中I 『許された性癖』 vol.13
中I 『許された性癖』 vol.13
vol.12
寝室に取り付けられたのは内鍵だけなので、妻(和田久美:くみ:36歳)が留守の時は自由に寝室へ入れる。自分の形跡を残さないよう注意しながら、枕やシーツに久美の残り香を求めたり、クローゼットを開け、掛かっているスカートのインナーに手を這わせたりした。そうしながらオナニーすることも多かった。もちろん、匂いや汚れを残さないため、コンドームを用いることは忘れない。密やかな行為に興奮はしたが、コソ泥みたいでみっともないのも事実。私(和田隆雄:48歳)は堂々? と久美の目の前でオナニーしたくて堪らなくなり、その旨を久美に申し入れた。
『いいわよ、あなたには辛い思いさせているんだし…。どんな形がいいの?』
「そうだな…この前みたいにパンチラを見ながらしてみたい。明日の夜、久美が帰ったあと直ぐに…。」
申し入れには快く応じてくれた久美だったが、私からの返答にたちまち顔を赤らめた。明日は金曜日。不倫相手と逢い、たっぷり愛されてから帰宅するだろうと読んだのだ。どうやら図星だったようだ。
『帰ってから直ぐ? シャワー浴びてからじゃダメ?』
困惑しながら久美が問う。妻の久美は、今では不倫してきたあとは必ず、後始末せずに、そのままショーツを穿いて帰宅している。不倫相手からの指示に恥じらいながら従っているのだろう。その汚れたショーツを穿いたままで見せてくれと言ったのだ。戸惑うのも無理はない。
「出来れば直ぐに見たい。どうしても嫌なら無理にとは言わないけど…。」
重ねてお願いした。拒まれはしなかったが、確約も得られなかった。生返事が返ってくるだけだった。恐らく不倫相手の承諾を必要とすることなのだろう。
妻の久美は、私(和田隆雄:48歳)が汚れたショーツでオナニーしていることを知っているのは間違いない。不倫相手も、久美から報告を受けて、そのことは把握している筈だ。今回の要望も、これまでの経緯からして当然、不倫相手に報告した上で、指示を仰ぐことになるのだろう。妻が独断で決められない以上、即答を求めても仕方ない。ジリジリしながら明日の夜まで待つことにした。
次の日、まっすぐ帰宅し、焦れながら待っていた私のもとへ、久美から電話が入った。
『仕事が予定より早く終わったから、これから直ぐ帰るわね。昨日の話…OKだから楽しみにしていて…。』
ホテルの部屋から掛けている、と直感した。行為後、官能の余韻も冷めやらぬまま、電話してきたようだ。膣内には今しがた発射されたばかりの精液が溜まっていることだろう。そのままショーツを穿いて帰り、穿いたままの姿を見ながらオナニーできる、その思いでペニスが更に固くなった。
『ただいま…ねぇ、自分でしていたの?』
帰宅した久美が単刀直入に訊いてきた。隠す必要もない。久美を思いながら寸止めオナニーしていたことを率直に告げた。
『そう、嬉しい。じゃあ、見せてあげるね。でも一つだけお願い。絶対に顔を近付けないで…。』
妻は恥じらいで顔を染めながら懇願をしてきた。やはり生々しい情交の跡を直接見せるのは抵抗があるようだ。精液の匂いを嗅ぎ取られてしまったら演技が無になってしまう、との思いもあったろう。私は、久美の思いを無にしないよう気を配りつつ、ペニスを取り出す。
「ありがとう。そのままソファに座って…脚を開いていってほしい。」
すこし離れた場所に腰を下ろし、そうお願いした。久美は言われた通りソファに腰掛け、膝頭が徐々に開かれていく。先日のストリップとは打って変わった、ぎこちない動き。同じパンチラでも、今日は勝手が違うのだろう。情事を終えて間もない股間を晒すのは恥ずかしくて堪らないようだ。
私はスカートの奥に目を凝らしながらペニスをしごく。スカートの丈は短いのだが、あまり大きく脚を開いてくれないので、股布の部分は影になって見えにくい。汚れが充分確認できない。スカートの中に潜り込みたい衝動を抑えつつ、更なるお願いをしてみた。
「床に寝転ぶから、顔を跨いでくれないかな? 下から見上げたいんだ…。」
久美は顔を紅潮させ、やや躊躇しつつも応じてくれる。頭上を、スカートに包まれた股間が覆った。ショーツの汚れがはっきり見えた。薄水色の股布が食い込み変色している。パンストの上にまで染みが浮き出て、ショーツの内側がミックスジュースで溢れんばかりになっているのは明らかだった。
心臓が高鳴る。呼吸を荒げ、せわしなく擦り上げた。久美は膝をもじもじさせ、しきりに脚を閉じようとする仕草を見せている。恥ずかしいのに加え、淫液が滴り落ちるのを危惧しているようだ。私はそんな仕草に更なる興奮を誘われた。寸止めオナニーで発射寸前だった私は、瞬く間に暴発してしまう。
私が逝ったのを確認すると、久美は慌てて浴室へ駆け込んだ。オナニーの最中、スカートに遮られて窺えなかった久美の表情が、脱衣室へ入るまでの一瞬見えた。いっそう朱色に染まっている。前に『パンチラを見られるのは、行為の最中にアソコを直に見られるより恥ずかしいわ。』って久美からそんな話を聞いたことがある。不倫の名残を満々と湛えたままの下着姿を晒したら、なお恥ずかしかろう。私(和田隆雄:48歳)は演技ではない妻の和田久美(くみ:36歳)の素顔に接し、精神的にも深い満足感を得られた。
2016/05/04
vol.12
