短Ⅲ27[夜はまだまだ続く]その4話
短Ⅲ27[夜はまだまだ続く]その4話
その3話 2018/11/10
妻(朝倉美代子:あさくら・みよこ:42歳)に「山口君とダンスしてあげれば?」と私(朝倉遼平:あさくら・りょうへい:45歳)が促すと、『こんなおばさんと一緒じゃつまらないでしょ? お店の女の子と踊ったほうがいいんじゃないの?』っていう妻に、山口(亮平:やまぐち・りょうへい:30歳)は〔いえ、奥さんでおねがいします。〕と言いながら小さなフロアに行ってしまった。
席についた女の子に〚あら、朝倉さん、奥様取られちゃいますよ?〛って軽口を言われ私は笑ったが、心の中では、《それが究極の目的なんだよ》とつぶやく。ダンスと言っても体を密着させ音楽に合わせて体を揺するようなものだったが、二人を見ると、妻の耳元に寄せた口でがなにごとかしゃべる山口に美代子は輝くような笑顔を見せた。
この段階で既に嫉妬している私は、《本当に妻を抱かせてもいいのか? 妻が他人に犯され、悦びの声を上げる姿が見たいのか。》、思いはまた千々に乱れている。私の心を知っているのか、こちらを向いた妻がにこやかな顔をして、少女のようにピースサインを送ってきた。
二次会の夜、複雑な思いで帰宅し、私の後にシャワーを浴びにきた妻の顔が上気している。酔っただけではないようだった。私は何くわぬ顔をして歯を磨きミネラルウォーターを手にして妻にベッドルームにいる旨を伝える。洗面所のドアを閉じて、私は階上へあがった振りをして洗面所のドアに佇んだ。ドアを少し開けバスルームの曇りガラスに映る妻を覗き見る。シャワーの音がはじけハミングしながら体を洗っていたが、シャワーの音が止み、ボンヤリとではあるが手を胸に這わせ乳房を洗っている姿が見えた。
私は妻がオナニーをしているのではないか?との疑惑とも期待ともつかない気持で美代子を凝視する。その妻の手が乳房から腹、尻、首筋をしつこく往復していた。体を洗っているには不自然な動きである。そしてその手はついに股間をまさぐり始めた。
私はすごく興奮する。ベッドで無理やりオナニーをさせたことはあったが、妻がひっそりと自分を慰めているその姿を見て私は興奮した。美代子は小さな声を漏らし始め、私のペニスは痛いほどに勃起する。
妻がシャワーの栓をひねったのか、シャワーの音が始まった。今度はシャワーヘッドを自ら股間にあてている姿がガラス越しに見えている。妻の声がシャワーの音に消されて消えぎえだが耳に届いた。私はコッソリとその場を抜け出し、ベッドルームへ戻る。《今夜こそ美代子の口から山口とのことを承諾させるのだ。》との決意を秘めて・・・。TVにはニュースが流れているが私の眼はそれを見ておらず、アナウンサーの声も耳には届いていない。
その5話へ続く 2018/12/03
その3話 2018/11/10
妻(朝倉美代子:あさくら・みよこ:42歳)に「山口君とダンスしてあげれば?」と私(朝倉遼平:あさくら・りょうへい:45歳)が促すと、『こんなおばさんと一緒じゃつまらないでしょ? お店の女の子と踊ったほうがいいんじゃないの?』っていう妻に、山口(亮平:やまぐち・りょうへい:30歳)は〔いえ、奥さんでおねがいします。〕と言いながら小さなフロアに行ってしまった。
席についた女の子に〚あら、朝倉さん、奥様取られちゃいますよ?〛って軽口を言われ私は笑ったが、心の中では、《それが究極の目的なんだよ》とつぶやく。ダンスと言っても体を密着させ音楽に合わせて体を揺するようなものだったが、二人を見ると、妻の耳元に寄せた口でがなにごとかしゃべる山口に美代子は輝くような笑顔を見せた。
この段階で既に嫉妬している私は、《本当に妻を抱かせてもいいのか? 妻が他人に犯され、悦びの声を上げる姿が見たいのか。》、思いはまた千々に乱れている。私の心を知っているのか、こちらを向いた妻がにこやかな顔をして、少女のようにピースサインを送ってきた。
二次会の夜、複雑な思いで帰宅し、私の後にシャワーを浴びにきた妻の顔が上気している。酔っただけではないようだった。私は何くわぬ顔をして歯を磨きミネラルウォーターを手にして妻にベッドルームにいる旨を伝える。洗面所のドアを閉じて、私は階上へあがった振りをして洗面所のドアに佇んだ。ドアを少し開けバスルームの曇りガラスに映る妻を覗き見る。シャワーの音がはじけハミングしながら体を洗っていたが、シャワーの音が止み、ボンヤリとではあるが手を胸に這わせ乳房を洗っている姿が見えた。
私は妻がオナニーをしているのではないか?との疑惑とも期待ともつかない気持で美代子を凝視する。その妻の手が乳房から腹、尻、首筋をしつこく往復していた。体を洗っているには不自然な動きである。そしてその手はついに股間をまさぐり始めた。
私はすごく興奮する。ベッドで無理やりオナニーをさせたことはあったが、妻がひっそりと自分を慰めているその姿を見て私は興奮した。美代子は小さな声を漏らし始め、私のペニスは痛いほどに勃起する。
妻がシャワーの栓をひねったのか、シャワーの音が始まった。今度はシャワーヘッドを自ら股間にあてている姿がガラス越しに見えている。妻の声がシャワーの音に消されて消えぎえだが耳に届いた。私はコッソリとその場を抜け出し、ベッドルームへ戻る。《今夜こそ美代子の口から山口とのことを承諾させるのだ。》との決意を秘めて・・・。TVにはニュースが流れているが私の眼はそれを見ておらず、アナウンサーの声も耳には届いていない。
その5話へ続く 2018/12/03
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