中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その10
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その10
その9
そして、浮気をする流れではないことに安心して、余裕も出てくる。
〔もう少し、カリの所を手のひらで包む感じで。いや、そうじゃなくて、こう。〕
二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)が、ディルドを握って真田里美(さなだ・さとみ:20歳)に言う。
『こう?』
〔そう、そう、あ、でも、ここをこうだよ。〕
『どう? これでいい?』
白熱したレッスンだ。余裕が出てきた僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)は、二人のその真剣ぶりに、ちょっと笑えてきた。
『ねぇ・・・イ、イヤだと思うけど、うまく出来ないから、試させてくれないかなぁ?』
里美が、消えそうな小声で言う。それで僕は、一気に余裕が消えた。
〔え? どう言う意味?〕
匠は、意味がわからないようだ。
『そのぉ・・・匠くんので、実際に・・・ダメ?』
僕は、貧血で倒れそうだった。《いくら僕のためとはいえ、そんな事はダメだ! 絶対ダメだ! すぐにでも電話をかけて止めたい》と思った。でも、盗撮をしているのがバレる・・・。
〔ダメに決まってるじゃん! ヤダよ、恥ずかしいって! それに、あいつも怒るだろ?〕
『そうだよね・・・ゴメンなさい・・・でも、上手くなって雅樹に喜んでもらいたいだけ・・・。』
って落ち込む里美。それを見た匠が、
〔うぅ・・・わかったよ・・・でも、絶対に内緒にしてくれよ! 殺されちまう。〕
『ホントに! うん! 内緒にする!』
喜ぶ里美。逆に僕は死にそうな気持ちだった。でも、さっきから勃起が収まらない・・・。
匠は、戸惑いながらも一気に下半身だけ裸になる。
『わ、わっ! お、大っきくなってるよ!』
里美は、ビックリしてそんな事を言った。でも、目は釘付けみたいだ・・・匠のは、たくましい体に見合って、けっこう大きめに見える。画面を通してなので、イマイチ大きさがわかりづらいが、僕のよりは多少大きいのかな? と思った。
〔いや、まだだって! 恥ずかしいなぁ・・・座るね。〕
そう言って、ソファに座る匠。《〔まだだって〕なにがまだなんだろう?》
『え? まだ大っきくなってないの? これで?』
〔あぁ・・・もう良いよ、握ってみて。〕
『大っきくしてみてよ! 大きくなってからする!』
匠の言葉を無視して、里美は、好奇心一杯な感じで言う。
〔え? だって、なにもないじゃん。〕
『なにが?』
〔その、おかずというか、興奮するものが・・・。〕
『え? あ、あぁ、それね・・・えっと、なにがいいの?』
里美が戸惑いながら訊く。
〔なら、おっぱい見せてくれないかな?〕
『えぇ〜っ!! ミリミリ!! 恥ずかしいよぉ!』
〔ちょっ(笑)。僕にこんな格好させて、それはないな(笑)。〕
『うぅ・・・そうだけど・・・じゃあ、下でも良い?』
〔えっ?! 下って?」
『下半身・・・。』
〔別に、い、いいけど・・・。〕
『じゃあ、目つぶっていて・・・。』 その11へ続く
2017/02/27
その9
そして、浮気をする流れではないことに安心して、余裕も出てくる。
〔もう少し、カリの所を手のひらで包む感じで。いや、そうじゃなくて、こう。〕
二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)が、ディルドを握って真田里美(さなだ・さとみ:20歳)に言う。
『こう?』
〔そう、そう、あ、でも、ここをこうだよ。〕
『どう? これでいい?』
白熱したレッスンだ。余裕が出てきた僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)は、二人のその真剣ぶりに、ちょっと笑えてきた。
『ねぇ・・・イ、イヤだと思うけど、うまく出来ないから、試させてくれないかなぁ?』
里美が、消えそうな小声で言う。それで僕は、一気に余裕が消えた。
〔え? どう言う意味?〕
匠は、意味がわからないようだ。
『そのぉ・・・匠くんので、実際に・・・ダメ?』
僕は、貧血で倒れそうだった。《いくら僕のためとはいえ、そんな事はダメだ! 絶対ダメだ! すぐにでも電話をかけて止めたい》と思った。でも、盗撮をしているのがバレる・・・。
〔ダメに決まってるじゃん! ヤダよ、恥ずかしいって! それに、あいつも怒るだろ?〕
『そうだよね・・・ゴメンなさい・・・でも、上手くなって雅樹に喜んでもらいたいだけ・・・。』
って落ち込む里美。それを見た匠が、
〔うぅ・・・わかったよ・・・でも、絶対に内緒にしてくれよ! 殺されちまう。〕
『ホントに! うん! 内緒にする!』
喜ぶ里美。逆に僕は死にそうな気持ちだった。でも、さっきから勃起が収まらない・・・。
匠は、戸惑いながらも一気に下半身だけ裸になる。
『わ、わっ! お、大っきくなってるよ!』
里美は、ビックリしてそんな事を言った。でも、目は釘付けみたいだ・・・匠のは、たくましい体に見合って、けっこう大きめに見える。画面を通してなので、イマイチ大きさがわかりづらいが、僕のよりは多少大きいのかな? と思った。
〔いや、まだだって! 恥ずかしいなぁ・・・座るね。〕
そう言って、ソファに座る匠。《〔まだだって〕なにがまだなんだろう?》
『え? まだ大っきくなってないの? これで?』
〔あぁ・・・もう良いよ、握ってみて。〕
『大っきくしてみてよ! 大きくなってからする!』
匠の言葉を無視して、里美は、好奇心一杯な感じで言う。
〔え? だって、なにもないじゃん。〕
『なにが?』
〔その、おかずというか、興奮するものが・・・。〕
『え? あ、あぁ、それね・・・えっと、なにがいいの?』
里美が戸惑いながら訊く。
〔なら、おっぱい見せてくれないかな?〕
『えぇ〜っ!! ミリミリ!! 恥ずかしいよぉ!』
〔ちょっ(笑)。僕にこんな格好させて、それはないな(笑)。〕
『うぅ・・・そうだけど・・・じゃあ、下でも良い?』
〔えっ?! 下って?」
『下半身・・・。』
〔別に、い、いいけど・・・。〕
『じゃあ、目つぶっていて・・・。』 その11へ続く
2017/02/27
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