壊れかけた二人 第20章①
名A壊れかけた二人 20-①
前回に強烈なプレイ(浴室)をして嫉妬で翔太を追い帰したが、別に翔太を悪くは思っていない。ただ、その頃、翔太には詩織を1度セフレに陥してしまい。そのショック療法で俺(拓海)がこんなプレイをやめればいいと思っていたらしい。
しかし、俺の性癖はプレイを重ねるたびに普通の興奮じゃ収まらなくなってきていた。更なる刺激や興奮を求めて、詩織には、『たっくんがいいならプレイはOKだよ。』と言われているので、『嘘残業(15回目のプレイ)』をやってしまいました。それはいつも通りの金曜日に決行をする。前もって翔太が遊びに行くことは事前に伝えた。詩織の反応はこれまでと同じです。『あ、そう・・・ふーん。』と一見して興味無さげだった。
金曜日の朝がきても、詩織は普段通りの様子で、それより“悪巧み”を画策しようとしている俺の方が舞い上がっている。詩織から『たっくん顔が赤いよ。熱あるんじゃない?』って心配される始末で、「いや週末だから仕事は休めないよ。」と俺は弁解しながら会社へ向かった。そして終業の時間がきた。それが幸か不幸か本当の残業になってしまう。といっても精々一時間程度の仕事量。俺は、もし残業が無かったら、翔太と打ち合わせをして、嘘の残業ということにしようと思ったのだけど、この際だからと、翔太も騙すことにした。
〔だったらさ、生(なま)にチャレンジして良い?お前が居ない時だったらいけそうな気がする。〕と、翔太が豪語する。最近の翔太は、若干調子に乗っている感がある。ただ悪意とかは全然感じられず、いかにもこのプレイを純粋に楽しんでいるようなのだ。
俺には、やはり生でするセックスには強い抵抗感があり絶対に嫌だと思った。なお、翔太にはこのプレイをすることになり定期的に性病検査をしてもらっている。それでも俺の居ない家で、翔太と生でセックスする詩織を想像するだけで会社にいてもちんこがギンギンに勃起をしてしまった。
この性癖の性(さが)かもしれない。詩織を好きなら好きなほどに、生のセックスというのが嫌なら嫌なほど、逆に興奮をしてしまう。どこまでいってしまうのだろうか、本当に自分で制御(コントロール)できるのか、一種の恐怖を俺は覚えた。
しかし、今は興味や興奮の方が心の中では勝っている。それで翔太の提案を、俺は「詩織の合意が得られるなら。」と「万が一に合意が得られても絶対に中で出すなよ。」という条件つきでOKを出した。
そして、俺は詩織に≪ごめんな。残業なので、先に翔太と飯を食べておいて。≫とメールを送る。返信のメールは≪やだ。たっくんが帰るまで待つ。≫、≪翔太が腹ペコだってさ。≫
詩織からは≪そんなこと、わたしの知ったこっちゃありません。あいつのお手伝いさんじゃないからね。≫とひどく嫌がっているのを、≪でも残業はいつまで掛かるかわかんないから先に食べといてよ。また二人で遊びに行こうよ。≫と打つと、≪はーい。行こうね。≫って何とか承諾を得る。それで調子に乗り、≪先にHしちゃってもいいからな。≫のメールには≪それは絶対イヤ!≫
そんなメールのやり取りの後、翔太が意気揚々と一人退社をして行った。俺は残業を短時間でさっさと終わらすと速攻で家に向かう。その途中、翔太に現状を説明してもらうメールを送る。
≪まだ残業は結構掛かりそうなんだ。今どんな感じ?≫
≪お疲れ。さっき飯食い終わった後、ベッドに誘ったんだけど、お前が帰ってくるまでは絶対嫌だってさ。なんか二人っきりだと浮気っぽいから嫌だってさ。≫
俺は正直ホッとした。反面、プレイが全然進行していないのにはがっかりもした。
