特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第6節2章 46
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第6節2章 46
〖貸し出し②〗
金曜日(7/18)は朝に向井さんが車で迎えに来て、葵はワンピース姿に俺と葵分のお泊りセットを詰め込んだ鞄(キャリーケース)を持って出発をした。しかし、向井さんの車に乗り込む葵の姿を見たのが悪かったのです。もうそこから俺は胸騒ぎが収まりませんでした。
午前中に葵から、≪やっぱり、向井さんに水着を買ってもらっちゃった。土曜日一緒に泳ごうよ!≫メールが届く。
向井さんからも、≪葵ちゃんご機嫌ですw水着代は自分で出すって言って聞かないので2着買って1着はおれが払う事にしました。2着とも出すつもりなので、葵ちゃんから貰ったお金は大輔さんに渡します。≫とのメールだった。
続けて≪これから海に泳ぎに行きます。ちょっと連絡ができません。≫とメールが来た。≪お金は返さなくてもいいですよ。了解です。楽しんでください。≫って返信を出したけど、そこら辺であまりにも強い【嫉妬】に我慢できなくなり、正直いって仕事する気にならなくなってしまい昼で早退をした。家に戻り、すぐに車で海に向かった。
海に向かったって言うよりも何も手につかない感情が一杯。高速に乗って、サービスエリアで時間を潰した。自宅を出たのが13時だったけどAサービスエリアで1時間半程いたのだけど凄い嫉妬だった。それも車がまともに運転できないくらい、今までに無いくらいの嫉妬が身を焦がす。(多分、連絡は出来るようになっていると思うが「了解です。」と答えたことで自分を縛ってしまったことを深く後悔した。)
書くとチープ(安っぽいこと)なのだけど今、海で買ってもらった水着(どんなのだろう?)を着た葵が向井さんと遊んでいると考えるだけで、サービスエリアでイライライライラする。そして、缶コーヒー3本纏め買いしたけれど然飲まなかった。ずっとスマートフォンを握り締めていた。
俺はタバコを吸わないのだけど、もし吸っていたらずっとタバコを吸っていたんだろうと思う。そういう感情で運転していたが、とても手につかない状態になり、途中のサービスエリア毎に止まってハンドルの上に頭を乗っけていた。
結局、現地には18時前に着いていた。俺は、会社を出た事も現地に着いた事も嫉妬の気持ちが凄かったから、向井さんにも伝えていなかった。今思うと変なのだけど妙なプライドがあって、早く会社を出たって事を何故か言えなかった。
向井さんからは17時半頃に、≪今、海から上がりました。葵ちゃんやっぱり運動神経いいですね。かなり本気でウェイクボードを遊んじゃいましたよ。≫ってメールと葵と一緒に映った写メールが送られてきた。
葵は可愛い白ベースのビキニを着ていた。向井さんはトランクス型の水着で、多分海から上がった後で二人とも全身が濡れていて向井さんが葵の肩に手を回している構図だった。葵はすごく楽しそうな笑顔である。本気で駄目だと思った。本当に凄い嫉妬心が芽生える。
でも直後に葵から、≪まだ仕事なの?いつも頑張っているんだから~今日は早く来てください~大輔君も一緒に遊ぼうよ! ヾ|`・、●・|ノ ≫ってメールが届いた。それが無かったらっていうバッドタイミングだったと思う。感情はぐちゃぐちゃだったけどすごく興奮をしてしまった。
その時には、ホテルの近くに着いていたのだけれどそのメールの後、そこら辺をぐるぐる運転していた。暫くして向井さんからは、≪向井の部屋1002号室、大輔さんと葵ちゃんの部屋1001号室(隣)≫ってメール。直後に葵からも、≪私たち1001号室だからね。≫っていう同様のメール。
そこまでは、まだ迷っていた。ホテルへ行っちゃおうかっていう感情とまだ早いかな?の気持が衝突する。ちなみに途中親子連れでごった返しているファミレスに寄ったけれど何も食えなくてすぐに出た。
最終的には、迷っていたのが仇(あだ)になってしまった。向井さんから、≪今葵ちゃんは俺の部屋です。大輔さんの部屋の鍵はフロント預けておいてあります。葵ちゃんと電話します?≫ってメールがくる。
俺は、≪もうちょっとしたら会社出られると思う。≫って返信のメールをした。別に、≪実はもう現地にいるよ≫って打っても問題はなかったと思う。
そうは言っても俺の感情を向井さんは判ってくれたと思ったけれど、メールをした事でホテル直行という選択肢を無くしてしまった。それで、メールした直後に葵にも同じ文面でメールをした。
