長E〖妻が好き過ぎて〗第23回
長E〖妻が好き過ぎて〗第23回
第22回← 20180824
私(橋内正人:はしうち・まさと:30歳) 妻(橋内実優:はしうち・みゆ:27歳)
友人(栗原良純:くりはら・よしずみ:30歳)
私は、こんな押入れの中に入っていて、出て行く格好悪さは、未体験ゾーンです。『正人サン、何やってるの?』・・・。想像するだけでも恐ろしい・・・。それでも、もし、もう少し妻の号泣が続いていたら、私は飛び出してしまっていたかもしれません。私がその気持ちになりかけてきた頃、実優の泣き声が静まってきました。栗原は胡坐をかいて、両手を前で組み、体を丸めてうな垂れています。この時ばかりは、私と同じ運命を背負った同志の様に見えました。
やがて、栗原がおもむろに自分の荷物を片づけ始めます。しかしソーセージには気付きません。何故かかえってホッとしました。それが終わると、ため息をつきながらトイレに行き、又ため息をつきながらティーシャツを着ています。彼は身支度が終わると、ちょっとジッとしていましたが、〔ヨシッ!〕と小さな声を出すと襖の方へ近づいて行きました。
〔実優ちゃん。〕
『・・・・。』返事がありません。
〔実優ちゃん、俺、もう帰るね!〕ちょっと大きな声をかけます。
その時、かすかに実優の声が聞こえました。
〔エ?〕栗原が聞き返しています。今度は襖に耳を付けて、〔実優ちゃん、もう帰るね!〕栗原はもう一度そう言うと、『ちょっと待って!』って、ようやく実優の声が聞こえました。
襖が静かに開いて、実優が現れます。さっきと同じ、外行きのワンピースを着たまま。まぶたがさっきより大きく腫れてしまいました。『ちょっと。』て言いながら、静かに妻が入ってきます。『もうちょっといられる?』かすれた様な小さな声で実優が聞くと、〔あ、あー、全然、仕事休みだし・・・。〕戸惑うように栗原は答えます。『そう、じゃあちょっとお話してもいい?』相変わらず小さなかすれた声。〔あ、あー、もちろん。〕妻が座るのを見て、栗原も慌てて座りました。
正座した実優は、下を向いたまま暫らく黙ってしまいます。何か、重苦しい雰囲気になってしまいました。〔実優ちゃん、何処か出かけるの?〕妻の沈黙に耐えかねた様に、栗原が質問。『エ?』実優が初めて顔を上げます。
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20200713
名U トライアングル・リレーション 第13話
第12話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
『何となくは、分かっていたけど・・・。困った変態さんだね・・・。』優希が僕の手は握ったまま、天井を見ながら呟く。見間違えかもしれないけど、ほんの少しだけ微笑んだように見えた。《許してくれたのかな?》と、勝手に解釈した僕は、「昨日、どうだった? 悠馬は・・・。」と恐る恐る聞いてみる。
暫く黙った後、嫁が小さく溜息をつきながら言った。
『男ってそんな事ばかり気にして・・・。馬鹿みたいね。』
「・・・。・・・。・・・。」
『あのね。すっごく、気持ち良かったよ。貴方よりずっ~とね。』
僕は心臓が止まりそうになる。そんな僕の表情を見て、プッと笑う優希。
『一幸は・・・・って言って欲しいんでしょ? アハハハ。』
ドッと汗が出る僕。僕の性癖を優希は完全にお見通しなのかもしれない。優希の掌の上で遊ばれているような感覚だった。正直、優希の意外な一面を見た気がして、益々動揺してしまった。
『ほらね、悠馬さんとは昔付き合ってたじゃない。はっきり言って知らない仲ではないし。』
「それって、どういうことなの?」
『私にそこまで言わせるか(笑)。お互いの事は分かっているって事。ツボというか・・・。もう言わせないで!』
僕は無性に興奮するのと同時に不安にもなった。嫁のポイントぐらい僕だって分かってい
るつもりなのに・・・。でも、昨夜の優希の感じ方は普通ではなかった。それで、メラメラと抑えきれない、不健康な性欲が湧き上がり、僕は優希の股間に手を延ばした。一瞬払いのけようとする優希の手を潜り抜け、あそこに触れると・・・。なんとヌルヌルに濡れていた。
「優希・・・。なんで? 悠馬の話していたから、こうなったの?」
『そんなじゃないよ・・・。』って彼女が恥ずかしそうに横を向く。
僕は無我夢中で嫁に抱きつき、正常位で繋がった。二人とも異常に興奮していたと思う。お互い数分で絶頂を迎えてしまった。
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20200712
名U トライアングル・リレーション 第12話
名U トライアングル・リレーション 第12話
第11話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
「優希・・・・今日は辞めとく?」
『・・・・ゴメンね・・・。』
「・・・。・・・。」
僕は嫁から離れ、裸のまま隣に横になった。暫く沈黙が続く。結婚以来、こんなに沈黙が恐いと思った事は一度もなかった。この時間が恐くて苦しい・・・。僕達夫婦は、今後悠馬との事を避けては前に進めないと思い、覚悟を決めて優希に話し掛ける。
「・・・・昨夜の・・・・事だけどさ・・・。」
『う・・・・ん・・・。』
「僕の事・・・・嫌いになった?」
『・・・・・・・・・・・。』
「やっぱり軽蔑しているよな?」
優希は黙ったまま俯いていたが、ゆっくりとこちらを向くと、目は伏せたまま口を開いた。『私の事は嫌いになった?・・・。』
「・・・・え?・・・・そんな訳ないよ。」
『でも好きならあんな事をさせないよ。普通そうでしょ?』
「・・・・・・・・普通・・・は・・・。」
少しの沈黙の後、今度は僕の目をはっきり見て言った。
『一幸は・・・・変態なの?』
それは図星だ。僕は毛布の中で優希の手を握りながら全てを白状する。
僕は正直に悠馬とナンパした時から優希が気になっていた事を白状した。嫁(A子)が悠馬とセックスしている所を見て、B子と繋がっている最中でさえ、優希達の事が気になって仕方なかった事。また、その時の興奮は、生まれて今まで経験した事のないくらいに深く、大きなものであったという事をカミングアウトする。
意外にも、優希は特に驚いた様子もなく、僕のいう事を軽く頷きながら聞いていた。一通り話し終えると、嫁は強く僕の手を握り返しながら、僕の耳に唇が触れそうになるくらいまで近づいて、こう言う。『この変態さん・・・。』滅茶苦茶に動揺する僕、しかし同時にガチガチに勃起した・・・。
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20200711
特名Ⅱ〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第43章
特名Ⅱ〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第43章
第42章←
俺(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:32歳)と嫁(柴﨑博美:しばさき・ひろみ:27歳)
そして後藤和真(ごとう・かずま:30歳)さん
嫁は俺の姿を確認するや否や、一所懸命にアッパーシーツを引っ張って繋がっている所から顔までを隠そうとする。後藤さんは片手で博美を落ち着かせるように博美の肩までの髪をかきあげるみたいにして顔を触っていた。
不思議な事に俺の視線は博美じゃなくて後藤さんの方に行く。後藤さんの裸自体を見るのは初めてだったからかもしれないけど、背が俺より少し高いのは判っていたけど思ったよりガタイ(体格)が良いなあとか、やや毛深いなあとかそんな事を思った。
博美の『なんで、え? 将嗣君がなんでいるの? え! なんで? どうして?』って慌てた声の後、後藤さんがゆっくり前後に腰を動かす。その動きに合わせて明らかに後藤さんと繋がった感じで嫁の上半身が揺れた。(博美としては裸を見られるのは初回の時もあったが、セックスを見られるのは全っく別次元の事だったそうだ。)
博美が歯を食いしばって俯いた後、『後藤さんだめっ! 動かないで・・お願い・・・。』って声。でも明らかに喘ぎ声交じり、何より博美の顔が融けている。顔が真っ赤でエロの表情。いつもは猫目っていうかちょっと強気な顔つきなのだけど完全にエロい顔になっていた。
嫁は少し背が低いのとちょっと痩せ気味だからか、後藤さんが博美の全身を軽々と動かせる感じで、そういう体勢なのに腰を動かした瞬間も博美はなんだか後藤さんの上で動かされている。その嫁の反応で、後藤さんが大丈夫(最悪の事態にはならない)と判断をしたのだ。博美の顎の先端を持って博美の顔を自分のほうに向けて、後藤さん自身は俺の方見ながら、〔なあ将嗣、博美ちゃんに腰使わせちゃっていいよな?〕っていきなり喋ってくる。
俺はこの事態にぼうっとしていたけれど、咄嗟に「構わないよ。それでいいよ。」って掠(かす)れた声で答えた。前もそうだけど後藤さんと博美の絡みの時の間に声を掛けられると、興奮している真っ最中なので、どうしても喉がカラカラになって声は掠れちゃうし、良く頭が廻らず的確な言葉が出てこない。(M体質のせいなのか、凄く興奮すると自然にそうなる。)
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20200710
特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第42章
特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第42章
第41章← 20200627
俺(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:32歳)と嫁(柴﨑博美:しばさき・ひろみ:27歳)
そして後藤和真(ごとう・かずま:30歳)さん
ドアを開けてすぐ大体の状況が分かる。嫁の声で後藤さんと博美が明らかにフェラチオ中じゃないのは判った。俺はそれで急に心臓が“バクバク”し出している。そのときの俺は予定(思惑?)がはずれたのと、何か予想外の事が起きたのかが判らなくてちょっと気持ちが混乱した。今考えると、それももしかすると後藤さんの雰囲気作りだったのだと思う。
