特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第7節4章 54
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第7節4章 54
〖俺の変化〗
それでも飲みながら向井さんに〔葵ちゃんにさ、フェラチオを本気で教えてもいいですかね?〕と、言われた時とか、その事(葵がフェラチオを向井さんにする)とか、その後の葵の事(俺とのセックスでフェラチオのやり方が変わる)とか、半年経っても心臓がバクバクする感触は最初の時と変わらないというより、正直むしろ今の方が強かったりします。
すごく自分本位の意見かもしれない。たぶんに、我儘(わがまま)には違いがないけれど、続けられていることって、俺がそれ(心臓がバクバクするドキドキ感)に興奮をするからな訳です。
嫉妬よりも、興味とか、興奮や面白さが勝っているっていうのは、現状向井さんのお陰(っていうのも変だけど)で、普通はもっと早くこういう事をやめたりするのかなとか、お互いの関係が変になっちゃうのかなっていう風には思っています。
そして今の関係も向井さんの雰囲気作りが上手くて、「こうしよう」「ああしよう」っていうのを上手にリードしてくれるから良好でいられるっていうのはあると思う。そうじゃなかったら本当に途中で辞めていたかもしれない。
俺自身の変化といえば、以前なら直接に葵と他人(今は向井さん)がするセックスを見たかった(いや今でも見ると凄く興奮はするのですが)のが、〖貸し出し〗の間のじりじりとした憔悴感であったり、どうしようもなく身悶える嫉妬感だったり、不安感がその時は苦痛なのですが、電話連絡の葵の声や盗聴して聞こえてくる喘ぎ声になんだか分からない興奮を感じるのです。《『寝取られ』傾向ではなく主体的な『寝取らせ』なのだけど他人から見れば同じなのだろうな。》
これまで自分自身をしっかりと分析などして来なかったけれど、驚くほどMな性格(葵は日ごろはSっぽいのだが本質はM)だと分かった。もちろん葵との信頼(愛情)関係が強固で揺るがないことからくる安心が根底にあるからプレイを続けられるのです。
〖葵のセックス〗
プレイを開始して8カ月が経過したのですが、以前に書いた通り日常では、葵は凄く甘え上手になった。さりげなく愛情表現をするようになっている。
夜のセックス面では、うまく表現出来るか判りませんが、俺と葵の間において良い意味でセックスへの抵抗感というか固定観念が無くなってきたかなっていう気はします。(もちろん夫婦の間でのということです。)
葵のセックスには、顕著な変化がありました。葵は元々性格がきっちりしているので、付き合い始めの頃にはセックスをする時も、『俺が気持ちいい方法』みたいなことを訊いてきたりしました。それを聞くとそれだけに固執するような所がままあったのです。(上手く伝わっているかな?)
セックスではないけれど、それは例えば付き合い始めた頃のことで、俺が「映画が好きなんだよね。」と、言ったら、『じゃあ映画に行こう。』って映画を観に行った。
それ以後は、葵はちゃんと俺の好きなジャンルの昔の映画を調べて『これ見た?』って言ってきて、一緒にDVDを見るみたいなそういう事がありました。
だからこそセックスについても、付き合って、結婚しての間にお互いの好きな方法だけに特化していってしまうっていう状態でした。葵は俺がこういうのが好きなのだなってのが判っていて、必ずこうするのが決まりみたいなセックスになる。《それはマンネリ感になるし、俺自身もそんなにテクニックやバリエーションを持っているわけでもなかった。》
自動車の運転でいうハンドルの遊び(ハンドルを少し切ってもタイヤが動かず、車が蛇行しないように設けられている部分。遊びが少ないとハンドルは重くなり、前輪の受ける振動でハンドルが振れます。遊びが多いとハンドル操作が遅れたり、車がふらつき不安定な走行になったりします。)が無い。
というと変だけど、例えばですね。葵が夜ベッドに入って、パジャマ(ズボン)の大事な所をゴソゴソとしてきて、『勃ってるよね~エッチな事する?』って言って来るのとか、俺が葵の後頭部に手を当てると深いチューの合図だったりとかした。
そういうのが最近はちょっと変わったっていうのはあります。例えば二人がソファで並んでテレビを見ている時に、葵がいきなり無言でズボンの前を触ってきたりする。書くとなんて事が無いのだけど、今までになかった悪戯的な事をするっていう変化はあります。
葵が仕事終わって家に帰ってくる、「お茶飲む?」って俺が訊ねると、葵はスーツ姿のままぎゅって抱きついてきて、『先に大輔君と一緒にお風呂がいいかな。』とか表現方法がちょっと色々変わった、と言うより変えようとしているっていうのは凄い事だと思っています。
