特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第2節9章
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第2節9章
〖初の貸し出し⑧ 最後の電話〗
それよりその後に向井さんが言った言葉に引っかかる。続く会話には凄く気になる部分があった。〔さっきの事だけど、大輔以外は今言ったのだけ?〕妻の葵が『・・うん。』『でも大輔君には絶対内緒だよ。』との甘えた声に俺はどきっとした。
〔へー。大輔は詳しいことは知らないんだ?〕という向井さんの声だけが印象に残った。向井さんは葵に過去の男を聞きながらセックスをしていたらしい。
葵は結婚前の事(男関係)は、これまでも俺にはあまり言わない。1度しか告白した(それも詳しくは言わない)ことがなかった。向井さんがかなりしつこく聞いて今さっき聞きだしたらしい。葵の男関係の話はそこまででだった。特に向井さんもこれ以上は詳しくは聞き出していなかった。
それから暫くして23時過ぎに葵からの電話。それに出たら、『あ、大輔君・・・起こしちゃった?』俺は出来るだけ葵に優しい声を出そうと思って、「どうした?」って聞いた。明らかに葵はベッドの中からの会話で、向井さんが近くにいるのかは分からなかった。
『ごめんね。寝てたのかな?結局ね向井さんに部屋を取ってもらった。』、「まだ起きてたよ。体調は良くなった?」、『・・・うん。大分良くなってきた。』少しイジワルで「向井はどうした?」と質問してみると、葵は慌てて『あ・・の・・別の部屋を取ったよ。』、「そう。明日お礼言っといて。」、『うん・・わかった。』
暫く話しをして最後に俺が、「葵ゆっくり休みな。」、『お休みなさい・・・あのね・・。』と何か言いたそうで、「えっ?なんだい?」、『なんでもないの・・今日はごめんね・・明日帰るね。』と云って携帯を切った。
向井さんからの“最後の電話”は深夜の1時頃だった。勿論俺は寝ていなかった。その時も一瞬で取った。電話に出た瞬間、『ああっ!あっあっあっああんっ!』っていうさっきよりも切羽詰った感じの葵の逝く寸前の喘ぎ声。電話をとった瞬間に覚悟は決まっていたけれど電話越しの葵の声は凄くエロかった。
しかも、どうやったか判らないけど電話口に近いっぽい声がする。近すぎて音割れする程だったからバックだろう。スマートフォンをベッドボードの上に置いていたのだと思う。
そして向井さんがドSモードで名前を呼び捨てにした。〔葵、気持ちよかったのか?あ?〕って声が被さってきた。向井さんもかなり息が弾んでいる。葵の『あんっ判んないっ!』って声の後、『あんっあっあっあっあっあっ!』って勢い良く突かれている高い声。その後に声がトーンダウンした。
暫くして葵がはあはあ言いながら、『もう激しくしすぎ、向井さん。』、〔こういうの好きだろ葵ちゃん?〕っていう向井さんの自信ありげな言葉に、葵が、『・・・嫌いじゃないけど。良く判んない、凄すぎてっ!』って答える。そういう甘ったるい会話だった。
その後のセックスで向井さんと葵が慣れたからなのかマッサージの時よりも向井さんはかなり攻撃的に葵に喋っていた。向井さんはマッサージの時みたいに葵に命令していて、葵は向井さんに敬語を使っていた。
〔今までやった中で俺が一番気持ちいいだろ。〕(向井さんはこう言えば俺が興奮・嫉妬することを心得ている。)
『もうやだ、また。あっ!逝くっ!』
〔どうだよ今までで俺が一番気持ちいい?〕
『やだぁ気持ちいいっ!あっあっあっ!凄いよ。向井さん。気持ちいいっ!』(葵は向井さんに何度促されても比べることはしなかった。)
お互い息を切らした荒い声が聞こえてきて、葵が途中で『逝って!向井さんも逝って!!』と向井さんに伝えても、
〔葵がちゃんと逝ったらな。〕(ここでも向井さんは呼び捨てにしていた。)
『駄目早く!逝って!』
〔まだ逝かないよ。葵ちゃん、気持ち良いのか?〕
『ああもうっ・・・!向井さんっ!』みたいな感じだった。
葵の気持ちいい連呼の後のイキ声と向井さんが逝くタイミングで俺は射精をした。
向井さんが逝った後、まだ葵が喘いでいる中で電話が切れた。そして、10分後に向井さんから、≪電話は通じていましたか?今日はこれでおしまいです。≫って、メールが来た。