それは、少なくともフェラチオ中じゃなかった。だからマッサージを終えて前戯の最中かもしれないとか、早く来すぎたかもとか一瞬のうちに色々と考えを巡らす。そして、俺が部屋に入ってドアをバタンって閉めた時、一瞬後に博美の『えっ!? この部屋なの?』って声と後藤さんの〔あれ? 将嗣が戻ってきたかな?〕と、いう落ち着いた声。博美が『ええっ? ちょっと・・・ えっ!』って、かなりびっくりした素の声を出した。
その声があまりに絶句しているので、俺は緊張が解けて思わず笑いそうになる。別に博美を馬鹿にしたわけじゃなくて何か緊張の中の緩和みたいな感じになっちゃったのだ。でも、その次に、博美の喘ぎ声ですぐに気持ちが戻る。部屋の向こうで『いやだ、ねえ後藤さん抜いてっ!』って博美の押し殺したような声が聞こえた。〔もう遅いよ博美ちゃん隠して隠して。〕って後藤さんの余裕のある声。
直前にまだ前戯の最中かもしれないとか考えていたから博美の『抜いてっ!』っていう声にはドキッとした。それは『抜いてっ!』ていうか、『これ抜いてぇ!』って感じの語尾がちょっと掠(かす)れている。明らかに挿入れられて動かされている最中の声のように聞こえた。
意を決し、そのまま暗い部屋の中のベッドの方に向って歩を進める。博美と後藤さんに直面した時の衝撃が凄かった。脳内処理が出来ずに、今見ていることが現実なのかさえ判断できない状態になる。勿論二人とも全裸だった。博美の服はもう一方のベッド上に散らばっている。騎乗位と正常位の中間の対面座位(座った体勢で性器を結合させる。男女が正対し、座った男性に上から女性が跨る体勢で結合するみたいな体勢)だった。ベッドの上に騎乗位から博美が後ろに倒れて後藤さんが上半身を持ち上げたような、お互いがベッドに後ろ手を突いて上半身を持ち上げた感じの格好で博美と後藤さんがいる。俺はベッドの上の嫁と思いっきり目が合ってしまった。
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20200709
名U トライアングル・リレーション 第11話
名U トライアングル・リレーション 第11話
第10話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
〔おお、出る・・・。出る! 出る!〕悠馬はそれでコンドームの中に射精、そのまま嫁の上に倒れそうになったが、一瞬僕の方を見て思いとどまり、抜いてからコンドームを外した。5分くらいだろうか、三人共無言のまま時間が過ぎる。そして優希が、腰をふらつかせながらも立ち上がった。それから僕たちに何も言わずに隣の寝室へ入って出てこなくなる。
〔一幸、何と言うか、その、ゴメンな。調子に乗りすぎたわ・・・。〕と悠馬はバツが悪そうに謝った。僕はすぐに返答出来ない。悠馬のセックスに圧倒されていたのだと思う。我に帰り、「あぁ、いいよ・・・。僕が言った事だし・・・。」と、そう言うのが精一杯だった。
〔ごめん一幸、やっぱ俺帰るわ。〕
「え? もう遅いからこのまま泊まってけよ。」
〔いや、そう出来れば有難いけどさ・・・。優希ちゃん、朝会わせる顔ないだろ・・・。〕
《それはそうかも。》と思い、悠馬を送り出し、そして僕はそのままリビングで横になった。今更寝室を覗く気にもなれない・・・。それは正直怖くてできなかっただけだ。 眠れない夜が開け、「散歩に行ってくる。」とメモを置いて出掛ける。優希といきなり顔を合わせるのも何なので、僕なりに配慮したつもりである。
その帰り道、コンビニの前で優希にメールをした。「何か買ってくもの、ある?」と、まだ起きていないかもしれないと思ったら、すぐに『大丈夫だよ。』ってリメールがある。家に戻ってからは昨夜の話は一切無し。不自然なようで、不自然ではないような、不思議な一日だった。
翌日、僕と優希はベッドにいて、いつも通りの愛撫から始めていったが、何となくお互い固い。嫁は嫁で、僕の愛撫に応えようと無理に感情移入をしようとしたり、そうかと思ったら僕から目を背けて唇を噛み締めてみたりしている。
僕は目の前の優希の乳房やお腹や首筋なんかを間近で見て、《昨日は悠馬にオモチャにされていたんだよな・・・。》と妙に感傷的になったり異常な興奮をした。二人とも行動と気持ちがチグハグだったと思う。上半身を一通り愛撫、優希のあそこに触れたのだけど、殆ど濡れていなかった。こんな事、今まで初めてだったので、勇気を出して訊いてみる。
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20200708
名U トライアングル・リレーション 第10話
名U トライアングル・リレーション
第10話
第9話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
男に圧倒的に支配される女。僕は目の前の女が嫁の優希であるという現実を受け入れるのに時間がかかった。
『ああああ! 逝くッ!・・・。かずゆき見ないで・・・。』
優希は背中を反らせなが逝き始める。後ろから悠馬が指を優希の口に入れると、一瞬咥え、舌を動かすように見えた。
顔を枕に押し付けてお尻だけを高く上げた状態で優希は荒い呼吸を繰り返す。悠馬は僕の方を見向きもせずに、今度は優希を仰向けにし、再び重なりあっていく。
『ええ?・・・。終わりって・・・。言ったじゃない・・・。』
〔ダメ! 僕は逝ってないんだよ。〕
優希の両脚を抱えてズズッと挿入。そのストロークが長い。これは悠馬のペニスが長い事を意味する。ゆっくりと出し入れしていたが、奥の方までグッと入れると同時に嫁の顎も上がり、必死に何かを堪えているような感じだった。痛いのか、それとも・・・。悠馬が腰を押し付けたまま、グリグリと上下左右に微妙に動くと、優希がついに絶えきれずに声を出す。
『・・・。んあっ!・・・。あぁぁ~、ぁぁぁぁ~!』
〔これだろ? ここだろ、優希ちゃん、奥がいいんだろ?〕との問いにコクコクと嫁が頷く。
『あっ・・・。ぐっ・・・。い、イグッ・・・。見な・・・。いで・・・。・・・。アグッ!』
ピストンをさせずに女がイク姿を始めて見た。優希は苦しそうに呼吸をするだけで、目は虚ろである。身体の柔らかい優希の両脚は、カエルのように開き切っており、わざわざ悠馬が抱えるまでもない状態だった。完全に弛緩しきった嫁に対し、悠馬が本格的なピストン運動を再開する。途中、優希の意識がハッキリしてきた所で、悠馬は舌を伸ばしながらキスしようとした。だが、それに気付いた優希は顔を背け、拒否をする。僕を目の前に、悠馬に対するささやかな抵抗なのだろうと思った。
悠馬の腰の動きが激しさを増し、“ぐっちゃぐっちゃ”という卑猥な音が部屋中に響き始めた時、堪らず優希も声を上げ始める。『いやぁ、いやぁ・・・。もう・・・。ヤダぁ・・・。・・・。あぁぁぁぁぁ、お願い・・・。』それは半分泣いている感じだった。
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20200707
名U トライアングル・リレーション 第9話
名U トライアングル・リレーション 第9話
第8話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
〔優希ちゃん、そろそろ・・・・入れていい?〕
『…好きに……すれば…。』って優希の投げやりな言葉。
その時一度、大きくベッドが軋む音がした。
『あっ、あああぁぁあ!・・・。ヤダ・・・。あん・・・。』
〔優希ちゃん、声が大きいよ。〕
『だって・・・。・・・。何これ・・・。んあっ! あ、あ、あ、あ、あ・・・。』
リズミカルにベッドの軋む音が5分以上続く。
『あぁぁぁ!・・・。すごっ・・・。そ、そこ・・・。そこ、いい!・・・。』
「ここだろ? ここがいいんだろ?」
『そう! そこそこ・・・。奥、ヤバい・・・。ダメダメダメェェ!』
絞り出す様な優希の喘ぎ声が聞こえてくる。逝っている証拠だ。しかし、ベッドの軋みは続いている。『ねぇ、もう・・・。お願い、お願いだからぁ・・・。あっあっあっ・・・。』って、優希が半分泣いたような感じで懇願した。しかし、悠馬は〔僕まだだよ。いいから、もう一回イケよ。〕と冷たく突き放している。
一度体位を変えるような会話をしてからは、ピストンの間隔が狭まってきた。優希の喘ぎ
声も再び佳境を迎えている。僕も我慢の限界と、ゆっくりだが、寝返りを打った。二人に気づかれまいと・・・。しかし、あちらを向いた瞬間、優希と目が合ってしまう。
その途端『え・・・。えぇ?・・・。キャァァァッ!』って優希が悲鳴をあげた。二人はバックでセックスしている。それで優希は慌てて腰を引こうとしたが、後ろから両手で腰をガッチリと固定されて動けなかったい。悠馬も一瞬僕の方に目をやったが、すぐに目の前の優希の裸に集中、一層ピストンに拍車をかけて行く。
〔優希ちゃん、いきなり締まるんだけど。見られてるから?〕と悠馬は楽しそうに言った。
『違う、違うから! もう許して!』
〔だめだよ、もう一回逝ったら許してやるよ。〕
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名U トライアングル・リレーション 第8話
第7話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
間もなく悠馬が風呂から上がると同時に僕はバスルーム入り、速攻でシャワーを浴びた。《二人っきりでもう始めていたらどうしよう?》と現実的にはあり得ない情景を思い浮かべるうちに勃起してくる・・・。バスルームから出る時、音を立てない様にこっそりリビングを覗いた。二人とも普通にビールを呑んでいる。でも何となくギクシャクしていた。心なしか、優希の頬も赤いようにも見える。風呂上がりだからかもしれなかった。
僕が合流すると二人ともホッとした表情になる。しかし、僕は二人のこのリアクションで、もう既に二人の世界を作りつつあるような気がした。僕は今や二人にとって邪魔者なんだと思う。まだ付き合い始めて間も無いカップルにありがちな、心地よい緊張感を楽しんでいたように見えた。
急に寂しさと緊張で喉が異常に乾いてきた僕は、缶ビールをがぶ飲みする。そして、三本目を空けた所で僕は眠ってしまったようだ。深夜、嫁の囁き声で目が覚める。カーテンを閉め忘れた室内は月明かりでぼんやりとしていた。
耳を澄ますと『あ・・・。そこは・・・。ダメだよ・・・。』って優希の声が聞こえてくる。〔ここ?
