長Ⅱ7〖誘惑〗 その4
長Ⅱ7〖誘惑〗 その4
その3
彼(鴨下順治:かもした・じゅんじ:34歳)はすっかり私たちの媚薬になりました。いや、媚薬になった程度と考えていたのは、私(別府孝通:べっぷ・たかみち:39歳)だけだったようです。今考えれば、妻(別府聖子:べっぷ・せいこ:34歳)の中で彼の存在は、どんどん大きくなってしまったようでした。とてもいやらしい意味で・・・。
ある日の夕食後、妻が落ち着いた感じで、友達と一泊旅行に行きたいと言います。妻は言わなかったのですが、その友達は彼だと、すぐに分かりました。それで、聞いてみると罪悪感もないように、彼なのだと言います。「二人きりで行くのか?」と言うと、平然と『そうよ。』と答えました。
『それでも、あなたが思っているような事は絶対にないわ。鴨下君は紳士だし、わたしをとても大切に思ってくれているの。彼は大事な友達だし、わたしに敬意を払ってくれているように、わたしの結婚生活や人生にも敬意を払ってくれているの。』って、しばらく落ち着いて話していましたが、私が「そうは言っても男は狼なんだから・・。」と言いかけると、妻の聖子は少しむきになったのか、『自分が他の女性をいやらしくしか見られないから、彼の気持ちが分からないのよ。』って、私に対する口調としては、かなり強く言い放ちます。それでその話は終わりでした。
その夜、聖子が『さっきは言い過ぎたわ。ごめんなさい。』って謝るので、「気にしてないよ。」と返す。それから、どちらともなく誘い合って、ベッドに入りました。愛撫を始めてすぐ、私は先ほどの話を蒸し返しました。
「旅行のとき、こうして彼にしてもらうんだろう?」
『そんなことはしないわ。彼は紳士よ。』
「その紳士を、そのいやらしいカラダで誘惑するんだろう?」
『違う! 違う! わたしたちは・・・。』
聖子の好む愛撫を加えながら、そうやって妻を追い込みます。
やはり、鴨下と実際に旅行する話をしたせいか、妻の抵抗は強いものでした。何度となく、
セックスの最中に彼を話題にしてきたのに、いまさらと感じるくらいでしたが、妻の困ったような、怒ったような表情がたまらなくて、エスカレートしてゆきます。
「ほうら、こうやって、胸を鴨下に揉まれちゃうんだろ?」
妻の耳元で私の顔が見えないように気をつけながら、乳房をいじります。
『どうして、そんなことばかり言うの・・・。』
「ほら、鴨下に耳の中に舌を入れられるんだろう?」
『・・ウソよ彼は、そんなことしないわ・・。』
「舐められて、震えて、いやらしい声を上げるんだろ?」
『・・もう、・・だめよ、もう言わないで・・。』
「こうやって、足を開かされて濡れちゃうんだろ?」
みっしりとした太ももを広げ、お尻の方から撫で回します。
『ああん・・ん・・。』
『・・あなたは彼のことを知らないから、いやらしいことばかり考えるんだわ・・。』
「そんなコト言いながら、こうして鴨下のペニスを握るんだろう?」
妻の手を、股間に導きながら尋ねます。
『・・しないわ。絶対にしないわ・・。』
「ほうら、彼のペニスも、熱くて太くなってるだろ?」
最初は拒絶しますが、2、3度繰り返すうちに、妻の手が動き始めます。
「鴨下の手が、体中を這い回るんだよ・・。」
『・・違うの、彼はそんな・・・。』
「ほら、鴨下の手がオマンコに近づいて来たよ。」
『ああん・・、やめて・・!』
「でも、そういいながら、脚を開きっぱなしだぞ!」
『・・・・。』
さっき割り開いた両脚は、そのまま天井に向け開かれたままだったのです。妻(別府聖子:べっぷ・せいこ:34歳)は自分がどれくらい感じているのか、今の一言で自覚したようでした。 その5へ続く
2017/01/29
その3
