短Ⅲ12『OKをした嫁』その3
短Ⅲ12『OKをした嫁』その3
〔まさか、セックスまで?〕
「初音がOKならいいですよ。」
〔それは無理ですよ~。レイプみたいになっちゃう! 奥さんに嫌われるよ(笑)。〕
同僚の宮下啓太(みやした・けいた:29歳)さんの気遣いに少しホっとします。
そこで僕(櫻井章一:さくらい・しょういち:28歳)の性癖を告白しました。すると、
〔俺は嬉しいけど・・櫻井さんは見れなくてもいいの?〕
「今回は何をしたかとか、報告だけもらえれば十分ですよ。」
一応強がってみます。嫁(櫻井初音:さくらい・はつね:28歳)がどうなるのか、試したい気持ちがメインでした。
僕は《直ぐにでも》と思いましたが、お互いに用事があって翌週の金曜日に延びます。それまでに職場で時々宮下さんとランチを共にしますがあえてその話題を避けていました。しかし、さすがに彼も前日は興奮を押さえられないとばかりに〔明日だよね~。〕とか〔初音さんに早く触りたい。〕とか呟きます。嫁には「金曜日に宮下さんが来るからよろしく。」とだけ告げました。何かを期待(予感)して、セックスを3日間控えます。
自分がいない間に、宮下さんが行動して初音がそれを許すと仮定すると、やはり状況は把握しておきたいと思いました。二人の報告を信じない訳ではなく、決定的な記念すべき時間を共有したくなります。僕は・・ビデオカメラ・・スマホ・・ボイスレコーダー・・色々悩みましたが、決心がつかないまま当日を迎えました。(>_<)
ある体験談にあったボイスレコーダーがイイ! と思いつきましたが、もう昼休み。優柔不断な自分を責めます。営業で遅れた宮下さんと待ち合わせて我が家に到着したのは19時でした。家の前で「今日は遅くまでいいですよね。」と僕は我ながら気合いが入っています。〔うん。終電に間に合えば・・。〕と宮下さんの方が緊張しているように見えました。
嫁が『お帰りなさい。』ってふたりを出迎える。僕の注文通りの格好をしてくれていました! 一番気合いを入れていたのは初音かもしれません。黒いミニスカートに素足です。白くきれいな脚、赤いペディキュアがやけに色っぽく見えました。上は無地の白シャツ。「Tシャツな。」と言ったつもりですが伝わってなかったようです。でもブルーのブラジャーがハッキリと透けていました。
宮下さんの嫁を視る熱い視線に耐えられなくなり、直ぐ台所へ戻りました。大きいお尻が災いして、スカート丈が更に短く感じます。〔凄いな~!〕と突然宮下さんが一言(笑)。恐る恐る、でも楽しそうに僕につづきました。
夕食を済ませて、そのままテーブルでダラダラとお酒を飲む三人。宮下さんはずっとビール。僕と初音はチューハイをチビチビ飲みます。僕は嫁とアイコンタクトしました。「ノーブラになってシャツのボタンを余分に外せ!」のサインを送ります。初音は一瞬びっくりしたみたいに目を開き、今度は細くキッっと僕を睨み付けた。そして嫁は宮下さんの正面からゆっくり立ち上がると風呂場に消えました。 その4へ続く
2016/12/23
〔まさか、セックスまで?〕
「初音がOKならいいですよ。」
〔それは無理ですよ~。レイプみたいになっちゃう! 奥さんに嫌われるよ(笑)。〕
同僚の宮下啓太(みやした・けいた:29歳)さんの気遣いに少しホっとします。
そこで僕(櫻井章一:さくらい・しょういち:28歳)の性癖を告白しました。すると、
〔俺は嬉しいけど・・櫻井さんは見れなくてもいいの?〕
「今回は何をしたかとか、報告だけもらえれば十分ですよ。」
一応強がってみます。嫁(櫻井初音:さくらい・はつね:28歳)がどうなるのか、試したい気持ちがメインでした。
僕は《直ぐにでも》と思いましたが、お互いに用事があって翌週の金曜日に延びます。それまでに職場で時々宮下さんとランチを共にしますがあえてその話題を避けていました。しかし、さすがに彼も前日は興奮を押さえられないとばかりに〔明日だよね~。〕とか〔初音さんに早く触りたい。〕とか呟きます。嫁には「金曜日に宮下さんが来るからよろしく。」とだけ告げました。何かを期待(予感)して、セックスを3日間控えます。
自分がいない間に、宮下さんが行動して初音がそれを許すと仮定すると、やはり状況は把握しておきたいと思いました。二人の報告を信じない訳ではなく、決定的な記念すべき時間を共有したくなります。僕は・・ビデオカメラ・・スマホ・・ボイスレコーダー・・色々悩みましたが、決心がつかないまま当日を迎えました。(>_<)
ある体験談にあったボイスレコーダーがイイ! と思いつきましたが、もう昼休み。優柔不断な自分を責めます。営業で遅れた宮下さんと待ち合わせて我が家に到着したのは19時でした。家の前で「今日は遅くまでいいですよね。」と僕は我ながら気合いが入っています。〔うん。終電に間に合えば・・。〕と宮下さんの方が緊張しているように見えました。
嫁が『お帰りなさい。』ってふたりを出迎える。僕の注文通りの格好をしてくれていました! 一番気合いを入れていたのは初音かもしれません。黒いミニスカートに素足です。白くきれいな脚、赤いペディキュアがやけに色っぽく見えました。上は無地の白シャツ。「Tシャツな。」と言ったつもりですが伝わってなかったようです。でもブルーのブラジャーがハッキリと透けていました。
宮下さんの嫁を視る熱い視線に耐えられなくなり、直ぐ台所へ戻りました。大きいお尻が災いして、スカート丈が更に短く感じます。〔凄いな~!〕と突然宮下さんが一言(笑)。恐る恐る、でも楽しそうに僕につづきました。
夕食を済ませて、そのままテーブルでダラダラとお酒を飲む三人。宮下さんはずっとビール。僕と初音はチューハイをチビチビ飲みます。僕は嫁とアイコンタクトしました。「ノーブラになってシャツのボタンを余分に外せ!」のサインを送ります。初音は一瞬びっくりしたみたいに目を開き、今度は細くキッっと僕を睨み付けた。そして嫁は宮下さんの正面からゆっくり立ち上がると風呂場に消えました。 その4へ続く
2016/12/23
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