ここは?〕と無遠慮(遠慮をせず、好きなように振る舞う)な悠馬の声。
『あっ・・・。はぁぁ・・・。ダメ・・・。ダーメ・・一幸が・・起きちゃうよ・・・。』
〔大丈夫だって。でも、ぶっちゃけ起きてもいいんじゃない?〕
『ダメダメッ・・・。恥ずかしいよ・・・。あり得ない。』
〔なあ、僕の事さ、まだ好き?〕とストレートな質問。
『ええ~? 何言ってんの・・・。そんな訳ないでしょ・・・。』
〔じゃあ何でこんな事してるの?〕
『・・・・それは・・・・一幸に・・・・頼まれたから・・・。』
〔一幸に、おれのペニスしゃぶれって言われたの?〕
『馬鹿・・・・もう・・・・あ、あぁぁぁっ』
もう既にフェラチオをしてしまったという事か・・・。嫉妬と興奮で心臓が飛び出しそうになっている。寝返りを打てば目の前で二人は抱き合っているはず。でもそうする勇気が出なかった。
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20200705
名U トライアングル・リレーション 第7話
名U トライアングル・リレーション 第7話
第6話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳)、嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳)、親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳)は僕の同級生で独身。
僕は自分が酔っているのもあったが、悠馬に色々と訊いてみた。
「料理どころか、こないだ嫁を喰っただろ!(笑)」
〔まじ悪りい。久々に良い思いさせてもらいました・・・。〕
「〔良い思い〕って普通に夫の前で言うかな?」
〔ほんとにスマン。酔っていたから何か“デジャヴ(ある光景を見てそれを前にも見たことがあると錯覚する現象)”のような・・・。〕
「お前、なんで優希と別れたの?」
〔いろいろあってさ。ま~大人の事情さ。〕
「嘘つけ。ただ飽きたからだろう。」
ここで片づけを終えて台所から優希が戻ってきて、『何楽しそうに話してるの? そうだ電車まだあるかな? 悠馬さん泊まってく? それとも帰る?』って言うと、一も二もなく悠馬は〔お言葉に甘えて、有難く、泊まらせていただきます~〕と気楽な態度。《つい最近、諸事情があったにせよ僕の嫁とセックスしておきながらだ。》、『それじゃあどちらでもいいから、お風呂早く入ってくれる。』って優希が急かすが。僕は「優希が先に入れよ。僕たちの事は気にすんな。適当にしてるから。」、『そう・・・。じゃすぐ入ってくるわ。ゴメンね。』
僕は、嫁がバスルームに入るのを確認してから悠馬に、「なあ、お前、また優希を抱いてもいいんだぞ?」と言った。〔え? マジでっ?・・・。それでいいのか? お前大丈夫かよ?〕と真剣な顔つきの悠馬に「勿論今だけだ。傷心の友を放っておけないからさ。」最初、悠馬は疑心暗鬼だったが、僕が真剣だと分かったら、ウキウキしながら風呂から上がった優希と入れ替わりでバスルームに入っていく。
今度は優希を説得する。最初、全く取り合ってくれなかったが、僕が真面目な顔で訴えると徐々に涙目になった。嫁は動揺した時、いつもこうなる。そして、『一幸本気なの? 私の事が嫌いになったの? この前のこと怒ってるの?』って訴えてくる。「ちがうよ。この前は僕が言い出したことだし、今夜は真面目なお願いとして頼んでいるんだ。悠馬を慰めてやってくれよ。あいつ、今でも優希の事好きみたいだからさ。」
優希は「悠馬は今でも好き」と言う僕の言葉に動揺していた。目が泳いでいるのを見て僕は、《あー やっぱ未だに悠馬の事引きずっているのか?》と、ブルーな気分になる。それは僕の嫁という優位性が崩れた瞬間だった。
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20200704
名U トライアングル・リレーション 第6話
名U トライアングル・リレーション 第6話
第5話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳)、嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳)、親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳)は僕の同級生で独身。
「だから、どうだった?」と懲りずに質問する僕に、『そんなの、わかんないって・・・。』て、ティッシュを取って立ち上がる優希。僕はセックスの時に結構変態じみた事を嫁に要求する為、『もう! 変態!』って怒られる事があった。実は怒られるのも僕にとっては快感だったりする。
3日後、悠馬から〔ごめん、オレやっぱ優希ちゃんとヤったわ。〕というメールが来た。それで、「いや、僕が優希にけしかけたみたいだから、気にしなくていいよ。」と、すぐにリメール(返信)。再度、悠馬から〔本当にごめん。〕しかし、このメールは、《嫁から真相を聞いたんだろうな。》と思った。そしてその事で、僕の知らないところで二人が連絡(電話やメール)を取り合っているのかもしれないという無用な心配をする羽目にもなる。
僕は、二人が元々付き合っていた仲だけに、隠れてコソコソされるより、いっそ堂々として欲しいと思うようになった。それで休日に、僕は悠馬を家に招くことにする。優希は微妙に反対をしていたが、“悠馬を励ます”ということで渋々と同意してくれた。
悠馬を家に招く本当の目的は、嫁と悠馬の距離感を探りたかったからである。僕は優希と付き合いを始めた頃、《優希はまだ悠馬の事を好きのでは?》と思っていて、《本当は悠馬を忘れる為に僕と付き合ったのでは?》と。しかし、付き合いが長くなり、結婚して暫くするとそんな思いは自然と忘れてしまう・・・。今回の一件で再び疑念が生まれ始めていて、どうしてもそれを確かめたかった。
夕食は優希の手料理である。その後、飲みながら悠馬の愚痴を聞いていた。暫くして二人とも酔いが回った頃、ふと悠馬が〔優希ちゃん、相変わらず料理上手いよな。〕と口にする。付き合った事があるからこそのセリフで、僕の嫉妬心に火がついた。恐らく僕の表情は一気に硬くなったはずだが、酔った悠馬は全く気付かない、どころか、自分の発言が僕の気持ちを揺さぶっている事すら分かっていない状態である。台所で片付けしている優希にも聞こえていなかった。
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20200703
名U トライアングル・リレーション 第5話
第4話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳)、嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳)、親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳)は僕の同級生で独身。
僕は意識がハッキリするにつれ、それが昨夜の光景が理由である事が分かり、寝ぼけている悠馬を無理に起こして確認する。悠馬の言い分は・・・。〔あまり覚えていないけど、優希ちゃんとエッチしてるリアルな夢を見た。〕との事だった。
暫くして目が完全に覚めて現実に戻った悠馬は、やはり暗いのである。それは、昨夜の出来事に対してではなく、失恋した事によるものだった。部屋を出るとき、僕は何気に声をかける。「早く元気出せよ。なんなら優希でエッチな夢でもまた見ろよ(笑)。」帰り道、昨夜の事を思い出しても現実なのかどうなのか確信が持てないでいた。ただ、昔のあの時のシチュエーションと同じだったので、正直興奮したし、当時の自分自身の気持ちまでリアルに思い出してしまう。酔ってもいたので、頭が倒錯していたのかもしれなかった。
しかし、家に着くとあっという間に全ての疑問が解決する。優希が土下座の勢いで『悠馬とセックスをした。』ってカミングアウトをしたのだ。呆気に取られながらも理由を聞く。『わたしが悠馬さんに押し倒されて・・・。抵抗していたんだけど、一幸が「抱かれてやれ!」って、言うから・・・。』、「ええっ? 僕が? そんな事言ったのか?」、『全然覚えてないの?
