短Ⅱ18【封印】第4回
短Ⅱ18【封印】第4回
片岡と妻(朝倉未来:みき30歳)は温泉を共にすることになってしまいました・・・。未来は、タイミングを逃したまま、すこし警戒をし、ナーバスであったようです。
しかし、片岡の話し掛けてくる口調は、男と女が裸でいるのにもかかわらず、『いやらしさを感じさせなかった。』と妻は言いました。いつしか、混浴であることが気にならなくなり、そのまま、昨日に続き、草いじりの話で盛り上がってしまったとのことでした。
ただし、じわじわと未来と片岡の距離は近くなっていたことに気付いてはいたようですが・・・。それも、自然な流れだったので嫌な感じもしなかったと・・・。それが安全だと思わせるのに自然だったのか、それとも、女性の懐に転がり込むのに嫌味がない風だったのかは、私(朝倉省吾:35歳)はその場にいなかったのでわかりませんが・・・。
盛り上がっていた時間も終わり、会話が途切れ、二人の視線が重なったそうです。妻は、何故だか、『片岡さんのつぶらな瞳に引き込まれてしまった。』とのことです。今まではとてもそんな雰囲気ではなかったのに・・・。急に男女を意識しだしたりして・・・。時が止まったように、妻の未来(みき)は声がでなかったそうです・・・。
すると、片岡が低い声で魔法のように・・・。〔奥さんは女の悦びを感じたことはありますか?旅先の情事なんてざらにあります。良かったら、連絡をください。〕そう言って、片岡は温泉を後にしたとのことでした。これが朝起きた出来事です。
妻はホラとメモ紙を見せてくれました。メモ紙に名前(片岡儀一)とメールアドレスが書いてありました。ロッカーのドアに挟まれていたのです。
結局、片岡に誘われただけと知り、先ほどまでの不安だった状態は解消されてい
ました。それにも関わらず、私はなぜか興奮をしています。未来が言った『視線が重なって、瞳に引き込まれた・・・。』に“他人とのSEX”をはぐらかす妻でも脈があるんじゃないかなんて不埒なことを考えていたのです。
『あなた、どうしたの?他の人と私が・・・なんて、いつもみたいに考えているんじゃないの?』
《図星です・・》、妻は笑いながら、私の考えを言い当てました。
「ははは、顔に出てる?片岡さんとなら出来た?」
『う~ん、わからないわ。それに、あなたに隠れて、他の人となんてできないって・・・。』
「じゃあ、今知ったから、隠れてなんかじゃないよ。」
私は、冗談の風を装いましたが、言わずにいられなかったのです・・・。
『もう・・・、そんなことを言って・・・。』
妻の未来は、困っていたようです。そして、しばらくの沈黙・・・。その後で、
『また、会ってみてみないとわからないよ・・・。その時の雰囲気もあるし・・・。』
2015/10/15
片岡と妻(朝倉未来:みき30歳)は温泉を共にすることになってしまいました・・・。未来は、タイミングを逃したまま、すこし警戒をし、ナーバスであったようです。
しかし、片岡の話し掛けてくる口調は、男と女が裸でいるのにもかかわらず、『いやらしさを感じさせなかった。』と妻は言いました。いつしか、混浴であることが気にならなくなり、そのまま、昨日に続き、草いじりの話で盛り上がってしまったとのことでした。
ただし、じわじわと未来と片岡の距離は近くなっていたことに気付いてはいたようですが・・・。それも、自然な流れだったので嫌な感じもしなかったと・・・。それが安全だと思わせるのに自然だったのか、それとも、女性の懐に転がり込むのに嫌味がない風だったのかは、私(朝倉省吾:35歳)はその場にいなかったのでわかりませんが・・・。
盛り上がっていた時間も終わり、会話が途切れ、二人の視線が重なったそうです。妻は、何故だか、『片岡さんのつぶらな瞳に引き込まれてしまった。』とのことです。今まではとてもそんな雰囲気ではなかったのに・・・。急に男女を意識しだしたりして・・・。時が止まったように、妻の未来(みき)は声がでなかったそうです・・・。
すると、片岡が低い声で魔法のように・・・。〔奥さんは女の悦びを感じたことはありますか?旅先の情事なんてざらにあります。良かったら、連絡をください。〕そう言って、片岡は温泉を後にしたとのことでした。これが朝起きた出来事です。
妻はホラとメモ紙を見せてくれました。メモ紙に名前(片岡儀一)とメールアドレスが書いてありました。ロッカーのドアに挟まれていたのです。
結局、片岡に誘われただけと知り、先ほどまでの不安だった状態は解消されてい
ました。それにも関わらず、私はなぜか興奮をしています。未来が言った『視線が重なって、瞳に引き込まれた・・・。』に“他人とのSEX”をはぐらかす妻でも脈があるんじゃないかなんて不埒なことを考えていたのです。
『あなた、どうしたの?他の人と私が・・・なんて、いつもみたいに考えているんじゃないの?』
《図星です・・》、妻は笑いながら、私の考えを言い当てました。
「ははは、顔に出てる?片岡さんとなら出来た?」
『う~ん、わからないわ。それに、あなたに隠れて、他の人となんてできないって・・・。』
「じゃあ、今知ったから、隠れてなんかじゃないよ。」
私は、冗談の風を装いましたが、言わずにいられなかったのです・・・。
『もう・・・、そんなことを言って・・・。』
妻の未来は、困っていたようです。そして、しばらくの沈黙・・・。その後で、
『また、会ってみてみないとわからないよ・・・。その時の雰囲気もあるし・・・。』
2015/10/15
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