短Ⅱ18【封印】第7回
短Ⅱ18【封印】第7回
食後、二人は、店の従業員が見晴らしが良いと教えてくれた、店の裏に登山口のある小さな山の頂上まで上ったそうです。距離としては、徒歩10分くらいというところでしょうか。『わたしヒールを履いてなくて良かったわ。』と妻(朝倉未来:みき:30歳)は苦笑いしながら話しました。
しかし、頂上まであと少しという時に、突然雨が降ってきて・・・。二人は、散歩道をちょっと下ったところにあったお堂まで引き返したようです。やがて、雨が激しくなり、お堂の屋根の下では心許無く、戸が開いていたことを幸いに、お堂の中へ入りました。中は薄暗く、畳6畳分くらいの広さがあったそうです。ただ、所々、雨漏りがしていたとのことでした。それを避けるように妻の未来と片岡儀一(ぎいち:48歳)は奥へ奥へと進み、結局は二人肩を寄せ合うことになったそうです。
それを聞きながら、私(朝倉省吾:しょうご:35歳)は、明らかにいいムードだと思いました。もちろん、未来もそう思ったそうです・・・。このままでは、男女の仲になってしまう・・・妻はそう思ったらしいのですが、雨は止みそうもなくてその場にいるしかなかったようです。
未来に正直なところを聞くと、心のどこかでドキドキしていたとのことでした。そもそも、
このデートの最終目的が目的だけに、変に意識していたことはあるとは思います。それと
は別に、そういう状況が生み出しだとは言っても、こういうアバンチュールに対して、女性的には、どこか盛り上がってしまうものなのだと妻は驚きつつも自覚したようです。
そして、予想通り、片岡が肩を抱き寄せてきました。『駄目です・・・。』そう言って、未来は押しのけようとしたようですが、片岡の力にはかないません。逆に、彼は、妻に囁いたそうです。〔大丈夫、普通の主婦だって、一度や二度、こんなことを経験していますよ。誰にだって秘密がある。〕まるで学者のようにそう言うと未来の肩をふたたび抱き寄せて、唇を合わせて来ました。
強引さに押し切られる形で、妻は片岡とキスをしてしまったとのことです。モラルの一線
を越えたことで、緊張が途切れて抗う気が失せたのか、また、心の奥で何かの化学変化が起こったのか、急に力が入らなくなった気がしたと云っていました。最初は優しく唇を合わせる程度、そして、舌が口内に探り探りに入ってきて、妻の未来を強く抱きしめた瞬間に舌を入れてきたそうです。
片岡は、抱きしめた腕を緩めると、手のひらで妻の上半身を優しく撫で回し始めます。一通り愛撫すると、今度は太ももをさすり、徐々に股間へ手を上げていきました。それから、片岡の指が、生地越しに妻の女性器を撫でて・・・下着を手際よく下ろされたそうです。
その頃には、未来自身でさえアソコは湿っていくのが判ったと、うつむきながら言ってい
ました。それも・・・予想外に濡れていたらしいのです。片岡の指が妻の中に入ってきて、クチュクチュという音がいつもより凄く、正直、自分の身体の反応に、妻は戸惑ったようです。
〔大丈夫だよ、恥ずかしいことじゃない。自分が思っている以上に興奮することもあるんです。それは変なことではない、人の身体は自分の知らないこともある・・。〕と片岡がゆっくり諭すように妻(未来)に言いました・・・。
そのとき、誰かがお堂に入ってくる気配がしたそうです。60代半ばとおぼしき観光客の男性が一人、同じように雨宿りに入ってきたみたいでした。けれども、片岡はやめません。〔こういうのは逆に堂々としていた方がいい。〕未来はされるがまま片岡に接吻をされつつ、女性器を弄られました。
観光客の男性の視線を感じながら・・・(その男性は、二人の行為について途中から気づいたようです。)未来は足を開き、壁にもたれた状態で、片岡はグチュグチュと妻を弄り続けま
した。その頃には、太股まで愛液が伝っていたようで、『わたし、多分凄いことになっていた・・・。』と妻は告白しました。
そして、潮を噴いたそうです・・・。『腰が少し浮きガクガクして、シューシューと潮を吹いたの・・。』だそうです・・・。私は驚きました。もちろん今までそういうことをしたことはありませんでした。としても、潮を吹くような妻が考えられなかったからです。片岡とそうなってしまったこと、誰かに見られるという異常なシチュエーション。片岡の前戯・・・すべてが重なって妻の未来を潮噴きへと導いたのでしょう・・。
それを境に、未来は『頭が真っ白になっていくことが多くなった。』と言います。それは、妻が全てを忘れて性行為に没頭したということ・・・私はそう受け止めました。『今思えば、わたし、なんてことをしたんだろう・・・。』という前置きを言って、妻の未来は話を続けます。
2015/12/24