悠馬さんが可哀想だからって・・・。』
本当に僕は覚えていなかった。合法的に抱かれたようにする為に、二人で口裏を合わせているのかもと思ったが、そんなそぶりもない。優希は『どうせ昔は付き合ってたんだから、って一幸が・・・。』
僕は狐に騙されたような気分になりながらも、思わず訊ねてしまった。「・・・。どうだった?」
質問の意味が分からない嫁は『えっ?』、僕が「良かったの・・・。か?」と、バツが悪そうに俯く優希が、『う・・・。うん、いや、分かんないよ・・。』この返事を聞いた時、下腹部に血が猛烈に流れ込むのを感じる。我慢できずに優希を押し倒した。
前の晩に悠馬に抱かれたからかは分からないが、最初は結構激しく抵抗していたが、強引にねじ伏せて挿入する。愛撫もいい加減だったのに、優希の中は熱くヌルヌルだった。お腹に射精した後、優希に聞いてみた。「悠馬と何が違う?」、『えっ何? 何の話してるの?』
「いや、その・・・。長さとか形とかテクとかさ・・・。」何か引かれている様子で、『・・・・
。』て無言である。「ごめん、何か妙に興奮してさ・・・・僕やっぱ変だよね。」それに優希が頷(うなづ)き『本当に一幸やっぱ変態さんだね。』
第6話へ
20200702
名U トライアングル・リレーション 第4話
名U トライアングル・リレーション 第4話
第3話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳)、嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳)、親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳)は僕の同級生で独身。
相談の内容は、やはり悠馬の事だった。でも、僕が思っていたのとは違い、悠馬に対する未練はない様子である。やせ我慢かもしれないが、始終笑いながら、『もう終わった恋だもの。次に踏み出さなきゃ! 次にね。』って言った。
不思議なもので、じっくり話し合うと、結構趣味が近かったりして、凄く話し易くて本当ウマが合っている。それで、次第に休みの日とかに会うようになり、ついに大学の卒業前に付き合うようになった。卒業後に2年半の交際期間を経て、僕達は結婚をする。お察しの通り、そう、A子とは嫁の優希である。
結婚してからは、悠馬と遊ぶ頻度が激減した。せいぜい半年に一度会うか会わないかになる。そして、あれほどの遊び人の悠馬もついに結婚を意識する相手が見つかった。俄かに信じられなかったが、あの悠馬が脇目も振らず、一切の女遊びをやめている。それを見て、これは本気だと思った。確かに凄い美人で、才色兼備って感じである。
ところが、悠馬は振られてしまった。しかも、かなり酷い理由で。悠馬の落ち込みようは凄まじく、ちょっと心配になる位な状態で、仲の良かった友人を集めて悠馬を励ます事になる。当日、僕と悠馬の二人はベロベロに酔っ払い、他の仲間達に介抱されながら悠馬の部屋に収容された。それで、ここからは半分以上記憶がない話である。
因みに、優希と悠馬は僕たちの結婚式以来だから、この2年ほどは一度も会っていなかった。また、悠馬の部屋での乱交?の話題について僕達は一切触れた事もないのである。優希にとっては若気の至りとは言え、消したい過去のはずだ。
断片的な記憶を辿ると・・・。悠馬の部屋で倒れているところに優希から連絡が電話があった(はず)。僕は「今すぐ悠馬の部屋に迎えに来てくれ。」と応答する(はず)。迎えに来た嫁が、パンツ一丁で床に横たわる悠馬に毛布を掛けようとして、悠馬に腕を掴まれて転んでいるのを見てバカ笑いしていた(はず)の僕。そして、優希のカラダの上に悠馬が乗って腰をゆっくり振っていた光景が目に入る。
次に意識が戻ったのは翌朝で、優希は居なかった。ベッドの上にはキチンとTシャツを来て毛布に包(くる)まる悠馬のみである。僕が寝ぼけていた為か、酒が残っていたからかは分からないが、起きた瞬間、何とも言えない嫌な気分になった。
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20200701
名U トライアングル・リレーション 第3話
名U トライアングル・リレーション 第3話
第2話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳)、嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳)、友人(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳)は僕の同級生で独身。
ただ、結構心にガツンと来たのは、僕がめちゃめちゃタイプのA子と悠馬が付き合っていたという事である。〔あいつ、いい感じだよ。奥でイケル女って滅多にいないからな。〕と言っていた。大抵の女の子は、悠馬の長いペニスで突かれると痛がったらしい。
でも、A子は奥で感じる事が出来るらしく、寧ろ奥じゃないといやだという位のものだったと。だから、悠馬としては久しぶりに手放したくないと思ったらしい。まるで人を物のように言う悠馬にはちょっと怒りを感じた・・・。
ぼーっと《あの子、奥で感じてるんだ・・・。》なんて考えながら興奮している。ああ、それなのに・・・。なんと半年後、悠馬はあっさりとそのA子と別れてしまう。〔もう充分、堪能させてもらいました。〕というのが理由らしいが、いくらモテるからって・・・全く意味不明。
悠馬がA子と別れたと言った翌朝、僕の携番を知らないはずのA子から連絡がある。いきなりの電話には驚いたが、正直なところ、複雑な気持ちだった。悠馬と付き合っていた頃でも4人でのWデート(結局僕はB子とは付き合わなかった。)に誘われても行かなかったのはバカみたいな話だったが、悠馬と仲良くする彼女には会いたくなかったからである。
だから電話口でA子の暗い声を聞いても素直には喜べなかった。彼女が僕に相談したい話、おおよそ見当もついていた。けれども半年ぶりにA子と会えるのは嬉しかったから、夕方に会う約束をしてしまう。
待ち合わせ場所で約半年ぶりに会うA子を一目みても全く気付かなかった。すれ違いザマに肩をポンと叩かれて、始めて気付いたくらいである。A子は見違える程綺麗になっていた。僕が知っている以前の彼女とは完全に別人である。細く長い脚、ピッタリとした服が完璧に似合う引き締まったウエスト、CかDはありそうな胸。それで僕は開口一番、「なんでこんなに痩せたの?」とマジで言ってしまった。
《女は何かのきっかけでこんなに綺麗になるもんなんだな。》と、心底感心をする。と同時に、至近距離にこんなに可愛い子がいるという現実に、いきなり心臓ドキドキの緊張しまくり状態になった。
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20200630
名U トライアングル・リレーション 第2話
名U トライアングル・リレーション
第2話
第1話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳)、嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳)、友人(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳)は僕の同級生で独身。
僕は相手のB子に悪いなと思い直し、こちらに集中、一通りの愛撫の後〚もう入れて・・。〛ていう彼女の言葉に応じて挿入。ほぼ同時に隣でもベッドが軋み始めた。チラチラと気にしていた僕にB子は気付き、強引に上に乗ってきた。「もう、あっちばかり気にして・・・。許さないぞ!」みたいな感じの事を言われ、思いっきり腰をグラインドさせてくる。
スタイル抜群の女の子が僕の上で踊る光景はいやらしかった・・・。しかし、酔っていた為か一向に気持ち良くならない。その内に彼女の方が勝手にイキ出し、グッタリと動かなくなってしまった。
繋がったまま、床に大の字になって荒い呼吸をするB子を見ながら、僕は《まだまだこれからなのにな。》と思っていると、隣で切羽詰まった声が聞こえてきた。ベッドも壊れるのではと思う程、激しく軋んでいた。
〔俺もイクぞっ! 出すぞっ!〕
『・・・。・・・。・・・。』
〔ああぁ、ほらっ! 出るっ!〕
『あっ!・・・。すごっぃ・・・。奥に・・・。んん!』
猛烈に上下する悠馬の尻と、最後に『逝くっ!』って言ったA子の声が聞こえた時、僕はまだ膣内にいれたままの状態でB子に射精してしまっていた。それ程悠馬達のセックスが強烈で、そのA子の喘ぎ声がエッチだったのである。
その後、B子と会って遊んだりしていた。僕はちゃんと付き合ってもいないのに適度にセックスさせてもらう事に罪悪感を持ち始め、正式に付き合おうかと思った。それを悠馬に話すと、「えっ?・・・。あぁそうなんだ・・・。」と、今ひとつの表情から理由を聞いて驚く。「ごめん、僕、B子とやっちゃってるんだけど・・・。」
悠馬曰く、あの夜の二~三日後にA子からB子のアドレスを聞き出して、その日の夜には呼び出してやってしまったとの事。基本的には天然で悪い人間ではないので、僕は悠馬に対しての怒りはなかった。大体僕とB子は正式に付き合っていた訳ではない。
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20200629
