長S〖俺が仕掛けた〗第4章1話 13
長S〖俺が仕掛けた〗第4章1話 13
年度末から年度始めにかけて私(西條孝雄:41歳)は多忙な日々を送りました。帰宅が深夜になることも多く、家には寝るためだけに帰るようなものです。私に合わせるかのように、伊藤(健一:28歳)君からもあの日以来メールが転送されることもなく、妻(西條麗子:れいこ:38歳)と伊藤君の話をすることもありませんでした。
4月も中旬ごろとなり、仕事の方もようやく落ち着いてきました。《そういえば、伊藤君からはさっぱり連絡がなくなったなあ》と思いかけたある日、久しぶりに伊藤君が電話をしてきたのです。
〔西條さん、お久しぶりです。結構仕事が忙しくて、麗子さんとも全然連絡とってなかったんです。〕
「本当か? あれからさっぱり音沙汰なしだったから、妻とこっそりデートしているのかと思ったよ(笑)。」
〔あはっ(笑)。そうだといいですけど、とんでもないですよ。それはそうとして、西條さんと麗子さんをお食事にご招待したいと思うんですけど・・。〕
「ご招待って・・伊藤君がご馳走してくれるのかい?」
〔ええ、僕にお任せください!〕
伊藤君の話では、昨年度の営業成績がすごくよかったので、店長からペアの食事券をプレゼントされたとのことでした。妻(西條麗子)と二人で行こうとも思ったようですが、あまり二人きりばかりだと妻も外出しにくいのではとの配慮で、私も誘ってくれたらしい。
「そりゃうれしいことだけど、ペアの食事券なんだろ? 三人で行くとなったら、一人分は自腹になってしまうじゃないか?」
〔ええ、もちろんその分は僕が出します。西條さんには大変お世話になっていますから、ぜひご招待させてください。〕
妻の麗子にこのことを話してみると『ぜひ行きたいわ。』とのことで、三人で食事に行くこととなりました。
場所は知る人ぞ知る有名な料亭とのことで、いつもはジーンズばっかりの麗子も、この日ばかりはスーツを着て出かけます。確か二年ぐらい前に新調した春物のスーツですが、妻にしては膝上の短いスカートでした。ただ、あれからやや太ったのか、腰まわりがやや窮屈そうで、本人は気づいていたのかどうかわかりませんが、スカートには下着のラインが浮き出ています。
落ち着いた雰囲気の料亭で出された創作料理は、今まで味わったことのないぐらいの豪華料理で、私も妻も大満足でした。しかし、こんな高価なものを若い伊藤君に一方的にご馳走になったままでは申し訳なく思い、料亭を出た後私が仕事で利用したことのあるスナックバーに行きます。
カウンターで、妻(西條麗子:れいこ:38歳)を間に挟んで、麗子の左に伊藤健一(28歳)君そして右側に私(西條孝雄:41歳)が座りました。料亭から少々アルコールも入っていましたので、スナックバーでは三人ともややテンションが高くなっていました。
「伊藤君、うちの妻のことどう思う?」
私は少し酔った勢いで伊藤君に聞きました。
〔う~ん、素敵な方ですよね。お母さんみたいに包んでくれそうな感じです。〕
『ええっ! お母さんですって! お姉さんでしょ! もーっ、失礼ね(笑)。』
〔あっ、すみません、訂正します。お姉さんでした(笑)。〕
和気あいあいのうちに、あっという間に時間がたっていきます。しばらくして、私の右側に顔見知りのアルバイトの女性(古川智美:40歳)が座りました。麗子の視線が気になりましたが、彼女は年令は妻より上でしたので、《まあいいか》と思い私はその女性と話しこんでしまったのです。
ところが麗子は私に嫉妬するどころか伊藤君に寄り添うように楽しそうに話していました。 妻は足を組んで座っていたので、膝上のスカートは太股の三分の一ぐらいが見えるまでに上がっています。伊藤君にも妻の太股が見えているはずですが、私はキスシーンを見た時とはまた違う興奮を味わいました。
2016/03/20
