明日香と親友 そして俺 第8節②
名B明日香と親友 そして俺 8―②
俺はそのまま、そこで明日香が来るのを待っているのは肉体的にも精神的にもすごく辛かった。マンションの全容が見えるくらい遠くの位置で、部屋の入り口が見える角度で、道の路肩に停まってずっと見ていた。
その時ばかりは、「このまま来ないでくれ。」って思った。身勝手すぎる自分を心の中で罵倒しながら、ただ黙って待っていた。
14時半くらいに、マンションに向かう明日香の姿が見えた。「あ~あ」って魂が抜けるような声が勝手に漏れた。なんだかしらないが心の中で〖ごめんなさい〗って謝った。
明日香は部屋の前までいくと、そこでしばらく立ち止まって、挙動不審に左右をきょろきょろして、なぜか戻っていった。俺は大袈裟には喜べなかったけど、“はぁぁぁ”って大きく息を吐いた。
でも明日香はまた踵を返して部屋の前まで戻ってきた。そして、また扉のまえで屈んだり、その場でぐるぐる回ったりしてはマンションから離れていって、そしてまた部屋の前まで行ってを繰り返していた。(それはそれで可笑しかった。)
そんな折、突然部屋から高岡が出てきて、鉢合わせになった明日香は、高岡に手を引かれて部屋の中へ入っていった。(高岡は、もう来ないと思って出かけようとしたらしい)
それから30分くらい、何の音沙汰も無く、俺は車の中でふて寝をしていた。何も考えられなかった。動く気にもなれなかった。怒りとか失望とかそういうのもなかった。本当にからっぽって感じだった。
その時にスマートフォンが鳴った。高岡からだった。いつもの如く、楽観的な妄想をした。(やっぱり明日香が帰りたいと言っているんだって、そもそも自分の意思で部屋に入ってったわけじゃない。)でも電話を取ると、やはりいつも通り、『あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!』と明日香の喘ぎ声が聞こえてきた。
こうやって電話で盗聴するのは慣れたからバックでしているのが丸わかりだった。パンパンパンっとリズムカルなピストン音。(隠して置いてあるスマホと)口の位置からか、喘ぎ声のも明確に聞こえる。基本的に高岡が電話を掛けてきてくれるのはバックの時だ。明日香に気づかれにくいからだろう。
浮気をしている明日香の喘ぎ声はいつもより大きかった。『ああっ!ああっ!ああああっ!いいっ、いいっ、いいっ!』それは「まるで動物みたいだ。」って俺は涙を流しながら思った。
高岡に後で訊くと、キスや愛撫をし始めたころは、初めての浮気ということもあって、身体も固かったし、声も殆ど無かったらしい。まるで処女のようにびくびくしていたとのこと。
でもしばらく愛撫し、SEXに突入し、何度かイカせると、身も心も開け切って感じになって、高岡とのSEXに没頭していったらしい。普段のプレイの時にあった、若干遠慮している雰囲気とは違い完全に溶け切った。『ああっ、いい!ああっ、いい!・・・あっ、あっ、あっ、いっ、あっ!』そんな喘ぎ声だった。
明日香が絶叫にも近い声で、『和也!和也!』って高岡の名前を呼びながら、『いくっ!だめっ!いくいくいくっ!あああああっっ!』っと何度も絶頂を伝えていくのを(人の気配を気にしながら)車の中でオナニーしながら聞いていた。
俺は左手でスマートフォンを耳に押し当て、右手でごしごしと機械的にオナニーをし続けていた。そのうちに何も聞こえなくなった。耳を澄ますと、どちらとも判別できない、はぁはぁと荒い呼吸だけが聞こえていた。
〔とうとう浮気しちゃったね。〕という高岡の声が聞こえた。何故かその言葉は俺の胸に深く突き刺さった。明日香の返事は無かった。その代わりに、『え?あ、だめ・・・だめだめ・・・』、〔いいじゃん。〕、『だめ、だめだよ。もう帰んないと・・・。』
そして、ぎっぎっぎっとベッドが軋む音が聞こえてくる。『あっ、あっ、だめ、だめだって・・・あっ、んっ』ぎっ、ぎっ、ぎっという音が強くなって、『はっ、はっ、はっ、はっ・・・・・・和也・・・和也・・・あぁ、ん』明日香はすぐにまた絶叫に近い喘ぎ声をあげるようになっていった。
『ああっ、あああっ・・・やっ、んっ、はげしっ・・すぎ・・あぁんっ』
その最中に、〔これからも・・・またこうやって・・・会おうよ・・・」と、いう高岡の誘いに、『だ、だめぇ・・・もうだめぇ・・』と、一度は断りをいれた。その直後、高岡がいきそうな事を伝えると、『きてっ、きてっ!和也・・・わたしもうだめだから~~』と、まるで恋人を相手にしているかのような甘い声を出した。
その後、息を弾ませる二人はピロートークをしていた。
〔ね?また会おうよ。〕
『・・・たまになら・・』
〔やったw〕
『でも高岡君、子供が出来るまでだからね。』と、明日香は不機嫌そうに返事をしていた。
俺はここで耐え切れず電話を切ってしまった。高岡の話によると、この後に3回戦までしたらしい。しかもその時、バックで突きまくってイカし続けながら、もう腰がガクガクで呂律も回らなくなってきた時に、『・・・か、和也のセフレにして下さい。』と、強引に言わせたらしい。
