中I 『許された性癖』 vol.18
中I 『許された性癖』 vol.18
vol.17
女性が自身の魅力をはっきり確認できる、このことは非常に重要だと思う。自分の魅力を充分に認識できてこそ、女性は自信を持て、より魅力的に輝ける。その点に関して、私(和田隆雄:わだ・たかお:48歳)の周囲には反面教師としか言い様がない例が溢れている。例えば、酒席などでくだけた雰囲気になり、夫婦の話題になった時に決まって出てくるのが[倦怠期]だとか[あっちの方はご無沙汰]という類のフレーズ。照れ隠しもあろうし鵜呑みには出来ないが、話半分にしてもそういう状況はマズイ。自分の妻を女として見ていない証だからだ。夫から女として見られなくなれば精神的な張り合いがなくなるし、セックスレスだと性ホルモンが不活性化して色気や若さが失われてしまう。奥さんが身心ともに老け込む要因になりかねない。
その点、妻(和田久美:わだ・くみ:36歳)は正反対だ。不倫相手から身心ともにたっぷり愛されている上に、変則的な夫婦生活を通して、夫からの精神的な愛情も充分に確認できる。この上なく充実したセックスライフを送っている。色っぽい、若々しいという私の印象も、あながち身贔屓ではないと思う。もっとも、私達のように異常な夫婦関係はとても推奨できるものではないし、単なる不倫であっても重大なトラブルの素だから避けた方が無難だろう。安定した関係とめくるめく官能は相反する、両立しにくいものだとつくづく痛感させられる。
話が逸れたが、この日以後、久美はパンチラ・オナニーに進んで応じてくれるようになった。いつでもパンチラが見られるようになったという意味ではない。いつでも見せたら値打ちがなくなると考えているのか、日常生活の中では変わらずしっかりガードしている。私がオナニーしたいと懇願した時のみ見せてくれる。久美のパンチラを見る時は必ず、オナニーして射精することを義務付けられたのだ。
私の射精回数が増えれば、それだけ久美に手を出す可能性は減る。《不倫相手の意向が少なからず働いているな》と直感した。射精回数の増加は久美にとってもメリットがある。浮気の防止だ。私は久美から『浮気は絶対にしてほくしくない。』って、と告げられている。《自分は浮気し放題なのに何を勝手な!》との思いは確かにあるが、女性との性的接触は一生放棄すると約束した以上致し方ない。久美は不倫に溺れ、自分はオナニーだけで性欲処理するという関係を望んでいたのだから当然の要望であり、そう言われることが歓びですらあった。精液が溜まったとて、私が浮気に走ったりしないことは、久美自身が一番よく分かっている。それでも射精に拘ったのは、私を物理的に性交不能の状態にしておきたいとの思いが強かったから。寝室に内鍵を付けたのと同じ理由だ。
パンチラ・オナニーは計3パターンになる。不倫後の汚れた下着を離れた距離から覗き見る形と、通常の帰宅後、久美の分泌液が染み付いた下着を顔に擦り付けられるハードな形、それと普段の何でもないパンチラを覗く形だ。どのパターンを選ぶか、選択権は私に与えてくれる。朝方、出勤着に着替えた久美に欲情し、パンチラ・オナニーを望んだ時などは『帰ってからの方がご馳走よ。それまで待ちきれない?』って、帰宅後のハードなパンチラ・プレイを暗に匂わせたりした。そんな時は欲情を敢えて抑え、夜中まで待ってからオナニーに耽る。
休日、普段着の久美に性欲を催し、どうしても我慢できない時は、昼間からパンチラ・オナニーをねだることも度々あった。その場合、久美はもちろん無反応なのだが、覗き方のパターンは色々。最初と同じ下から見上げる形だけでなく、ソファーに座って片膝を立ていてくれたりもする。久美は裾を抑え気味にして、文字通りのチラリズムを披露しながら、オナニーに耽る私の姿をじっと見つめた。冷静な久美と視線を絡ませながらのオナニーは格別である。私はやや大袈裟に悶え、喘ぎ、射精した。冷静な心理で欲情した人間を眺めれば、さぞ愚かしく見えることだろう。その冷ややかさが堪らない。意外や意外、この形でのパンチラ・オナニーが私の一番のお気に入りになった。 vol.19に
2017/11/11
vol.17