食後、二人は、店の従業員が見晴らしが良いと教えてくれた、店の裏に登山口のある小さな山の頂上まで上ったそうです。距離としては、徒歩10分くらいというところでしょうか。『わたしヒールを履いてなくて良かったわ。』と妻(朝倉未来:みき:30歳)は苦笑いしながら話しました。
しかし、頂上まであと少しという時に、突然雨が降ってきて・・・。二人は、散歩道をちょっと下ったところにあったお堂まで引き返したようです。やがて、雨が激しくなり、お堂の屋根の下では心許無く、戸が開いていたことを幸いに、お堂の中へ入りました。中は薄暗く、畳6畳分くらいの広さがあったそうです。ただ、所々、雨漏りがしていたとのことでした。それを避けるように妻の未来と片岡儀一(ぎいち:48歳)は奥へ奥へと進み、結局は二人肩を寄せ合うことになったそうです。
それを聞きながら、私(朝倉省吾:しょうご:35歳)は、明らかにいいムードだと思いました。もちろん、未来もそう思ったそうです・・・。このままでは、男女の仲になってしまう・・・妻はそう思ったらしいのですが、雨は止みそうもなくてその場にいるしかなかったようです。
未来に正直なところを聞くと、心のどこかでドキドキしていたとのことでした。そもそも、
このデートの最終目的が目的だけに、変に意識していたことはあるとは思います。それと
は別に、そういう状況が生み出しだとは言っても、こういうアバンチュールに対して、女性的には、どこか盛り上がってしまうものなのだと妻は驚きつつも自覚したようです。
そして、予想通り、片岡が肩を抱き寄せてきました。『駄目です・・・。』そう言って、未来は押しのけようとしたようですが、片岡の力にはかないません。逆に、彼は、妻に囁いたそうです。〔大丈夫、普通の主婦だって、一度や二度、こんなことを経験していますよ。誰にだって秘密がある。〕まるで学者のようにそう言うと未来の肩をふたたび抱き寄せて、唇を合わせて来ました。
強引さに押し切られる形で、妻は片岡とキスをしてしまったとのことです。モラルの一線
を越えたことで、緊張が途切れて抗う気が失せたのか、また、心の奥で何かの化学変化が起こったのか、急に力が入らなくなった気がしたと云っていました。最初は優しく唇を合わせる程度、そして、舌が口内に探り探りに入ってきて、妻の未来を強く抱きしめた瞬間に舌を入れてきたそうです。
片岡は、抱きしめた腕を緩めると、手のひらで妻の上半身を優しく撫で回し始めます。一通り愛撫すると、今度は太ももをさすり、徐々に股間へ手を上げていきました。それから、片岡の指が、生地越しに妻の女性器を撫でて・・・下着を手際よく下ろされたそうです。
その頃には、未来自身でさえアソコは湿っていくのが判ったと、うつむきながら言ってい
ました。それも・・・予想外に濡れていたらしいのです。片岡の指が妻の中に入ってきて、クチュクチュという音がいつもより凄く、正直、自分の身体の反応に、妻は戸惑ったようです。
〔大丈夫だよ、恥ずかしいことじゃない。自分が思っている以上に興奮することもあるんです。それは変なことではない、人の身体は自分の知らないこともある・・。〕と片岡がゆっくり諭すように妻(未来)に言いました・・・。
そのとき、誰かがお堂に入ってくる気配がしたそうです。60代半ばとおぼしき観光客の男性が一人、同じように雨宿りに入ってきたみたいでした。けれども、片岡はやめません。〔こういうのは逆に堂々としていた方がいい。〕未来はされるがまま片岡に接吻をされつつ、女性器を弄られました。
観光客の男性の視線を感じながら・・・(その男性は、二人の行為について途中から気づいたようです。)未来は足を開き、壁にもたれた状態で、片岡はグチュグチュと妻を弄り続けま
した。その頃には、太股まで愛液が伝っていたようで、『わたし、多分凄いことになっていた・・・。』と妻は告白しました。
そして、潮を噴いたそうです・・・。『腰が少し浮きガクガクして、シューシューと潮を吹いたの・・。』だそうです・・・。私は驚きました。もちろん今までそういうことをしたことはありませんでした。としても、潮を吹くような妻が考えられなかったからです。片岡とそうなってしまったこと、誰かに見られるという異常なシチュエーション。片岡の前戯・・・すべてが重なって妻の未来を潮噴きへと導いたのでしょう・・。
それを境に、未来は『頭が真っ白になっていくことが多くなった。』と言います。それは、妻が全てを忘れて性行為に没頭したということ・・・私はそう受け止めました。『今思えば、わたし、なんてことをしたんだろう・・・。』という前置きを言って、妻の未来は話を続けます。
2015/12/24
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