壊れかけた二人 第20章④
名A壊れかけた二人 20-④
〔拓海遅せ~な。〕
『そうだねーまだ仕事かな?』
詩織が、そう言いながら、片手を恋人繋ぎしながら、翔太の胸板に額を寄せる。しばらく無言のまま、手を繋いだり離したり、キスしたりクスクス笑いあったりなんかを繰り返していたが、翔太のスマートフォンが鳴って翔太が身体を起こした。
ベッドの淵に座ってそれを確認していると、詩織が後ろから翔太の背中に抱きつく。『誰なのー?』と詩織が尋ねるが、翔太は〔ただのツレだよ。〕と素っ気ない返事をした。
『ふーん』と、云って翔太に背後から抱きついたまま、詩織は離れようとしない。そして、翔太の肩に顎を乗せて『ね~・・今日も二回するの?』翔太が、〔あー、どうだろ。詩織は?したい感じ?〕詩織は無言で、翔太の肩に顎を乗せたまま、首を縦に振った。
〔俺はしてもいいよ。〕
『ほんと?・・・あ、でも、たっくんが帰ってきてからね~』
〔はいはい。〕
『・・・たっくんが、一番大事なんだから~』詩織はまるで自分に言い聞かせるかのような口調だった。〔わかってるっよ。〕って、翔太はそう言うと、詩織の方へ振り返りそして二人は自然にキスをした。
そこで俺は、追加のメールをする。(なぜだかプレイ中は心が麻痺してしまうらしい。終わったあとに激しく後悔するのはわかりきっているのに止められないのだ。)
詩織と翔太、二人に同時メールを送った。
≪ごめん。まだまだ帰れそうにないんだ。もしかしたら日付変わっちゃうかも。翔太、ボディガード頼むな。詩織になんかあったらしばくぞ。詩織、翔太に襲われそうになったらすぐ警察な!≫
詩織はそれを確認すると、『よし、じゃあ早速通報しちゃおう。』と、ニコニコしながら言った。翔太も〔なんでそうなるんだよ。〕楽しそうに突っ込む。
〔それにしても拓海は大変だなぁ。〕
『本当だよ。君!残業を代わって来てよ~』
そう言いながら、二人は膝を付き合わせて座ると、笑顔でちゅっちゅっとキスを始めた。そして二人の手は、お互いの性器を刺激し合っていた。
詩織がそれから上体を屈め、あぐらで座っている翔太の股間に顔を埋めると、すぐにチュパ、チュパとフェラチオの音が聞こえてきた。翔太が気持ち良さそうな表情で「あ、やべ~な、マジ良い~」と声を上げると、詩織の頭をぽんぽんと撫でた。そして、〔すぐ挿入れたいかも。〕と、言った。
詩織は顔を上げると、熱っぽい表情で『うん・・・あたしも。』と、言って、そのままチュっとキスをした。そのまま言葉を交わす必要も無く意思疎通が出来ている二人は無言で正常位の体勢に入った。
しかし、コンドームを着けた様子は無い。〔・・・いい?〕と、翔太が尋ねた。詩織は『・・・そんなに生したいの?』困ったような笑顔を浮かべる。キスをすることで、了解とした翔太。
『・・翔・・・・絶対、たっくんに・・言わないでよ。』と詩織がすごく弱弱しい声で、翔太の生挿入を許す。(オイほんとうに生でするのかよ!?好きな人とだけって言わなかった?)
〔うん。〕翔太はそれだけ言うと、挿入の態勢に入った。
『・・・あと、絶対に外へ出してね。』
〔わかってるって。〕そう言うと、翔太の腰がぐいっと前に突き出された。
その瞬間、詩織の背中がぐぐ、っと仰け反り、そして顎も天井に突き出すように喉が反り返った。『う、あっ、あぁぁっ』生で挿入された瞬間、詩織の口からはこれ以上無いってくらい甘い声が漏れた。
〔拓海遅せ~な。〕
『そうだねーまだ仕事かな?』
詩織が、そう言いながら、片手を恋人繋ぎしながら、翔太の胸板に額を寄せる。しばらく無言のまま、手を繋いだり離したり、キスしたりクスクス笑いあったりなんかを繰り返していたが、翔太のスマートフォンが鳴って翔太が身体を起こした。
ベッドの淵に座ってそれを確認していると、詩織が後ろから翔太の背中に抱きつく。『誰なのー?』と詩織が尋ねるが、翔太は〔ただのツレだよ。〕と素っ気ない返事をした。
『ふーん』と、云って翔太に背後から抱きついたまま、詩織は離れようとしない。そして、翔太の肩に顎を乗せて『ね~・・今日も二回するの?』翔太が、〔あー、どうだろ。詩織は?したい感じ?〕詩織は無言で、翔太の肩に顎を乗せたまま、首を縦に振った。
〔俺はしてもいいよ。〕
『ほんと?・・・あ、でも、たっくんが帰ってきてからね~』
〔はいはい。〕
『・・・たっくんが、一番大事なんだから~』詩織はまるで自分に言い聞かせるかのような口調だった。〔わかってるっよ。〕って、翔太はそう言うと、詩織の方へ振り返りそして二人は自然にキスをした。
そこで俺は、追加のメールをする。(なぜだかプレイ中は心が麻痺してしまうらしい。終わったあとに激しく後悔するのはわかりきっているのに止められないのだ。)
詩織と翔太、二人に同時メールを送った。
≪ごめん。まだまだ帰れそうにないんだ。もしかしたら日付変わっちゃうかも。翔太、ボディガード頼むな。詩織になんかあったらしばくぞ。詩織、翔太に襲われそうになったらすぐ警察な!≫
詩織はそれを確認すると、『よし、じゃあ早速通報しちゃおう。』と、ニコニコしながら言った。翔太も〔なんでそうなるんだよ。〕楽しそうに突っ込む。
〔それにしても拓海は大変だなぁ。〕
『本当だよ。君!残業を代わって来てよ~』
そう言いながら、二人は膝を付き合わせて座ると、笑顔でちゅっちゅっとキスを始めた。そして二人の手は、お互いの性器を刺激し合っていた。
詩織がそれから上体を屈め、あぐらで座っている翔太の股間に顔を埋めると、すぐにチュパ、チュパとフェラチオの音が聞こえてきた。翔太が気持ち良さそうな表情で「あ、やべ~な、マジ良い~」と声を上げると、詩織の頭をぽんぽんと撫でた。そして、〔すぐ挿入れたいかも。〕と、言った。
詩織は顔を上げると、熱っぽい表情で『うん・・・あたしも。』と、言って、そのままチュっとキスをした。そのまま言葉を交わす必要も無く意思疎通が出来ている二人は無言で正常位の体勢に入った。
しかし、コンドームを着けた様子は無い。〔・・・いい?〕と、翔太が尋ねた。詩織は『・・・そんなに生したいの?』困ったような笑顔を浮かべる。キスをすることで、了解とした翔太。
『・・翔・・・・絶対、たっくんに・・言わないでよ。』と詩織がすごく弱弱しい声で、翔太の生挿入を許す。(オイほんとうに生でするのかよ!?好きな人とだけって言わなかった?)
〔うん。〕翔太はそれだけ言うと、挿入の態勢に入った。
『・・・あと、絶対に外へ出してね。』
〔わかってるって。〕そう言うと、翔太の腰がぐいっと前に突き出された。
その瞬間、詩織の背中がぐぐ、っと仰け反り、そして顎も天井に突き出すように喉が反り返った。『う、あっ、あぁぁっ』生で挿入された瞬間、詩織の口からはこれ以上無いってくらい甘い声が漏れた。
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