女性が自身の魅力をはっきり確認できる、このことは非常に重要だと思う。自分の魅力を充分に認識できてこそ、女性は自信を持て、より魅力的に輝ける。その点に関して、私(和田隆雄:わだ・たかお:48歳)の周囲には反面教師としか言い様がない例が溢れている。例えば、酒席などでくだけた雰囲気になり、夫婦の話題になった時に決まって出てくるのが[倦怠期]だとか[あっちの方はご無沙汰]という類のフレーズ。照れ隠しもあろうし鵜呑みには出来ないが、話半分にしてもそういう状況はマズイ。自分の妻を女として見ていない証だからだ。夫から女として見られなくなれば精神的な張り合いがなくなるし、セックスレスだと性ホルモンが不活性化して色気や若さが失われてしまう。奥さんが身心ともに老け込む要因になりかねない。
その点、妻(和田久美:わだ・くみ:36歳)は正反対だ。不倫相手から身心ともにたっぷり愛されている上に、変則的な夫婦生活を通して、夫からの精神的な愛情も充分に確認できる。この上なく充実したセックスライフを送っている。色っぽい、若々しいという私の印象も、あながち身贔屓ではないと思う。もっとも、私達のように異常な夫婦関係はとても推奨できるものではないし、単なる不倫であっても重大なトラブルの素だから避けた方が無難だろう。安定した関係とめくるめく官能は相反する、両立しにくいものだとつくづく痛感させられる。
話が逸れたが、この日以後、久美はパンチラ・オナニーに進んで応じてくれるようになった。いつでもパンチラが見られるようになったという意味ではない。いつでも見せたら値打ちがなくなると考えているのか、日常生活の中では変わらずしっかりガードしている。私がオナニーしたいと懇願した時のみ見せてくれる。久美のパンチラを見る時は必ず、オナニーして射精することを義務付けられたのだ。
私の射精回数が増えれば、それだけ久美に手を出す可能性は減る。《不倫相手の意向が少なからず働いているな》と直感した。射精回数の増加は久美にとってもメリットがある。浮気の防止だ。私は久美から『浮気は絶対にしてほくしくない。』って、と告げられている。《自分は浮気し放題なのに何を勝手な!》との思いは確かにあるが、女性との性的接触は一生放棄すると約束した以上致し方ない。久美は不倫に溺れ、自分はオナニーだけで性欲処理するという関係を望んでいたのだから当然の要望であり、そう言われることが歓びですらあった。精液が溜まったとて、私が浮気に走ったりしないことは、久美自身が一番よく分かっている。それでも射精に拘ったのは、私を物理的に性交不能の状態にしておきたいとの思いが強かったから。寝室に内鍵を付けたのと同じ理由だ。
パンチラ・オナニーは計3パターンになる。不倫後の汚れた下着を離れた距離から覗き見る形と、通常の帰宅後、久美の分泌液が染み付いた下着を顔に擦り付けられるハードな形、それと普段の何でもないパンチラを覗く形だ。どのパターンを選ぶか、選択権は私に与えてくれる。朝方、出勤着に着替えた久美に欲情し、パンチラ・オナニーを望んだ時などは『帰ってからの方がご馳走よ。それまで待ちきれない?』って、帰宅後のハードなパンチラ・プレイを暗に匂わせたりした。そんな時は欲情を敢えて抑え、夜中まで待ってからオナニーに耽る。
休日、普段着の久美に性欲を催し、どうしても我慢できない時は、昼間からパンチラ・オナニーをねだることも度々あった。その場合、久美はもちろん無反応なのだが、覗き方のパターンは色々。最初と同じ下から見上げる形だけでなく、ソファーに座って片膝を立ていてくれたりもする。久美は裾を抑え気味にして、文字通りのチラリズムを披露しながら、オナニーに耽る私の姿をじっと見つめた。冷静な久美と視線を絡ませながらのオナニーは格別である。私はやや大袈裟に悶え、喘ぎ、射精した。冷静な心理で欲情した人間を眺めれば、さぞ愚かしく見えることだろう。その冷ややかさが堪らない。意外や意外、この形でのパンチラ・オナニーが私の一番のお気に入りになった。 vol.19に
2017/11/11
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