特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第8節8章 62
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第8節8章 62
〖序章〗
ちょうど、自宅に着いた頃に向井さんのスマートフォンからメールが届く。≪今、葵さんは向井さんとベッドの上で69(シックスナイン)しています。僕はちょっと嫌がられましたけどとりあえずホテルで裸を見せてもらいました。スタイル最高!。今、葵さんは全裸です。こんなメールで大丈夫ですか?≫
それは、淳平君からだった。向井さんと違って!?マークとかも文体(口調)とかも違って、何か少し違和感がある。これまでなら、俺も返信はしないけれど、≪これでいいよ。メールありがとう。ホテルで、すぐに裸になったの?≫と返した。
30秒で、≪エレベーターの中で、二人で胸を揉みました。それで、葵さんは部屋に入って即向井さんに連れられてシャワーに入りました。葵さん予想外の可愛さで何かオレもヤバイですw。≫って返信が来た。
なんだかドキュメント番組みたいな報告で、ここら辺が向井さんとは違うなって思った。ただ俺としてはこういうメールもいいなと思う。そして正直興奮はいつも以上だった。
今までならメールが来た時は事前か事後のみだった。今回は途中経過というのか同時進行のメールなので、今までと違う趣なのが、かなり衝撃的ではあった。
よく“喉がカラカラ”って言うけど、俺は“カラカラ”っていうよりは、唇が乾く感じに近いかもしれないと思った。このメールで頭の中がぐるぐる眩暈(めまい)のように回って、不安な状態になる。それから30分の間、メールが途絶えた。《この間も不安が不安を呼んで身悶える。》
30分後に、今度は向井さんからいつもの電話が来た。遠くで『電話してないよね。』って妻の葵(あおい)の息を切らしたみたいな声。近くで向井さんの〔してないしてない。じゃぁ今から電話してもいい?〕って声に続いて〔おれがするからいいだろ?〕が向井さんの声。『駄目だよ。』は葵の声。
葵の『私が電話する。』の後に、〚それじゃあ、ぼくのちんこが大きかったと報告してよ!!〛と、それは淳平君のすごく興奮をしたSっぽい声だった。この時が、不思議と今回一番興奮をしたかもしれない。
というか、俺としては電話の向こうで聞こえる複数のざわめきが異様な感じがした。それに加えて、いつもと違い興奮しきった感じの3人目である淳平君の声が相まっていたと思う。
向井さんと葵の声が近づく音がして、『挿入(い)れちゃ駄目だよ!』『大輔君に電話しなきゃ。』って葵の声の後、〚フリだけフリだけ。〛と淳平君の声、『フリだけじゃないでしょ。なんで?淳平君がコンドームを付けてるの?』って葵が少し慌てた声。『向井さん!それ約束が違うでしょ?!』って葵が強く抗議をしている。
その瞬間、向井さんが優しく〔葵ちゃん、淳平にもいいだろ?〕と諭す声に、葵が諦めた感じで『わかった。だから大輔君との電話中は絶対に、変な事はしないでね!』、〔いいよ、おれはあっちへ行くから。〕で、葵が『うん。』って言って、その直後に向井さんの〔オッケー。〕って声に続いて、向井さんの移動の音と、それと同時に『あ、ああんっ!』って葵の完全な喘ぎ声が聞こえてくる。
2015/05/26
〖序章〗
ちょうど、自宅に着いた頃に向井さんのスマートフォンからメールが届く。≪今、葵さんは向井さんとベッドの上で69(シックスナイン)しています。僕はちょっと嫌がられましたけどとりあえずホテルで裸を見せてもらいました。スタイル最高!。今、葵さんは全裸です。こんなメールで大丈夫ですか?≫
それは、淳平君からだった。向井さんと違って!?マークとかも文体(口調)とかも違って、何か少し違和感がある。これまでなら、俺も返信はしないけれど、≪これでいいよ。メールありがとう。ホテルで、すぐに裸になったの?≫と返した。
30秒で、≪エレベーターの中で、二人で胸を揉みました。それで、葵さんは部屋に入って即向井さんに連れられてシャワーに入りました。葵さん予想外の可愛さで何かオレもヤバイですw。≫って返信が来た。
なんだかドキュメント番組みたいな報告で、ここら辺が向井さんとは違うなって思った。ただ俺としてはこういうメールもいいなと思う。そして正直興奮はいつも以上だった。
今までならメールが来た時は事前か事後のみだった。今回は途中経過というのか同時進行のメールなので、今までと違う趣なのが、かなり衝撃的ではあった。
よく“喉がカラカラ”って言うけど、俺は“カラカラ”っていうよりは、唇が乾く感じに近いかもしれないと思った。このメールで頭の中がぐるぐる眩暈(めまい)のように回って、不安な状態になる。それから30分の間、メールが途絶えた。《この間も不安が不安を呼んで身悶える。》
30分後に、今度は向井さんからいつもの電話が来た。遠くで『電話してないよね。』って妻の葵(あおい)の息を切らしたみたいな声。近くで向井さんの〔してないしてない。じゃぁ今から電話してもいい?〕って声に続いて〔おれがするからいいだろ?〕が向井さんの声。『駄目だよ。』は葵の声。
葵の『私が電話する。』の後に、〚それじゃあ、ぼくのちんこが大きかったと報告してよ!!〛と、それは淳平君のすごく興奮をしたSっぽい声だった。この時が、不思議と今回一番興奮をしたかもしれない。
というか、俺としては電話の向こうで聞こえる複数のざわめきが異様な感じがした。それに加えて、いつもと違い興奮しきった感じの3人目である淳平君の声が相まっていたと思う。
向井さんと葵の声が近づく音がして、『挿入(い)れちゃ駄目だよ!』『大輔君に電話しなきゃ。』って葵の声の後、〚フリだけフリだけ。〛と淳平君の声、『フリだけじゃないでしょ。なんで?淳平君がコンドームを付けてるの?』って葵が少し慌てた声。『向井さん!それ約束が違うでしょ?!』って葵が強く抗議をしている。
その瞬間、向井さんが優しく〔葵ちゃん、淳平にもいいだろ?〕と諭す声に、葵が諦めた感じで『わかった。だから大輔君との電話中は絶対に、変な事はしないでね!』、〔いいよ、おれはあっちへ行くから。〕で、葵が『うん。』って言って、その直後に向井さんの〔オッケー。〕って声に続いて、向井さんの移動の音と、それと同時に『あ、ああんっ!』って葵の完全な喘ぎ声が聞こえてくる。
2015/05/26
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