名M 『先生が喜ぶことなら』 第14回
名M 『先生が喜ぶことなら』 第14回
俺(浅野幸也:あさの・ゆきや:37歳)は避妊のことなど頭からスッポリ抜け落ちて、そのまま押し込んでいこうとする。『ユキヤさん・・ごめんなさい・・。』抵抗するでもなく、謝られてしまったことで、妻(浅野美咲:あさの・みさき:28歳)が水口陵介(みずぐち・りょうすけ:39歳)さんにやられてしまったと確信してしまった。
その途端に、押し込もうとしていたペニスが、みるみる固さを失っていく・・・。それでも、入れればなんとかなると思い、押し込もうとするがもう完全にフニャフニャになってしまった・・・。そこで、冷静になった俺は、床に座り込みながら、「ごめん・・。」と、一言謝った。
すると美咲も。
『ユキヤさん、本当にごめんなさい・・何でもします・・だから・・捨てないで・・・。』
って泣きながら言う。
「・・・セ・・セックスしちゃったって事・・だよね?」
『えぇっ!? な、ないよっ! あるわけないじゃん!!』
美咲は心の底からビックリしたような顔で言う。
「え? だって、ラブホテル行ったんだよね?」
『はい・・ごめんなさい・・・・。』
「それで、セックスはしなかったの?」
『あたりまでしょ・・するわけないよ・・でも・・。』
美咲が、また真剣な顔になった。
さっきから、天国と地獄を行ったり来たりだ・・・。
「でも? でも何?」
『・・・・・・・・キス・・しちゃいました・・・・。』
「えっっ!?」
今度は目の前が真っ赤からまっ暗に変わる。意識が飛びそうだ・・・。
『で、でも・・ほんの少し・・唇が触れただけだから・・・ごめんなさい・・・・。』
美咲が言い訳しようとして、それを止めて謝る。死にそうな顔で謝る美咲だが、俺も死にそうだ・・・。
そして、状況を説明してもらうと、こんな感じだった。
『あくまで、中の見学だけを目的でラブホテルに入りました。』
『そして実際にホテルでは何もなく、設備の見学だけをして出ました。』
『それから公園で、告白の練習をしている流れで、キスの形だけ練習をしたの。』
『その練習中に、わたし(美咲)がよろけて、ふたりの唇が一瞬触れた・・・。』
普通であれば、こんな説明は信じられるわけがないのだが、美咲の口から出た言葉にウソはないと確信出来た。もちろん、根拠はない。そんなに、謝る妻に、
「俺の方こそ、乱暴な事してゴメンな・・・。」
『ううん・・ ユキヤさん、まだ時間あるから、抱いて下さい・。』
って美咲が潤んだ瞳で言ってきた。
正直、許せないと思う自分もいたが、結局その程度で済んでよかったという気持ちが勝り、
美咲を許した。そして、キスをした。この唇に、一瞬とはいえ他の男の唇が触れたと思うと、驚くほど切ない気持ちになったが、それを消し去ろうとするように、激しく舌を絡めキスをする。
美咲も、いつもの恥ずかしがる感じもなく、積極的に舌を絡めてくる。そしてキスをしながら時折、『ユキヤさん、本当にごめんなさい・・・。』などと言ってくるので、余計に水口さんを意識してしまった・・・。
そして、美咲が恥ずかしそうに、『ユキヤさん・・・ベッド・・行こ・・・。』って言ってくる。俺は張り切って、美咲をお姫様抱っこで寝室に運んだ。運ばれている間も美咲は、『ユキヤさん本当にごめんなさい・・・。』って、何度も謝ってくる。この程度のことでも、『捨てないで!』って必死で謝る美咲を、たまらなく可愛いと思った。 第15回へ続く
2017/02/03
俺(浅野幸也:あさの・ゆきや:37歳)は避妊のことなど頭からスッポリ抜け落ちて、そのまま押し込んでいこうとする。『ユキヤさん・・ごめんなさい・・。』抵抗するでもなく、謝られてしまったことで、妻(浅野美咲:あさの・みさき:28歳)が水口陵介(みずぐち・りょうすけ:39歳)さんにやられてしまったと確信してしまった。
その途端に、押し込もうとしていたペニスが、みるみる固さを失っていく・・・。それでも、入れればなんとかなると思い、押し込もうとするがもう完全にフニャフニャになってしまった・・・。そこで、冷静になった俺は、床に座り込みながら、「ごめん・・。」と、一言謝った。
すると美咲も。
『ユキヤさん、本当にごめんなさい・・何でもします・・だから・・捨てないで・・・。』
って泣きながら言う。
「・・・セ・・セックスしちゃったって事・・だよね?」
『えぇっ!? な、ないよっ! あるわけないじゃん!!』
美咲は心の底からビックリしたような顔で言う。
「え? だって、ラブホテル行ったんだよね?」
『はい・・ごめんなさい・・・・。』
「それで、セックスはしなかったの?」
