〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗第1節6章
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗第1節6章
〖スイッチ〗
〔葵ちゃん眠いかもでしょ。大輔さー電気ちょっと暗くしてよ。〕
『あ、大丈夫ですよ。眠たくないし。』と葵。
〔いーよ、いーよ。葵ちゃん疲れてるだろ。寝ちゃっても良いからさ。〕と、向井さんがそう言ったので俺もさりげなく、「おー、そうするか。」と、言いながら部屋の電気を小さいライトにまで落とした。
このタイミングも何だか上手いなっていうか、その時点で妻の葵も何となく向井さんの雰囲気に飲まれている。それで、部屋の中が暗くなったのと殆ど同時か、1秒も無かったと思う。
俺が電気を消したのが“スイッチ”みたいなタイミング(切っ掛け)なのかもと思った。『・・・あ、え、あ、ああああっ!え、あ、な、なんでえっ?・・・』って葵がいきなりの喘ぎ声を出す。
俺は喉がカラカラになりながらベッドの上で起こっていることを見ていた。向井さんが動じない声で〔葵ちゃん、濡れすぎ。一瞬で指が入っちゃったよ。声も可愛いね。〕と言いつつ、葵の浴衣の腰の下に手を入れている。
葵は俺から見ても焦った感じで腰を持ち上げて、一所懸命に起き上がろうとしているのだけど、向井さんが上から腰を押さえつけている感じで起き上がらせない。向井さんが左手で葵の腰を上から押さえつつ、右手が浴衣の中で動いている状態。
それでも『え、あ、だめっ!』と、葵が呟いて腰を持ち上げて起き上がろうとするのだけど、浴衣って腰が持ち上がらないと起き上がれないので押さえつけられて起き上がれない。
それで、葵が押さえつけられて顔をベッドに埋めた体勢で向井さんの右手がさらに動いて、『あっ!だめ、だめ、ああああああっ!!!』と、葵の諦めたみたいな喘ぎ声が漏れる。
その辺で、俺は本当に頭がぐらぐらして上の空だったけど向井さんが、〔葵ちゃん、いやらしいな。すごく濡れているよ。これからもっと気持ちよくしてあげる。〕と、言いながら激しく葵の浴衣の中で手を上下させている。
葵が、『ねぇっ大輔くんっ、向井さんをとめて。』と、言いながら俺の方を見てくる。その瞬間に向井さんが何故か俺に〔どうする?このまま続けていい?〕と、訊いてきた。意味は後で判ったのだけど・・・。
俺自身は椅子に座ってかなり動揺はしていたのだけど、「いいよ、続けて。」と、掠(かす)れた声で向井さんに答えた。葵の、『え?大輔君どういう・・こと?・・』って、疑問と驚きの声が聞こえる。
俺が了解した後から、向井さんがまた激しく手を動かし始めた。それから葵は何か悟ったように俺から視線を逸(そ)らせて、ベッドの枕に顔を埋める、(この時に葵は今回の旅行の目的を察知したと後になって話しをしてくれた。)『ああああああっ!』って潜(くぐ)った喘えぎ声が出る。
2014/12/24
〖スイッチ〗
〔葵ちゃん眠いかもでしょ。大輔さー電気ちょっと暗くしてよ。〕
『あ、大丈夫ですよ。眠たくないし。』と葵。
〔いーよ、いーよ。葵ちゃん疲れてるだろ。寝ちゃっても良いからさ。〕と、向井さんがそう言ったので俺もさりげなく、「おー、そうするか。」と、言いながら部屋の電気を小さいライトにまで落とした。
このタイミングも何だか上手いなっていうか、その時点で妻の葵も何となく向井さんの雰囲気に飲まれている。それで、部屋の中が暗くなったのと殆ど同時か、1秒も無かったと思う。
俺が電気を消したのが“スイッチ”みたいなタイミング(切っ掛け)なのかもと思った。『・・・あ、え、あ、ああああっ!え、あ、な、なんでえっ?・・・』って葵がいきなりの喘ぎ声を出す。
俺は喉がカラカラになりながらベッドの上で起こっていることを見ていた。向井さんが動じない声で〔葵ちゃん、濡れすぎ。一瞬で指が入っちゃったよ。声も可愛いね。〕と言いつつ、葵の浴衣の腰の下に手を入れている。
葵は俺から見ても焦った感じで腰を持ち上げて、一所懸命に起き上がろうとしているのだけど、向井さんが上から腰を押さえつけている感じで起き上がらせない。向井さんが左手で葵の腰を上から押さえつつ、右手が浴衣の中で動いている状態。
それでも『え、あ、だめっ!』と、葵が呟いて腰を持ち上げて起き上がろうとするのだけど、浴衣って腰が持ち上がらないと起き上がれないので押さえつけられて起き上がれない。
それで、葵が押さえつけられて顔をベッドに埋めた体勢で向井さんの右手がさらに動いて、『あっ!だめ、だめ、ああああああっ!!!』と、葵の諦めたみたいな喘ぎ声が漏れる。
その辺で、俺は本当に頭がぐらぐらして上の空だったけど向井さんが、〔葵ちゃん、いやらしいな。すごく濡れているよ。これからもっと気持ちよくしてあげる。〕と、言いながら激しく葵の浴衣の中で手を上下させている。
葵が、『ねぇっ大輔くんっ、向井さんをとめて。』と、言いながら俺の方を見てくる。その瞬間に向井さんが何故か俺に〔どうする?このまま続けていい?〕と、訊いてきた。意味は後で判ったのだけど・・・。
俺自身は椅子に座ってかなり動揺はしていたのだけど、「いいよ、続けて。」と、掠(かす)れた声で向井さんに答えた。葵の、『え?大輔君どういう・・こと?・・』って、疑問と驚きの声が聞こえる。
俺が了解した後から、向井さんがまた激しく手を動かし始めた。それから葵は何か悟ったように俺から視線を逸(そ)らせて、ベッドの枕に顔を埋める、(この時に葵は今回の旅行の目的を察知したと後になって話しをしてくれた。)『ああああああっ!』って潜(くぐ)った喘えぎ声が出る。
2014/12/24
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