彼(鴨下順治:かもした・じゅんじ:34歳)はすっかり私たちの媚薬になりました。いや、媚薬になった程度と考えていたのは、私(別府孝通:べっぷ・たかみち:39歳)だけだったようです。今考えれば、妻(別府聖子:べっぷ・せいこ:34歳)の中で彼の存在は、どんどん大きくなってしまったようでした。とてもいやらしい意味で・・・。
ある日の夕食後、妻が落ち着いた感じで、友達と一泊旅行に行きたいと言います。妻は言わなかったのですが、その友達は彼だと、すぐに分かりました。それで、聞いてみると罪悪感もないように、彼なのだと言います。「二人きりで行くのか?」と言うと、平然と『そうよ。』と答えました。
『それでも、あなたが思っているような事は絶対にないわ。鴨下君は紳士だし、わたしをとても大切に思ってくれているの。彼は大事な友達だし、わたしに敬意を払ってくれているように、わたしの結婚生活や人生にも敬意を払ってくれているの。』って、しばらく落ち着いて話していましたが、私が「そうは言っても男は狼なんだから・・。」と言いかけると、妻の聖子は少しむきになったのか、『自分が他の女性をいやらしくしか見られないから、彼の気持ちが分からないのよ。』って、私に対する口調としては、かなり強く言い放ちます。それでその話は終わりでした。
その夜、聖子が『さっきは言い過ぎたわ。ごめんなさい。』って謝るので、「気にしてないよ。」と返す。それから、どちらともなく誘い合って、ベッドに入りました。愛撫を始めてすぐ、私は先ほどの話を蒸し返しました。
「旅行のとき、こうして彼にしてもらうんだろう?」
『そんなことはしないわ。彼は紳士よ。』
「その紳士を、そのいやらしいカラダで誘惑するんだろう?」
『違う! 違う! わたしたちは・・・。』
聖子の好む愛撫を加えながら、そうやって妻を追い込みます。
やはり、鴨下と実際に旅行する話をしたせいか、妻の抵抗は強いものでした。何度となく、
セックスの最中に彼を話題にしてきたのに、いまさらと感じるくらいでしたが、妻の困ったような、怒ったような表情がたまらなくて、エスカレートしてゆきます。
「ほうら、こうやって、胸を鴨下に揉まれちゃうんだろ?」
妻の耳元で私の顔が見えないように気をつけながら、乳房をいじります。
『どうして、そんなことばかり言うの・・・。』
「ほら、鴨下に耳の中に舌を入れられるんだろう?」
『・・ウソよ彼は、そんなことしないわ・・。』
「舐められて、震えて、いやらしい声を上げるんだろ?」
『・・もう、・・だめよ、もう言わないで・・。』
「こうやって、足を開かされて濡れちゃうんだろ?」
みっしりとした太ももを広げ、お尻の方から撫で回します。
『ああん・・ん・・。』
『・・あなたは彼のことを知らないから、いやらしいことばかり考えるんだわ・・。』
「そんなコト言いながら、こうして鴨下のペニスを握るんだろう?」
妻の手を、股間に導きながら尋ねます。
『・・しないわ。絶対にしないわ・・。』
「ほうら、彼のペニスも、熱くて太くなってるだろ?」
最初は拒絶しますが、2、3度繰り返すうちに、妻の手が動き始めます。
「鴨下の手が、体中を這い回るんだよ・・。」
『・・違うの、彼はそんな・・・。』
「ほら、鴨下の手がオマンコに近づいて来たよ。」
『ああん・・、やめて・・!』
「でも、そういいながら、脚を開きっぱなしだぞ!」
『・・・・。』
さっき割り開いた両脚は、そのまま天井に向け開かれたままだったのです。妻(別府聖子:べっぷ・せいこ:34歳)は自分がどれくらい感じているのか、今の一言で自覚したようでした。 その5へ続く
2017/01/29
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