短Ⅲ2〖ずっと抱きしめて〗第7回
短Ⅲ2〖ずっと抱きしめて〗第7回
「君を嫌いになんてならないよ。今まで以上に未央を愛(いと)しいって感じているよ。信じている、全て認めるよ。一緒にいこう。僕はいつも君と一緒にいるよ。ただ、もし君が知らないまま、または自由を奪われたりして写真やビデオを撮られ、それで脅され絶対拒否するであろう酷いことを受け入れさせられるようなことだけは・・・そんな心配はないのかい?」
『・・何となく、だけど・・・・あの店主はそんな事をする人じゃないと思うの。それは何も確信はないけれど・・・そう感じているの。・・わたし、大丈夫だと思います。』
妻(大原未央:おおはら・みお:29歳)も、そして私(大原篤志:おおはら・あつし:34歳)も甘いのかも知れない、甘過ぎるのかも知れない。
《恐ろしい危険が・・今の幸せな平穏な生活を根こそぎ奪われるかも知れない未来が牙を磨いて待ち構えているのかも知れない。》という不安はありましたが、私たちはお互いを信じて、(初めて感じるこの不思議な感情に魅入られ)、足を踏み出し前に進む事を選択したのです。
次の日です。
「今日は暑くなりそうだよ。」
『ええ、そうね。・・・・・有難う、あなた。・・わたし、いって来ます。』
妻の未央は生まれて初めて下着をつけずに家の外へ出たのでした。出かける前に鏡で見たら乳首と乳暈がかなりはっきり透けて見えたので慌ててカーディガンを羽織ったのだそうです。肌にじかに風を感じて、凄く恥ずかしい、でもとても新鮮な感覚だったそうです。
『わたし、言われた通りブラジャーとショーツをはかずにシースルーのブラウスとフレアスカートだけを身に着けて薄いカーディガンを羽織って出かけたの・・。ああ、わたし、この下は全裸なのね。素っ裸なのね。こんな破廉恥な格好で今この街なかを、家の近所を、沢山の人のいる場所を本当に凄い格好で歩いているのね。って感じたわ。』
『でも何故かこういうことをしている自分を誇らしく感じている自分に驚いてもいたの。 それは恥ずかしいんだけれどとても気持ちがよくて全然嫌じゃないの。・・・そして・・とても感じていたの。わたし、恥ずかしいことでこんなに感じてしまうなんて信じられなかったわ。』
しかしすぐに妻は下着をつけずに外に出たことを後悔したのだそうです。
『あの市役所のある駅についてからトイレで下着を脱げばよかった、と。すぐに周りの人みんなにわたしがブラジャーとショーツを穿いていないことを、知られているような気がしたの。そうしたら本当の恥ずかしさが“わっ!”て押し寄せてきたの。』
『同時に凄く感じてきてあっという間に・・・・わたしの・・アソコが濡れて・・・お露が・・溢れて・・・太腿をつたい始めたの。本当に吃驚したの。一瞬自分がどうにかなってしまったのか・・・。こんな恥ずかしい格好をすることでこんなに激しく感じてしまうなんて信じられなかったわ。』 第8回に続く
2016/11/23
「君を嫌いになんてならないよ。今まで以上に未央を愛(いと)しいって感じているよ。信じている、全て認めるよ。一緒にいこう。僕はいつも君と一緒にいるよ。ただ、もし君が知らないまま、または自由を奪われたりして写真やビデオを撮られ、それで脅され絶対拒否するであろう酷いことを受け入れさせられるようなことだけは・・・そんな心配はないのかい?」
『・・何となく、だけど・・・・あの店主はそんな事をする人じゃないと思うの。それは何も確信はないけれど・・・そう感じているの。・・わたし、大丈夫だと思います。』
妻(大原未央:おおはら・みお:29歳)も、そして私(大原篤志:おおはら・あつし:34歳)も甘いのかも知れない、甘過ぎるのかも知れない。
《恐ろしい危険が・・今の幸せな平穏な生活を根こそぎ奪われるかも知れない未来が牙を磨いて待ち構えているのかも知れない。》という不安はありましたが、私たちはお互いを信じて、(初めて感じるこの不思議な感情に魅入られ)、足を踏み出し前に進む事を選択したのです。
次の日です。
「今日は暑くなりそうだよ。」
『ええ、そうね。・・・・・有難う、あなた。・・わたし、いって来ます。』
妻の未央は生まれて初めて下着をつけずに家の外へ出たのでした。出かける前に鏡で見たら乳首と乳暈がかなりはっきり透けて見えたので慌ててカーディガンを羽織ったのだそうです。肌にじかに風を感じて、凄く恥ずかしい、でもとても新鮮な感覚だったそうです。
『わたし、言われた通りブラジャーとショーツをはかずにシースルーのブラウスとフレアスカートだけを身に着けて薄いカーディガンを羽織って出かけたの・・。ああ、わたし、この下は全裸なのね。素っ裸なのね。こんな破廉恥な格好で今この街なかを、家の近所を、沢山の人のいる場所を本当に凄い格好で歩いているのね。って感じたわ。』
『でも何故かこういうことをしている自分を誇らしく感じている自分に驚いてもいたの。 それは恥ずかしいんだけれどとても気持ちがよくて全然嫌じゃないの。・・・そして・・とても感じていたの。わたし、恥ずかしいことでこんなに感じてしまうなんて信じられなかったわ。』
しかしすぐに妻は下着をつけずに外に出たことを後悔したのだそうです。
『あの市役所のある駅についてからトイレで下着を脱げばよかった、と。すぐに周りの人みんなにわたしがブラジャーとショーツを穿いていないことを、知られているような気がしたの。そうしたら本当の恥ずかしさが“わっ!”て押し寄せてきたの。』
『同時に凄く感じてきてあっという間に・・・・わたしの・・アソコが濡れて・・・お露が・・溢れて・・・太腿をつたい始めたの。本当に吃驚したの。一瞬自分がどうにかなってしまったのか・・・。こんな恥ずかしい格好をすることでこんなに激しく感じてしまうなんて信じられなかったわ。』 第8回に続く
2016/11/23
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