家の前まで到着すると、翔太から更にメールが来ていたことに気が付く。
≪詩織からの提案で、二人でちびちびと酒飲んでる。≫
これはもしやもしやと思い、
≪詩織は酒に弱いから酔ってきたらもっかい誘ってみたら?≫と提案のメールを翔太に送信する。
家の外で待つこと数分で、短く≪いけるかも!≫と、翔太からのメールがくる。詩織は、プレイをする前提として多分酒を言い訳にしたかったのだろう。俺は逸(はや)る気持を抑えながら、しばらく家の周辺で待機をする。その時だが、不意に2階の寝室の明かりがついた。
同時に詩織からのメールがくる。≪お仕事お疲れ様。まだ掛かりそう?二人きりだから翔太の目が怖いよ~≫
≪ごめんな。まだまだ掛かりそうなんだ。エロい接待をしてあげなよ。≫
とメールを返して更に数分の間待機をする。ふいに寝室の明かりが消えた。
これで、俺はもう辛抱溜まらんと忍び足で我が家に侵入をする。(自宅なんだけどね)万が一に備え、靴とか俺が帰ってきている痕跡は残さないようにした。まぁ見つかったら見つかったで、「冗談で驚かそうとした。」と弁解しようと考えていた。2階には誰も居ないようだった。けれど2階からは何も聞こえてこなかった。
前戯中かな思ったら、微かに『あぁっ』と詩織の吐息が微かに聞こえてきた。大好きな詩織が他の男に出させられている喘ぎ声にはいつまで経っても慣れる事が出来ない。俺は焦燥感で胸が締め付けられる。
俺は部屋の前までそっ~と階段を昇っていくと、『あっ、あっ、あっ、あっ。』と詩織の声がはっきりと聞こえてくるようになった。でもいつもと比べると、断然大人しめの声を出している。ピストンとかベッドが軋む音とかも聞こえないがたまに『す、すごいね~』って楽しそうな詩織の声が聞こえてきた。
前回に強烈なプレイ(浴室)をして嫉妬で翔太を追い帰したが、別に翔太を悪くは思っていない。ただ、その頃、翔太には詩織を1度セフレに陥してしまい。そのショック療法で俺(拓海)がこんなプレイをやめればいいと思っていたらしい。
しかし、俺の性癖はプレイを重ねるたびに普通の興奮じゃ収まらなくなってきていた。更なる刺激や興奮を求めて、詩織には、『たっくんがいいならプレイはOKだよ。』と言われているので、『嘘残業(15回目のプレイ)』をやってしまいました。それはいつも通りの金曜日に決行をする。前もって翔太が遊びに行くことは事前に伝えた。詩織の反応はこれまでと同じです。『あ、そう・・・ふーん。』と一見して興味無さげだった。
金曜日の朝がきても、詩織は普段通りの様子で、それより“悪巧み”を画策しようとしている俺の方が舞い上がっている。詩織から『たっくん顔が赤いよ。熱あるんじゃない?』って心配される始末で、「いや週末だから仕事は休めないよ。」と俺は弁解しながら会社へ向かった。そして終業の時間がきた。それが幸か不幸か本当の残業になってしまう。といっても精々一時間程度の仕事量。俺は、もし残業が無かったら、翔太と打ち合わせをして、嘘の残業ということにしようと思ったのだけど、この際だからと、翔太も騙すことにした。
〔だったらさ、生(なま)にチャレンジして良い?お前が居ない時だったらいけそうな気がする。〕と、翔太が豪語する。最近の翔太は、若干調子に乗っている感がある。ただ悪意とかは全然感じられず、いかにもこのプレイを純粋に楽しんでいるようなのだ。
俺には、やはり生でするセックスには強い抵抗感があり絶対に嫌だと思った。なお、翔太にはこのプレイをすることになり定期的に性病検査をしてもらっている。それでも俺の居ない家で、翔太と生でセックスする詩織を想像するだけで会社にいてもちんこがギンギンに勃起をしてしまった。