2015/02/02
〖初の貸し出し⑧ 最後の電話〗
それよりその後に向井さんが言った言葉に引っかかる。続く会話には凄く気になる部分があった。〔さっきの事だけど、大輔以外は今言ったのだけ?〕妻の葵が『・・うん。』『でも大輔君には絶対内緒だよ。』との甘えた声に俺はどきっとした。
〔へー。大輔は詳しいことは知らないんだ?〕という向井さんの声だけが印象に残った。向井さんは葵に過去の男を聞きながらセックスをしていたらしい。
葵は結婚前の事(男関係)は、これまでも俺にはあまり言わない。1度しか告白した(それも詳しくは言わない)ことがなかった。向井さんがかなりしつこく聞いて今さっき聞きだしたらしい。葵の男関係の話はそこまででだった。特に向井さんもこれ以上は詳しくは聞き出していなかった。
それから暫くして23時過ぎに葵からの電話。それに出たら、『あ、大輔君・・・起こしちゃった?』俺は出来るだけ葵に優しい声を出そうと思って、「どうした?」って聞いた。明らかに葵はベッドの中からの会話で、向井さんが近くにいるのかは分からなかった。
『ごめんね。寝てたのかな?結局ね向井さんに部屋を取ってもらった。』、「まだ起きてたよ。体調は良くなった?」、『・・・うん。大分良くなってきた。』少しイジワルで「向井はどうした?」と質問してみると、葵は慌てて『あ・・の・・別の部屋を取ったよ。』、「そう。明日お礼言っといて。」、『うん・・わかった。』
暫く話しをして最後に俺が、「葵ゆっくり休みな。」、『お休みなさい・・・あのね・・。』と何か言いたそうで、「えっ?なんだい?」、『なんでもないの・・今日はごめんね・・明日帰るね。』と云って携帯を切った。
向井さんからの“最後の電話”は深夜の1時頃だった。勿論俺は寝ていなかった。その時も一瞬で取った。電話に出た瞬間、『ああっ!あっあっあっああんっ!』っていうさっきよりも切羽詰った感じの葵の逝く寸前の喘ぎ声。電話をとった瞬間に覚悟は決まっていたけれど電話越しの葵の声は凄くエロかった。
しかも、どうやったか判らないけど電話口に近いっぽい声がする。近すぎて音割れする程だったからバックだろう。スマートフォンをベッドボードの上に置いていたのだと思う。
そして向井さんがドSモードで名前を呼び捨てにした。〔葵、気持ちよかったのか?あ?〕って声が被さってきた。向井さんもかなり息が弾んでいる。葵の『あんっ判んないっ!』って声の後、『あんっあっあっあっあっあっ!』って勢い良く突かれている高い声。その後に声がトーンダウンした。
暫くして葵がはあはあ言いながら、『もう激しくしすぎ、向井さん。』、〔こういうの好きだろ葵ちゃん?〕っていう向井さんの自信ありげな言葉に、葵が、『・・・嫌いじゃないけど。良く判んない、凄すぎてっ!』って答える。そういう甘ったるい会話だった。
その後のセックスで向井さんと葵が慣れたからなのかマッサージの時よりも向井さんはかなり攻撃的に葵に喋っていた。向井さんはマッサージの時みたいに葵に命令していて、葵は向井さんに敬語を使っていた。
〔今までやった中で俺が一番気持ちいいだろ。〕(向井さんはこう言えば俺が興奮・嫉妬することを心得ている。)
『もうやだ、また。あっ!逝くっ!』
〔どうだよ今までで俺が一番気持ちいい?〕
『やだぁ気持ちいいっ!あっあっあっ!凄いよ。向井さん。気持ちいいっ!』(葵は向井さんに何度促されても比べることはしなかった。)
お互い息を切らした荒い声が聞こえてきて、葵が途中で『逝って!向井さんも逝って!!』と向井さんに伝えても、
〔葵がちゃんと逝ったらな。〕(ここでも向井さんは呼び捨てにしていた。)
『駄目早く!逝って!』
〔まだ逝かないよ。葵ちゃん、気持ち良いのか?〕
『ああもうっ・・・!向井さんっ!』みたいな感じだった。
葵の気持ちいい連呼の後のイキ声と向井さんが逝くタイミングで俺は射精をした。
向井さんが逝った後、まだ葵が喘いでいる中で電話が切れた。そして、10分後に向井さんから、≪電話は通じていましたか?今日はこれでおしまいです。≫って、メールが来た。
2015/02/02
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