名U トライアングル・リレーション 第1話
名U トライアングル・リレーション 第1話
(原題:奇妙な三角関係 投稿者:和幸 投稿日:20110524)
僕(立木一幸:たちき・かずゆき)は29歳で、嫁(立木優希:たちき・ゆうき)が27歳、友人(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳)は僕の同級生で独身。僕と悠馬は高校以来の友人で、よく一緒に遊んだ仲。この男、とにかく女が大好きで、遊ぶ時にも必ず女絡みになってしまっていた。〔女が絡まないと遊んだ気にならん。〕とも言う位の女好き。見た目は結構イケメンだから分からないでもないけど・・・。因みに僕は普通・・・・というか、それでも背が高くて顔が小さいので全体的な雰囲気はモデルっぽいらしく、十分にカバーできている(と思う)。
大学時代は別々の学校だったが、キャンパスが同じ沿線だったので、結構一緒に遊んでいた。つまり、この場合、二人で遊ぶと言う事は、即ナンパを意味するのだが。それで、このナンパで知り合ったのが今の嫁の優希。ちょっと変わった馴れ初めなのだけど、まずはこの時の事を書いてみた。
悠馬と居酒屋で飲んでいる時、隣のテーブルでいい感じに酔っている女2人組を見つける。僕はこの日は全くそんな気は無かったのだが、悠馬が俄然やる気を出し、やっぱりナンパに走っていた・・・。
そして4人は意気投合、2対2というのもあって、そのまま悠馬の部屋になだれ込むことになる。僕は結構ドキドキものだったけど、悠馬にしたら日常茶飯事との事・・・。結局、広いワンルームのベッドで悠馬が、僕は床の上で夫々のパートナーと・・・。セックスをしてしまった。後にも先にもこんなのはこれっきりだったけれど・・。
悠馬が選んだA子は、顔はメチャクチャ可愛いのだが、やや、というか、かなりポッャリ体型。僕の選んだB子は、顔は普通だが胸が大きいのに細身のナイスバディ~な子。2組は同時に始めたのだが、正直悠馬達が気になって自分の方には全然集中ができなかった。何故なら、悠馬の相手のA子が僕のモロタイプだったから・・・。そっちばかり気になっている。
モテる男らしく、寝ているA子の顔に跨ってフェラチオをさせたり、結構強引な事をしている光景が卑猥だった。彼女の口からユックリ抜かれる時に悠馬のペニスが見える。悠馬の勃起したペニスは、多分僕のよりは長いようだが亀頭が小さかったように見えた。そのまま相手の服を脱がせ、太めなのに巨乳ではない彼女の胸を舐めまわし始める。その時の、A子の『あっ・・・ ぁぁぁ。』っていう声が聞こえた時、危うく僕の方が出そうになってしまった。
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20200628
特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第41章
特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第41章
第40章←
俺(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:32歳)と後藤和真(ごとう・かずま:30歳)さんは半年以上、嫁(柴﨑博美:しばさき・ひろみ:27歳)と後藤さんとは約2カ月の関係である。特に後藤さんと俺は友人になっていたから、これを終わらせることになるかもしれないというのはプレッシャーだった。
勿論プレッシャーだけじゃなくて、この日にプレイ(寝取らせ)をちょっと先に進められるかもしれない事にワクワクっていうと変だけど期待感もある。上手く伝わらないけれど、俺が望む(直に博美がセックスしている姿を見る)ような後藤さんと話したことに近づくような期待感と緊張とがない交ぜのようになっていた。
今までは部屋の中で何が起こっているのか?それから嫁がどうされているか?という事がずっと気になっているのが、今から行くことによってどうなるのか?っていう方に頭が一杯になっている。
俺は30分が経ったので部屋に戻った。エレベーターを降りて、部屋の前まではやっぱり凄く緊張する。カードを差し込みドアノブに手を当てた所で、ようやく《博美が今ドアの向こうで、実際に後藤さんにフェラチオしているかもしれないな。》と考えて凄く興奮をした。
その時に“ハッ!”と、いきなり鮮明に《これから博美と後藤さんとのセックスを見るのだ。》と思う。やっぱり気持ちはイッパイイッパイだった。《今向こうで博美が・・・。》と、勿論心の中で判っていたけれど実感としてその時に初めて感じる。
慎重にドアを開けた直後だった。『ああんっ!』って感じている博美の喘ぎ声が聞こえた。
部屋の中は暗かったけれどその声を聞いた途端にいきなり頭が“ガ~ン”ってなる。一気に喉が渇いて心臓がキューっとなって呼吸が苦しくなった。
暗い部屋の中から聞こえる声というのは電話越しとは違って、まず聞こえる声が大きい、そして何よりも足を踏み入れればすぐそこにいる。30分前までは部屋の中で談笑していた博美と後藤さんが暗い部屋の中にいるという事も、部屋の外から入るのと、電話で聞くのとじゃ全然違っていた。ドアからは通路がありベッドが直接見えないのだけど嫁の喘ぎ声が聞こえる。それは廊下に誰かいたら気がつくほどの音量だった。
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超短Ⅱ29 アブノーマル 第7話
第6話←
深山(勝久:みやま・かつひさ:45歳)さんは俯せに寝たままの妻(立花美穂:たちばな・みほ:28歳)のアナル周辺を指でゆっくりほぐしながら〔どんな感じ?〕と問い掛けた。
『くすぐったいような… 気持ちいいような。』
〔流石だね。やっぱ変態ドMの素質あるよ。指入れるから力抜いて。〕
深山さんが指を入れ始めると人差し指が簡単に根元まで入ってしまいます。少しグリグリ
動かすと妻が『あ~ 何か変な感じだけど気持ちいいかも…。』って、深山さんは中指も入れ始めゆっくりと… でも意外と簡単に二本の指が入りました。
〔ペニスを入れたいけどまだ俺の入れるには小さいなぁ。もう少し頑張ればご主人(立花明彦:たちばな・あきひこ:31歳)のなら入るかもよ?〕
『入れてみたいかも…。』
なんと私(立花明彦)も参加する事になりました。しかも私にとって初めてのアナルを。
私も裸になりコンドームを付けて近付くと、深山さんのペニスと自分のサイズとの違いに愕然とします。俯せの美穂に被さりアナルにペニスをあてがい先っぽから少しずつ入れていきました。妻は少し痛そうでしたが、亀頭が入った後はすんなり根元まで入ります。
私と美穂がくっついたまま横向きになり妻を挟んで深山さんが美穂の正面からマンコに挿入し、深山さんが仰向けになり妻と私が俯せになる体勢になりました。私と深山さんがピストンを始めると美穂は息もしずらいほどに感じています。
妻はその体勢で一分もしないうちに、『ダメ! おかしくなる… あ~! あ~っ! 出ちゃう~!』っていう言葉を発してぐったりしました。〔ん? あったかい…。漏らしたな(笑)。ここまでですね。〕美穂は失禁しながら果ててしまいます。
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20200626
中Ⅲ6〖僕は返事ができなかった。〗 第1話
中Ⅲ6〖僕は返事ができなかった。〗 第1話
(原題:愛妻のヌード撮影を見たい旦那―智弘と楓花の場合― 投稿者:流星 投稿日:20200319)
【皆さんにはどんな趣味があるのだろう? それは人に話せるだろうか。皆さんはどんな
望みがあるだろうか。それは叶うだろうか。皆さんはどんな欲望があるのだろうか。それ
は叶えるべきだろうか。
寝取らせ趣味と言うのをご存じだろうか。嫁や恋人を他の男性に肉体関係を結ばせることで興奮する倒錯的性癖の事だ。浮気や不倫と違うのは、夫の公認の行為になる。
僕(星野雅哉:ほしの・まさや:28歳)は結婚しているので、もし寝取らせるなら嫁(星野花蓮:ほしの・かれん:26歳)になる。もちろん、これまで寝取らせた経験などない。それどころか、花蓮は僕にそんな性癖があることすら知らない。
僕も一言も言わないし、全く気配すら出していない。しかし、僕には寝取らせを経験したいという欲望が渦巻いている。恐らく彼女に打ち明けると、驚かれ、呆れられ、拒まれるだろう。】
僕も嫁の花蓮も互いに初めての相手ではない。しかし、社会人になってから、付き合ったのはお互いだけで、二人共浮気など全くなかった。僕が花蓮と付き合ったのは趣味が同じだったからだである。
僕の趣味はカメラだった。学生時代から写真にはまり、風景や人物など撮りまわる。バイトで稼いだお金もカメラ代と撮影旅行費用に消えた。一応は写真の懸賞に応募をしたが、ぎりぎり入賞したくらいで終わる。
大学を卒業してプロのカメラマンになるだけの実力も気概もなく、それでもカメラから離れられなくて、カメラメーカーに就職した。そこで、カメラの開発や企画ができれば良かったのだろうけれど、僕が配属されたのは営業。家電やカメラの量販店に行き、新製品の売り込みをして注文を受ける。まあ、苦労が多く、喝采を受けるのは他部署で、縁の下の力持ち的な仕事だった。
その中で、あるカメラ量販店にいたのが花蓮である。彼女も写真が好きで、僕と同じく写真家になるほどの才能もなく、それでもカメラから離れられずに、売る仕事に就いていた。彼女の印象は、量販店の店員なので決して派手な感じはない。それに身長もそんなに高くなく、平均よりほんの少し低かった。
