『妻の3年』 vol.17〔脱皮〕
中D『妻の3年』 vol.17〔脱皮〕
そんなわけで1回目のスワッピングは、何とか無事?!に終った。その後、伊藤氏、岡田氏、國貞と4人で飲むことが多くなった。
琴美も私も、“パーティー”の事を話題にするのは、意識的に避けていた。私は、琴美に訊いてみたいことが色々とあった。おそらく琴美も同じようにあったと思うが、何となくお互いに口に出すことに恐さがあった。
その代わりか、夜のセックスは激しく燃えた。互いに嫉妬をぶつけ合う様な激しさがあり、その琴美の激しさの中に、私を責める様な気持ちが、ありありと見て取れた。特に、一週間位の間は毎日、激しく燃えた。まるで、“パパは、あたしのものなの、誰にも渡さないの!”とでも言うような激しさで、悶え、喘ぎ、熱く狂った。凄みさえ感じる時もあった。燃え尽きた後琴美は、全裸のままぐったりと私に抱きついて眠った。
翌朝になると、娘の良きママとなる。女というのは色々な顔を持つ。男にもあるだろうが、琴美を見ていて、朝になると、夜の娼婦のような顔をおくびにも出さないことに感心させられる。女としても、人としてもまた一つ脱皮をしたように思えた。
お互いに気持ちも次第に醒めて、漸く以前の生活のリズムに戻ってきた頃、
「また誘われたら、スワッピングをするのか?」と訊いてみた。
『もう、いいわ。パパが離れていっちゃうような気がするから……。』
琴美の激しさは、私を“繋ぎ止めよう”との思いだったのかもしれない。娘の環(たまき)を寝かしつけるまでは、優しいママの顔。子どもが寝付くと、淫乱とも言えるような娼婦となる。私が風呂にはいっていると、必ず後から入ってきた。そして、抱きつくようにして私の体を洗い、ペニスを口に咥える。かつてはなかったことだ。十分に勃起すると、ある時は『座位で。』、ある時は『バックから。』と、挿入をせがむ。
兎に角、一時も体を離れようとしない。風呂から出ても全裸のまま一緒に布団に入り、また激しく燃える。私に、雅子さんとのセックスを忘れさせようとしているようでもあり、琴美自身が伊藤氏とのセックスを忘れるために燃え尽きようとしているようにも思えた。逆に考えると、それほど、伊藤氏とのセックスが忘れ難いものだったのかもしれない。私も、琴美を抱いていながら、ふと、雅子さんとセックスしているような錯覚をするときがあった。琴美も、伊藤氏に抱かれていることを想像をしているのだろうか?繋がっているときも、『パパ、パパ!』と呼びかけるようになった。
そんなわけで1回目のスワッピングは、何とか無事?!に終った。その後、伊藤氏、岡田氏、國貞と4人で飲むことが多くなった。
琴美も私も、“パーティー”の事を話題にするのは、意識的に避けていた。私は、琴美に訊いてみたいことが色々とあった。おそらく琴美も同じようにあったと思うが、何となくお互いに口に出すことに恐さがあった。
その代わりか、夜のセックスは激しく燃えた。互いに嫉妬をぶつけ合う様な激しさがあり、その琴美の激しさの中に、私を責める様な気持ちが、ありありと見て取れた。特に、一週間位の間は毎日、激しく燃えた。まるで、“パパは、あたしのものなの、誰にも渡さないの!”とでも言うような激しさで、悶え、喘ぎ、熱く狂った。凄みさえ感じる時もあった。燃え尽きた後琴美は、全裸のままぐったりと私に抱きついて眠った。
翌朝になると、娘の良きママとなる。女というのは色々な顔を持つ。男にもあるだろうが、琴美を見ていて、朝になると、夜の娼婦のような顔をおくびにも出さないことに感心させられる。女としても、人としてもまた一つ脱皮をしたように思えた。
お互いに気持ちも次第に醒めて、漸く以前の生活のリズムに戻ってきた頃、
「また誘われたら、スワッピングをするのか?」と訊いてみた。
『もう、いいわ。パパが離れていっちゃうような気がするから……。』
琴美の激しさは、私を“繋ぎ止めよう”との思いだったのかもしれない。娘の環(たまき)を寝かしつけるまでは、優しいママの顔。子どもが寝付くと、淫乱とも言えるような娼婦となる。私が風呂にはいっていると、必ず後から入ってきた。そして、抱きつくようにして私の体を洗い、ペニスを口に咥える。かつてはなかったことだ。十分に勃起すると、ある時は『座位で。』、ある時は『バックから。』と、挿入をせがむ。
兎に角、一時も体を離れようとしない。風呂から出ても全裸のまま一緒に布団に入り、また激しく燃える。私に、雅子さんとのセックスを忘れさせようとしているようでもあり、琴美自身が伊藤氏とのセックスを忘れるために燃え尽きようとしているようにも思えた。逆に考えると、それほど、伊藤氏とのセックスが忘れ難いものだったのかもしれない。私も、琴美を抱いていながら、ふと、雅子さんとセックスしているような錯覚をするときがあった。琴美も、伊藤氏に抱かれていることを想像をしているのだろうか?繋がっているときも、『パパ、パパ!』と呼びかけるようになった。
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