名I〖愛する人〗第2節3章第6話 [秋16]32
名I〖愛する人〗第2節3章第6話 [秋16]32
スタートホールのグリーン上。実は、妻(寺川絵里:てらかわ・えり:34歳)は、パッテイングが上手い。なぜか距離感が抜群なのだ。超ロングパットでも大体ピンに寄せてくる。最初の頃、これには僕(寺川匠真:たくま:36歳)も驚いた。パッティングのスコアだけ見るといつも妻が勝つ。適当に打っているだけのように見えるので「どうしてそんなに近くに寄せられるの?」と尋ねてみるが、絵里からの返答は『んっ?・・・何となくこの辺にこれぐらいで、って打ってるだけよ・・・転がすだけだから簡単よね・・フフッ。』だった。この時に僕は、《キャディーにでも転職すれば?・・》と思った。
いつもの妻のラインを読む姿勢は、その場にしゃがんで片脚の膝を立てるポーズです。ちょうど靴の紐を結び直すような感じだ。そして、プロみたいに片手で前に延ばした手からパターをまっすぐ下にブラーンとさせる。長いパットの場合は、打つ方向の反対側からもこれをしたりする。このことを知っていたので、僕は、正面から妻のパンチラを楽しもう、と考えていた。
しかし、この日は違った。妻は、このホールで、両膝を合わせて芝生の上に置くという姿勢をとった。やはりスカートの中身を見られないようにしているのか?(これでは、見えない・・・)これには、期待していた僕だけでなく三上浩二と佐々木和也も内心ガッカリしたと思う。
僕は、その後のホールを回る中、スタートホールのティショットがかなりラッキーだったことに気づかされた。パンチラのためにレディースティが設計されている訳ではないので当たり前なのだが・・・。
それでも僕らは、数回、妻のパンチラを拝むことができた。ホールによってカートとティグラウンドの位置関係が悪く、全く見えない時もあるが、逆に、その位置によって驚くほどよく見える時もあった。でも・・なかなか拝むことができないからこそパンチラは貴重。カートの運転は進んで僕がする。なぜって?・・パンチラポジションにカートを止めるためだ。
もちろんフェアウェイでも妻のパンチラを拝めるチャンスは、何度かあった。ゴルフ場は起伏が多くあるし、ボールが斜面に止まることもある。物を拾うために身を屈める動作も頻繁にあった。妻は、たいてい片手でスカートを押さえていたが、どうしても両手がふさがってしまう場面が出てくる。ただし、その時に、たまたま妻の近くにいること、という条件付きだったが。
ラウンドプレーを進めて行くうちにグリーン上がそのチャンスが一番多いと気がつく。運が良ければ妻のパンチラを真後ろから数秒間至近距離で拝めることを発見したのだ。妻が先にカップインしたボールを拾う時に、ティーを刺す時のように身体を前に折る。たまたまその真後ろでラインを読むためにしゃがんでいる時や、マークしたボールを置くために身体を倒すときに、スカートの中を下から覗き込むことができた。三上と佐々木もそれに気づいたようで、タイミングが合えば、ジッと下から覗き込んでいるのが分かる。だから、あいつらもボールが集まったグリーン上で自分のボールと妻のボールの位置関係を見て、内心、一喜一憂していたのは、間違いない。・・・もう、僕ら男達は、ゴルフをしているのか、妻(ここでは山岸エリ)のパンチラを拝みにきているのか、よく分からなくなっていた。 [秋17]33へ続く 2016/11/10
スタートホールのグリーン上。実は、妻(寺川絵里:てらかわ・えり:34歳)は、パッテイングが上手い。なぜか距離感が抜群なのだ。超ロングパットでも大体ピンに寄せてくる。最初の頃、これには僕(寺川匠真:たくま:36歳)も驚いた。パッティングのスコアだけ見るといつも妻が勝つ。適当に打っているだけのように見えるので「どうしてそんなに近くに寄せられるの?」と尋ねてみるが、絵里からの返答は『んっ?・・・何となくこの辺にこれぐらいで、って打ってるだけよ・・・転がすだけだから簡単よね・・フフッ。』だった。この時に僕は、《キャディーにでも転職すれば?・・》と思った。
いつもの妻のラインを読む姿勢は、その場にしゃがんで片脚の膝を立てるポーズです。ちょうど靴の紐を結び直すような感じだ。そして、プロみたいに片手で前に延ばした手からパターをまっすぐ下にブラーンとさせる。長いパットの場合は、打つ方向の反対側からもこれをしたりする。このことを知っていたので、僕は、正面から妻のパンチラを楽しもう、と考えていた。
しかし、この日は違った。妻は、このホールで、両膝を合わせて芝生の上に置くという姿勢をとった。やはりスカートの中身を見られないようにしているのか?(これでは、見えない・・・)これには、期待していた僕だけでなく三上浩二と佐々木和也も内心ガッカリしたと思う。
僕は、その後のホールを回る中、スタートホールのティショットがかなりラッキーだったことに気づかされた。パンチラのためにレディースティが設計されている訳ではないので当たり前なのだが・・・。
それでも僕らは、数回、妻のパンチラを拝むことができた。ホールによってカートとティグラウンドの位置関係が悪く、全く見えない時もあるが、逆に、その位置によって驚くほどよく見える時もあった。でも・・なかなか拝むことができないからこそパンチラは貴重。カートの運転は進んで僕がする。なぜって?・・パンチラポジションにカートを止めるためだ。
もちろんフェアウェイでも妻のパンチラを拝めるチャンスは、何度かあった。ゴルフ場は起伏が多くあるし、ボールが斜面に止まることもある。物を拾うために身を屈める動作も頻繁にあった。妻は、たいてい片手でスカートを押さえていたが、どうしても両手がふさがってしまう場面が出てくる。ただし、その時に、たまたま妻の近くにいること、という条件付きだったが。
ラウンドプレーを進めて行くうちにグリーン上がそのチャンスが一番多いと気がつく。運が良ければ妻のパンチラを真後ろから数秒間至近距離で拝めることを発見したのだ。妻が先にカップインしたボールを拾う時に、ティーを刺す時のように身体を前に折る。たまたまその真後ろでラインを読むためにしゃがんでいる時や、マークしたボールを置くために身体を倒すときに、スカートの中を下から覗き込むことができた。三上と佐々木もそれに気づいたようで、タイミングが合えば、ジッと下から覗き込んでいるのが分かる。だから、あいつらもボールが集まったグリーン上で自分のボールと妻のボールの位置関係を見て、内心、一喜一憂していたのは、間違いない。・・・もう、僕ら男達は、ゴルフをしているのか、妻(ここでは山岸エリ)のパンチラを拝みにきているのか、よく分からなくなっていた。 [秋17]33へ続く 2016/11/10
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