更に仕事中は立ち続けがちなので、ヒールのある靴を履かないので余計に低く見える。髪もあまり染めずに、肩までのストレートで大人しい印象があった。顔も派手な感じはなかったが、接客で慣れているのか笑顔がかわいい。体型は普通で、どちらかと言うと起伏の少ない印象がある。だが、それは店の制服のせいであり、ある時に私服を見ることがありと、かなり胸は大きく、お尻も丸く可愛く、その時の僕の印象は一言で表すと《当たり!》だった。
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20200625
中F[愛しい妻と僕の性癖について]その18
中F[愛しい妻と僕の性癖について]その18
その17← 20200313
《やっぱり、夫(伊藤瑛司:いとう・えいじ:29歳)は(いい意味の)変態さんだと思う。でも健康を取り戻しつつあるということだから安心をした。セックス体験は瑛司君ひとりだけだから、比べることなんては出来ないけれど、瑛司君のセックスは優しい。私(伊藤恵梨香:いとう・えりか:27歳)を包み込むような優しさに溢れていた。》
《今の時点で、夫以外の人とセックスをしたいと全然思わない。しかい、皆藤(大夢:かいとう・ひろむ)主任との〖食事〗は新鮮だった。それとは別に、瑛司君が喜ぶなら私にそうしてほしいなら叶えて上げたいと思っている。でもそうなったときに夫は本当に私を愛してくれるのだろうか?》
『瑛司君。また皆藤主任と二人きりで会ってもいいの?』って耳元で囁くと、また握っていたペニスが硬くなった。『もう変態さんなんだからうちの旦那様は。』って笑う。
浴室へ突然に入ってきた妻には驚いた。そして、僕のペニスを握る行為に更に驚かされた。
妄想の途中で硬くなっていることを恵梨香に指摘(『変なこと考えてたでしょ? 私のことかな?』)される。落ち着いてじゃれ合っていると、ふいに僕の耳元で、『瑛司君。また皆藤主任と二人きりで会ってもいいの?』って告げられ、思わず興奮してしまった。
妻と皆藤さんの関係が進展するのを期待してしまうのと嫉妬が同居している。《この真っ白な裸の恵梨香を男が抱くのか?》と想像するとペニスが硬くなってしまった。〖寝取らせ〗を告白して以来、夫婦の立場が主客転倒(本来の立場・順序・軽重などが逆転すること。)している。妻に、『もう変態さんなんだからうちの旦那様は。』って云われてしまった。
◇◇◇
シャワーのあと、朝食を二人で食べている際にも、私はちょっと夫をからかってみる。『瑛
司君は主任とどうしても“浮気”をさせたいの?』ハムエッグを頬張っていた彼がむせる。「いゃ・・恵梨香が楽しめたら・・いいだけだょ・・。」と口籠もった。『でもね? 最近元気じゃない! こっちが・・うっふ。』、「えっ? そうかな?」、『私に浮気させて、瑛司君も若い子と遊ぼうとか? 思ってない?』って強めの口調で問い質すと、更にあわてだした。「そんな君を裏切るようなこと・・・しない。」なんだかSの気分になって、『でも私は瑛司君を裏切ってもいいのね。』ってほほ笑んだ。
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20200624
超短Ⅱ29 アブノーマル 第6話
第5話←
深山勝久(みやま・かつひさ:45歳)さんが正常位の体勢になり妻(立花美穂:たちばな・みほ:28歳)のマンコにゆっくり挿入していきます。美穂は顔をしかめますが、痛いのか気持ち良すぎるのか、まだ私(立花明彦:たちばな・あきひこ:31歳)には分かりませんでした。深山さんのペニスが全て入った時、一気に息を吐き出すように『ア~ッ! 凄い! ダメ!』って、妻の表情は快感を堪えています。
ゆっくりピストン運動が始まると美穂が喘ぐというより、時々『あっ! うっ!』って呼吸をするだけで精一杯のようでした。徐々にピストンが早くなり二人とも一気に息遣いが荒くなってきます。そしてとうとう『もうダメ! イク~!』って言葉を発しながら妻は果てました。
深山さんは妻を抱え起こしてキスをします。
〔気持ちよかった? でも俺まだイッてないよ?〕
『気持ちよかったぁ。少し休ませて…。』
〔勝手にイッたから休み無しだぞ。〕
そう言うと美穂を俯せにしてバックから挿入し、今度はいきなり激しく打ち付け始めました。妻は悲鳴のような声をあげながら快感に溺れています。激しいピストンがしばらく続き深山さんもようやく果てましたがしっかり外に出しました。かなりの量が美穂のお尻に放たれ、割れ目に沿ってアナルやマンコの方に垂れていきます。
『あ~ 体中痺れてるしガクガクする~ もう動けない…。』
〔俺はまだ余裕だよ。動けないなら好きにしていい?〕
『え? 中出しはダメだよ!』
〔しないよ。アナルを少し開発しようかな。〕
『え! ダメだよねパパ~』
妻が私に助けを求めます。
《流石にアナルは…。》との思いと、《見てみたい。》という思いが葛藤しますが興味が勝ってしまい深山さんにむかって無言で頷きました。それで深山さんが俯せに寝たままの美穂のアナル周辺を指でゆっくりほぐしながら〔どんな感じ?〕と問い掛けます。
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20200623
超短Ⅱ29 アブノーマル 第5話
第4話← 20200612
深山(勝久:みやま・かつひさ:45歳)さんがおもむろに口を開き〔奥さんドMですね~。ご主人に見せてあげなさい。〕と告げます。私(立花明彦:たちばな・あきひこ:31歳)は《何の事だろう?》と思いながら妻(立花美穂:たちばな・みほ:28歳)を見てると、美穂の体に巻いていたバスタオルを深山さんが取りあげました。
なんと妻がパイパンになっています!
〔最初嫌がってたけど勃起したペニスを見せて、入れてあげないよ? と言ったら剃らせてくれましたよ(笑)。中出しは断固拒否されたけど生挿入はさせてくれました。〕
私は美穂がこんなにM女だったとは知りませんでした。この時点で既に嫉妬で狂いそうになります。
そして、いよいよ二人はベッドに移動し妻と私にとって初めての寝取られが始まりました。深山さんは美穂を私の方に向けて座らせ、深山さんは妻を後ろから抱くように座ります。そして首筋や耳を舐めながら左手は胸を、右手でマンコを愛撫し始めました。美穂は遠慮なく喘いでいます。
触り始めて直ぐにピチャピチャと妻のマンコから卑猥な音が響き、目を閉じ半開きになった口からは吐息が漏れ、時々体をビクつかせています。愛撫が始まり5分もしないうちに妻が「イキそう」と言いました。
〔まだダメだ。簡単には逝かせないよ!〕
深山さんは美穂を寝かせ腕枕して添い寝しながらキスしたり胸を揉んで乳首も刺激しています。寝てるだけだった妻の手が恐る恐る深山さんのペニスに伸び、ゆっくり握り扱き始めました。美穂は深山さんの我慢汁を亀頭に塗り優しくマッサージを始めます。
〔中々いいよ。それ。もっとして!〕
〔フェラしたかったらしてもいいよ。〕
深山さんのペニスが完全に勃起した頃、妻が体を起こし自ら69の体勢になりました。かなり興奮しているのか深山さんの顔に激しくマンコを擦りつけています。
しかし深山さんは、美穂が上手くペニスをくわえられないせいで気持ち良くないのか69は直ぐに終わりました。深山さんは正常位の体勢になり妻のマンコにゆっくり挿入していきました。
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20200622
特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第40章
第39章← 20200616
5月3日はさすがにGWの初日だったので後藤和真(ごとう・かずま:30歳)さんは部屋を一部屋(トリプル仕様)しか予約が出来なかった。嫁(柴﨑博美:しばさき・ひろみ:27歳)は花柄のミニワンピースを着て出かける。会ったときに後藤さんが〔めっちゃ可愛いね。〕と褒めていた。19時頃から3人で食事をしてお酒を飲んで、それから21時頃に部屋に向う。
後藤さんが笑いながら〔博美ちゃんそろそろマッサージ(博美には、〖マッサージ〗という言い訳が絶対に必要。)しようか?〕と口火を切った。嫁が、『えーっと・・・ 将嗣君いい?』って俺(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:32歳)の反応を見ながら問いかける。それに俺が頷くと「それじゃあ・・マッサージ・・よろしくな。」と後藤さんに答えて、俺はその後すぐに部屋を出た。
その時に博美と後藤さんには「2時間で戻るから。」と告げたけれど、実際には、後藤さんと俺が出て行って30分後に戻るという打ち合わせをしている。それで俺はホテル内のラウンジへコーヒーを飲みに行き、30分間待っていたのだけれど、やっぱり今までとは緊張感の種類が違っていた。最初の時も貸し出しの時もすごく緊張はしたけれど、今までは、ある意味違っていた。
後藤さんも、〔柴﨑さんが入って来た時に博美ちゃんがどんな行動や反応をとるかは判らない。〕と言う。俺も、その点は、うまくやるつもりだけど予想以上に取り乱す事があればすぐにでも止めて帰るようにするという対策はしていた。
はっきり言って4月の貸し出し時より緊張は強くなる。あの時みたいにスマートフォンを
