中J〖美羽〗第2章④ 10
中J〖美羽〗第2章④ 10
間も無くコンビニから妻の美羽(みう)が出てきました。けっこう沢山買い込んでいます。車に乗り込むが、なかなか走り出しません。どうやらメールを送っているようです。そして、打ち終わるとシートを少し倒しています。間も無くメールが着たのか、起き上がり、じっと読んでいます。閉じると又体を倒し、ボーっとしています。10分程して、又メールを打ち出しました。すぐに閉じて、今度はハンドルに両手と頭を押し付けてしまいました。
その時、私の携帯が鳴り出しました。(ん!ん!!)慌てて見ると、発信者は“ママ”です。≪おやすみなさい。パパを愛してる。≫私は返信しようとするが、うまく打てません。ようやく≪俺も愛してる。悪いけど、マスターに付き合うから、間違いなく6時過ぎになる。おやすみママ。≫「間違いなく」は、せめてもの美羽への思いやりのつもり、(スマン!)しかし、もう心臓の高まりは収まらず、期待と興奮で、呵責(責めさいなむこと)はあっという間にきえていきました。
美羽の車が動き出しました。今度は普通に走っています。分譲地内に入ると、急に又スピードが落ちてしまいました。今度は、さっきより、もっとノロノロしています。私は先回りをして仕事帰りに止めた空き地に止めました。そして急いで鍵を開け、親父の事務所に入りました。隣からはまだジャズが流れています。
我が家なのに、妙に淫靡(みだらでくずれた感じのする)な雰囲気を感じてしまいます。心臓の高鳴りははもう、破れるかと思うほど音を立てていました。美羽の車のエンジン音がすると、もう、息が苦しくなってきます。車が停まり、ドアの閉まる音がしました。そして、コツコツと美羽の足音が聞こえてきました。この時、初めて後悔の気持ちが一瞬よぎりました。
それでも美羽の足音は近づき、玄関にコンビニの袋を置く音がしました。そして、静かに鍵を開ける音。ギギッと小さなはずのドア音が大きく聞こえます。静かに美羽が入ってきました。こちらのドアは閉まっているのに、私は慌ててソファーの影に隠れました。靴を脱ぐ音が何故だかイヤラシイ音に聞こえました。
ドアの曇りガラスがパッと明るくなりました。廊下の明かりが点きました。美羽の通り過ぎる姿が、たまらなくエッチにみえます。子供2人を生んで、ただ、母親として太ってしまって仕方ないか位に思っていた美羽の姿が、肉感的な、豊満さに見えてしまいます。
立ち上がってドアに近付こうとした時、又美羽の姿が映りました。(ん? 忘れ物か?)廊下の明かりが消され、玄関の明かりが点きます。静かに靴を履く音。コツ・コツとゆっくりと歩く音。ギ、ギーとゆっくりドアを開ける音、そしてゆっくり閉める音。(やめちゃうのか??)カッチャとゆっくり鍵の締まる音がする。私は何か、キツネにツママレタようにポカンとしていました。すると、突然、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーンと玄関のチャイムがなりました。(ど、どういうことだ?)
2015/02/14
間も無くコンビニから妻の美羽(みう)が出てきました。けっこう沢山買い込んでいます。車に乗り込むが、なかなか走り出しません。どうやらメールを送っているようです。そして、打ち終わるとシートを少し倒しています。間も無くメールが着たのか、起き上がり、じっと読んでいます。閉じると又体を倒し、ボーっとしています。10分程して、又メールを打ち出しました。すぐに閉じて、今度はハンドルに両手と頭を押し付けてしまいました。
その時、私の携帯が鳴り出しました。(ん!ん!!)慌てて見ると、発信者は“ママ”です。≪おやすみなさい。パパを愛してる。≫私は返信しようとするが、うまく打てません。ようやく≪俺も愛してる。悪いけど、マスターに付き合うから、間違いなく6時過ぎになる。おやすみママ。≫「間違いなく」は、せめてもの美羽への思いやりのつもり、(スマン!)しかし、もう心臓の高まりは収まらず、期待と興奮で、呵責(責めさいなむこと)はあっという間にきえていきました。
美羽の車が動き出しました。今度は普通に走っています。分譲地内に入ると、急に又スピードが落ちてしまいました。今度は、さっきより、もっとノロノロしています。私は先回りをして仕事帰りに止めた空き地に止めました。そして急いで鍵を開け、親父の事務所に入りました。隣からはまだジャズが流れています。
我が家なのに、妙に淫靡(みだらでくずれた感じのする)な雰囲気を感じてしまいます。心臓の高鳴りははもう、破れるかと思うほど音を立てていました。美羽の車のエンジン音がすると、もう、息が苦しくなってきます。車が停まり、ドアの閉まる音がしました。そして、コツコツと美羽の足音が聞こえてきました。この時、初めて後悔の気持ちが一瞬よぎりました。
それでも美羽の足音は近づき、玄関にコンビニの袋を置く音がしました。そして、静かに鍵を開ける音。ギギッと小さなはずのドア音が大きく聞こえます。静かに美羽が入ってきました。こちらのドアは閉まっているのに、私は慌ててソファーの影に隠れました。靴を脱ぐ音が何故だかイヤラシイ音に聞こえました。
ドアの曇りガラスがパッと明るくなりました。廊下の明かりが点きました。美羽の通り過ぎる姿が、たまらなくエッチにみえます。子供2人を生んで、ただ、母親として太ってしまって仕方ないか位に思っていた美羽の姿が、肉感的な、豊満さに見えてしまいます。
立ち上がってドアに近付こうとした時、又美羽の姿が映りました。(ん? 忘れ物か?)廊下の明かりが消され、玄関の明かりが点きます。静かに靴を履く音。コツ・コツとゆっくりと歩く音。ギ、ギーとゆっくりドアを開ける音、そしてゆっくり閉める音。(やめちゃうのか??)カッチャとゆっくり鍵の締まる音がする。私は何か、キツネにツママレタようにポカンとしていました。すると、突然、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーンと玄関のチャイムがなりました。(ど、どういうことだ?)
2015/02/14
コメント
コメントの投稿