短Ⅱ26〖心の隙〗第12話
短Ⅱ26〖心の隙〗第12話
第11話
私(明戸郁夫:33歳)にレイプされた妻(明戸理紗:りさ:35歳)は私を蔑(さげす)むように見ながら、言います。
『あなたったら、本当にだらしないわね。これが所長(田中良明:53歳)なら、わたしを焦らすだけ焦らして身も心も蕩(とろ)けさせたところで、さらに激しく粘っこく男性自身(ペニス)で責めてくれるのに。まあ、あなたの可愛いおちんちんと田中所長の逞しい男性自身では、もともと比較にもならないけどね。』
『それから、あなたが、わたしと所長の愛し合っているところを見たのは、これで少なくとも2回目よね。最初のときは街外れのお宮だったでしょ。あのときわたしは気付いていたわ。あなたったら、所長に闘いを挑んでわたしを取り返そうとするんじゃなく、他の男に犯されているわたしを見て興奮して、自分でおちんちんをしごいていたでしょ。そして、あっという間に逝っちゃったわね。』
『わたし、あの時、こんな情けない夫の妻じゃなく、逞しい所長さんに奪われて、女として妻としてずっと愛されていきたいと思ったの。そして、所長の精液を入れられているわたしを見て、とても興奮してくれたあなたのご希望通り、あれからもずーっと所長に抱かれ続けてきたわ。』
理紗は開き直ったというか逆切れなのか、胸につかえていたものを吐きだし続ける。
『あなたったら、一所懸命に気付かない振りをしてくれていたようだけど。もちろん、あなたの期待どおり、わたしは夜に出かけたときは必ず所長の妻として愛されて、毎回所長の精液を体の中に受け入れていたわ。所長に愛されて帰ってきたわたしは、あなたにとっても刺激的でよかったんじゃないの。』
『わたし、所長に愛されるようになって、そして、あの時あなたに見られながら所長に愛されてから、より一層、所長の赤ちゃんを産みたいって思ったの。わたしはもちろん女だし、女はその時に本当に愛している男の赤ちゃんを産みたいって、思うのよ。わたしたちに10年以上子どもができていないのも、ひょっとすると、わたしの体のせいじゃなくあなたの方に何か問題があるのかもしれないし。』
このとき、私(明戸郁夫:33歳)は盗み見していた恥ずかしさと、理紗のいつもと違う迫力に何も言い返す気力がなかった。
『そうだ。わたしたちがこういう関係になったきっかけを、あなたに教えてあげるわ。わたしがあの会社で働くようになってから数カ月で、所長に男女のトラブルのことで何度も相談されるようになった(第2話参照)。そのうちに所長(田中良明:53歳)が自分の身の上話しをするようになり、わたしが独身の所長のことをかわいそうに思って、所長のマンションのお掃除なんかにたまに行くようになったの。若い女の子たちからも、憧れと尊敬の目で見られている所長なのに、実は寂しい一人暮らしなんだなあって思ったわ。』
妻の理紗はまるで少女が初恋のエピソードを語るような顔つきになっていた。
『田中所長は、わたしがお手伝いに行くと、とっても喜んでくれたわ。そのうちに、わたしは所長に告白されて、求められて許したの。だって、わたしだって所長に憧れていたんだから。自分がほのかに憧れていた人が、若い子じゃなく、子持ちの人妻の自分なんかにとても好意を持ってくれていてとても嬉しかったし、掃除や洗濯みたいなちょっとしたことを手伝っただけなのにすごく喜んでくれるのが、わたしにとっても嬉しかった。』
私(明戸郁夫:33歳)は心の中で、《妻(明戸理紗:りさ:35歳)は一体、いつからそんな事をしてやっていたのか? そして、どうやってそんな時間を作っていたのだ。だいたい、男ならこんな見え透いた手はすぐ分ることだ。これはあの男が最初から若々しく可愛い妻を狙って、まずは信頼しているそぶりを見せて妻を喜ばせ、相談と言う形で接触して、今度は自分をことさら可哀相な男に見せて妻の同情を買い、妻を自分のものにしただけじゃないか。あの男は自分のペニスとテクニックには相当自信があって、一度からだを貪(むさぼ)られた妻は、そのままのめり込んでいった。妻は、あの会社で働くようになったときからあの男に狙われ、そして寸分違わず男の狙い通りに堕ちてしまった。》と思いました。
2016/04/06
第11話