見ながら苛々(いらいら)するという訳じゃなくて、どちらかというと今までより考えす
ぎてしまった。俺自身、今まで嫁と後藤さんのセックスは声(スマホ)を通してしか聞いてないのを直接見ることが初めてである。博美がセックスを俺に初めて見られてしまうのにどういう反応をするのかって言うことに凄く興奮した。(前戯までなら初回に経験している。)
今までとはある意味全然違って俺にとっても嫁にとってもセックスを見る(見られる)初めてのことだから凄く緊張する。今回については、俺も流れによって博美に責められるかもしれないとも思っていた。そうなったらその反発の強さによっては、後藤さんとの関係を終わりにしようとさえ思っている。
第41章へ
20200621
超短Ⅱ30 女は恐ろしい生き物 第2話(完結)
超短Ⅱ30 女は恐ろしい生き物 第2話(完結)
第1話← 20200617
嫁(沼田律子:ぬまた・りつこ:25歳)は犬飼浩之(いぬがい・ひろゆき:28歳)の服を脱がせ、彼の乳首を舐め回し片手で浩之のペニスをしごきます。そこで浩之の巨大なペニスを目の当たりにし絶句した。《こんなの無理だよ・・。》と思いながら舐めあげます。
僕(沼田修一:ぬまた・しゅういち:29歳)には見せないねっとりとしたフェラをして味わいながら舐めているのがよくわかりました。犬飼がコンドームを取り出すと嫁はそのままでいいと、なんと生挿入。四つんばいになり早く欲しいとねだります。
僕がこれまで見たことのない光景がだった。挿入に際しネチョっと言う音がリビングに響きます。律子はいままでの声を潜めた状況とは変わり、聞いたことのない喘ぎ声で答えていた。30分ほどのうちに嫁は浩之に何度も逝かされます。
嫁が自ら騎乗位になると、腰使いがとてもやらしかった。犬飼は律子の腰使いに悶絶し、我慢の限界に達し、中出しフィニッシュしてしまった。しかし律子はあせる様子もなく、僕にはしたことのないお掃除フェラを念入りにします。
このあとは何事もなかったかのように二人は服に着替えると、浩之が〔またいいかな?〕と嫁に聞くと、『いつでもいいわよ、こんなに気持ち良いの初めてだから。』ってキスを交わし犬飼は家を去りました。
翌朝嫁は何食わぬ顔をして家事をしています。僕が「昨日あの後どうだった?」と尋ねると、『ちょっと飲んでからすぐ帰っちゃったよ。』って律子は答えた。浩之に連絡して僕は昨日の状況を報告してもらい、なんとか次は3Pに持ち込めるように話を進めます。
僕も浮気した身なのでこれでおあいこのようなものだ。ただ興奮と嫉妬が入り混じり複雑な心境です。だが、ここから嫁がおかしくなっていきました。経験したことのない巨根とテクニックにやられ、律子は犬飼浩之の性処理道具になります。僕の知らないところで嫁が浩之とこっそり連絡を取り合いホテルで密会し、律子は乱れ狂っていた。
次第に僕とのセックスは拒むようになります。嫁は知らぬまにパイパンになり僕の知らないエロ下着なども見つかりました。問い詰めると浩之との関係を認め、これは好機と僕の寝取られ癖に付き合ってもらうべく浩之と嫁と僕で3Pを打診しでついに決行することになります。
3Pを楽しもうと思った僕を裏切る律子の反応にショックを受けました。嫁は浩之の手マ
ンで大量に潮吹きされ、僕が手マンすると浅い反応。僕が挿入すると即座に『浩之のペニスが欲しい。』ってねだり喘ぎ狂う嫁。浩之が正常位で突き上げる中で僕は横から嫁に口でペニスをしゃぶってもらう。あろうことかあまりの嫁の絶叫具合に僕は口でいかされてしまった。
律子が『ごめんなさい。』って言葉を僕に残して、犬飼とのセックスに、『やばい、気持ち良すぎる、壊れちゃう。』って言葉を連呼し、逝き果てます。真面目な嫁が完全に浩之の虜になってしまった。
《本当に女は恐ろしい生き物だ。》
このあとも定期的に嫁の律子と友人の犬飼浩之の関係は続いています。
20200620
長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その13
長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その13
その12 20200618
〔どう? リアルな浮気チンコは? 大志くんに見せてあげたいな(笑)。大志くん、きっ
と喜ぶよ。〕
『ダメ・・・。あっあっ、ダメっダっメっ・・・・・・・・・』
〔なんでダメなの? 大志くんのためにおチンチン入れてもらってるんでしょ? 違うの?〕
『はぁぁぁっ。そ、そうです・・・。』
〔大志くんに見せないなら、ただの浮気になっちゃうよ(笑)。それでいいの?〕
『ダ、ダメですっっ。でもっ・・・。』
彼女(今井沙羅:いまい・さら:21歳)は僕(森山大志:もりやま・たいし:28歳)に報告するのを渋ったようで、早坂(哲朗:はやさか・てつろう:43歳)さんは方針を変えました。
〔じゃあ、今日のことはまだ大志くんに言わないでおこうか?〕
僕には内緒でセックスしようと、誘ってみたのです。それに沙羅はこう答えました。
『ああぁぁぁ、はいっ、はいっ、お願いします。』
早坂さんのペニスの快感の嵐の中、沙羅は何度もうなずいたそうです。それを聞いて、僕はショックと嫉妬と興奮を覚えました。
パンっパンっパンっ・・・!!! 肉と肉のぶつかる音がホテルの中に響きます。早坂さんのピストンが速まるにつれ、沙羅の絶頂も近づきました。
『あっあっあっ!!! ハァぁぁああ・・・!!! イヤっ!!! 逝きますっ!!! 逝きますっ!!!』
沙羅の昂りとともに、早坂さんのピストンの速度が上がります。
パンっパンっパンっ・・・!!!
『はぁぁぁ・・・!! ごめんなさいっ!!! ごめんなさいっ!!! 逝くぅっ・・・・・・!!!』
彼女はカラダを弓なりに反らせて、口を大きく開けて逝ってしまいました。早坂さんは、沙羅のカラダを上から押さえながら、彼女の絶頂の波を楽しみます。そのとき沙羅のおまんこが、ぎゅうぅぅっと収縮するのがわかった。
その14へ
長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その12
長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その12
その11 20200305
早坂哲朗(はやさか・てつろう:43歳)さんはこの今井沙羅(いまい・さら:21歳)の反応に驚いたそうでした。それまでの消極的にさえ見える沙羅の反応に、自ら挿入を求めるとは思っていなかったようです。消極的な彼女にちゃんと言わせてから挿入しようと思っていようたので、ゾクゾクしたと言っていました。
〔そんなに欲しいんだ(笑)。可愛い顔して、スケベだね(笑)。じゃあ、彼氏じゃない、リアルチンチンを入れるよ。〕
沙羅のおまんこに、ピンクのイボイボコンドームを着けた早坂さんのペニスが、ゆっくり挿入されます・・・。
『ふっ、くぅぅぅんんん・・・!! ハァッハァぁぁああ・・・!!!』
小さな沙羅のおまんこには、初め早坂さんのペニス全ては入らなかった。それでもゆっくり挿入して行くと、沙羅があまりの快感に、目に涙をためて、(まだあるの? もう無理ですよ。)って、訴えるように早坂さんを見たそうでした。
その目は逆に、早坂さんのS心を刺激して、《この娘をめちゃくちゃにしたい!》とさえ思わせたのです。早坂さんはペニスを途中までで止めて、沙羅のおまんこが馴染むようにゆっくり拡げた。その間、沙羅は口を押さえ、声を我慢してましたが、沙羅の愛液で滑りを良くしたチンチンを出し入れし始めると、すぐに喘ぎ声をもらしたそうです・・・
〔沙羅ちゃん、すごい濡れてるよ(笑)。このチンチン気持ちいい?〕
『あぁぁぁん・・・ んんん・・・ あっあっあっ!!!』
早坂さんの問いに沙羅は、なかなか答えずにいると、早坂さんが徐々に動きを速め、彼女に深く入るようにカラダを密着させました。
『あああああ・・・! それダメ!!』
ぐちゅりっぐちゅりっぐちゅっぐちゅっぐちゅっ・・・・・・
『はあぁぁぁぁっ!!! あっあっあっあん!』
〔どう? リアルな浮気チンコは? 大志くんに見せてあげたいな(笑)。大志くん、きっと喜ぶよ。〕
その13へ
20200618
超短Ⅱ30 女は恐ろしい生き物 第1話
超短Ⅱ30 女は恐ろしい生き物 第1話
(原題:妻が友人棒にハマるまで 投稿者:マッスル 投稿日:20191206)
僕(沼田修一:ぬまた・しゅういち:29歳)は嫁(沼田律子:ぬまた・りつこ:25歳)に再三寝取られの交渉や3Pを持ちかけてきたが全力拒否され、なにか手はないかと考えついたのが友人の犬飼浩之(いぬがい・ひろゆき:28歳)だった。
犬飼は嫁の律子がタイプらしくいつもベタ褒めしてきて冗談まじりに抱きたいといつも言ってきます。彼に依頼し律子を寝とって欲しいと頼んだところ恐縮しながら了解した。嫁は酒にめっぽう弱く、酔うと理性がなくなり普段真面目なからエロスイッチがすぐ入るのを利用し作戦決行します。
家に浩之を招き、泊りにくる設定で家でまったり飲むことにし、そうそうに嫁が酔っ払うと、私も酔い潰れたフリをし、「寝室に行ってもいい。」と律子を呼んで耳元に打診すると『二人にされても困る。』ってフラフラながら言うので、「ちょっと相手してやってよ、あいつもすぐ寝るから。」というとしぶしぶリビングに戻っていった。
そのあとはリビングに設置しておいたビデオカメラで撮影した状況と浩之から聞いた話で報告します。リビングに戻ってきた嫁に浩之がさらに酒を勧めました。完全に仕上がった律子を見て犬飼はそれを見計らいエロ話を踏まえながら軽くボディータッチをしますが、まったく嫌がる様子はなかったが、胸に手を持っていくと、『ダメだよ!』って拒否。
