長J『失くしたもの』第1章⑥
長J『失くしたもの』第1章⑥
4月17日(月)
私(平井慶介)は夕べ疲れて、何も聞かずに眠りましたが、妻の菜月(なつき)は眠れな
かった様子で目が真っ赤です。
「会社には辞めると電話しておけよ。」
『ごめんなさい。許して下さい。さっき同僚に電話して・・・親戚に不幸が出来たから・・・何日か休むと・・・。』
「君は平気で嘘がつける女になったな。まあいい。俺が帰って来るまで一歩もここから出るな。」
仕事が終わり急いで帰ると、菜月はまだ泣いていましたが、そんな妻に質問を浴びせました。
「あいつと何処で知り合った?」
『彼は大学生の時に、私の勤めている会社へアルバイトに来ていました。今年の新年会で偶然隣どうしの部屋になって、彼の宴会が先に終わり、みんなとも顔見知りだったので、彼だけ私達に合流したのです。お酒も飲めないし帰りが遅くなる事も考えて、一度家に戻り、車で行っていたので、帰る方向が一緒だった彼を乗せて帰り・・・。』
「運転という事は、君がホテルに誘ったのか?」
『違います。途中、彼が〚相談に乗って欲しい事が有る〛と言ったので、路肩に車を止めて話を聞きました。彼の悩みは、〚オチンチンが小さくて風俗にも行けず、ましてや女の子と付き合う事も出来ないので未だに童貞で、将来結婚も出来ない〛と言う悩みでした。最初私は、からかわれていると思っていたのですが、彼の顔を見ると真剣で、目には涙も溜まっていました。その後、彼は泣きながら、〚私(菜月)に憧れを持っていた〛事や、〚私ならこんな事を相談しても馬鹿にしないと思って打ち明けた〛事を話して、〚男として大丈夫なのか試させて欲しい〛と言いました。』
「それで淫乱な君は、待っていましたとばかりにホテルに連れ込んだ。」
『あなた、お願い、そんな言い方しないで。当然私は強く断りました。でも、何度も何度も泣きながら、真剣に訴えてくる彼を見ている内に、何か母性本能のような物が出てきて、今ここで見せてくれて、話が本当なら考えてあげると言ってしまいました。』
「あいつは見せたのか?本当に悩むほど小さかったのか?」
『彼がズボンとパンツを一度に下げたので見てみると、あなたのしか知らない私でも、流石に他の人より小さい事が分かるぐらい、小さい事に唖然としましたが、硬くなった時はまた違うだろうから、もう元に戻すように言うと、〚試して下さい〛と言いながら私の手を掴んで、オチンチンを触らせました。性的な物からではなくて興味から、硬くなるように手でしてしまったのですが、緊張しているのか一向に硬くならないので、夢中になっていた私は彼に言われるまま、口も使ってしまい・・・。」
「口も使った?いくら母性本能からだとしても、よくそんな事が出来たな。本当は若い男としたかったのだろ?本当に小さかったのか?・・・それからどうした?」
『私、どうかしていました。ごめんなさい。ごめんなさい。・・・口でしていると硬くなって、ある程度大きくはなったのですが、それでも彼の話したとおり、硬さは有っても可也小さく、そんな事をしている内に、自分でも何をしているのか訳が分からなくなっていて、ラブホテルに行ってしまいました。部屋に入ってベッドを見た時、やはりこんな事は許される事では無いから、何もしないで出ようと思いましたが、彼を見ると〚これで大人になれる。それも、ずっと大好きだった菜月さんにしてもらえる〛と泣きながら喜んでいて、また可哀想になってしまい、関係を結んでしまいました。』
いくら可哀想でも、私にはこのような事が許せるものでは有りません。私しか知らない妻の中に入り、私しか知らない菜月の顔を、他の男に見られたのです。
2015/05/17
4月17日(月)
私(平井慶介)は夕べ疲れて、何も聞かずに眠りましたが、妻の菜月(なつき)は眠れな
かった様子で目が真っ赤です。
「会社には辞めると電話しておけよ。」
『ごめんなさい。許して下さい。さっき同僚に電話して・・・親戚に不幸が出来たから・・・何日か休むと・・・。』
「君は平気で嘘がつける女になったな。まあいい。俺が帰って来るまで一歩もここから出るな。」
仕事が終わり急いで帰ると、菜月はまだ泣いていましたが、そんな妻に質問を浴びせました。
「あいつと何処で知り合った?」
『彼は大学生の時に、私の勤めている会社へアルバイトに来ていました。今年の新年会で偶然隣どうしの部屋になって、彼の宴会が先に終わり、みんなとも顔見知りだったので、彼だけ私達に合流したのです。お酒も飲めないし帰りが遅くなる事も考えて、一度家に戻り、車で行っていたので、帰る方向が一緒だった彼を乗せて帰り・・・。』
「運転という事は、君がホテルに誘ったのか?」
『違います。途中、彼が〚相談に乗って欲しい事が有る〛と言ったので、路肩に車を止めて話を聞きました。彼の悩みは、〚オチンチンが小さくて風俗にも行けず、ましてや女の子と付き合う事も出来ないので未だに童貞で、将来結婚も出来ない〛と言う悩みでした。最初私は、からかわれていると思っていたのですが、彼の顔を見ると真剣で、目には涙も溜まっていました。その後、彼は泣きながら、〚私(菜月)に憧れを持っていた〛事や、〚私ならこんな事を相談しても馬鹿にしないと思って打ち明けた〛事を話して、〚男として大丈夫なのか試させて欲しい〛と言いました。』
「それで淫乱な君は、待っていましたとばかりにホテルに連れ込んだ。」
『あなた、お願い、そんな言い方しないで。当然私は強く断りました。でも、何度も何度も泣きながら、真剣に訴えてくる彼を見ている内に、何か母性本能のような物が出てきて、今ここで見せてくれて、話が本当なら考えてあげると言ってしまいました。』
「あいつは見せたのか?本当に悩むほど小さかったのか?」
『彼がズボンとパンツを一度に下げたので見てみると、あなたのしか知らない私でも、流石に他の人より小さい事が分かるぐらい、小さい事に唖然としましたが、硬くなった時はまた違うだろうから、もう元に戻すように言うと、〚試して下さい〛と言いながら私の手を掴んで、オチンチンを触らせました。性的な物からではなくて興味から、硬くなるように手でしてしまったのですが、緊張しているのか一向に硬くならないので、夢中になっていた私は彼に言われるまま、口も使ってしまい・・・。」
「口も使った?いくら母性本能からだとしても、よくそんな事が出来たな。本当は若い男としたかったのだろ?本当に小さかったのか?・・・それからどうした?」
『私、どうかしていました。ごめんなさい。ごめんなさい。・・・口でしていると硬くなって、ある程度大きくはなったのですが、それでも彼の話したとおり、硬さは有っても可也小さく、そんな事をしている内に、自分でも何をしているのか訳が分からなくなっていて、ラブホテルに行ってしまいました。部屋に入ってベッドを見た時、やはりこんな事は許される事では無いから、何もしないで出ようと思いましたが、彼を見ると〚これで大人になれる。それも、ずっと大好きだった菜月さんにしてもらえる〛と泣きながら喜んでいて、また可哀想になってしまい、関係を結んでしまいました。』
いくら可哀想でも、私にはこのような事が許せるものでは有りません。私しか知らない妻の中に入り、私しか知らない菜月の顔を、他の男に見られたのです。
2015/05/17
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