特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第7節3章 53
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第7節3章 53
〖俺の嫉妬〗
以前にも書きましたけど、妻の葵(あおい)とはこの頃は良く遊びに行くようになった。それに何でも良く話すようになりました。彼女は、元々サバサバした性格なのですが、一緒に遊びに行く回数が増えて、甘え方が上手くなっている気がする。前は“とんがっていた”所が、今は上手い表現方法を見つけていた。
例えば、昔は付き合っていた頃から、結婚してからも奢(おご)られるのには抵抗があって、それは葵としても、自分もお金を稼いでいるから対等との気持で、『一方的に奢られるのは嫌なの。』って事だった。
それは仕事の内容もハードだったから、そういう葵の自意識とか、自分をしっかりさせたいって気持ちが言わせているから、俺はそれでいいと思っていたのだ。
けれど、今では『じゃあ、次は私が奢られるね。』って言うようになった。(俺たちは生活費(貯金等含む)をそれぞれが出し合い。残りは個人が使う形式にしている。)
これだけだと上手く表現できていないのですけれど、今までは遊びに行くのなら二人で遊ぶのだから連れてって貰うとか、連れて行くとかそういうのじゃないって固く考えてしまっていたのが、『今日は連れていってくれるつもりなんだね、じゃあ次は私が連れて行くね。』って考えられるようになった。
俺にとってはどっちでも相変わらず可愛い考え方だなって思うのですが、何にでも考えが柔らかくなったから大歓迎です。時間が経って思うのは、勿論こんな事(〖貸し出し(寝取らせ)〗というプレイ)をする事も始めてだったし、何が正しく、どれが誤りなのかが分からない。最初は全部手探りだった。
だから、こんなルールを決めて、あんなルールも決めて、《例えば最初に決めた、「俺が本当に嫌だと思ったらどの段階でも止められる事」とかは、ずっと継続しています。》割とうまくいっている気がします。
そして、葵と向井さんとのことはそういうのも含めて、少しずつ色々と複合的に変わっていく中でやれている状況だと思っています。葵も俺もセックスに対する“意識”が以前とは違ってきた。
じゃあ“意識”が変化してきて、心臓がバクバクしないかというと全然そんな事は無く、葵の性癖を向井さんに指摘される事とか、葵が始めての性経験を向井さんとする事とかに、むしろ異常に嫉妬をしたりもします。
却って色々と経験するようになったから思うのですが、嫉妬心は今までより凄く強くなったかもしれない。向井さんと凄く仲良くなって、“意識”が変わっても、俺が耐えられなくてNGになったという事もあります。
それは夏以降9月の中旬に(8度目の)プレイをした後にあった事です。向井さんに〔葵ちゃん69(シックスナイン)めっちゃ好きですよね。〕って、言われた時です。俺は心の中で《えっ~?》となる。実をいうと葵とは69(シックスナイン)を殆どした事が無くて、でも逆に向井さんにはその時には本当のことが言えなくて、ぶん殴られたみたいにショックを受けた。
〔10分以上した。〕とか、〔葵ちゃんがその時どうしよう、どうしよう、と感じた声を出して、正直今までで一番やばかったかも。〕とか告げられる。
俺はずっとその事を考えて、「それは、ちょっと耐えられそうにないな。」と向井さんに思わず言ってしまった。(向井さんも驚くというか怪訝な心持だったようだ。)その気持ちが落ち着くまで1カ月以上掛かった。それは今でも、全然その事を消化できなかった。
2015/04/27
〖俺の嫉妬〗
以前にも書きましたけど、妻の葵(あおい)とはこの頃は良く遊びに行くようになった。それに何でも良く話すようになりました。彼女は、元々サバサバした性格なのですが、一緒に遊びに行く回数が増えて、甘え方が上手くなっている気がする。前は“とんがっていた”所が、今は上手い表現方法を見つけていた。
例えば、昔は付き合っていた頃から、結婚してからも奢(おご)られるのには抵抗があって、それは葵としても、自分もお金を稼いでいるから対等との気持で、『一方的に奢られるのは嫌なの。』って事だった。
それは仕事の内容もハードだったから、そういう葵の自意識とか、自分をしっかりさせたいって気持ちが言わせているから、俺はそれでいいと思っていたのだ。
けれど、今では『じゃあ、次は私が奢られるね。』って言うようになった。(俺たちは生活費(貯金等含む)をそれぞれが出し合い。残りは個人が使う形式にしている。)
これだけだと上手く表現できていないのですけれど、今までは遊びに行くのなら二人で遊ぶのだから連れてって貰うとか、連れて行くとかそういうのじゃないって固く考えてしまっていたのが、『今日は連れていってくれるつもりなんだね、じゃあ次は私が連れて行くね。』って考えられるようになった。
俺にとってはどっちでも相変わらず可愛い考え方だなって思うのですが、何にでも考えが柔らかくなったから大歓迎です。時間が経って思うのは、勿論こんな事(〖貸し出し(寝取らせ)〗というプレイ)をする事も始めてだったし、何が正しく、どれが誤りなのかが分からない。最初は全部手探りだった。
だから、こんなルールを決めて、あんなルールも決めて、《例えば最初に決めた、「俺が本当に嫌だと思ったらどの段階でも止められる事」とかは、ずっと継続しています。》割とうまくいっている気がします。
そして、葵と向井さんとのことはそういうのも含めて、少しずつ色々と複合的に変わっていく中でやれている状況だと思っています。葵も俺もセックスに対する“意識”が以前とは違ってきた。
じゃあ“意識”が変化してきて、心臓がバクバクしないかというと全然そんな事は無く、葵の性癖を向井さんに指摘される事とか、葵が始めての性経験を向井さんとする事とかに、むしろ異常に嫉妬をしたりもします。
却って色々と経験するようになったから思うのですが、嫉妬心は今までより凄く強くなったかもしれない。向井さんと凄く仲良くなって、“意識”が変わっても、俺が耐えられなくてNGになったという事もあります。
それは夏以降9月の中旬に(8度目の)プレイをした後にあった事です。向井さんに〔葵ちゃん69(シックスナイン)めっちゃ好きですよね。〕って、言われた時です。俺は心の中で《えっ~?》となる。実をいうと葵とは69(シックスナイン)を殆どした事が無くて、でも逆に向井さんにはその時には本当のことが言えなくて、ぶん殴られたみたいにショックを受けた。
〔10分以上した。〕とか、〔葵ちゃんがその時どうしよう、どうしよう、と感じた声を出して、正直今までで一番やばかったかも。〕とか告げられる。
俺はずっとその事を考えて、「それは、ちょっと耐えられそうにないな。」と向井さんに思わず言ってしまった。(向井さんも驚くというか怪訝な心持だったようだ。)その気持ちが落ち着くまで1カ月以上掛かった。それは今でも、全然その事を消化できなかった。
2015/04/27
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