《プレゼントされたデート》 前編
短7 《プレゼントされたデート》 前編
(原題:嫁は久しぶりのデートだからなのか、ウキウキしているように見えた・・・ 原作者:不明 投稿者:不明)
〔菫さんとデートがしたい!〕その一言から、全てが始まった。
俺の名前は根津健介(33歳)、嫁の名前は菫(すみれ 27歳)。結婚6年目の仲の良い夫婦です。菫は、誰に対してもやさしく、明るい女性です。小柄で子供2人を産んでいるにもかかわらず、結婚前と殆ど変わらない幼児体型。
俺には、村上和則という昔からの親友がいる。和則はアイドルや、幼女もののアニメ、ゲームが大好きないわゆるオタク。しかし性格が決して暗い訳では無く、元気で面白いオタクです。長身ですが、太っていて女性と話すのが苦手な為か、33歳で未だに童貞。
何度も俺が女性を、紹介しようと試みるが、〔2次元の彼女達を、裏切る事は出来ない!!〕と和則は訳の解らない事を云う・・・。無理に風俗に誘ってみるも、〔女性とまともに話せない!包茎で自信がないんだ!〕と言い始める始末です。
そんな和則も、初めはおどおどしていたが、嫁の菫とは緊張せずに、話が出来るようにまでなっていった。和則と酒を飲みに行った時には、〔健介の菫さん、かわい~な!僕もあんな彼女がほしいな~!!〕と酔うと必ず言いだすのでした。
和則は、俺達の結婚記念日には花束を、子供達の誕生日にはプレゼントを持って来てくれた。そんなある日。何時も和則に、貰ってばかりいる事を、気にしていた菫が、『今週、和則さんの誕生日でしょう?何か欲しい物とかある?夫婦でプレゼントさせて!』と告げる。
暫く考え込んでいた和則は、〔菫さんとデートがしたい!僕、今まで、女の人とデートしたことないから、菫さんと・・・だめかな?〕とても寂しそうに言う和則に俺は、胸が熱くなって、「よし!子供達の面倒は、俺に任せて2人で行って来いよ!」と許可する。菫は、何も言わずただ頷いていた。
当日、菫は久しぶりのデートだからなのか、ウキウキしているように見えた。朝早くから起きて、入念に化粧をし、おしゃれな服を着て、昼前に迎えに来た和則と出かけて行った。
家で子供達とゆっくりしようかと思ったが、《有るわけないと思いながらも、嫌な想像をしてしまう。》だから結局、公園へ遊びに行ったり、ファミレスで食事をしたり、して一日を過ごした。そんな心配をよそに、夜の8時頃には2人揃って帰って来る。和則は俺に、丁寧なお礼を言って帰って行った。
菫の首には、朝出かける時には無かったネックレスが、光っていた。俺が心配したことなど何もなかった。菫はとても楽しかったらしく今日のデートを饒舌に語っていた。ランチは高級中華を食べ、水族館で遊び、海の見える公園を散歩し、大きい観覧車に乗り、ビルの最上階のレストランでディナー。最後に、和則が今日のお礼と言って、ネックレスを、買ってもらったそうだ。
2014/12/20
(原題:嫁は久しぶりのデートだからなのか、ウキウキしているように見えた・・・ 原作者:不明 投稿者:不明)
〔菫さんとデートがしたい!〕その一言から、全てが始まった。
俺の名前は根津健介(33歳)、嫁の名前は菫(すみれ 27歳)。結婚6年目の仲の良い夫婦です。菫は、誰に対してもやさしく、明るい女性です。小柄で子供2人を産んでいるにもかかわらず、結婚前と殆ど変わらない幼児体型。
俺には、村上和則という昔からの親友がいる。和則はアイドルや、幼女もののアニメ、ゲームが大好きないわゆるオタク。しかし性格が決して暗い訳では無く、元気で面白いオタクです。長身ですが、太っていて女性と話すのが苦手な為か、33歳で未だに童貞。
何度も俺が女性を、紹介しようと試みるが、〔2次元の彼女達を、裏切る事は出来ない!!〕と和則は訳の解らない事を云う・・・。無理に風俗に誘ってみるも、〔女性とまともに話せない!包茎で自信がないんだ!〕と言い始める始末です。
そんな和則も、初めはおどおどしていたが、嫁の菫とは緊張せずに、話が出来るようにまでなっていった。和則と酒を飲みに行った時には、〔健介の菫さん、かわい~な!僕もあんな彼女がほしいな~!!〕と酔うと必ず言いだすのでした。
和則は、俺達の結婚記念日には花束を、子供達の誕生日にはプレゼントを持って来てくれた。そんなある日。何時も和則に、貰ってばかりいる事を、気にしていた菫が、『今週、和則さんの誕生日でしょう?何か欲しい物とかある?夫婦でプレゼントさせて!』と告げる。
暫く考え込んでいた和則は、〔菫さんとデートがしたい!僕、今まで、女の人とデートしたことないから、菫さんと・・・だめかな?〕とても寂しそうに言う和則に俺は、胸が熱くなって、「よし!子供達の面倒は、俺に任せて2人で行って来いよ!」と許可する。菫は、何も言わずただ頷いていた。
当日、菫は久しぶりのデートだからなのか、ウキウキしているように見えた。朝早くから起きて、入念に化粧をし、おしゃれな服を着て、昼前に迎えに来た和則と出かけて行った。
家で子供達とゆっくりしようかと思ったが、《有るわけないと思いながらも、嫌な想像をしてしまう。》だから結局、公園へ遊びに行ったり、ファミレスで食事をしたり、して一日を過ごした。そんな心配をよそに、夜の8時頃には2人揃って帰って来る。和則は俺に、丁寧なお礼を言って帰って行った。
菫の首には、朝出かける時には無かったネックレスが、光っていた。俺が心配したことなど何もなかった。菫はとても楽しかったらしく今日のデートを饒舌に語っていた。ランチは高級中華を食べ、水族館で遊び、海の見える公園を散歩し、大きい観覧車に乗り、ビルの最上階のレストランでディナー。最後に、和則が今日のお礼と言って、ネックレスを、買ってもらったそうだ。
2014/12/20
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