名M 『先生が喜ぶことなら』 第12回
名M 『先生が喜ぶことなら』 第12回
風呂に入る前に、『先生(笑)。今日もお願いします(笑)。』って妻(浅野美咲:あさの・みさき:28歳)がちょっと照れながら言ってくる。俺(浅野幸也:あさの・ゆきや:37歳)は話を聞かされて、妙に興奮状態だったので、言われなくても襲いかかるつもりだった。そして、俺は子供達とワイワイと楽しく遊んで、風呂に入り、寝かしつける。少し焦る気持ちもありながら、それでもしっかりと子供達に絵本を二冊読んだ後、そっと寝室を出た。
ノックして部屋に入ると、制服を着ていない妻の美咲がいた。凄く真剣な顔で、ちょっと泣きそうな感じである。急速に嫌な予感が広がる。「ど、どうし・・・。」どうしたのと聞こうとしたそばから、『ユキヤさん、ごめんなさいっ!』って、妻が大きな声で謝った。
小学6年生の時からずっと俺が家庭教師をしていた美咲と結婚して、子供も二人作り、幸せそのものの毎日だった。美咲はあと2年で30歳になるが、俺には今でもキラキラ輝いて見える。
そんな幸福な毎日だったが、俺の会社での先輩(水口陵介:みずぐち・りょうすけ:39歳)に、美咲が女の子を紹介すると言う事になり、そこから少し歯車が狂ってしまった。水口さんはもうすぐ40になるのに、童貞ということが発覚し、しかもデートすらまともにしたことがないことがわかった。
それで、俺のちょっとした優越感もあり、美咲が水口さんにデートのレクチャーをすることになった・・・言い出したのは俺なのに、二人がデートしている時間は、後悔と焦燥感とで絶望的な気持ちになる。
そのデートの練習をした日の夜、美咲が真剣な顔で泣きそうになりながら話しかけてきたときは、嫌な予感が的中したと思った。だけど、よくよく話を聞くと、ただ手を繋いで歩いただけである・・・。安心しながらも嫉妬が渦巻き、そのまま美咲とセックスをしたが、しながら色々聞くと、『少しは他の男の人としたらどんなんだろう?って思った』と言われた・・・。
この話を聞いたときに、俺は嫉妬が凄かったが、興奮したのは間違いない。そして、美咲もどういう思考でそうなったかわからないが、興奮していた・・・そして馬鹿な俺は、妻と水口さんを、またデートの練習をさせることにする。
『良いの? 今度は、手だけじゃすまないかもよ(笑)。』
と、イタズラっぽく言ってきた美咲に対して
「どうぞどうぞ(笑)。出来るモノならね(笑)。」
なんて言ってしまった俺・・・。
『あ~~っ!! 馬鹿にしてるっ! 知らないよっ!』
美咲は、ちょっとムキになってそう言った。そして火曜日、わざわざ水口さんは有給休暇まで使って、デートの練習に臨むことになる。 第13回に続く
2017/01/08
風呂に入る前に、『先生(笑)。今日もお願いします(笑)。』って妻(浅野美咲:あさの・みさき:28歳)がちょっと照れながら言ってくる。俺(浅野幸也:あさの・ゆきや:37歳)は話を聞かされて、妙に興奮状態だったので、言われなくても襲いかかるつもりだった。そして、俺は子供達とワイワイと楽しく遊んで、風呂に入り、寝かしつける。少し焦る気持ちもありながら、それでもしっかりと子供達に絵本を二冊読んだ後、そっと寝室を出た。
ノックして部屋に入ると、制服を着ていない妻の美咲がいた。凄く真剣な顔で、ちょっと泣きそうな感じである。急速に嫌な予感が広がる。「ど、どうし・・・。」どうしたのと聞こうとしたそばから、『ユキヤさん、ごめんなさいっ!』って、妻が大きな声で謝った。
小学6年生の時からずっと俺が家庭教師をしていた美咲と結婚して、子供も二人作り、幸せそのものの毎日だった。美咲はあと2年で30歳になるが、俺には今でもキラキラ輝いて見える。
そんな幸福な毎日だったが、俺の会社での先輩(水口陵介:みずぐち・りょうすけ:39歳)に、美咲が女の子を紹介すると言う事になり、そこから少し歯車が狂ってしまった。水口さんはもうすぐ40になるのに、童貞ということが発覚し、しかもデートすらまともにしたことがないことがわかった。
それで、俺のちょっとした優越感もあり、美咲が水口さんにデートのレクチャーをすることになった・・・言い出したのは俺なのに、二人がデートしている時間は、後悔と焦燥感とで絶望的な気持ちになる。
そのデートの練習をした日の夜、美咲が真剣な顔で泣きそうになりながら話しかけてきたときは、嫌な予感が的中したと思った。だけど、よくよく話を聞くと、ただ手を繋いで歩いただけである・・・。安心しながらも嫉妬が渦巻き、そのまま美咲とセックスをしたが、しながら色々聞くと、『少しは他の男の人としたらどんなんだろう?って思った』と言われた・・・。
この話を聞いたときに、俺は嫉妬が凄かったが、興奮したのは間違いない。そして、美咲もどういう思考でそうなったかわからないが、興奮していた・・・そして馬鹿な俺は、妻と水口さんを、またデートの練習をさせることにする。
『良いの? 今度は、手だけじゃすまないかもよ(笑)。』
と、イタズラっぽく言ってきた美咲に対して
「どうぞどうぞ(笑)。出来るモノならね(笑)。」
なんて言ってしまった俺・・・。
『あ~~っ!! 馬鹿にしてるっ! 知らないよっ!』
美咲は、ちょっとムキになってそう言った。そして火曜日、わざわざ水口さんは有給休暇まで使って、デートの練習に臨むことになる。 第13回に続く
2017/01/08
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