律子が『旦那が起きて来たらヤバいから。』って、必死に抵抗するのに、浩之が〔修一は酔って寝たら絶対起きないやつだから大丈夫だよ。〕加えて〔あいつもヤッてんじゃん。〕実は、最近浮気がバレて僕は嫁にこっぴとぐ叱られていた。
それが魔法の言葉になったのだろう、律子は拒否をやめて犬飼浩之に体を委ねます。胸を揉みしだき、舌を絡め始めると嫁の下半身が動き出した。服を脱がされブラジャーをはずされると胸があらわになります。カメラ越しでもわかるくらい乳首がピンピンになっていた。
浩之はその乳首にむしゃぶりつき、器用にパンティーも脱がしクリトリスに触るという10分ほど地獄の愛撫をされ律子は逝かされます。二階の寝室で映像を観ていた僕は、ここまで聞こえんばかりのマンコのグチュグチュ音とかすかな嫁の喘ぎでただただオナニーをした。
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20200617
特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第39章
特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第39章
今回(5月)で今までと一つ違う事をしようと俺(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:32歳)は後藤(和真:ごとう・かずま:30歳)さんに話をしていて、それはどんな形でもいいから後藤さんと嫁(柴﨑博美:しばさき・ひろみ:27歳)のセックスを実際に見たいという事だった。その方法については色々と話し合いをする。
ビデオカメラで撮るとか、デジタルカメラで撮るとかそういう事についてもお互いに意見を交わした。しかし、隠れてビデオを撮るのはリスクが高いと思ったし、デジタルカメラで撮ったセックス写真を例え俺と後藤さんだけが見るとしても博美は絶対に嫌がると思う。じっくり話し合いをした結果、最初の時に考えていた事と同じ、途中で俺が部屋に戻ってくる。でも、今までと違って2時間後とかじゃなく後藤さんと打ち合わせた時間に急に戻るという形にした。元々本当は最初もその予定だったけど、直前になり、途中で部屋に戻るのはよそう。と、なったのを今回は実行に移すことにする。
後藤さんは色々と提案してくれた。彼が博美にフェラチオをさせている時に俺が戻ってきて〖見る〗のが俺や嫁の衝撃度は低いのじゃないかという事である。俺が戻っても博美の反応を見ながらそのまま続けられるようならやってみる〖新案〗を提示してきた。それで、次の時は俺がいる部屋で最初からフェラチオをさせる。そういう具合に〔段階を踏んで進めるのがいい。〕というのが後藤さんの意見だった。これには俺も同意見で、《上手くいけば念願の博美の痴態が見られる。》と考える。
5月3日に後藤さんと会う事にするが、嫁は少し最初は渋るというか、躊躇(ちゅうちょ)する感じ。でもGWの初日っていう事と、次の日は博美の好きな映画を見に行く事も予定していると告げた。今回は前回のように後藤さんと二人きりじゃないって事もあって、「また後藤にマッサージしてもらおうか?」、『将嗣君はいいの?』、「俺は構わないよ。」、『じゃぁいいけど・・。』っていう事になる。
因みに、嫁は俺に告げずに黙って後藤さんと、一日一回くらいの頻度でメールをしていた。ただし、内容は俺のパソコン(PC)へ転送してもらったり、後日になるが後藤さんに見せてもらったりしていた。5月3日に会うっていうことは4日前に決めたのだけど、翌日には後藤さんが、〔今週にまた会えるのが楽しみだね。〕というメールを送って、博美も『この前はありがとうございます。私も会うことを楽しみにしています。』っていう返信をしている。
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20200616
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第13回
第12回 20200406
〔あれ! なに? 寝るのにブラつけてるの? なんで?〕
『ダメだってー。今日はちゃんとした格好で寝るの。もうねますよー。はいはい、離れて、離れてください。』
そう言って濃方博美(のうかた・ひろみ:19歳)は先輩(河上正樹:かわかみ・まさき:21歳)の腕を解いて立ち上がり、TVの前で寝れるように、毛布などを持って来ました。河上もちょっと手伝っています。それから博美は机の上を片付け、寝る準備をしていました。
歯磨きが終わった後、河上がTVの前、博美はベッドのほうに行き、電気を消します。
〔おやすみ。今日はごめん。変なことしちゃってさ。〕
『もうダメですよ。ほんとに。彼(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:24歳)最近心配してるし。私ほんとに罪悪感で苦しくなるんだから、さっきので最後ですからね。』
〔ああ、もちろん。〕
『・・・でもちょっとびっくりした。さっきいっぱい出たよね。気持ちよかったの?」
〔ん? すげ-良かったよ。てか電気消したら大胆発言だね。どしたの?」
『んーー。そんなことないもん。いっぱい出たなあって。それだけです。もうこの話おし
まい!おやすみなさいー。』
この後、ちょっとだけ静かになります。その時僕(柴﨑将嗣)はこれで終わりかなと思いました。だけど、《もう何もなくっても、博美が河上と同じ部屋で寝ているんだ。》と思うと帰れません。それでも僕はちょっと離れてコンビニでも行ってトイレを借りて、又戻って来ることにしました。僕は静かにベランダから地面に降ります。隣の部屋の住人にばれるといけないと思い、ゆっくりと道路まで出ました。表通りに出たら、なんか悲しくなりました。
セブンイレブンに着いてから、トイレ行って、雑誌の立ち読みを20分ぐらいしていましたがなに読んでいたかは覚えていません。それから飲み物買って、セブンスター買って、出ました。歩いているとスマホが鳴ります。友達からのメールでした。バイブレーションにしてポケットに突っ込みます。煙草は向こうで吸うわけにはいかないんで、コンビニを出て博美のアパートのそばの公園で吸いました。
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20200615
特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第38章
特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第38章
第37章 20200613
4月の件は、後藤(和真:ごとう・かずま:30歳)さんに今後のメールで色々教えてもらえると思う。とりあえず今は感情がごちゃごちゃで上手く表現できないけど後悔はして無いし、寧ろ嫁(柴﨑博美:しばさき・ひろみ:27歳)への気持ちは高まっている。ちなみに、宿泊などのお礼を兼ねて例の〖セパレート水着〗の写真をメールに添付したら、凄く歓ばれた。
これからどうするかは決めてはいないけれど、後藤さんが嫁のことを後藤さんが女として〔博美〕と呼び捨てにしたりしている事に、俺(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:32歳)は凄く悔しさを感じる。しかし、それと同時に、博美が後藤さんに話しかけている雰囲気とか、今まで知らなかった嫁の大事さとか愛おしさに気づかされた。
俺たちは相変わらず仲が良い。後藤さんとの話をする事は殆ど無かったけど、前に比べると博美が俺に甘えてくる比率が上がった気がする。俺より博美は背がずいぶん低いのだけどちょっとした時なんかに、伸び上がって抱きついてキスしたりする事が多くなった。
4月の〖貸し出し〗後に、後藤さんとは間を空けていましたが5月に再度会いました。間を空けたというのは後藤さんと嫁が会うのは4週間ぶりという事だが、実は俺と後藤さん
とはその間に2度ほど会って酒を飲んでいる。
今回、時間を空けたのは4月の〖貸し出し〗が俺や博美共に少し刺激が強すぎたから、色々と考える時間が必要だったからだ。後藤さんもその事は判っていてくれているようで、逆にメールで、〔もう少し間を空けようか?〕とか気を使ってくれる。また時間を都合して会ってくれて、俺が何を望んでいるのかっていうことなどを色々と話すことが出来た。
話し合いをした結果、結局やり方としては〖貸し出し〗からは一歩戻って、やはり最初のやり方(マッサージ)がいいのじゃないかっていう話になった。4月の事も色々と話しをする。その中で特に気になった、“後藤さんが〔さっきの事だけど、柴﨑さん以外は今言った人だけ?〕に、博美が『・・うん。でも将嗣君には絶対内緒だよ。』”の会話。でも結局、俺自身が怖くなって訊くことができなかった。
後藤さんがその時に、〔こういう事(寝取らせ)をする人達に共通しているのは彼女(嫁や恋人)を凄く愛している事と、彼女の事をもっと、もしかすると本人よりもよく知りたい気持ちが強い。〕と、それを聞いて凄く納得する。俺もそういう気持ちだった。
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20200614