寝室に取り付けられたのは内鍵だけなので、妻(和田久美:くみ:36歳)が留守の時は自由に寝室へ入れる。自分の形跡を残さないよう注意しながら、枕やシーツに久美の残り香を求めたり、クローゼットを開け、掛かっているスカートのインナーに手を這わせたりした。そうしながらオナニーすることも多かった。もちろん、匂いや汚れを残さないため、コンドームを用いることは忘れない。密やかな行為に興奮はしたが、コソ泥みたいでみっともないのも事実。私(和田隆雄:48歳)は堂々? と久美の目の前でオナニーしたくて堪らなくなり、その旨を久美に申し入れた。
『いいわよ、あなたには辛い思いさせているんだし…。どんな形がいいの?』
「そうだな…この前みたいにパンチラを見ながらしてみたい。明日の夜、久美が帰ったあと直ぐに…。」
申し入れには快く応じてくれた久美だったが、私からの返答にたちまち顔を赤らめた。明日は金曜日。不倫相手と逢い、たっぷり愛されてから帰宅するだろうと読んだのだ。どうやら図星だったようだ。
『帰ってから直ぐ? シャワー浴びてからじゃダメ?』
困惑しながら久美が問う。妻の久美は、今では不倫してきたあとは必ず、後始末せずに、そのままショーツを穿いて帰宅している。不倫相手からの指示に恥じらいながら従っているのだろう。その汚れたショーツを穿いたままで見せてくれと言ったのだ。戸惑うのも無理はない。
「出来れば直ぐに見たい。どうしても嫌なら無理にとは言わないけど…。」
重ねてお願いした。拒まれはしなかったが、確約も得られなかった。生返事が返ってくるだけだった。恐らく不倫相手の承諾を必要とすることなのだろう。
妻の久美は、私(和田隆雄:48歳)が汚れたショーツでオナニーしていることを知っているのは間違いない。不倫相手も、久美から報告を受けて、そのことは把握している筈だ。今回の要望も、これまでの経緯からして当然、不倫相手に報告した上で、指示を仰ぐことになるのだろう。妻が独断で決められない以上、即答を求めても仕方ない。ジリジリしながら明日の夜まで待つことにした。
次の日、まっすぐ帰宅し、焦れながら待っていた私のもとへ、久美から電話が入った。
『仕事が予定より早く終わったから、これから直ぐ帰るわね。昨日の話…OKだから楽しみにしていて…。』
ホテルの部屋から掛けている、と直感した。行為後、官能の余韻も冷めやらぬまま、電話してきたようだ。膣内には今しがた発射されたばかりの精液が溜まっていることだろう。そのままショーツを穿いて帰り、穿いたままの姿を見ながらオナニーできる、その思いでペニスが更に固くなった。
『ただいま…ねぇ、自分でしていたの?』
帰宅した久美が単刀直入に訊いてきた。隠す必要もない。久美を思いながら寸止めオナニーしていたことを率直に告げた。
『そう、嬉しい。じゃあ、見せてあげるね。でも一つだけお願い。絶対に顔を近付けないで…。』
妻は恥じらいで顔を染めながら懇願をしてきた。やはり生々しい情交の跡を直接見せるのは抵抗があるようだ。精液の匂いを嗅ぎ取られてしまったら演技が無になってしまう、との思いもあったろう。私は、久美の思いを無にしないよう気を配りつつ、ペニスを取り出す。
「ありがとう。そのままソファに座って…脚を開いていってほしい。」
すこし離れた場所に腰を下ろし、そうお願いした。久美は言われた通りソファに腰掛け、膝頭が徐々に開かれていく。先日のストリップとは打って変わった、ぎこちない動き。同じパンチラでも、今日は勝手が違うのだろう。情事を終えて間もない股間を晒すのは恥ずかしくて堪らないようだ。
私はスカートの奥に目を凝らしながらペニスをしごく。スカートの丈は短いのだが、あまり大きく脚を開いてくれないので、股布の部分は影になって見えにくい。汚れが充分確認できない。スカートの中に潜り込みたい衝動を抑えつつ、更なるお願いをしてみた。
「床に寝転ぶから、顔を跨いでくれないかな? 下から見上げたいんだ…。」
久美は顔を紅潮させ、やや躊躇しつつも応じてくれる。頭上を、スカートに包まれた股間が覆った。ショーツの汚れがはっきり見えた。薄水色の股布が食い込み変色している。パンストの上にまで染みが浮き出て、ショーツの内側がミックスジュースで溢れんばかりになっているのは明らかだった。
心臓が高鳴る。呼吸を荒げ、せわしなく擦り上げた。久美は膝をもじもじさせ、しきりに脚を閉じようとする仕草を見せている。恥ずかしいのに加え、淫液が滴り落ちるのを危惧しているようだ。私はそんな仕草に更なる興奮を誘われた。寸止めオナニーで発射寸前だった私は、瞬く間に暴発してしまう。
私が逝ったのを確認すると、久美は慌てて浴室へ駆け込んだ。オナニーの最中、スカートに遮られて窺えなかった久美の表情が、脱衣室へ入るまでの一瞬見えた。いっそう朱色に染まっている。前に『パンチラを見られるのは、行為の最中にアソコを直に見られるより恥ずかしいわ。』って久美からそんな話を聞いたことがある。不倫の名残を満々と湛えたままの下着姿を晒したら、なお恥ずかしかろう。私(和田隆雄:48歳)は演技ではない妻の和田久美(くみ:36歳)の素顔に接し、精神的にも深い満足感を得られた。
2016/05/04
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