私(明戸郁夫:33歳)にレイプされた妻(明戸理紗:りさ:35歳)は私を蔑(さげす)むように見ながら、言います。
『あなたったら、本当にだらしないわね。これが所長(田中良明:53歳)なら、わたしを焦らすだけ焦らして身も心も蕩(とろ)けさせたところで、さらに激しく粘っこく男性自身(ペニス)で責めてくれるのに。まあ、あなたの可愛いおちんちんと田中所長の逞しい男性自身では、もともと比較にもならないけどね。』
『それから、あなたが、わたしと所長の愛し合っているところを見たのは、これで少なくとも2回目よね。最初のときは街外れのお宮だったでしょ。あのときわたしは気付いていたわ。あなたったら、所長に闘いを挑んでわたしを取り返そうとするんじゃなく、他の男に犯されているわたしを見て興奮して、自分でおちんちんをしごいていたでしょ。そして、あっという間に逝っちゃったわね。』
『わたし、あの時、こんな情けない夫の妻じゃなく、逞しい所長さんに奪われて、女として妻としてずっと愛されていきたいと思ったの。そして、所長の精液を入れられているわたしを見て、とても興奮してくれたあなたのご希望通り、あれからもずーっと所長に抱かれ続けてきたわ。』
理紗は開き直ったというか逆切れなのか、胸につかえていたものを吐きだし続ける。
『あなたったら、一所懸命に気付かない振りをしてくれていたようだけど。もちろん、あなたの期待どおり、わたしは夜に出かけたときは必ず所長の妻として愛されて、毎回所長の精液を体の中に受け入れていたわ。所長に愛されて帰ってきたわたしは、あなたにとっても刺激的でよかったんじゃないの。』
『わたし、所長に愛されるようになって、そして、あの時あなたに見られながら所長に愛されてから、より一層、所長の赤ちゃんを産みたいって思ったの。わたしはもちろん女だし、女はその時に本当に愛している男の赤ちゃんを産みたいって、思うのよ。わたしたちに10年以上子どもができていないのも、ひょっとすると、わたしの体のせいじゃなくあなたの方に何か問題があるのかもしれないし。』
このとき、私(明戸郁夫:33歳)は盗み見していた恥ずかしさと、理紗のいつもと違う迫力に何も言い返す気力がなかった。
『そうだ。わたしたちがこういう関係になったきっかけを、あなたに教えてあげるわ。わたしがあの会社で働くようになってから数カ月で、所長に男女のトラブルのことで何度も相談されるようになった(第2話参照)。そのうちに所長(田中良明:53歳)が自分の身の上話しをするようになり、わたしが独身の所長のことをかわいそうに思って、所長のマンションのお掃除なんかにたまに行くようになったの。若い女の子たちからも、憧れと尊敬の目で見られている所長なのに、実は寂しい一人暮らしなんだなあって思ったわ。』
妻の理紗はまるで少女が初恋のエピソードを語るような顔つきになっていた。
『田中所長は、わたしがお手伝いに行くと、とっても喜んでくれたわ。そのうちに、わたしは所長に告白されて、求められて許したの。だって、わたしだって所長に憧れていたんだから。自分がほのかに憧れていた人が、若い子じゃなく、子持ちの人妻の自分なんかにとても好意を持ってくれていてとても嬉しかったし、掃除や洗濯みたいなちょっとしたことを手伝っただけなのにすごく喜んでくれるのが、わたしにとっても嬉しかった。』
私(明戸郁夫:33歳)は心の中で、《妻(明戸理紗:りさ:35歳)は一体、いつからそんな事をしてやっていたのか? そして、どうやってそんな時間を作っていたのだ。だいたい、男ならこんな見え透いた手はすぐ分ることだ。これはあの男が最初から若々しく可愛い妻を狙って、まずは信頼しているそぶりを見せて妻を喜ばせ、相談と言う形で接触して、今度は自分をことさら可哀相な男に見せて妻の同情を買い、妻を自分のものにしただけじゃないか。あの男は自分のペニスとテクニックには相当自信があって、一度からだを貪(むさぼ)られた妻は、そのままのめり込んでいった。妻は、あの会社で働くようになったときからあの男に狙われ、そして寸分違わず男の狙い通りに堕ちてしまった。》と思いました。
2016/04/06
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