2015/04/30
〖俺の変化〗
それでも飲みながら向井さんに〔葵ちゃんにさ、フェラチオを本気で教えてもいいですかね?〕と、言われた時とか、その事(葵がフェラチオを向井さんにする)とか、その後の葵の事(俺とのセックスでフェラチオのやり方が変わる)とか、半年経っても心臓がバクバクする感触は最初の時と変わらないというより、正直むしろ今の方が強かったりします。
すごく自分本位の意見かもしれない。たぶんに、我儘(わがまま)には違いがないけれど、続けられていることって、俺がそれ(心臓がバクバクするドキドキ感)に興奮をするからな訳です。
嫉妬よりも、興味とか、興奮や面白さが勝っているっていうのは、現状向井さんのお陰(っていうのも変だけど)で、普通はもっと早くこういう事をやめたりするのかなとか、お互いの関係が変になっちゃうのかなっていう風には思っています。
そして今の関係も向井さんの雰囲気作りが上手くて、「こうしよう」「ああしよう」っていうのを上手にリードしてくれるから良好でいられるっていうのはあると思う。そうじゃなかったら本当に途中で辞めていたかもしれない。
俺自身の変化といえば、以前なら直接に葵と他人(今は向井さん)がするセックスを見たかった(いや今でも見ると凄く興奮はするのですが)のが、〖貸し出し〗の間のじりじりとした憔悴感であったり、どうしようもなく身悶える嫉妬感だったり、不安感がその時は苦痛なのですが、電話連絡の葵の声や盗聴して聞こえてくる喘ぎ声になんだか分からない興奮を感じるのです。《『寝取られ』傾向ではなく主体的な『寝取らせ』なのだけど他人から見れば同じなのだろうな。》
これまで自分自身をしっかりと分析などして来なかったけれど、驚くほどMな性格(葵は日ごろはSっぽいのだが本質はM)だと分かった。もちろん葵との信頼(愛情)関係が強固で揺るがないことからくる安心が根底にあるからプレイを続けられるのです。
〖葵のセックス〗
プレイを開始して8カ月が経過したのですが、以前に書いた通り日常では、葵は凄く甘え上手になった。さりげなく愛情表現をするようになっている。
夜のセックス面では、うまく表現出来るか判りませんが、俺と葵の間において良い意味でセックスへの抵抗感というか固定観念が無くなってきたかなっていう気はします。(もちろん夫婦の間でのということです。)
葵のセックスには、顕著な変化がありました。葵は元々性格がきっちりしているので、付き合い始めの頃にはセックスをする時も、『俺が気持ちいい方法』みたいなことを訊いてきたりしました。それを聞くとそれだけに固執するような所がままあったのです。(上手く伝わっているかな?)
セックスではないけれど、それは例えば付き合い始めた頃のことで、俺が「映画が好きなんだよね。」と、言ったら、『じゃあ映画に行こう。』って映画を観に行った。
それ以後は、葵はちゃんと俺の好きなジャンルの昔の映画を調べて『これ見た?』って言ってきて、一緒にDVDを見るみたいなそういう事がありました。
だからこそセックスについても、付き合って、結婚しての間にお互いの好きな方法だけに特化していってしまうっていう状態でした。葵は俺がこういうのが好きなのだなってのが判っていて、必ずこうするのが決まりみたいなセックスになる。《それはマンネリ感になるし、俺自身もそんなにテクニックやバリエーションを持っているわけでもなかった。》
自動車の運転でいうハンドルの遊び(ハンドルを少し切ってもタイヤが動かず、車が蛇行しないように設けられている部分。遊びが少ないとハンドルは重くなり、前輪の受ける振動でハンドルが振れます。遊びが多いとハンドル操作が遅れたり、車がふらつき不安定な走行になったりします。)が無い。
というと変だけど、例えばですね。葵が夜ベッドに入って、パジャマ(ズボン)の大事な所をゴソゴソとしてきて、『勃ってるよね~エッチな事する?』って言って来るのとか、俺が葵の後頭部に手を当てると深いチューの合図だったりとかした。
そういうのが最近はちょっと変わったっていうのはあります。例えば二人がソファで並んでテレビを見ている時に、葵がいきなり無言でズボンの前を触ってきたりする。書くとなんて事が無いのだけど、今までになかった悪戯的な事をするっていう変化はあります。
葵が仕事終わって家に帰ってくる、「お茶飲む?」って俺が訊ねると、葵はスーツ姿のままぎゅって抱きついてきて、『先に大輔君と一緒にお風呂がいいかな。』とか表現方法がちょっと色々変わった、と言うより変えようとしているっていうのは凄い事だと思っています。
2015/04/30
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