名I〖愛する人〗第2節3章第3話 [秋13]29
名I〖愛する人〗第2節3章第3話 [秋13]29
三上浩二と佐々木和也は、じゃあ、少し転がしてくるよ、と言いいながら練習グリーンへ歩いて行った。僕(寺川匠真:たくま:36歳)と妻(寺川絵里:えり:34歳)は、先にカートに行き、スタートの準備を始める。
僕が妻の腰の巻かれたベストを恨めしく見ていると、『フフッ・・・よかったわ・・いい感じの人達で・・・。』と嬉しそうに準備をしている妻が、腰に巻いていたベストをほどいて、自分のバッグに入れた。僕は、絵里がそれを巻いたままラウンドするかと思っていたので、これを見たとき、心の中でガッツポーズをする。
僕達の組のスタートの時間が近づいてきたので、三上と佐々木もカートにやってきた。二人がワイワイ言いながら準備をしているところに妻も二人に話しかけて、会話の中に入っていってる。笑い声もする。まるで以前から知っている友達のような雰囲気だった。(いい、感じだな・・・。)
突発的な思いつきだったが、《山岸エリ(妻の旧名)をあいつらに妻として紹介しなくてよかった。》と思った。普通にエリを僕の妻として紹介していたら、きっと、最初の挨拶は『いつも主人がお世話になっています。』「いえいえ、こちらこそお世話になっています。」になっていたはずである。
多分あいつらは、色々と遠慮がちになってしまうはずだったし、それにエリも僕の妻という立場でそれなりに振舞わなければならなくなるはずだった。《それでは面白くない・・・。》妻が怒る、という危ういところもあったが・・・まあ、結果オーライだった。
三上と佐々木は、この時点で妻のことを人妻で、僕とは、“単純な知り合いではない”と解釈しているはずである。二人に何となく秘密めいた想像をさせることは、《妻の神秘性と魅力を高めるのではないか》と思った。《我ながらグッドジョブだったな。》
そして、アンダースパッツなしのミニスカワンピース姿の妻・・・しかも、下着は、きっと、純白総レース(希望的観測)・・・サプライズは終わってしまったが、この時点から僕が期待していたのは、ちょっとHなハプニングだった・・・のである。
カートに乗り込み、スタートホール(その日一番最初のホール)に向かう。自走式のカート(4人ノリの小型カート。主に電動リモコン式と自分で運転する自走式の2タイプ) だった。僕の運転で、妻が隣。三上と佐々木は後ろに座る。隣に座る絵里からいい匂いが漂ってきた。後の二人もきっと、このいい匂いにクラクラしながらこの日のゴルフを楽しみにしているに違いない。
チラッと視線を落とすと、座ってせり上がったワンピースミニスカートから妻(寺川絵里:えり:34歳)の悩ましい太ももが露出されている。ただ今のところ妻は、しっかりと片手でスカートの裾を押さえていた。 [秋14]30へ
2016/07/03
三上浩二と佐々木和也は、じゃあ、少し転がしてくるよ、と言いいながら練習グリーンへ歩いて行った。僕(寺川匠真:たくま:36歳)と妻(寺川絵里:えり:34歳)は、先にカートに行き、スタートの準備を始める。
僕が妻の腰の巻かれたベストを恨めしく見ていると、『フフッ・・・よかったわ・・いい感じの人達で・・・。』と嬉しそうに準備をしている妻が、腰に巻いていたベストをほどいて、自分のバッグに入れた。僕は、絵里がそれを巻いたままラウンドするかと思っていたので、これを見たとき、心の中でガッツポーズをする。
僕達の組のスタートの時間が近づいてきたので、三上と佐々木もカートにやってきた。二人がワイワイ言いながら準備をしているところに妻も二人に話しかけて、会話の中に入っていってる。笑い声もする。まるで以前から知っている友達のような雰囲気だった。(いい、感じだな・・・。)
突発的な思いつきだったが、《山岸エリ(妻の旧名)をあいつらに妻として紹介しなくてよかった。》と思った。普通にエリを僕の妻として紹介していたら、きっと、最初の挨拶は『いつも主人がお世話になっています。』「いえいえ、こちらこそお世話になっています。」になっていたはずである。
多分あいつらは、色々と遠慮がちになってしまうはずだったし、それにエリも僕の妻という立場でそれなりに振舞わなければならなくなるはずだった。《それでは面白くない・・・。》妻が怒る、という危ういところもあったが・・・まあ、結果オーライだった。
三上と佐々木は、この時点で妻のことを人妻で、僕とは、“単純な知り合いではない”と解釈しているはずである。二人に何となく秘密めいた想像をさせることは、《妻の神秘性と魅力を高めるのではないか》と思った。《我ながらグッドジョブだったな。》
そして、アンダースパッツなしのミニスカワンピース姿の妻・・・しかも、下着は、きっと、純白総レース(希望的観測)・・・サプライズは終わってしまったが、この時点から僕が期待していたのは、ちょっとHなハプニングだった・・・のである。
カートに乗り込み、スタートホール(その日一番最初のホール)に向かう。自走式のカート(4人ノリの小型カート。主に電動リモコン式と自分で運転する自走式の2タイプ) だった。僕の運転で、妻が隣。三上と佐々木は後ろに座る。隣に座る絵里からいい匂いが漂ってきた。後の二人もきっと、このいい匂いにクラクラしながらこの日のゴルフを楽しみにしているに違いない。
チラッと視線を落とすと、座ってせり上がったワンピースミニスカートから妻(寺川絵里:えり:34歳)の悩ましい太ももが露出されている。ただ今のところ妻は、しっかりと片手でスカートの裾を押さえていた。 [秋14]30へ
2016/07/03
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