
午後9時過ぎごろに二人の娘が順番に帰って来ては「ただいま。ママは?」の一言でした。娘達が風呂に入り、少し一緒にテレビを見ていたのですがいつの間にか私は眠ったようです。
『パパ!パパ!こんなところで寝ると風邪ひくよ~。』
と私をゆすぶりながらそう言う瑞穂の声で私は眼が覚めました。
「あれ?ママいつのまに帰ってきたの?」
『今帰ってきたとこだよ。』
「そうなんだ。それで・・・したの?」
『もぉ~するわけないでしょ!けど近くまで江崎さんに送ってもらったわ。』
「ほぉ~!また抱きしめられたのか?」
『ううん。それはなかったけれど・・。』と瑞穂が何か言いたそうです。
「江崎と何かあったのか?」
『うん・・・〔これから一緒に飲みたい。〕って言われの・・・。』
「あれ?瑞穂今日は呑んでないのか?珍しく」
『この前みたいに悪酔いすると嫌だから呑まなかったのよ。』
「だから江崎は誘ったんだな。」
『そうだと思うわ。』
「どうして帰ってきたの?一緒に呑みに行けばよかったのに?」
『そう簡単には行けないよ。だけど江崎さん、私を家まで送ってくると家に帰るの遠くなるんだよね?』
「反対の方なのか?」
『うん。電車まだあったかな?』
「あれ?車じゃないのか?」
『だって呑むから車じゃないでしょ。』
「そっか。瑞穂が呑んでないんだったら車で送ってあげれば・・。」
『う~んどうしようかな・・・?』
「行っておいでよ。夜中の二人のドライブだよ。俺はドキドキして待っているから。」
『じゃ~電話してみるわ。』
妻はバックの中から携帯を取り出し江崎に電話をします。
『あの、もしもし?清水ですけど・・先ほどはありがとうございます。』『もう電車に乗られました?』『あぁ~そうなんですか。もしよければ、今から私の運転でよければ送りましょうか?』『はい。わかりました駅前のコンビにですね。では向かいますね。』
そう言って妻の瑞穂は電話を切り私に
『まだ最終はあるみたいなんだけど、行ってくるわ。でもいいのね?』
「ゆっくりドライブ楽しんでくればいいさ。」
『送って行けば、すぐ帰ってくるわよ。』
2015/08/05
それからの私達は以前よりはセックスをする回数も増えて、セックスの時は江崎のことを持ち出しては二人で興奮していました。ある土曜日、私(清水一成:かずなり48歳)と妻(瑞穂:みずほ44歳)の二人だけで昼食をとっている最中に瑞穂から『今日スポーツクラブに行ってもいいかな?』と言うので私は「行ってくればいいよ。けど休日にって珍しいね?」と訊くと『少し身体を動かしたくなったの。パパが二人で何処かに行こうと思っていれば行かなくってもいいよ。』と答えた。
私は日ごろの仕事の疲れもあり、1日のんびり過ごしたい気分だった。瑞穂は簡単に掃除を済ませてスポーツクラブへ行く用意をして『行ってきまぁ~す。』とニコニコしながら家を出て行きます。出かけたのは昼3時を過ぎた頃でした。
家でゆっくりとテレビを見ながらビール片手にくつろいでいると、午後5時過ぎに妻から私の携帯に電話があります。
「もしもし。」
『パパ?これからみんなで食事に行ってもいいかな?今夜は香奈と理奈も外で食事するって言っていたから。ごめんね。パパは何処かで食事してくれる?』
瑞穂の電話の向こうから聞こえてくるいろんな音や話し声から、妻はスポーツクラブから電話をかけているようでした。
「大丈夫だよ。俺はコンビに弁当でも買って適当にしているから。」
『ごめんね。パパ じゃあお願いします。』
「もしもしママ?江崎も行くんだろう?」
『えっ?・・うん。』
「うまくいけばしてもいいよ(笑)。」
『もう・・バーーカ!!みんな待っているから切るね。』
そう言って妻は電話を切りました。
《瑞穂はして来るかな?いやそんなことはないだろぉ・・・》何度も何度も同じことの繰り返
しが私の頭の中でグルグルと回りながら浮かんでは消えていき、テレビを見てはいますが一向に頭の中には全然入って来ませんでした。
午後9時過ぎごろに二人の娘が順番に帰って来ては「ただいま。ママは?」の一言でした。娘達が風呂に入り、少し一緒にテレビを見ていたのですがいつの間にか私は眠ったようです。
『パパ!パパ!こんなところで寝ると風邪ひくよ~。』
と私をゆすぶりながらそう言う瑞穂の声で私は眼が覚めました。
「あれ?ママいつのまに帰ってきたの?」
『今帰ってきたとこだよ。』
「そうなんだ。それで・・・したの?」
『もぉ~するわけないでしょ!けど近くまで江崎さんに送ってもらったわ。』
「ほぉ~!また抱きしめられたのか?」
『ううん。それはなかったけれど・・。』と瑞穂が何か言いたそうです。
「江崎と何かあったのか?」
『うん・・・〔これから一緒に飲みたい。〕って言われの・・・。』
「あれ?瑞穂今日は呑んでないのか?珍しく」
『この前みたいに悪酔いすると嫌だから呑まなかったのよ。』
「だから江崎は誘ったんだな。」
『そうだと思うわ。』
「どうして帰ってきたの?一緒に呑みに行けばよかったのに?」
『そう簡単には行けないよ。だけど江崎さん、私を家まで送ってくると家に帰るの遠くなるんだよね?』
「反対の方なのか?」
『うん。電車まだあったかな?』
「あれ?車じゃないのか?」
『だって呑むから車じゃないでしょ。』
「そっか。瑞穂が呑んでないんだったら車で送ってあげれば・・。」
『う~んどうしようかな・・・?』
「行っておいでよ。夜中の二人のドライブだよ。俺はドキドキして待っているから。」
『じゃ~電話してみるわ。』
妻はバックの中から携帯を取り出し江崎に電話をします。
『あの、もしもし?清水ですけど・・先ほどはありがとうございます。』『もう電車に乗られました?』『あぁ~そうなんですか。もしよければ、今から私の運転でよければ送りましょうか?』『はい。わかりました駅前のコンビにですね。では向かいますね。』
そう言って妻の瑞穂は電話を切り私に
『まだ最終はあるみたいなんだけど、行ってくるわ。でもいいのね?』
「ゆっくりドライブ楽しんでくればいいさ。」
『送って行けば、すぐ帰ってくるわよ。』
2015/08/05
- 関連記事
-
- 長P『目覚めていく妻』 第4話 (2015/05/28)
- 長P『目覚めていく妻』 第5話 (2015/06/03)
- 長P『目覚めていく妻』 第6話 (2015/06/08)
- 長P『目覚めていく妻』 第7話 (2015/06/26)
- 長P『目覚めていく妻』 第8話 (2015/07/02)
- 長P『目覚めていく妻』 第9話 (2015/07/06)
- 長P『目覚めていく妻』 第10話 (2015/07/31)
- 長P『目覚めていく妻』 第11話 (2015/08/05)
- 長P『目覚めていく妻』 第12話 (2015/08/10)
- 長P『目覚めていく妻』 第13話 (2015/08/23)
- 長P『目覚めていく妻』 第14話 (2015/10/18)
- 長P『目覚めていく妻』 第15話 (2015/10/24)
- 長P『目覚めていく妻』 第16話 (2015/12/13)
- 長P『目覚めていく妻』 第17話 (2015/12/23)
- 長P『目覚めていく妻』 第18話 (2016/01/11)
コメント
コメントの投稿