『あたりまでしょ・・するわけないよ・・でも・・。』
美咲が、また真剣な顔になった。
さっきから、天国と地獄を行ったり来たりだ・・・。
「でも? でも何?」
『・・・・・・・・キス・・しちゃいました・・・・。』
「えっっ!?」
今度は目の前が真っ赤からまっ暗に変わる。意識が飛びそうだ・・・。
『で、でも・・ほんの少し・・唇が触れただけだから・・・ごめんなさい・・・・。』
美咲が言い訳しようとして、それを止めて謝る。死にそうな顔で謝る美咲だが、俺も死にそうだ・・・。
そして、状況を説明してもらうと、こんな感じだった。
『あくまで、中の見学だけを目的でラブホテルに入りました。』
『そして実際にホテルでは何もなく、設備の見学だけをして出ました。』
『それから公園で、告白の練習をしている流れで、キスの形だけ練習をしたの。』
『その練習中に、わたし(美咲)がよろけて、ふたりの唇が一瞬触れた・・・。』
普通であれば、こんな説明は信じられるわけがないのだが、美咲の口から出た言葉にウソはないと確信出来た。もちろん、根拠はない。そんなに、謝る妻に、
「俺の方こそ、乱暴な事してゴメンな・・・。」
『ううん・・ ユキヤさん、まだ時間あるから、抱いて下さい・。』
って美咲が潤んだ瞳で言ってきた。
正直、許せないと思う自分もいたが、結局その程度で済んでよかったという気持ちが勝り、
美咲を許した。そして、キスをした。この唇に、一瞬とはいえ他の男の唇が触れたと思うと、驚くほど切ない気持ちになったが、それを消し去ろうとするように、激しく舌を絡めキスをする。
美咲も、いつもの恥ずかしがる感じもなく、積極的に舌を絡めてくる。そしてキスをしながら時折、『ユキヤさん、本当にごめんなさい・・・。』などと言ってくるので、余計に水口さんを意識してしまった・・・。
そして、美咲が恥ずかしそうに、『ユキヤさん・・・ベッド・・行こ・・・。』って言ってくる。俺は張り切って、美咲をお姫様抱っこで寝室に運んだ。運ばれている間も美咲は、『ユキヤさん本当にごめんなさい・・・。』って、何度も謝ってくる。この程度のことでも、『捨てないで!』って必死で謝る美咲を、たまらなく可愛いと思った。 第15回へ続く
2017/02/03
- 関連記事
-
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第7回 (2016/11/20)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第8回 (2016/11/28)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第9回 (2016/12/07)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第10回 (2016/12/16)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第11回 (2016/12/23)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第12回 (2017/01/08)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第13回 (2017/01/26)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第14回 (2017/02/03)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第15回 (2017/02/21)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第16回 (2017/02/22)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第17回 (2017/03/25)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第18回 (2017/05/03)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第19回 (2017/09/29)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第20回 (2017/10/06)
- 名M 『先生が喜ぶことなら』 第21回 (2017/10/23)
コメント
コメントの投稿