俺はそのまま、そこで明日香が来るのを待っているのは肉体的にも精神的にもすごく辛かった。マンションの全容が見えるくらい遠くの位置で、部屋の入り口が見える角度で、道の路肩に停まってずっと見ていた。
その時ばかりは、「このまま来ないでくれ。」って思った。身勝手すぎる自分を心の中で罵倒しながら、ただ黙って待っていた。
14時半くらいに、マンションに向かう明日香の姿が見えた。「あ~あ」って魂が抜けるような声が勝手に漏れた。なんだかしらないが心の中で〖ごめんなさい〗って謝った。
明日香は部屋の前までいくと、そこでしばらく立ち止まって、挙動不審に左右をきょろきょろして、なぜか戻っていった。俺は大袈裟には喜べなかったけど、“はぁぁぁ”って大きく息を吐いた。
でも明日香はまた踵を返して部屋の前まで戻ってきた。そして、また扉のまえで屈んだり、その場でぐるぐる回ったりしてはマンションから離れていって、そしてまた部屋の前まで行ってを繰り返していた。(それはそれで可笑しかった。)
そんな折、突然部屋から高岡が出てきて、鉢合わせになった明日香は、高岡に手を引かれて部屋の中へ入っていった。(高岡は、もう来ないと思って出かけようとしたらしい)
それから30分くらい、何の音沙汰も無く、俺は車の中でふて寝をしていた。何も考えられなかった。動く気にもなれなかった。怒りとか失望とかそういうのもなかった。本当にからっぽって感じだった。
その時にスマートフォンが鳴った。高岡からだった。いつもの如く、楽観的な妄想をした。(やっぱり明日香が帰りたいと言っているんだって、そもそも自分の意思で部屋に入ってったわけじゃない。)でも電話を取ると、やはりいつも通り、『あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!』と明日香の喘ぎ声が聞こえてきた。
こうやって電話で盗聴するのは慣れたからバックでしているのが丸わかりだった。パンパンパンっとリズムカルなピストン音。(隠して置いてあるスマホと)口の位置からか、喘ぎ声のも明確に聞こえる。基本的に高岡が電話を掛けてきてくれるのはバックの時だ。明日香に気づかれにくいからだろう。
浮気をしている明日香の喘ぎ声はいつもより大きかった。『ああっ!ああっ!ああああっ!いいっ、いいっ、いいっ!』それは「まるで動物みたいだ。」って俺は涙を流しながら思った。
高岡に後で訊くと、キスや愛撫をし始めたころは、初めての浮気ということもあって、身体も固かったし、声も殆ど無かったらしい。まるで処女のようにびくびくしていたとのこと。
でもしばらく愛撫し、SEXに突入し、何度かイカせると、身も心も開け切って感じになって、高岡とのSEXに没頭していったらしい。普段のプレイの時にあった、若干遠慮している雰囲気とは違い完全に溶け切った。『ああっ、いい!ああっ、いい!・・・あっ、あっ、あっ、いっ、あっ!』そんな喘ぎ声だった。
明日香が絶叫にも近い声で、『和也!和也!』って高岡の名前を呼びながら、『いくっ!だめっ!いくいくいくっ!あああああっっ!』っと何度も絶頂を伝えていくのを(人の気配を気にしながら)車の中でオナニーしながら聞いていた。
俺は左手でスマートフォンを耳に押し当て、右手でごしごしと機械的にオナニーをし続けていた。そのうちに何も聞こえなくなった。耳を澄ますと、どちらとも判別できない、はぁはぁと荒い呼吸だけが聞こえていた。
〔とうとう浮気しちゃったね。〕という高岡の声が聞こえた。何故かその言葉は俺の胸に深く突き刺さった。明日香の返事は無かった。その代わりに、『え?あ、だめ・・・だめだめ・・・』、〔いいじゃん。〕、『だめ、だめだよ。もう帰んないと・・・。』
そして、ぎっぎっぎっとベッドが軋む音が聞こえてくる。『あっ、あっ、だめ、だめだって・・・あっ、んっ』ぎっ、ぎっ、ぎっという音が強くなって、『はっ、はっ、はっ、はっ・・・・・・和也・・・和也・・・あぁ、ん』明日香はすぐにまた絶叫に近い喘ぎ声をあげるようになっていった。
『ああっ、あああっ・・・やっ、んっ、はげしっ・・すぎ・・あぁんっ』
その最中に、〔これからも・・・またこうやって・・・会おうよ・・・」と、いう高岡の誘いに、『だ、だめぇ・・・もうだめぇ・・』と、一度は断りをいれた。その直後、高岡がいきそうな事を伝えると、『きてっ、きてっ!和也・・・わたしもうだめだから~~』と、まるで恋人を相手にしているかのような甘い声を出した。
その後、息を弾ませる二人はピロートークをしていた。
〔ね?また会おうよ。〕
『・・・たまになら・・』
〔やったw〕
『でも高岡君、子供が出来るまでだからね。』と、明日香は不機嫌そうに返事をしていた。
俺はここで耐え切れず電話を切ってしまった。高岡の話によると、この後に3回戦までしたらしい。しかもその時、バックで突きまくってイカし続けながら、もう腰がガクガクで呂律も回らなくなってきた時に、『・・・か、和也のセフレにして下さい。』と、強引に言わせたらしい。
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