年度末から年度始めにかけて私(西條孝雄:41歳)は多忙な日々を送りました。帰宅が深夜になることも多く、家には寝るためだけに帰るようなものです。私に合わせるかのように、伊藤(健一:28歳)君からもあの日以来メールが転送されることもなく、妻(西條麗子:れいこ:38歳)と伊藤君の話をすることもありませんでした。
4月も中旬ごろとなり、仕事の方もようやく落ち着いてきました。《そういえば、伊藤君からはさっぱり連絡がなくなったなあ》と思いかけたある日、久しぶりに伊藤君が電話をしてきたのです。
〔西條さん、お久しぶりです。結構仕事が忙しくて、麗子さんとも全然連絡とってなかったんです。〕
「本当か? あれからさっぱり音沙汰なしだったから、妻とこっそりデートしているのかと思ったよ(笑)。」
〔あはっ(笑)。そうだといいですけど、とんでもないですよ。それはそうとして、西條さんと麗子さんをお食事にご招待したいと思うんですけど・・。〕
「ご招待って・・伊藤君がご馳走してくれるのかい?」
〔ええ、僕にお任せください!〕
伊藤君の話では、昨年度の営業成績がすごくよかったので、店長からペアの食事券をプレゼントされたとのことでした。妻(西條麗子)と二人で行こうとも思ったようですが、あまり二人きりばかりだと妻も外出しにくいのではとの配慮で、私も誘ってくれたらしい。
「そりゃうれしいことだけど、ペアの食事券なんだろ? 三人で行くとなったら、一人分は自腹になってしまうじゃないか?」
〔ええ、もちろんその分は僕が出します。西條さんには大変お世話になっていますから、ぜひご招待させてください。〕
妻の麗子にこのことを話してみると『ぜひ行きたいわ。』とのことで、三人で食事に行くこととなりました。
場所は知る人ぞ知る有名な料亭とのことで、いつもはジーンズばっかりの麗子も、この日ばかりはスーツを着て出かけます。確か二年ぐらい前に新調した春物のスーツですが、妻にしては膝上の短いスカートでした。ただ、あれからやや太ったのか、腰まわりがやや窮屈そうで、本人は気づいていたのかどうかわかりませんが、スカートには下着のラインが浮き出ています。
落ち着いた雰囲気の料亭で出された創作料理は、今まで味わったことのないぐらいの豪華料理で、私も妻も大満足でした。しかし、こんな高価なものを若い伊藤君に一方的にご馳走になったままでは申し訳なく思い、料亭を出た後私が仕事で利用したことのあるスナックバーに行きます。
カウンターで、妻(西條麗子:れいこ:38歳)を間に挟んで、麗子の左に伊藤健一(28歳)君そして右側に私(西條孝雄:41歳)が座りました。料亭から少々アルコールも入っていましたので、スナックバーでは三人ともややテンションが高くなっていました。
「伊藤君、うちの妻のことどう思う?」
私は少し酔った勢いで伊藤君に聞きました。
〔う~ん、素敵な方ですよね。お母さんみたいに包んでくれそうな感じです。〕
『ええっ! お母さんですって! お姉さんでしょ! もーっ、失礼ね(笑)。』
〔あっ、すみません、訂正します。お姉さんでした(笑)。〕
和気あいあいのうちに、あっという間に時間がたっていきます。しばらくして、私の右側に顔見知りのアルバイトの女性(古川智美:40歳)が座りました。麗子の視線が気になりましたが、彼女は年令は妻より上でしたので、《まあいいか》と思い私はその女性と話しこんでしまったのです。
ところが麗子は私に嫉妬するどころか伊藤君に寄り添うように楽しそうに話していました。 妻は足を組んで座っていたので、膝上のスカートは太股の三分の一ぐらいが見えるまでに上がっています。伊藤君にも妻の太股が見えているはずですが、私はキスシーンを見た時とはまた違う興奮を味わいました。
2016/03/20
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