この性癖の性(さが)かもしれない。詩織を好きなら好きなほどに、生のセックスというのが嫌なら嫌なほど、逆に興奮をしてしまう。どこまでいってしまうのだろうか、本当に自分で制御(コントロール)できるのか、一種の恐怖を俺は覚えた。
しかし、今は興味や興奮の方が心の中では勝っている。それで翔太の提案を、俺は「詩織の合意が得られるなら。」と「万が一に合意が得られても絶対に中で出すなよ。」という条件つきでOKを出した。
そして、俺は詩織に≪ごめんな。残業なので、先に翔太と飯を食べておいて。≫とメールを送る。返信のメールは≪やだ。たっくんが帰るまで待つ。≫、≪翔太が腹ペコだってさ。≫
詩織からは≪そんなこと、わたしの知ったこっちゃありません。あいつのお手伝いさんじゃないからね。≫とひどく嫌がっているのを、≪でも残業はいつまで掛かるかわかんないから先に食べといてよ。また二人で遊びに行こうよ。≫と打つと、≪はーい。行こうね。≫って何とか承諾を得る。それで調子に乗り、≪先にHしちゃってもいいからな。≫のメールには≪それは絶対イヤ!≫
そんなメールのやり取りの後、翔太が意気揚々と一人退社をして行った。俺は残業を短時間でさっさと終わらすと速攻で家に向かう。その途中、翔太に現状を説明してもらうメールを送る。
≪まだ残業は結構掛かりそうなんだ。今どんな感じ?≫
≪お疲れ。さっき飯食い終わった後、ベッドに誘ったんだけど、お前が帰ってくるまでは絶対嫌だってさ。なんか二人っきりだと浮気っぽいから嫌だってさ。≫
俺は正直ホッとした。反面、プレイが全然進行していないのにはがっかりもした。
家の前まで到着すると、翔太から更にメールが来ていたことに気が付く。
≪詩織からの提案で、二人でちびちびと酒飲んでる。≫
これはもしやもしやと思い、
≪詩織は酒に弱いから酔ってきたらもっかい誘ってみたら?≫と提案のメールを翔太に送信する。
家の外で待つこと数分で、短く≪いけるかも!≫と、翔太からのメールがくる。詩織は、プレイをする前提として多分酒を言い訳にしたかったのだろう。俺は逸(はや)る気持を抑えながら、しばらく家の周辺で待機をする。その時だが、不意に2階の寝室の明かりがついた。
同時に詩織からのメールがくる。≪お仕事お疲れ様。まだ掛かりそう?二人きりだから翔太の目が怖いよ~≫
≪ごめんな。まだまだ掛かりそうなんだ。エロい接待をしてあげなよ。≫
とメールを返して更に数分の間待機をする。ふいに寝室の明かりが消えた。
これで、俺はもう辛抱溜まらんと忍び足で我が家に侵入をする。(自宅なんだけどね)万が一に備え、靴とか俺が帰ってきている痕跡は残さないようにした。まぁ見つかったら見つかったで、「冗談で驚かそうとした。」と弁解しようと考えていた。2階には誰も居ないようだった。けれど2階からは何も聞こえてこなかった。
前戯中かな思ったら、微かに『あぁっ』と詩織の吐息が微かに聞こえてきた。大好きな詩織が他の男に出させられている喘ぎ声にはいつまで経っても慣れる事が出来ない。俺は焦燥感で胸が締め付けられる。
俺は部屋の前までそっ~と階段を昇っていくと、『あっ、あっ、あっ、あっ。』と詩織の声がはっきりと聞こえてくるようになった。でもいつもと比べると、断然大人しめの声を出している。ピストンとかベッドが軋む音とかも聞こえないがたまに『す、すごいね~』って楽しそうな詩織の声が聞こえてきた。
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