《音葉 その3》
短3《音葉 その3》
俺の「音葉(おとは)がもう絶対にしないって約束して、村上と何したか一つ残らず喋ったら許してもいい。」この提案に音葉は黙ってうなずきました。それで「話は後で・・。」ってことで、先に夕飯を済ませます。(この時間が実に気まずかった。)
冷静になろうと思い、食事のあと風呂に入りました。湯船に浸(つ)かり、次の作戦を練っていると、『一緒に入ってもいい?』と音葉の声がする。少し躊躇(ためら)いましたが、断る理由も無かったのでOKをする。一緒に湯船に浸かりながら、音葉に最初から話しをさせます。(以下は音葉に聞いた話です。セリフまで詳細に聞きました。)
まず、俺が音葉をほったらかしにして北海道旅行に行っているのがすごく寂しかったらしい。 俺が自分(音葉)といるより男友達と旅行する方がいいのかと思うと悲しくなってきた。そんなとき、たまたま村上からバイトの仕事のことで電話があり、最初は仕事のことを話していた。しかしそのうちこんな話題になったらしい。
村上が〔オレ、今日が誕生日なんだ。〕
『へーそうなんですか。おめでとうございます。』
〔ありがとう。でもこっちへ来て間も無いので誰も祝ってくれる友達とかいないんだよ。寂しぃな。そうだ!今から音葉ちゃん家で祝ってくれない?オレの誕生日パーティ?〕
『えー。駄目ですよ。私ちゃんと彼氏いるから。』 と拒否をしたらしい。
「大丈夫だって。ゴハン食べるだけ。ケーキは自分で買っていくからさ。 1人きりの誕生日は切ないよ。せめて晩御飯だけでも付き合って。ね?」って強引な村上。
『・・・絶対に晩御飯だけですよ、それならイイですけど。』
「やったー!じゃ仕事終わったらスグいくから。』
・・という会話。音葉いわく、『強引だけれど、村上に同情してしまった。この人も寂しいんだな。』と。
その夜、村上(ケーキとワイン持参)がやって来て、二人で誕生日パーティをする。ワインを飲んで、しばらくはバイトの事とかいろんな事の相談に乗ってもらった。ソファに並んでTVのお笑い番組とか見ながらまったりしていたら、突然村上がキスしてきた。抵抗する暇もなくキスをされた。
音葉『んんっ、駄目ですよ、約束したでしょ?』
〔大丈夫、誓って誰にも言わない。音葉ちゃんには絶対迷惑かけんから。〕
言うが早いか、村上はもう脱がしにかかっていたらしい。最初は音葉も抵抗していたが、
酒も入っていて(酒にすごく弱い。)、寂しかったことも手伝ってそのうち身を任せてしまった。
俺は「その後は?どんな風にされたの?」
『んー・・そんなのよく覚えてないよ。』
(そこが一番大事なんだよバッキャロウ!=心のツッコミ)
「駄目。細かいところも全部思い出して話さないと許さないよ。」
もうね、この時点でただの変態ですワタクシ。音葉は思い出し話を続けた。
2014/12/09
俺の「音葉(おとは)がもう絶対にしないって約束して、村上と何したか一つ残らず喋ったら許してもいい。」この提案に音葉は黙ってうなずきました。それで「話は後で・・。」ってことで、先に夕飯を済ませます。(この時間が実に気まずかった。)
冷静になろうと思い、食事のあと風呂に入りました。湯船に浸(つ)かり、次の作戦を練っていると、『一緒に入ってもいい?』と音葉の声がする。少し躊躇(ためら)いましたが、断る理由も無かったのでOKをする。一緒に湯船に浸かりながら、音葉に最初から話しをさせます。(以下は音葉に聞いた話です。セリフまで詳細に聞きました。)
まず、俺が音葉をほったらかしにして北海道旅行に行っているのがすごく寂しかったらしい。 俺が自分(音葉)といるより男友達と旅行する方がいいのかと思うと悲しくなってきた。そんなとき、たまたま村上からバイトの仕事のことで電話があり、最初は仕事のことを話していた。しかしそのうちこんな話題になったらしい。
村上が〔オレ、今日が誕生日なんだ。〕
『へーそうなんですか。おめでとうございます。』
〔ありがとう。でもこっちへ来て間も無いので誰も祝ってくれる友達とかいないんだよ。寂しぃな。そうだ!今から音葉ちゃん家で祝ってくれない?オレの誕生日パーティ?〕
『えー。駄目ですよ。私ちゃんと彼氏いるから。』 と拒否をしたらしい。
「大丈夫だって。ゴハン食べるだけ。ケーキは自分で買っていくからさ。 1人きりの誕生日は切ないよ。せめて晩御飯だけでも付き合って。ね?」って強引な村上。
『・・・絶対に晩御飯だけですよ、それならイイですけど。』
「やったー!じゃ仕事終わったらスグいくから。』
・・という会話。音葉いわく、『強引だけれど、村上に同情してしまった。この人も寂しいんだな。』と。
その夜、村上(ケーキとワイン持参)がやって来て、二人で誕生日パーティをする。ワインを飲んで、しばらくはバイトの事とかいろんな事の相談に乗ってもらった。ソファに並んでTVのお笑い番組とか見ながらまったりしていたら、突然村上がキスしてきた。抵抗する暇もなくキスをされた。
音葉『んんっ、駄目ですよ、約束したでしょ?』
〔大丈夫、誓って誰にも言わない。音葉ちゃんには絶対迷惑かけんから。〕
言うが早いか、村上はもう脱がしにかかっていたらしい。最初は音葉も抵抗していたが、
酒も入っていて(酒にすごく弱い。)、寂しかったことも手伝ってそのうち身を任せてしまった。
俺は「その後は?どんな風にされたの?」
『んー・・そんなのよく覚えてないよ。』
(そこが一番大事なんだよバッキャロウ!=心のツッコミ)
「駄目。細かいところも全部思い出して話さないと許さないよ。」
もうね、この時点でただの変態ですワタクシ。音葉は思い出し話を続けた。
2014/12/09
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