2015/03/29
〖貸し出し②〗
金曜日(7/18)は朝に向井さんが車で迎えに来て、葵はワンピース姿に俺と葵分のお泊りセットを詰め込んだ鞄(キャリーケース)を持って出発をした。しかし、向井さんの車に乗り込む葵の姿を見たのが悪かったのです。もうそこから俺は胸騒ぎが収まりませんでした。
午前中に葵から、≪やっぱり、向井さんに水着を買ってもらっちゃった。土曜日一緒に泳ごうよ!≫メールが届く。
向井さんからも、≪葵ちゃんご機嫌ですw水着代は自分で出すって言って聞かないので2着買って1着はおれが払う事にしました。2着とも出すつもりなので、葵ちゃんから貰ったお金は大輔さんに渡します。≫とのメールだった。
続けて≪これから海に泳ぎに行きます。ちょっと連絡ができません。≫とメールが来た。≪お金は返さなくてもいいですよ。了解です。楽しんでください。≫って返信を出したけど、そこら辺であまりにも強い【嫉妬】に我慢できなくなり、正直いって仕事する気にならなくなってしまい昼で早退をした。家に戻り、すぐに車で海に向かった。
海に向かったって言うよりも何も手につかない感情が一杯。高速に乗って、サービスエリアで時間を潰した。自宅を出たのが13時だったけどAサービスエリアで1時間半程いたのだけど凄い嫉妬だった。それも車がまともに運転できないくらい、今までに無いくらいの嫉妬が身を焦がす。(多分、連絡は出来るようになっていると思うが「了解です。」と答えたことで自分を縛ってしまったことを深く後悔した。)
書くとチープ(安っぽいこと)なのだけど今、海で買ってもらった水着(どんなのだろう?)を着た葵が向井さんと遊んでいると考えるだけで、サービスエリアでイライライライラする。そして、缶コーヒー3本纏め買いしたけれど然飲まなかった。ずっとスマートフォンを握り締めていた。
俺はタバコを吸わないのだけど、もし吸っていたらずっとタバコを吸っていたんだろうと思う。そういう感情で運転していたが、とても手につかない状態になり、途中のサービスエリア毎に止まってハンドルの上に頭を乗っけていた。
結局、現地には18時前に着いていた。俺は、会社を出た事も現地に着いた事も嫉妬の気持ちが凄かったから、向井さんにも伝えていなかった。今思うと変なのだけど妙なプライドがあって、早く会社を出たって事を何故か言えなかった。
向井さんからは17時半頃に、≪今、海から上がりました。葵ちゃんやっぱり運動神経いいですね。かなり本気でウェイクボードを遊んじゃいましたよ。≫ってメールと葵と一緒に映った写メールが送られてきた。
葵は可愛い白ベースのビキニを着ていた。向井さんはトランクス型の水着で、多分海から上がった後で二人とも全身が濡れていて向井さんが葵の肩に手を回している構図だった。葵はすごく楽しそうな笑顔である。本気で駄目だと思った。本当に凄い嫉妬心が芽生える。
でも直後に葵から、≪まだ仕事なの?いつも頑張っているんだから~今日は早く来てください~大輔君も一緒に遊ぼうよ! ヾ|`・、●・|ノ ≫ってメールが届いた。それが無かったらっていうバッドタイミングだったと思う。感情はぐちゃぐちゃだったけどすごく興奮をしてしまった。
その時には、ホテルの近くに着いていたのだけれどそのメールの後、そこら辺をぐるぐる運転していた。暫くして向井さんからは、≪向井の部屋1002号室、大輔さんと葵ちゃんの部屋1001号室(隣)≫ってメール。直後に葵からも、≪私たち1001号室だからね。≫っていう同様のメール。
そこまでは、まだ迷っていた。ホテルへ行っちゃおうかっていう感情とまだ早いかな?の気持が衝突する。ちなみに途中親子連れでごった返しているファミレスに寄ったけれど何も食えなくてすぐに出た。
最終的には、迷っていたのが仇(あだ)になってしまった。向井さんから、≪今葵ちゃんは俺の部屋です。大輔さんの部屋の鍵はフロント預けておいてあります。葵ちゃんと電話します?≫ってメールがくる。
俺は、≪もうちょっとしたら会社出られると思う。≫って返信のメールをした。別に、≪実はもう現地にいるよ≫って打っても問題はなかったと思う。
そうは言っても俺の感情を向井さんは判ってくれたと思ったけれど、メールをした事でホテル直行という選択肢を無くしてしまった。それで、メールした直後に葵にも同じ文面でメールをした。
2015/03/29
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