中10〚新しい夫婦の形〛5章第3話 28
中10〚新しい夫婦の形〛5章第3話 28
『そうしたら高山さんがね、〔ごめんなさいって、見るつもりじゃなかったんだ。〕、って必死にあやまってくるの。』
たぶん高山正志は希美(のぞみ33歳)の機嫌を損ることにとても敏感になっていたんだと僕(益岡健人35歳)は思った。それは過去に妻に激しく叱咤されたことがトラウマとなっていたのかもしれない。
『それで、あまり何回も謝るものだから、なんかこっちが悪くなっちゃって・・。』
妻の希美も同じように思ったのだろう。
『だから、いいですよ。と言ってあげたの・・。』
「いいですよ、って?」
少し言葉に詰まってから再び希美が話し出した。
『見てもいいですよってこと・・・高山さんには二度も私の恥ずかしい部分まで見られているんだから、今さら見られてもいいです。と言ってあげたのよ・・・・。』
そう言って希美は頬を赤くした。これまで妻は自らの行為を僕のために正直に話してくれている。それは希美にとってみれば顔から火が出るくらいに恥ずかしいことなのだ。それもこれも、妻は僕のためにそうしてくれている。僕は希美のそんな表情を見て、興奮するのと同時にとてもうれしく思っていた。
「そっか、それは高山さんも喜んだだろうな。」
僕はそんな自分の気持ちを抑えて、さらに妻の話を聞こうとした。
『うん・・・・そうしたらね、〔自分(高山)の方こそ君には恥ずかしい姿をいっぱい見せているし・・自分が過去二回見た・・秘密の君(希美)の姿は恥ずかしい姿じゃなくて美しい姿だったよ・・・〕って話してくれたの・・・。』
そう言うと妻の希美は頬を赤くしたままうつむいてしまう。
僕はもう我慢が出来ず、そのまま希美を抱き寄せた。そして寝室へ連れて行くと、すぐに妻を裸にする。望未の秘部を触ってみると、もう充分に潤っていてしかもすごく熱い。
『あなた早く来て・・・。』
すぐに希美は僕を求めてきた。妻の中に入ると、すぐに襞(ひだ)が僕のペニスに絡みつく。興奮した僕は5分と持たずその日一回目の射精をした。
その日まだ夕食を済ませていなかった僕はその後一人で風呂に入ってから、希美の作ってくれた夕食をとる。
「それで、君が見ていいと言ってからその後はどうなったの?」
夕食が終わり、妻の家事もひと段落してから僕は再びさっきの話の続きを訊く。
『すぐに何かあった訳ではないわ、しばらく洋服の話とかしていたかな?』
高山と服の話だなんて、だいたいファッションからは一番遠い人種だと思っていた僕は、意外な話に興味を持った。
「どんな話?」
『いろいろよ・・・そう、高山さんが、〔女の人はスカートを穿く時に、下着が見えたりすることを気にするのか?〕って訊いてきたの。』
なんだ、そう言うことか、結局僕が希美にこの出張のために選んだスカートは正解だったと思った。
「うん、君はなんて答えたの?」
『もちろん、気にするって答えたわ。このスカートだって、立っていたらたいして短く見えないのに、こうやって座るとミニスカートになるでしょ。そういうことを女はわかっているから気をつけているのよって言ったわ。』
「そっか。」
2015/08/03
『そうしたら高山さんがね、〔ごめんなさいって、見るつもりじゃなかったんだ。〕、って必死にあやまってくるの。』
たぶん高山正志は希美(のぞみ33歳)の機嫌を損ることにとても敏感になっていたんだと僕(益岡健人35歳)は思った。それは過去に妻に激しく叱咤されたことがトラウマとなっていたのかもしれない。
『それで、あまり何回も謝るものだから、なんかこっちが悪くなっちゃって・・。』
妻の希美も同じように思ったのだろう。
『だから、いいですよ。と言ってあげたの・・。』
「いいですよ、って?」
少し言葉に詰まってから再び希美が話し出した。
『見てもいいですよってこと・・・高山さんには二度も私の恥ずかしい部分まで見られているんだから、今さら見られてもいいです。と言ってあげたのよ・・・・。』
そう言って希美は頬を赤くした。これまで妻は自らの行為を僕のために正直に話してくれている。それは希美にとってみれば顔から火が出るくらいに恥ずかしいことなのだ。それもこれも、妻は僕のためにそうしてくれている。僕は希美のそんな表情を見て、興奮するのと同時にとてもうれしく思っていた。
「そっか、それは高山さんも喜んだだろうな。」
僕はそんな自分の気持ちを抑えて、さらに妻の話を聞こうとした。
『うん・・・・そうしたらね、〔自分(高山)の方こそ君には恥ずかしい姿をいっぱい見せているし・・自分が過去二回見た・・秘密の君(希美)の姿は恥ずかしい姿じゃなくて美しい姿だったよ・・・〕って話してくれたの・・・。』
そう言うと妻の希美は頬を赤くしたままうつむいてしまう。
僕はもう我慢が出来ず、そのまま希美を抱き寄せた。そして寝室へ連れて行くと、すぐに妻を裸にする。望未の秘部を触ってみると、もう充分に潤っていてしかもすごく熱い。
『あなた早く来て・・・。』
すぐに希美は僕を求めてきた。妻の中に入ると、すぐに襞(ひだ)が僕のペニスに絡みつく。興奮した僕は5分と持たずその日一回目の射精をした。
その日まだ夕食を済ませていなかった僕はその後一人で風呂に入ってから、希美の作ってくれた夕食をとる。
「それで、君が見ていいと言ってからその後はどうなったの?」
夕食が終わり、妻の家事もひと段落してから僕は再びさっきの話の続きを訊く。
『すぐに何かあった訳ではないわ、しばらく洋服の話とかしていたかな?』
高山と服の話だなんて、だいたいファッションからは一番遠い人種だと思っていた僕は、意外な話に興味を持った。
「どんな話?」
『いろいろよ・・・そう、高山さんが、〔女の人はスカートを穿く時に、下着が見えたりすることを気にするのか?〕って訊いてきたの。』
なんだ、そう言うことか、結局僕が希美にこの出張のために選んだスカートは正解だったと思った。
「うん、君はなんて答えたの?」
『もちろん、気にするって答えたわ。このスカートだって、立っていたらたいして短く見えないのに、こうやって座るとミニスカートになるでしょ。そういうことを女はわかっているから気をつけているのよって言ったわ。』
「そっか。」
2015/08/03
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